鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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さて、だいぶお待たせしました。

久しぶりにこちらを更新します。

では、どうぞ。


究極ってのは完全無欠じゃないんだよな

 

 

刃「うぬぅあああああ!!」

 

一夏「でぇぇぇぇぇぇい!!」

 

箒「おい‥‥‥これ、数減っているのか?」

 

セシリア「‥‥‥間違いなく、増えてますわね」

 

 

 

 

さて、久しぶりだな。

 

開戦から数時間。

 

奴らGストリームは一向に減る気配が無い。

 

むしろ増えてんだよな、これが。

 

補給を受けながら戦線を維持してはいるが、どうも怪しい。

 

それから、アイツら亡国企業からの通信も途絶えっぱなし。

 

こっちから何度かけても応答が無い。

 

‥‥‥まさかとは思うが、やられてねぇよな‥‥‥?

 

 

 

 

刃「‥‥‥ッ、クソッもう弾切れかよ‥‥‥イッチー、大丈夫か?」

 

一夏「なんとか‥‥‥!!だけどエネルギーがそろそろヤバイ」

 

刃「マジか‥‥‥ヤベェな、こりゃ」

 

シャル「二人とも、一度補給に戻って!!ここは僕らが!!」

 

刃「‥‥‥いーや、もうヤケクソだ。メイスでぶん殴って壊しまくる。イッチー、どうだ?」

 

一夏「あぁ、賛成だ‥‥‥!!俺もそろそろ無双してみたいと思ってたしな」

 

刃「うっし、じゃあ行くか。シャル、援護ヨロ」

 

シャル「‥‥‥わかった。無理しないでね」

 

 

 

 

直後、超大型メイスを担ぎ構える。

 

イッチーも同じように白式をバエルへと変え、ソードを引き抜く。

 

そして、俺達は行く。

 

 

 

 

刃「イッチー、行こうぜ」

 

一夏「頼むから死ぬなよ?」

 

刃「わかってるっての‥‥‥楠上 刃、バルバトスルプスレクス」

 

一夏「織斑 一夏、白式バエル」

 

刃・一夏「「行くぞ!!」」

 

 

 

 

スラスターを一気に噴かし、メイスを振りかぶって叩き潰し、斬り刻む。

 

ただ、優勢に思ってしまっていた。

 

アイツに、とんでもない切り札があったとは思わなかった。

 

その切り札が、アレだ。

 

 

 

 

闇奈「Gストリームダインスレイヴ隊、発射」

 

 

 

遠くでガチでヤバイ武装を構えたGストリームが見えた俺は、発射寸前で気付きイッチーを突き飛ばす。

 

目の前にダインスレイヴと呼ばれた槍のような弾頭が迫る。

 

‥‥‥あ、死んだな。

 

 

 

 

一夏「‥‥‥刃?」

 

刃「あ‥‥‥?どうした‥‥‥?」

 

一夏「な、なんで俺を‥‥‥!!」

 

刃「あー‥‥‥束姉さんから貰った義腕が吹っ飛んじまった‥‥‥」

 

一夏「おい、聞こえてるのか!?」

 

刃「‥‥‥見えた‥‥‥アイツ、すぐそこに‥‥‥」

 

一夏「アイツ‥‥‥?」

 

 

 

 

今俺はどうなってんだ‥‥‥?

 

とりあえず網膜投影されたディスプレイを見てみる。

 

‥‥‥うわ、右腕吹っ飛んでる。

 

えーと、しかも右肩にダインスレイヴの弾頭が突き刺さってんのか。

 

通りで痛みを感じねぇ訳だ。

 

‥‥‥で、なーに愉悦の表情浮かべながらこっち来てんですかねぇ、黒幕ちゃん?

 

何だ、自分の策略が上手くいって嬉しいのか?

 

‥‥‥げ、耳があんまし聞こえねぇ。

 

イッチーが黒幕ちゃんに怒ってるのはわかるが何を言ってんのかはわからない。

 

‥‥‥ってイッチー何やられてんだよ。

 

仕方ねぇなぁ‥‥‥一肌脱ぎますか‥‥‥。

 

なぁバルバトス、お前もやられっぱなしじゃ気が済まねぇだろ?

 

だからよ、お前の力もっと寄越せ。

 

寄越した分俺が使いこなしてやるよ。

 

 

 

 

 

 

闇奈「さて、と‥‥‥これで終わりね、刃くん」

 

一夏「ぐ‥‥‥刃‥‥‥起きろよ‥‥‥!!」

 

闇奈「さようなら、少しは楽しめたわ」

 

 

 

 

 

ゴリ、とライフルの銃口を頭に突きつけられる。

 

まだ、俺は死ねない。

 

イッチーとはまだ馬鹿やりきってねぇ。

 

モッピーとはまだ剣道を教えてもらってねぇ。

 

セシリアとはまだセシリアの手料理を食べさせてもらってねぇ。

 

シャルとはまだやりたいゲームを終わらせてねぇ。

 

りーちゃんとはまだ中華料理のレシピを教えてもらってねぇ。

 

かんちゃんとはまだ特撮談義をし足りねぇ。

 

たっちゃんとはまだ弄り倒してねぇ。

 

まだ、まだ、まだ。

 

やりたい事がたくさんある。

 

だから。

 

 

 

刃「ま‥‥‥だ‥‥‥死ねねぇ‥‥‥!!」

 

闇奈「ーッ!?」

 

 

 

 

突きつけられたライフルの銃口を、残った左腕で握り潰す。

 

その瞬間、黒幕ちゃんを引き倒し、ぶん殴って吹っ飛ばす。

 

 

 

闇奈「な、なんで、どうしてまだ動けるのよ!?貴方はもう死んでもおかしくないのに!!」

 

刃「まだ‥‥‥やり残した事がたくさんあるからよ‥‥‥今死んでくれって言われても無理な相談なんだわ‥‥‥だから‥‥‥もっと、もっと寄越せ、バルバトス‥‥‥!!」

 

 

 

 

 

纏ったバルバトスルプスレクスの両目が赤く輝き、黒幕ちゃんを睨みつける。

 

‥‥‥さぁ、反撃だ。

 

 

 

 

 

 

次回に続く!!




予告


あと2、3話で最終回。



いかがだったでしょうか?

久しぶりに書いたもんだからグダグダ感半端ないっすね。

では、次回の更新で。

感想等お待ちしてます。

ではでは(´・ω・`)ノシ



追記

活動報告内にて緊急アンケート中。

是非ご意見をお寄せください。


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