鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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今回は文化祭メインイベント。

Dの答え合わせは次回かな。

では、どうぞ。


地獄の鬼ごっこなんだよな

 

 

刃「‥‥‥行ったか」

 

一夏「‥‥‥はぁー‥‥‥何だってこんな目に‥‥‥」

 

刃「では、問い。この事態に陥った原因は?」

 

一夏「あー‥‥‥答え。だいたい生徒会長の楯無さんのせい」

 

刃「はい正解、花丸をあげよう‥‥‥ってヤバい、逃げるぞ」

 

一夏「お、おう!」

 

箒「一夏ぁぁぁぁぁ!何処にいるー!?」

 

セシリア「刃さぁん、何処ですのー!?」

 

 

 

背景束姉さん。

 

死にそう(語彙力低下)。

 

何だってこんな事態になっちまったんだ‥‥‥。

 

っつー訳で話は約1時間前にさかのぼる。

 

 

 

刃・一夏『灰被り姫ぇ?』

 

楯無「そう。まぁ正確には《観客参加型シンデレラ》なんだけどね」

 

刃「へー‥‥‥で、立案はたっちゃんが?」

 

楯無「そうよ?」

 

一夏「劇って言うぐらいなんですから何か台本はあるんですよね?」

 

楯無「え?無いわよ?ほっとんどアドリブ」

 

刃・一夏『は?』

 

楯無「そんな怖い顔しないでちょうだいよ」

 

刃「‥‥‥まぁこの際アドリブだなんだかんだは置いといて、ナレーションはどうなってんです?」

 

楯無「当然、私がするわ」

 

一夏「じゃあ先生たちへの許可は取ってんですか?」

 

楯無「もちろんお酒とかもろもろで入手済みよ?」

 

刃「場所はどうなってんです?」

 

楯無「とりあえず、こことここ。ちゃんと使用許可は取ってあるから安心しなさいな」

 

一夏「‥‥‥はぁー」

 

刃「何なんだこの手の入りようは‥‥‥」

 

 

 

もはや呆れを通り越して脱帽レベル。

 

いや割とマジで。

 

何なんだたっちゃん。

 

そこまでして俺らを使いたいのかよ。

 

 

 

一夏「それで?ルールはどうなってるんです?」

 

楯無「ルールは単純明快。貴方たちは王冠を取られないようにひたすら逃げまくるだけ」

 

刃「‥‥‥それから?」

 

楯無「もし貴方たちから王冠を取る事が出来れば取った人が同室になるって訳。あ、ちなみに渡そうとしたらダメよ?」

 

一夏「なんでです?」

 

楯無「それはひ・み・つ。始まってからのお楽しみよ?」

 

刃「へー、で‥‥‥いつ始まるんだ?」

 

楯無「え?もう十分も無いわよ?」

 

刃・一夏『ファッ!?』

 

 

 

という訳で特別衣装に変更。

 

‥‥‥っつーかさぁ。

 

 

 

刃「俺の衣装これ明らかにあれじゃん、兵隊が着るような軍服じゃん。王冠ですらないじゃん」

 

楯無「ちょっと違いがあった方が面白いじゃない」

 

刃「ちょっと所じゃないんですがそれは」

 

一夏「お、終わりましたよ楯無さん」

 

楯無「あら、一夏くんも似合ってるじゃない。その王子様の衣装」

 

一夏「‥‥‥というかなんで中にISスーツ着なきゃならないんです?」

 

刃「確かに。俺も中にISスーツ着てるぞ」

 

楯無「それはまだ言えないわ。さ、いってらっしゃい?」

 

刃・一夏『へーい』

 

 

 

そうして俺たちはステージに登っていった。

 

それが地獄の鬼ごっこだという事に気づかずに。

 

 

 

楯無『むかーしむかしあるところに、シンデレラという一人のお嬢様がいました』

 

一夏「お、意外と普通‥‥‥?」

 

刃「‥‥‥と、思うじゃん?」

 

 

 

普通に始まるかと思いきや、ところがぎっちょんそうさせてくれないのがIS学園。

 

たっちゃんがやらかしました。

 

 

 

楯無『‥‥‥と、思われがちですがシンデレラが一人‥‥‥というのはここIS学園においては全くの嘘ッ!英、独、仏、日、中、各国から集った精鋭たちが王子と兵士の王冠、そして帽子に隠れる機密文書を狙うッ!はたして王子と兵士は無事に王冠と帽子を守る事が出来るのかッ!?』

 

刃・一夏『‥‥‥へっ?』

 

楯無『灰被り姫と王子と兵士の舞踏会!今宵はどんな舞いを見せてくれるのかッ!?』

 

 

 

たっちゃんがぶっ飛んだナレーションを終えたと同時にりーちゃんが襲いかかる。

 

っつーかなんでこうなった!?

 

 

 

鈴音「そこだぁぁぁぁぁ!!」

 

刃「イッチー伏せろ!!」

 

一夏「うわっ、あっぶねぇ!?」

 

鈴音「ちぃっ、外した!!」

 

刃「に、逃げるぞ!!」

 

一夏「お、おう!!」

 

 

 

 

ステージから飛び降りた瞬間、ついさっきまでいた場所に弾が飛ぶ。

 

あの精密狙撃はやっぱセッシーか?

 

 

 

セシリア「‥‥‥っ、外しましたわ。シャルロットさん、フォローを」

 

シャル「任せてセシリア。上手いこと狙撃ポイントまで誘導するよ」

 

 

 

ヤバい、真面目に命の危機を感じた。

 

これはアカン、マジでアカン。

 

 

 

刃・一夏『どうしてこうなったぁぁぁぁぁ!?』

 

 

 

次回に続く!!




という訳で次回に続きます。

答え合わせは次回のさらに次回かな‥‥‥。

では次回の更新でお会いしましょう。

感想等いつでもお待ちしてます。

ではでは(。-∀-)ノシ

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