鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
もしも、一夏が女の子だったら、という話。
(あ、あれ?アンタ織斑千冬だよな?の後半からです)
IS学園に入学したはいいが、なんか一夏が違うんだよな
さぁて、入学したはいい。
束姉さんにわざわざ入れさせてもらったんだが‥‥‥。
‥‥‥イッチーの様子が変でゴザルぅ。
あれ、アイツ女装の趣味あったっけ?
いや、そんなはずはない。
しかしなんだ?
あのイッチーの胸には膨らみが‥‥‥。
刃「ど、どういう事だ‥‥‥?」
一夏「おーい、どうしたの~?」
そう、イッチーが女の子なのだ。
‥‥‥何故こうなった。
異変に気づいたのは数日前束姉さんのラボで見たニュース。
何故気づいたか、というと、話を要約すっとこう。
『あの世界最強、ブリュンヒルデの織斑千冬の妹‥‥‥織斑一夏がIS学園に入学する事がわかった。適正は誰にでもある訳ではないから、これは奇跡だ』
という事。
さて皆様はもうお気づきだろう。
では、答え合わせと行こう。
『あの世界最強、ブリュンヒルデの織斑千冬の"妹"‥‥‥』
‥‥‥妹。
聞いた瞬間、一気に思考がフリーズした。
は?どういう事だ?‥‥‥と。
そして、今に至る。
‥‥‥つまり、この状態はというと。
『二番目の男性IS操縦者になるはずが、世界初の男性IS操縦者になっちゃったんZE☆』
という事。
何故こうなったし‥‥‥。
刃「‥‥‥はぁー」
一夏「えっと‥‥‥大丈夫?」
刃「あー‥‥‥大丈夫、多分」
一夏「ならいいや。あ、俺は一夏。織斑一夏だよ」
ふむ、ここでのイッチーはいわゆる性格が男勝りな女の子、すなわち艦○れでいう所の天龍ちゃんポジな?
まぁいい、挨拶くらい返しとこう。
刃「ん、よろしくな。俺は楠上刃だ」
一夏「で、どうしてここに?」
刃「‥‥‥それ聞く?」
一夏「あ、あー‥‥‥ごめん。確か‥‥‥」
刃「不名誉にも世界初の男性IS操縦者ですよこんちきしょう」
一夏「あ、あはは‥‥‥」
あー、これはあれだ。
間違いなく俺が狙われるパターンだこれ。
やべぇよやべぇよ。
はぁー‥‥‥。
気が重いぞこんちきしょう。
‥‥‥さて、と。
嘆いてばかりいられないな。
これは仕方ないと割りきるしかない。
よし、意外といけるかもしれないぞ?
一夏「あ、そろそろ先生来るからまた後でね」
刃「あぁ、わかった」
そして、みんなご存じの先生、山田真耶先生がクラス内での自己紹介をするように指示。
何人か自己紹介した後、一夏の番となる。
一夏「えっと、俺は織斑一夏。普通に一夏って呼んでね。得意な物は‥‥‥そうだな、料理かな?まぁ、よろしく」
女子「わ~、女子力高いな‥‥‥」
女子「確かに‥‥‥」
そして、ついに俺の番となる。
ヤバい、緊張してきた。
今更だが一夏が男であれば緊張しなかったはずだ。
だがしかし、今男は俺一人。
すなわち、胃に穴が開くんじゃないかってくらいキリキリしている。
なるほど、これがイッチーの気持ちそのものなんだな‥‥‥っつうかよく耐えれるなイッチー。
刃「あ、えー‥‥‥っと、俺は楠上刃っていいます。あー‥‥‥」
オイコラ、何期待するような目で俺を見てんだお前ら。
他に何か無いのかって?
ある訳ねぇだろ。
まぁせいぜいあれか?
刃「‥‥‥よし、とりあえず俺の目標はIS学園のみんなと友達になる、と。まぁよろしk」
瞬間、頭頂部に凄まじい痛みが襲う。
アカン、これちっふー先生の出席簿アタックだ。
千冬「楠上、貴様は普通の自己紹介が出来んのか」
刃「うごぉぉぉ‥‥‥」
‥‥‥その後どうなったって?
それがなぁ、あのちっふー先生の出席簿アタックくらってからの記憶が無いんだわ。
なんかな、気がついたらもうSHRが終わってたんだよ。
目を覚ます時、イッチーが「大丈夫?」って心配した様子で聞いていた。
イッチーマジ天使。
そんなこんなで、今何があったかっつうと‥‥‥。
「ちょっとよろしくて?」
あー‥‥‥めんどい。
次回に続く!!
構想がまとまり次第次話投稿します。
では次回の更新で。
感想等お待ちしてます。
ではでは(´・ω・`)ノシ