鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
では、どうぞ。
さぁて、今俺は何処にいるでしょーか。
正解は‥‥‥。
刃「ビバ、フランス!!ィヤッフゥ!!」
シャル「もう刃ったらはしゃぎすぎだよ~」
刃「いやぁ悪い悪い」
フランスでごぜぇますよ。
いやぁフランスもすげぇわ。
いかにもフランスっぽい建物が(以下略)
シャル「じゃあ刃、僕の家に行こうか」
刃「そだな。早速行こうぜ」
フランスもイギリスと同じで結構人がいるんだな~。
こういう賑わっている町とか好きだな、俺は。
さて、今は汽車に揺られてデュノア社に向かっている。
日本とは違ってたまに蒸気機関車ってのが面白いな。
ちなみにフランス語をちょっとだけ勉強したが、全くわからなかったため意味をなさない勉強だった。
何してんだ俺。
刃「そういやシャル」
シャル「何?」
刃「お前確か‥‥‥義母がいるだったっけ」
シャル「うん。まぁ今はどうなったかわからないけど」
刃「その、お前の本当の母親は‥‥‥?」
するとシャルは何かを懐かしむような表情でこう言った。
シャル「僕のお母さんは‥‥‥もういない。病気で死んじゃったよ」
刃「悲しくないのか‥‥‥?」
シャル「うん‥‥‥悲しくない、と言ったら嘘になるけど‥‥‥でも、いつかは認めなきゃいけない。たとえ僕のお母さんがいなくても僕とお母さんとの思い出は消える訳じゃないんだ。お母さんに泣いている所見られるのはちょっと恥ずかしいしさ‥‥‥だから、僕は泣かない。それに今回はデュノア社の社長‥‥‥お父さんに報告するのともういないお母さんに近況報告するために帰ろうと思ったからね」
刃「‥‥‥お前は強いな」
シャル「刃ほどじゃないよ。僕、最初の頃は悲しくていつも泣いていたからさ。でも、僕はもう1人なんかじゃない。刃がいる、お父さんがいる。一夏や箒、セシリアや鈴音、ラウラもいる。だから大丈夫」
そう言ってシャルはにこやかに笑った。
シャル「‥‥‥あ、そろそろ着くよ」
刃「わかった、じゃあ降りる準備しねぇとな」
シャル「僕も手伝うよ。自分の荷物くらい自分で持たなきゃ」
刃「良いって。転入当初は男だって言ってたけど今、これからは女なんだぞシャル?」
シャル「あのね刃、僕は昔から女だよ!?確かに男装して潜入したけどさ!?」
刃「はいはいわかってるわかってる」
シャル「絶対嘘だぁ!!」
さて、少々時間は経って約2時間後。
デュノア社に到着。
今俺はガチガチに緊張してます。
何故ならば、これからシャルの親父さんに会いにいくため。
刃「だっ、だだだだだだだ大丈夫だ俺、落ち着こう俺氏、素数を数えるんだ俺‥‥‥」
シャル「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ刃。ほら、行くよ?」
刃「わ、わかった」
シャルが扉を開ける。
部屋の中では恐らくシャルの親父さんが書類と格闘している。
ちなみに、シャルの親父さんの名前は『アルベール デュノア』と言うそう。
シャル「お父さん、ただいま」
アルベール「ん?おぉシャルロットか!!良く帰ってきたなぁ!!」
シャル「うん。お仕事お疲れ様、お父さん」
アルベール「ありがとうシャルロット。それで‥‥‥隣の彼は?」
刃「お、俺は楠上 刃です、よ、よろしく‥‥‥!!」
アルベール「そうかそうか。つまりシャルロットのボーイフレンド、あるいは彼氏だな?」
シャル「うん、そうだよ」
アルベール「ほぅ‥‥‥」
や、やべぇよやべぇよ!?
目が、目が据わってきてんぞ!!
ど、どうすれば良いんだこれ!?
そう考えていると、不意に肩を叩かれ、こう言われた。
アルベール「クスガミ君‥‥‥娘を、頼むぞ!!」
刃「え、あ、はぁ‥‥‥?」
‥‥‥ごめん、正直言うとチビるかと思った。
南無三、ショッギョムッジョ。
次回に続く!!
次回、シャルの報告。
ちなみに補足としてシャルのお父さんの名前はオリジナルです。
だってわからないもの。
では次回の更新で。
感想等お待ちしてます。
ではでは(´・ω・`)ノシ
ー追記ー
活動報告内にてサブタイトル募集中。
よろしければお願いいたします。
ーさらに追記ー
アザラシ探検隊様、情報提供ありがとうございます。
修正しましたのでご報告です。