鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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やっとここまで来た・・・。


クラス代表はイッチーがぴったりだと思うんだよな

 

 

さて、試合も終わって一段落。

 

一年一組教室にてクラス代表の発表。

 

 

 

真耶「と、いう訳でクラス代表は織斑くんに決まりました♪あ、一繋がりでなんか縁起いいですね」

 

一夏「あ、あの~‥‥‥」

 

千冬「どうした織斑、何か質問でも?」

 

一夏「なんで俺がクラス代表になったんですか?俺、オルコットさんに負けて刃にフルボッコされたんですけど‥‥‥?」

 

セシリア「それは私が辞退したからですわ!!」

 

一夏「え、なんでだよ」

 

刃「あのなイッチー、お前にはまだのびしろがあるんだよ。多分俺の見立てからしてまだまだ強くなれると思うんだ」

 

一夏「へ、へぇ‥‥‥」

 

セシリア「そうですわよ一夏さん、貴方はまだまだ強くなれるのです!!‥‥‥それと、一つ謝罪させてくださいまし」

 

一夏「?」

 

セシリア「今までの非礼な言動、申し訳ありませんでしたわ」

 

 

おや、かなり丸くなったな。

 

まぁこれなら結果オーライか?

 

するとセシリアが俺の方に向き直る。

 

‥‥‥俺、なんかしたか?

 

 

セシリア「そして刃さん、貴方に技術を教えてほしいんです。協力していただけますか?」

 

刃「お?あ~‥‥‥まぁいいけど」

 

セシリア「はい!!よろしくお願いしますわ!!」

 

 

‥‥‥まさか、やっちまった?

 

俺には魅力なんて一つもないのに?

 

本来ならイッチーのヒロインなのに?

 

ウッソ(エヴィンじゃない)だぁ。

 

 

セシリア「あの、刃さん?」

 

刃「オ"ウ"ッ"!?」

 

 

 

思わず汚い島風(わかる人にはわかる)になっちった。

 

さて授業が終わり、俺はある人物に呼ばれアリーナに。

 

ある人物って?

 

久しぶりなあの人だよ。

 

しばらくするとニンジン型のロケットがアリーナのど真ん中にぶっ刺さる。

 

中から登場したのは‥‥‥。

 

 

束「やっほ~、くーくん元気してた?」

 

刃「束姉さん、俺に何か用が?」

 

束「うん。くーくんにこれを渡したくて」

 

 

そう言って束姉さんは俺に少し大きめな箱を渡す。

 

で、開けてみると‥‥‥。

 

 

刃「‥‥‥ネックレスと指輪‥‥‥それにナイフ?なんだよこれ」

 

束「まずネックレスはキマリスだよ。これもオリジナルと同等レベルに仕上げてあるから」

 

刃「おぉ、ついに高速戦闘ができるんだ」

 

束「うん。で、指輪はヴィダール、ナイフはアスタロトだよ」

 

刃「アスタロト?オリジンなの?」

 

束「うぅん、オリジンじゃないよ。まだ開発途中」

 

刃「そっか‥‥‥ありがとう束姉さん」

 

束「にひひ~♪またできたら呼ぶからね。楽しみにしててよ!!」

 

刃「あぁ、楽しみにしてる」

 

束「じゃあねくーくん、また今度」

 

 

そう言って束姉さんはニンジン型ロケットに乗り込み、飛んで帰っていった。

 

それにしてもヴィダールとキマリス、アスタロトかぁ。

 

上手く扱えるように努力しなきゃな。

 

部屋に戻るとセシリアが紅茶を用意して飲んでいた。

 

うん、いい匂い。

 

 

セシリア「あ、刃さん。今までどちらへ?」

 

刃「ん、あぁ、新しいISを受け取りに行ってたんだ」

 

セシリア「え、新しいIS!?」

 

刃「そう。まぁ上手く扱えるように訓練しなきゃならないけどな」

 

セシリア「へぇ~‥‥‥もしかしてテストパイロットをしているのですか?」

 

刃「ん~、まぁそうなるか?」

 

セシリア「凄いですわね‥‥‥」

 

刃「そういうもんか?」

 

 

するとセシリアが俺に紅茶を差し出す。

 

おぉ、いい色してるな。

 

 

刃「いいのか?」

 

セシリア「はい、飲んでみてくださいまし」

 

刃「それじゃあいただきますかね‥‥‥おぉ、意外とスッキリしてるな」

 

セシリア「でしょう?」

 

刃「あぁ、美味い」

 

 

 

 

 

 

翌日、IS訓練‥‥‥なんだがどれを使おうか悩むな。

 

せっかくだしヴィダールを使ってみるか。

 

 

千冬「では専用機持ちはISを展開しろ」

 

セシリア「はい」

 

刃「あらよっと」

 

一夏「うぬぬ‥‥‥よし、できた」

 

 

まずは武装展開かな。

 

織斑先生から指示される。

 

 

千冬「では武装を展開してみせろ」

 

 

一夏はすぐに白式の武装、雪片弐型を展開。

 

しかしもっと早く展開しろとの指摘。

 

厳しいねぇ。

 

 

千冬「次、楠上」

 

刃「了解了解。まずはこれか?」

 

 

ヴィダール特有のサーベルを呼び出し、装備する。

 

 

千冬「ふむ、それは刀身が使い捨てか」

 

刃「そうですね。腰のバインダーに装填されている予備サーベルをつけることができます」

 

千冬「遠距離武装は?」

 

刃「えっ、と‥‥‥これか」

 

 

サーベルをしまい、腰の後部バインダーからハンドガン二丁を取り出す。

 

 

千冬「それだけか」

 

刃「そうです。コイツは元々キマリスに次ぐ高速戦闘ISですから」

 

千冬「キマリス‥‥‥あぁ、データにあったあの機体か」

 

刃「はい」

 

 

 

さてさてお次はセシリア。

 

織斑先生に指示されてスターライトmarkⅡを取り出す、のはいいんだが‥‥‥。

 

 

千冬「オルコット、お前はフレンドリーファイアをするつもりか?」

 

セシリア「え?あっ」

 

刃「あ、危ないっすよ‥‥‥危うく撃たれるかと思った‥‥‥」

 

 

 

 

とまぁそんなこんなで訓練終了。

 

ん?飛行訓練?

 

イッチーが見事にクレーターを作りましたが何か?

 

 

 

 

 

次回に続く!!




次回、鈴ちゃん登場。

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