黒江が好きぃぃぃぃぃ!!   作:ユルい人

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旅行2

死闘を繰り広げた二宮さんが起きるのを待つ事数時間。目覚めた二宮さんに俺、太刀川さん、堤さんは無言で抱きつき背中を叩いた。

 

「……情けないところを見せたな……」

 

「あの時の二宮さんをそんな風に思う人はいません。もしいたら俺がお尻百叩きの刑に処してやります」

 

「だな。俺も情けないどころか、あの時の二宮の姿は格好良いとすら思っちまったし」

 

「少なくともあの時のお前を見て情けないと思う奴はここには一人もいないぞ。寧ろ感謝してる位だしな」

 

「……そうか」

 

そっと呟いた二宮さんとの間にしばしの静寂が訪れる。そんな二宮さんを心配そうに見ていた俺達だったが、ふいに、ふっと笑った二宮さんはベットから起き上がり右手を上げる。なるほど。

 

右手を上げた二宮さんの意図に気付いた俺達はにやりと笑い合い同じく手を上げ

 

パーン

 

「お疲れさん」

 

「ああ」

 

パーン

 

「ありがとな」

 

「ああ」

 

パーン

 

「格好良すぎですよ」

 

「ふっ」

 

綺麗に鳴る音と共に二宮さんの気分が晴れる。鼻を鳴らし当然だと言わんばかりの顔をし軽く笑う二宮さんに俺達も自然と笑みを浮かべる。

 

「風呂に行くぞ。付いて来い」

 

「「「おう!」」」

 

俺達はちょっとテンションが高かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペンションの近くには露天風呂があるらしいが徒歩で行くにはちょっと距離がある。二宮さんの車に乗って行ってもいいんだが、どうやらシャトルバスが出ているようなのでそちらを利用する事に。どうせなら二宮さんにも気兼ね無く風呂を楽しんで欲しいしね。二宮さんを先頭にシャトルバス乗り場まで皆で歩いて行くと、丁度バスが来ていたのでパタパタと駆け込み乗車する。バスの中にはまばらながらに人が居たのでそれぞれ別れて座る。出来れば黒江さんの隣が良かったんだけどなぁ。あ、黒江さんが座ってる所の通路挟んで反対側が空いてる。やったー。座ってる黒江さんに小さく手を振り空いてる席に向かう。

 

「すみません、ここ良いですか?」

 

「どうぞ」

 

物静かそうなお姉さんに軽く頭を下げ隣に座る。これ以上乗る人がいないのか発車しまーすという運転手さんの掛け声と共に出発。温泉に向け車が動き出す。時間にしたら7、8分で着くらしいのでそれまで黒江さんを見ていようかなーと思っていたら隣に座ってたお姉さんに肩をちょんちょんとつつかれる。なんだろと思い振り向くとほっぺに指が刺さる。ん?

 

「なんでしょう?」

 

「なんとなく」

 

そう言って外を見るお姉さん。え?なにがなんとなくなの?

 

不思議なお姉さんに首を傾げていると横から殺気。振り向く。なんかしゅんしゅんと白いオーラを放つサイヤ黒江さんがまじで殺すぞお前みたいな顔でこっちを見ている。嘘だと言って。てか隣の席の人にしゅんしゅん当たってますよ。うおおお見たいな顔して窓に張り付いてますよ?ん?なんでしょう?

 

またと肩をつつかれたので振り向く。ポッキーが口に入る。え?どういう事?

 

「さっきの、お詫び」

 

それだけ言ってまた外を見るお姉さん。なんか微妙に肩が震えてるけどどうしたんだろってあっつ!なんかあっつ!反対側から熱気のような何かを感じ振り向く。

 

「おおう……」

 

コォォォォォって感じに熱気を放つ魔神が居た。隣!隣の人死んじゃう!ああ、でもなんか「この、程度で、私を、倒せると、思わない事だ………!」とか言ってるからまだ大丈夫なのかな!?いやでも!

 

「おい、田中」

 

「ままままま、待って下さい!貴女は何か勘違いをしている!俺は別にやましい事はなにも、ん?」

 

迷惑にならないよう小声で弁解しているとまたもつつかれたので振り向くと口に飴を突っ込まれる、

 

「あ、あげる………プフ」

 

「ほうもありはほうごはいまふってあっづ!」

 

もう見なくても分かる熱気と怒り。そしてお姉さん。貴女楽しんでますね?笑い声抑えきれてませんよ?どうするんですかこれ。俺下手したら殺されてしまうんですが?見てくださいよ黒江さんの隣の人。歴戦の弓兵みたいな顔で「ロォゥゥゥゥゥ・アイアス!」とか言いながらオーラを防ぎ始めたんですけど。なにあれ?英霊?黒江さん。この人は俺をからかってただけです。俺は貴女一筋なんです。だからそのオーラを引っ込めてくれませんか?ダメ?ですよね。

 

「プフ………プフフ」

 

お姉さん。お尻百叩きしますよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんね」

 

バスが目的地に到着した瞬間オーラを受け続けた俺は黒江さんに全力でごめんなさいをし、隣でオーラを受け続けた人と「大丈夫ですか?」「答えは得た」「そうですか?」「ああ、大丈夫だよ。俺もこれから頑張っていくから」「はい。頑張って下さい」みたいな会話をしてたらお姉さんに謝られた。

 

「乗ってくる時の二人が可愛いくってついちょっかい出しちゃった。彼女さんもごめんね」

 

「か、彼女……」

 

「?違うの?」

 

「い、いえ、違いません、けど……」

 

そう、と呟いたお姉さんはバックをごそごそと漁り小さな箱を取りだす。

 

「あげる」

 

「え?」

 

結構お高そうなショコラの箱を前に黒江さんが戸惑いの声を上げていると、お姉さんは黒江さんの手を取り箱を持たせる。

 

「お詫び。二人で食べて」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「気にしないで」

 

それと本当にごめんね。と言い残し去っていくお姉さん。なんか不思議な人だったなぁ。ん?なんですか?

 

「………あーん」

 

いっただきまーす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

露天風呂に着き男女別々に別れる。別れる時にお約束の「覗いちゃダメよ?」が加古さんから繰り出されたが、男性陣は揃って「ないないない」と手を振り答える。冗談だったのに完全否定で返された加古さんはちょっと拗ねたように頬を脹らましあっかんべーをしてから黒江さんと木虎さんの手を引き女湯へ入って行った。

 

「加古さん拗ねちゃいましたね」

 

「ほっとけ。すぐ忘れる」

 

気にするだけ無駄だと言い男湯に入る二宮さんに続き暖簾をくぐり、各々空いてるロッカーに脱いだ服を入れ湯船へGO!

 

「先に体を洗え」

 

はい。

 

 

 

 

 

かっぽーん。

 

「ァァァァァ………」

 

き、気持ちいい………熱々な温泉に浸かる瞬間はどうしてこんなに気持ちいいんだろ……ァァァァァ………

 

自然と喉から出る声。露天風呂の良さは外との気温差があればあるほど気持ちいい気がする。肩から上がひんやりする中体はポカポカ最高です。

 

そんな風に体を洗い終え気持ち良く湯船に浸かり温泉を満喫しているとサウナの前で見覚えのある3人組みの姿が。

 

「俺熱いの苦手だから二人には敵わないと思うなぁ。なんせAB級1位の二人だし」

 

「いやー。俺も熱いの苦手だからお前らには勝てないと思うぞ?ボーダーの強さとサウナに強いのじゃ全然違うだろうし」

 

「俺はどちらかと言えば寒い方が得意だからあまり熱さに強いとは言えん。まさか俺が苦手だと認めるものに負けるに二人じゃないよな?」

 

「いやいや、俺は得意じゃないどころか苦手だから。まあ頑張るけどな。苦手なりに」

 

「まてまて、俺はお前の苦手よりもっと苦手な自信があるぞ?まあでも、勝っちゃうかもなぁ。俺強いし」

 

「今日は運転と加古の世話で疲れてるからな、もしかしたら普段より体力が落ちてるかもしれん。まあそれなりに耐えてみせるがな」

 

「「それを出すのはずるいだろ?」」

 

「冗談だ。さっさと入るぞ」

 

おう!と気合いを入れサウナに入っていく3人。あの人達はどこでも楽しそうだからなによりです。謎の勝負をしだした3人がサウナに入って行くのを見送り雲一つ無い空をボーッと眺めているとベルリンの壁より高い仕切りの向こうから聞き覚えのある声が。

 

「ああ!まさか双葉ちゃんとお風呂に入れるなんて!加古さん!旅行を計画してくれて本当にありがとうございます!」

 

「ちょ!触んないで下さい!」

 

「どういたしまして。でもなんか木虎ちゃん普段よりテンションおかしくない?」

 

「これがデフォです!ね、双葉ちゃん!」

 

「ぎゃああ!抱き付くな!」

「あの、木虎ちゃん。双葉が嫌がってるみたいだから、あんまりいじめないで欲しいんだけど」

 

「いじめじゃありません!触れ合いです!」

 

「は、な、れ、ろぉぉぉぉぉ!」

 

「触れ合いにしては、木虎ちゃんの顔がちょっとおかしいんだけど……」

 

「デフォです!」

 

「いや、そんな顔で広報任務してたらスケベ親父の巣窟と思われるわよ?」

 

「ぐ、どこにこんな、力が」

「無問題です!女の子ですから!ああもう!かぁいいー!」

 

「ぎゃぁー!やめろぉぉ!顔を近付けんなぁぁ!」

 

「…………ふぅ、良いお湯」

 

「ちょ、加古さん!諦めた顔してないで助け「お持ちかえりー!」ぎゃぁー!」

黒江さん。頑張って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疲れを取りに来たはずの温泉に来て出来上がったのは茹で蛸3人衆とぐったりする黒江さん。それとアザだらけの顔をツヤツヤさせてる木虎さん。

 

「木虎さん。痛くないんですか?」

 

「無問題」

 

「いや、顔にアザついてますよ?」

 

「温泉って素晴らしいわ……いや、本当に素晴らしい……」

 

「木虎さん大丈夫ですか?」

 

「幸せすぎてどうにかなりそう………」

 

聞いてます?

 

そんなトリップする木虎さんを正気に戻そうと肩を揺らしていたら、加古さんから牛乳を手渡された。

 

「はいこれ」

 

「どうもです」

 

「良いお湯だったわね。皆も楽しんでたみたいだし」

 

「通常と違う楽しみ方をした人もいましたけどね」

 

「それもまた旅行の醍醐味よ。旅行先だと普段見れない姿が見れるって言うね」

 

「最後はほぼ別人になってましたけどね」

 

茹で蛸ぐったりトリップ組が復活するまで加古さんと牛乳を飲みながら雑談していると、先程バスで会ったお姉さんの姿が。あ、こっち来る。湯上がりなのかまだ若干火照った顔をしたお姉さんは俺の視線に気付くと、トコトコと近付きバッグをガサガサ。

 

「あげる」

 

「あ、どうも」

 

塩キャラメル味の飴をくれた。うまっ。

 

「ん?誰?」

 

「バスで隣になったお姉さんです」

 

飴をコロコロしながらお姉さんを紹介すると、お姉さんは加古さんに頭を下げた後バッグをガサガサ。

 

「どうぞ」

 

俺と同じ飴を加古さんにあげた。

 

「あら?私にもくれるの?どうもありがとう」

 

「趣味なのでお気になさらず」

 

「飴をあげるのが趣味なの?」

 

「可愛い人にお菓子をあげるのがです」

 

「あらやだ、貴女良い子ね?」

 

「それほどでも」

 

見た目と違ってコミュ力高いなこの人。

 

あっさりと加古さんと意気投合したお姉さんにちょっと驚きつつ、茹で蛸3人衆に水を与え貰った氷をタオルで包み額へぺたり。トリップした木虎さんは他の人の邪魔にならない場所へ運び、ぐったり黒江さんを団扇でパタパタ。

 

「本当にあの人はもう……」

 

「黒江さんと旅行に来れたのが嬉しくて仕方がないんですよ。あれは木虎さんなりに嬉しさを表現したんじゃないですか?」

 

「その気持ちは嬉しいですが、もうちょっと違う表現の仕方と言うものが、ん?なんですか?」

 

「牛乳です。俺が飲んでた物ですが良かったらどうぞ」

 

「どうぞって、それ、田中さんが飲んだ……」

 

「はい」

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………分かっててやってるでしょ」

 

「はい」

 

持っていた団扇を奪われぺしぺし叩かれた。

 

暫くの間叩いてくる黒江さんに抵抗する事なくぺしぺしされていると、茹で蛸から復活したのか3人がゆっくりと体を起こす。

 

「俺とした事が……」

 

「なにが俺とした事がだよ……一番ムキになってたの二宮だろ……」

 

「それより最後の方諦めて出ようとした俺を無理矢理引き留めたのはなんでだ……?」

 

「「なんとなく……」」

 

「ふざけんなよ……」

 

「「すまん……」」

 

どうやら立ち直ったご様子。それならばと木虎さんを見る。虚空に向かいなんか力説している。あっちはまだ掛かるか。

 

「あら?3人共もう大丈夫なの?」

 

虚空に向かい熱の籠った演説をする木虎さんを眺めながら黒江さんにぺしぺしされていると、加古さんがお姉さんを引き連れやって来た。お姉さんは復活した3人にそれぞれ飴を手渡す、え?あの3人も可愛いに入るの?知らないお姉さんから突然飴を3人は頭に?を浮かべながらも飴をパクリ。おお、確かにちょっと可愛いかも。あ、今度は木虎さんのに飴あげてる。首を傾げながらも飴を食べた3人をちょっと可愛いかもと思いつつトリップする木虎さんの口に飴を突っ込むお姉さんをみていると加古さんがやって来る。

 

「あの子面白いわね」

 

にやりと笑った加古さんが黒江さんの隣に座り黒江さんの頭を撫で撫でしながらお姉さんを見る。

 

「面白いと言うか不思議な人ですよね」

 

「田中君はああいう子嫌い?」

 

「いえ、お菓子くれるし好きですよ」

 

「おま」

 

「黒江さんの方がもっと好きですけど」

 

「…………」

 

「もっと好きですけど」

 

「…………」

 

「凄い好きですけど」

 

「…………うん」

 

「ごちそうさま」

 

お粗末様です。

 

 

 

 

 

 

不思議なお姉さんと別れペンションに戻る頃には既に日が暮れていた。

 

「よし!飲もう!」

 

「バーベキューの準備が先だろ」

 

「飲もう!」

 

「話しを聞け」

 

完全復活しテンション高く叫ぶ堤さんを嗜める二宮さん。堤さんの首根っこを掴み太刀川さんを交えてテキパキと準備する二宮さんはやはり奉行様。同心達と共に手際良くバーベキューの準備に勤しむ奉行様達の元へ後ろで手を組んだ加古さんがひょっこり顔を出す。

 

「私も何か手伝おうか?」

 

「「「手は足りてるから大丈夫」」」

 

見事なハモリっぷり。100点です。

 

「でも人手があった方が良いでしょ?」

 

「「「バーベキューの準備は男の仕事だから」」」

「そうなの?」

 

「はい」

 

聞いてくる加古さんに即答。3人からぐっと親指を立てられる。こちらこそありがとうございますです。俺達の答えに、ふーんそうなんだ。と呟いた加古さんが「なら私はデザートを作るわね!」と言い出した瞬間3人から強烈なアイコンタクトが。大丈夫分かってます。両手をパチンと叩き提案する加古さんの肩をトントンと叩く。

 

「加古さん加古さん。折角だから浴衣着てみませんか?」

 

「ん?浴衣?」

 

「はい」

 

「そんな物あるの?」

 

「はい。さっき部屋を見た時引き出しに入ってました。俺、加古さんの浴衣姿見たいです」

 

ちなみにこれは嘘じゃない。背が高くスタイルも良い加古さんなら浴衣がとっても似合うと確信出来る。

 

俺のお願いにちょっと照れたように顔を赤くした加古さんはポリポリと頬を掻きながら3人をちらり。

 

「確かに加古ちゃんの浴衣姿は見てみたいな。こういう時でもないと見れないだろうし」

 

「だな。加古ならチームの隊服を浴衣にしてもいいんじゃないかと思う程似合いそうだ」

 

「俺もそこそこ付き合いが長いが、確かに浴衣を着たところは見た事ないな」

 

「見たいな」

 

「な」

 

「ああ」

 

「そ、そう?そ、そんなに見てみたい?」

 

頷き異口同音で見たいと伝える3人に。にへらっと笑った加古さんが「じゃ、じゃあちょっと着てくるわね!」と言いパタパタとペンションに入って行く。加古さん可愛いなおい。ん?なんですか?

 

服の裾をくいくい引っ張られたので振り返る。黒江さんがじーっと見つめている。

 

「………黒江さんの浴衣姿、見せてくれます?」

 

コクりと頷いた黒江さんが加古さんを追うようにペンションに入って行き、その後を追うように木虎さんがペンションに入って行く。黒江さん。頑張って。さ、デジカメの準備準備、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、本当に浴衣があるわ。凄いわね。あ、双葉と木虎ちゃんも来たの?二人とも浴衣を?」

 

「はい」

 

「はい!」

 

「木虎先輩」

 

「なーに?」

 

「着替え中変な事したら2度と口聞きませんから」

 

「………はい……」

 

「ふふっ、二人とも浴衣の着方は分かる?良かったら教えてあげましょうか?」

 

「お願いします」

 

「加古さん浴衣の着方分かるんですか?」

 

「女の子ですもの。当然よ」

 

「なんか加古さん嬉しそうですね」

 

「確かに。なんか凄く可愛いわ。あの3人が楽しみにしてるからですか?」

 

「そうよ?期待されて嬉しくない女の子なんていないでしょ?双葉も木虎ちゃんもそうじゃないの?」

 

「私は、別に」

 

「浴衣かぁ。亮平君褒めてくれるかしら?えっとこれはどうやって着れば、え?なんで叩くの?今私なにかした?」

 

「別に」

 

「ふふっ。さ、二人ともこっち来て。着付けしてあげるから」

 

「「はーい」」




次で旅行終わります。

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