声を失った少年【完結】   作:熊0803

105 / 108
どうも、作者です。

いやー、また評価1つきましたね。想像を絶するつまらなさらしいです。

まあ仕方ないですよね。厨二もSFも興味ない人間からしたらなんだこの生ゴミはってなりますし。つーか自分でもこれどうなんだって思うところありますし。なんなら自分の生ゴミより面白い作品なんて星の数ほどあるのは明らかですもん。

それはともかく、楽しんでいただけると嬉しいです。


97.声を無くした少年の、最後の戦い 5

 静まり返った廊下に、二つの影が疾走する。

 

 

 

 そこに音はなく、気配もなく、そして姿もなく。

 

 一切の存在を感じさせぬ彼らは、一心に自分たちの任務を遂行するためにある場所へ向かっている。

 

 その行く手を阻むものは、誰もいない。だからこそ彼らは訝しげな表情をした。

 

「……妙ですね。視線は感じるのに、A.D.S.に出くわさない」

『誘導されているのだろうね』

 

 通信機越しにしか聞こえない小声で、二人は言葉を交わす。

 

 津西からの放送を受け、ここまでやってきて一度も彼らの前に敵が現れることはなかった。

 

 もう目的地は目の前だというのに、これまで散々群がってきた怪物たちは影に紛れる蝙蝠のように身を潜めていた。

 

 さらには、実験室に向かうにつれて徐々にその気配は少なくなり、今や一匹も側にいない。

 

「とても嫌な予感がします」

『同感だよ。今後もその勘は信じたほうがいい』

 

 オクタの経験上においても、本能的な直感というものは馬鹿にはできないものだった。

 

 それとなく気になった言葉や物、事象に気を引かれたことで、より良い成功を収めた任務も多く存在する。

 

 特に彼自身が防衛本能から発生した人格なので、一層そういった感覚は重宝していた。

 

『……あるいは、自我のない兵器である彼らでさえも恐れるものがいるのかもしれないね』

「そうかもしれませんね」

 

 もとより硬かった表情をさらに引き締めること、しばらく移動を続け。

 

 ついに見えた実験室の扉を、閃光のような速さでナノブレードを起動したオクタが切り裂く。

 

 そして八兎が綺麗な線の入った扉を蹴り壊し、中に入った。

 

 実験室は、想像していた以上の広さだった。学校の体育館の半分ほどはあるだろうか。

 

 文字通り、この場で様々な兵器の実証実験を行うのだろうが……それよりも気にかけるものが、目の前にある。

 

「んんっ、実に荒々しいご登場だ。まさに劇的、怪物にふさわしい無遠慮さ!実に感心しましたよ!」

 

 実験室の中央、二人に背を向けたその男は、甲高い声で賛辞を送り、拍手をする。

 

 手を叩きながら、男はゆっくりと振り返り……その顔を見た途端、オクタたちは仮面の下で渋面を作った。

 

「改めてようこそ、我が天上の箱庭へ!歓迎しましょう、我が芸術作品たち!」

 

 大仰に手を広げたその男は、天井を見上げ高らかに叫ぶ。

 

 二人にはその動きにひどく既視感と、嫌悪感を覚えた。

 

 彼らの記憶の中の男と、今目の前にいる男は全く変わっていなかった。

 

 姉のドクター津西によく似た整った顔立ち、すらりとした長身。銀色のフレームの眼鏡と、その下で光る狂気的な瞳。

 

 忘れようはずもない、ある意味で彼らをどちらとも生み出したと言える、男の名は──

 

『津西、影弘』

「…………」

 

 他の誰より見覚えのあるその醜悪な笑みに、自然と二人の間に濃厚な殺気と闘気が漂い始める。

 

 常人ならば腰を抜かして失禁しているだろうそれに、しかし津西は笑みを保ったまま眼鏡の位置を直す。

 

「おやおや、殺気立っていますねぇ。せっかくの再会なのです、少しは歓談といこうではありませんか?」

「……生憎と、僕はあなたとだけはそんなことはできない」

『同感だね。僕としては再会もしたくなかったところだよ』

 

 津西の軽口に返事をしながら、二人は油断なく、左右からゆっくりと男を包囲していく。

 

 いつでも動けるように、ブレードと拳を握りしめる彼らに、察した津西はより一層愉しそうに口元を歪めた。

 

「おや手厳しい。やはり、再会とは思った通りにはいかないものだ」

『ああ、そうだね。そしてこれで……』

「二度目の別れだッ!!」

 

 踏み込んでから、わずか一瞬の肉薄。

 

 数多の罪人と人外を、またあるいは兄弟たちを屠ったその一撃は……しかし、見事に空ぶった。

 

 いつの間にか消えた津西に、正面から顔を見合わせて混乱する二人に声が投げかけられる。

 

「残念。それはもう少し先です」

「っ!?」

『いつの間に……』

「言ったでしょう?少しは歓談を楽しみましょう、と」

 

 もう一度眼鏡の位置を直して、腰の後ろに手を脅す津西。

 

 余裕を醸し出すその姿勢に、オクタも八兎も迂闊に攻撃するのは危険だと判断する。

 

『……いいだろう。では話でもしようか』

「……兄さん?」

 

 訝しむ目を向けてくる八兎に、オクタは仮面の中で通信機越しに呟いた。

 

《今は情報収集をするべきだ。先ほどの攻撃をどうやってかわしたのかわからない以上、様子を見るしかない》

《……わかった》

 

 僅かに首肯した八兎に、オクタも頷き返して目線を津西に戻す。

 

 変わらず悠然と立つ津西は、自分に意識が向けられたのを理解して口を開いた。

 

「さて、まずは何から話しましょうか。私のこれからの計画?研究?それとも、どうやって君たちの情報を手に入れたのか?なんでもお答えしましょう」

『そうだね。ではまず……どうして生きていたのか、その理由を聞こう』

 

 警戒を緩めず、オクタが冷徹な機械音声で問いかける。

 

 提示したどれでもない……しかし密かに望んでいたその質問に、津西は大きく笑みを浮かべた。

 

「そうですねぇ、君……それとも「彼」と言ったほうがいいでしょうか。君たちにはそこが最も最初に確認すべき事項でしょう。なぜなら……私を殺したのは、君なのだから」

『……よくわかっているね。そうだ。確かに6年前のあの日、この手は確かに君の皮を剥ぎ、肉を削ぎ、その心臓を握り潰したはずだ』

「ええ、その通り。まさにぽっかりと胸に穴が空いた気分。実に良い経験でした」

 

 白衣に包まれた自分の胸に手を置き、懐かしむように津西は虚空を見る。

 

 一見油断しているように見えるその姿に、八兎が動こうとした。それをオクタが手で制する。

 

『では、なぜ今も生きているんだい?人間には致命傷のはずだ』

「またしてもその通り。私はあの時、彼の望み通りに息絶えた……ですが、この身に奇跡が起こったのです」

『奇跡?』

 

 鸚鵡返しに聞くオクタ。津西は笑いながら、白衣のポケットから何かを取り出す。

 

 取り出されたのは、濃い赤紫色の液体が入ったシリンダー。

 

 見ているだけで気分が悪くなるような色のそれに、オクタは目を見開く。

 

『……それは、あの時の』

「そう、我が人生において最大最高の傑作!鬼の遺伝子より作りし最強の変異ウィルス!彼に投与したものを再現したものです!」

 

 ギッ、とナノブレードから軋んだ音が鳴る。それはオクタが柄を握りしめた音だ。

 

 きっと今仮面の下の顔を見たものは、彼のことをまさしく悪鬼のようであると、そう言っただろう。

 

「このウィルスは非常に致死性が強い。生命力の高い特異生命体ですら55%の確率で死に至ってしまう。人間に至っては98%が感染した瞬間に即死です」

『そうだね。彼も薬物への高い耐性がなければ危なかっただろう』

「あの時は嬉しかったですよ。我が人生で最も興奮した瞬間といって良かった……あの〝目覚め〟まではね」

『目覚め?』

「私は死にました、完膚なきまでに。しかし蘇ったのです。私の研究の結晶によって、より完璧な生物として!」

 

 またしても舞台俳優のように大仰な身振り手振りをする津西に、オクタは言葉の意味を考える。

 

 彼は自他共に認める脳筋ではあるが、決して馬鹿ではない。それは元の八幡の高い思考力に由来する。

 

 そして、ここまでのヒントを与えられれば、回答を導き出すのにそう時間はかからなかった。

 

『……そうか。君も、()()したのか』

「イグザクトリー!」

 

 唸るようなオクタの一言に、津西が人差し指を向ける。

 

「あの時、私の心臓を掴んだ彼の手。そこに付着していた彼自身の血液からウィルスが私の血管に入り込み、そして私は適合したのです!この美しく優美なる我が作品に!」

「そんな……」

 

 八兎が驚愕の表情で横を見る。

 

 その視線を受けながら、そういうことか、とオクタは仮面の下で歯噛みした。

 

 

 

 ウィルスの致死率は98%。

 

 

 

 では、残りの生き残った2%はどうなるかといえば……その答えが、今の津西そのものであるである。

 

 6年前、一ヶ月の時をかけてウィルスは八幡の体を変異させた。

 

 同じ肉体となった津西は、その規格外の再生力で蘇生を遂げたのだ。

 

「これは実に多くの力を私に与えてくれました。簡単に特異生命体を捕獲できる力、尽きることのない研究材料、あるいは……同じ遺伝子を持つものを操って情報を仕入れたり、ね」

『……やはり彼女は操られていたか』

「姉に目をつけたのはさすがと言っておきましょう。この惑星の調停者たちの力は伊達ではありませんね」

 

 嘲るような称賛に、再び渋面を作る二人。

 

(……八幡くん。君の考えは正しかったようだ)

 

 苛立ちの反面、オクタは今は眠る本来の体の持ち主に純粋な称賛を送った。

 

 八幡が執拗なまでに津西の過去の資料を漁り、論文を見つけていなければ、組織の情報は更に流出していただろう。

 

 本人は戦闘能力において就いた地位と思っているが、その頭脳と事務能力の優秀さもまた、大きな理由である。

 

「そして私は、この力をより高みへと至らせるためにこの6年間試行錯誤し、改良を加え続けました。おかげで副産物も手に入った」

「……僕たち、劣化版のウィルスをエネルギーにする量産型兵器か」

「おや試作品にしては勘がいい。いささか学習能力を高くしすぎましたか……まあいいでしょう」

 

 突如、津西の纏う空気が変わる。

 

 それまでの自らに陶酔するような空気から、全身に棘を着こんだような鋭利なものへと変化した。

 

 全身を突き刺すがごとき濃密なその闘気に、それまで津西の話に傾いていたオクタと八兎の意識が一瞬で元に戻る。

 

「では今こそ、この6年の集大成を見せましょう。あなたたちという、最高の実験道具を使ってねぇ!」

 

 眼鏡を外し、開眼した津西の瞳は──黄金に染まっていた。

 

 緑色の眼球の中で輝く瞳に息を呑む二人の前で、津西の体はみるみるうちに変異を遂げる。

 

 露出した肌に毒々しい緑色の血管が浮かび上がる。極太のそれに追随するように、色白の皮膚は青く染まった。

 

 研究者らしい、細身で華奢だった体は、大きさはそのままに筋骨隆々の体躯へと変貌を遂げ。

 

 そして、額の中央から一本の角が隆起し──津西は完全なる怪物と化した。

 

「……これは、捕縛は無理そうですね」

『……実のところ、元からそのつもりはないさ』

 

 変異した津西から感じるオーラとも呼ぶべき殺気に、硬い表情で身構えるオクタと八兎。

 

 二人の本能が告げているのだ──あれは、これまで戦ったA.D.S.などとは格の違う()()だと。

 

「──さあ、実験を始めましょう」

 

 そう言った津西が目の前に現れたのは、ほんのコンマ1秒後だった。

 

 かろうじて反応した二人は、それぞれナノブレードの腹で、あるいは交差させた両腕で防御姿勢をとる。

 

 襲いかかった津西の両腕は、そのどちらとも──

 

「柔いですねぇ」

 

 ──容易く、粉砕した。

 

「ぐっ!?」

「っ……!!」

 

 津西は一撃でガントレットを中身ごとひしゃげさせ、また超硬度を誇るブレードを叩き折った。

 

 目を見開くオクタと八兎。その隙に津西は宙を舞うブレードの刀身を掴み、八兎の胸に突き刺す。

 

「がっ!?」

 

 対処する暇すら与えずに特殊スーツを食い破ったブレードの切っ先は、八兎の心臓を刺し貫いた。

 

 苦悶の声を漏らす八兎を津西は思い切り床に叩きつけ、まるで昆虫の標本のように刃を貫通させて縫い止める。

 

「ぐぁああああああああああッッ!?」

「ははははァ、脆いですねぇ!」

『エイビット!』

 

 即座に得物を持ち直し、反対側の刃を振るうオクタだったが……スッと差し出された親指と人差し指で摘まれる。

 

『なっ!』

「んん、遅いですねぇ!」

 

 無造作に、津西の蹴りがオクタの腹に吸い込まれるように入る。

 

《幾らか》》力を込めたそれは、実験室の端までオクタの体を吹き飛ばし、壁にめり込ませた。

 

「ガッ──」

 

 背中に受けた衝撃と、弾け飛んだ内臓の痛みに、仮面の中で血を吐く。

 

 瓦礫とともに床に落ち、仮面の緊急機能が起動して縁から少なくない黒血が流れ出した。

 

『くっ、なんというパワー……』

「おやおや、こんなものですか?少々拍子抜けですねぇ」

 

 膝をついたオクタに、津西は青い顔に裂けるような笑みを浮かべて言う。

 

 わかりやすい挑発に、オクタは呆れと怒りをないまぜにした顔で笑うと予備のブレードを取り出した。

 

 ボタンを押して起動したブレードの両端から刃が伸び、それを支えに立ち上がったオクタは津西を見据える。

 

 津西の足元では、八兎が動かないまま横たわっていた。

 

「……フゥ」

 

 それを見ながら腰を落とし、起動ボタンの隣にあるボタンを押して柄を伸ばすと両手で握り、構えをとる。

 

『……ノスフェラトゥナンバーズ2、オクタ。参る』

「さあ、もっと私を楽しませてください!」

 

 両手を広げて叫ぶ津西に、オクタはカッと目を見開いて突撃する。

 

 疾風の如き速さで駆け抜け、床に深い陥没を作りながら渾身の突きを津西の心臓めがけて繰り出す。

 

 

 

 ガキィンッ!!

 

 

 

 しかし、並の人外であれば上半身が消し飛ぶほどの一撃を、津西は受け止めた。

 

 数メートルほど後退したものの、奪われたブレードの腹にはヒビの一つも入っていない。

 

「いい一撃です。しかしいささか軽いですねぇ」

『ほざけ!』

 

 荒々しい言葉遣いとともに、オクタの怒涛の攻勢が始まる。

 

 長年の任務の中で培った両刀の技、肉体が自壊しないギリギリまで解放した身体能力、強靭な精神。

 

 それらすべてを殺戮機構たる自らの人格で統合し、目の前の対象を仕留めるために全力で行使する。

 

 結果的に作り出されるのは、ずべてを破壊する究極の乱舞。壁を、床を、空気さえも破壊する嵐の体現。

 

 それはあるいは、転力剛身を用いた陽乃でさえ手も足も出させずに、確実に殺すことができただろう。

 

「ははははははははははははははは、実にいい!実にいいですねぇ!」

 

 相手が、最強にして最悪の怪物でなければ。

 

「数多の戦闘経験と規格外の性能から作り出される異常なほどの戦闘能力!やはり君を選んで正解だった!」

『くっ……!』

 

 あらゆる人外を圧倒するだろう攻撃を、しかし津西は哄笑をあげながら余裕で凌いでみせた。

 

 武器はおろか全身を使って攻撃するオクタに対して、まるで子供の拳を受け流す大人のように片手で弾く。

 

 オクタが十の斬撃を放てば、津西は一歩も動かず、ブレードを一振りするだけで掻き消してしまうのだ。

 

(なんという、生物……!)

 

 あまりに理不尽なまでの力に、無限の再生力で支えられていた体力が徐々に減り始める。

 

 完成されていた動きは少しずつ精彩を欠きはじめ、斬撃の結界はただ数の多いだけの攻撃に成り下がる。

 

「しかし、足りないッ!」

『っ!』

 

 それを嘲笑うように、津西の一振りでオクタのブレードの片方が根元から切り飛ばされた。

 

 自らの出せる最高の技をあっさりと破られ、さしものオクタも驚愕してたたらを踏む。

 

 しかし、停止しようとする思考を本能がつなぎとめ、踏み込んだ体制の津西に突きを放った。

 

「私が改良したこの肉体は、よりスピーディーに!」

 

 それさえもあっさりと受け止めた津西は──掴んだ左腕をブレードで切り落とす。

 

「ッ!!」

「よりパワフルに!」

 

 切り離された腕を投げ捨て、先端の鋭い手刀がプロテクターを、背中のジェットパックごと貫く。

 

「ギ、ァ……!」

「そして、よりパーフェクトなのですッ!」

 

 逆手に握られたブレードの刃が、左肩から心臓を貫くように刺し込まれる。

 

「ご、プッ……!」

 

 大きな筋肉や神経、骨、そして肺を串刺しにしたブレードに、オクタは先ほど以上の血を吐く。

 

 そのまま後ろによろめくと、ずるりと津西の腕が胸から引き抜かれ、さらに多くの血が流れ出した。

 

「ガ、ァ……」

「おやおや、苦しそうですねぇ。その仮面のせいでしょうか。今私が……剥がして差し上げましょう」

 

 ズパッ、という音とともに、津西の手に握られたブレードが振り下ろされる。

 

 やや左斜めの軌道を描くその一閃は、風圧だかでスーツを吹き飛ばし……仮面とともに、上半身を切り裂いた。

 

 

 

「ッ──────────」

 

 

 

 白と黒に染まり、明滅を繰り返す視界の中で、ゆっくりと倒れていくオクタの体。

 

 仮面が壊れたことにより、強制的に固定されていたオクタの意識は急速に休眠状態へと落ちていった。

 

 その最中、オクタは残った右腕を伸ばし、脳裏によぎった自らの本来の人格に想いを馳せて──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(すまない八幡くん。僕では…………勝て…………な……か…………った…………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、オクタの意識は闇に落ちた。




読んでいただき、ありがとうございます。

というわけで、このフロアの特化型は博士自身でした。

オクタ、八兎、敗北。

次回は後半、さてどうなる?

コメントをいただけると嬉しいです。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。