インフィニットミッション   作:のんびり日和

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はい、本日から本編やっていきます。

アリスの会話なんですが下記のようにしたいと思います。

[]…周りにも聞こえるようにしゃべっている。

<>…イチカにしか聞こえないようにしゃべっている。

こういきます。

では、本編どうぞ。


本編
1話


イチカside

はぁ~~。こいつらそんなに男が珍しいのか?まぁ世界で一人だけのイレギュラーだから仕方ないが、さっきから視線がグサグサ背中に刺さってうざいんだが。

ガラガラ「は~い、みなさん。席に着いて下さ~い。」

うん?この人が先生なのか?どう見たって高校生くらいにしか見えないんだが。

「皆さん入学おめでとうございます。本日から皆さんの副担任をします、山田真耶といいます。よろしくお願いしますね。」

 

「「「「「・・・・・・。」」」」」

 

おいおい、反応してやれよ。

 

「よろしくお願いします、山田先生。」

 

「よろしくお願いします。」

 

マドカと俺だけかよ。まぁあの先生が先生ぽく見えないのが原因の一つだと思うけど。

 

ウルウル「はい!よろしくお願いしますね、ラムゼイ君、ミューゼルさん。」

 

なんか嬉し泣きしてるし。

 

「それでは皆さんから見て右側の席の人から自己紹介をしてもらいましょうか。」

 

「はい!相川清香です。中学ではハンドボール所属してました。」

 

はぁ~。自己紹介ねぇ。とりあえず無難なこと言っとけばいいか。お、次はマドカか。

 

「マドカ・ミューゼルです。亡国機業に所属します。ちなみに私の隣にいるのは私の兄です。もし兄を侮辱等をした殺す(バラ)らからな。」

 

おいーー!なぜばらした!?そしてサラッとみんなを脅してるし。お兄ちゃんの学園生活を苦しめたいのか?!

 

「え、え~と。それじゃ、次ラムゼイ君お願いできますか?」

 

「あ、はい。」

 

やべー―。周りの目がさっきのマドカの爆弾でめちゃくちゃ気になりますていう感じの眼差しなんだが。

 

「えー、イチカ・ラムゼイです。先ほどのマドカが言った通り兄です。名前に違いがあるのはちょっと訳アリなんで聞かないでくれるとありがたいです。いろいろ迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いします。あと、女尊男卑の奴はよろしくしないつもりだから。以上。」

 

これでいいかな?

 

〈よろしいんではないでしょうか?私は百点満点だと思います。〉

 

まさかの満点をもらえるとは思わなかったぞ。

 

「「「き」」」

 

(<き?>)

 

「「「「キャー―――――!!」」」」

 

(うおっ!!)

 

<凄まじい音ですね。>

 

お前平気なのか?

 

<私はISなのでこれくらいへっちゃらです。>

 

ほんとすげぇな、俺の相棒は。

 

「男よ、男!」

 

「あ~、お母さん。産んでくれてありがとう!」

 

「しかも細マッチョよ。あ~、あの腕に抱かれた〜い。」

 

なんかすごい光景なんだが。

 

<気にしたら負けですよ、マスター。?!後方攻撃来ます!>

 

俺は咄嗟に腰に付けているサバイバルナイフを振り下ろされてきたものに構えて防いだ。

ちっ。事前に情報は入っていたがまさかこいつのクラスに入るなんてよ。先が思いやられるなこりゃ。

 

「いきなり攻撃してくるとかあなた本当に教師ですか?」

 

「お前が訳の分からんことを言ったからしたんだ。」

 

「訳の分からない?仰っている意味が分からないんですが。」

 

「お前の名前は織斑一夏だろが。それとお前も織斑マドカだろうが。訂正してもう一度やれ。」

 

「はい?誰ですそれ?俺はイチカ・ラムゼイという名前です。」

 

「私もマドカ・ミューゼルです。そんな織斑とかふざけた名前ではありません。」

 

マドカの奴ちょっとキレかかってるな。あとで落ち着かせないと危ないな。

 

「教師に対していい度胸だな貴様ら。」

 

「ふん。そっちが教師らしくないじゃないですか。ここは軍隊じゃないんですよ。就職先間違えたんじゃないですか?」

 

あ、駄目だなありゃ。マドカの奴完全にキレてるなあれは。

 

オドオド「お、織斑先生?もうすぐSHRが終わってしまうので自己紹介の方を。」

 

山田先生が文字通りオドオドしながら促した。

 

「ふん。まぁ、いいだろう。」

 

そう言い、ナイフを出席簿から抜き教卓に立ち、

 

「諸君、私が君たちの担任の織斑千冬だ。貴様らを3年間で立派なIS操縦者にするため厳しくしていくから覚悟しておくように。私の質問にははいかYESで答えろ。」

 

やっぱりマドカの言う通り就職先間違えてんじゃねえのコイツ?と、その前に耳栓、耳栓と。

 

「「「キャーーーー!!」」」

 

やっぱりこうなった

てかここの連中、音響兵器として使えるんじゃね?

 

<もう少し音量が上がれば使えなくもないと思います。>

 

「千冬さまよ、本物の!」

 

「あぁ~~、今日も凛々しいお姿だわぁ~。」

 

「もっと貶してくださ~い!」

 

「時には甘えさせて下さ~い!」

 

クラス替えてできたかな?早々にこのクラスから出ていきたいんだが。マドカの奴もめちゃくちゃ鬱陶しがってるし。

 

「静かにしろ!!」

 

「「「はい!」」」

 

「それではこの後から授業を始めるから準備するように。以上。」

 

はぁ、嫌なクラスに当たっちまったもんだな。

 

~休み時間~

「兄さん大丈夫?」

 

マドカが心配そうに聞いてきた。本当妹が傍にいてくれてありがたいわ。俺一人だけだったら束姉さんのところに帰るところだったかも。

 

「ああ、何とかな。お前こそさっきの大丈夫か?」

 

「うん、大丈夫。少し殺したくなっただけだから。」

 

「殺そうとするんじゃないぞ、面倒ごとが一気に増えるからな。」

 

「大丈夫。兄さんに迷惑をかけるようなことはしないから。」

 

本当か?なんか少し不安なんだが。

 

「ちょっといいか?」

 

うげ、この声は。

よし、無視しよう。

 

「ところでマドカ、次の授業で使う参考書で気になる部分があったんだが聞いてもいいか?」

 

「うんいいよ。どの部分?」

 

「ここなんだが、書いてある意味は分かるんだが、こことの違いが分からないんだ。」

 

「あぁ、ここはね、」

 

「おい聞いているのか!!」

 

ちっ、まだいたのかこのメンドクサイやつ第2号が。

 

「なんか用か?見ての通り今忙しんだ。手短に済ませろ。」

 

「屋上に来い。そこで話す。」

 

そう言って俺の腕を掴んできたが振りほどいた。だってメンドクサイしこいつと話してるだけでイライラするからだ。

 

「?!、なにをする!」

 

「何をするはこっちのセリフだ。いきなり知らない奴から腕を掴まれたら振りほどくのは当たり前だろうが。」

 

「知らない奴だだと!お前の幼馴染の篠ノ之箒だ。忘れたのか!」

 

「知るか。第一俺の幼馴染にお前みたいなやついねぇよ。」

 

「貴様!」

 

コイツどっから竹刀取り出したんだよ!まぁ、余裕で躱せるけど。

 

「さっきから邪魔!」ドカッ

 

「ガハァッ」

 

あ、マドカの奴思いっきり鳩尾に拳入れてるよ。まぁ、自業自得か。

 

ガラッ「いったい何の騒ぎだ!!」

 

「こいつがいきなり兄さんを竹刀で叩こうとしたからそれを止めただけだ。」

 

「だったらなぜこいつがうずくまっている状態になっているんだ?」

 

「マドカは俺を守ろうとして咄嗟の判断で動いたんです。しかも相手は武器を持ってたんですよ、どっちの方が悪いと思っているんですか?」

 

「ちっ、まぁいいだろう。山田先生、篠ノ之を保健室に。」

 

「は、はい!大丈夫ですか篠ノ之さん?」

 

いい気味だ。昔俺たちにやってきた仕返しだ。

 

「よし、全員席に着け。授業を始める。」

 

はぁ~、さっさと終わらないかな?

 

イチカside end

 

本音side

あの男の人、やっぱりあの時のイッチーなのかな?もしそうなら約束覚えてるかな?お嬢様とお姉ちゃんから教えてもらったときはほんとかどうか疑ったけど、やっぱりあの時のイッチーにみえるんだよなぁ。

よし、あとでそれとな~く聞いてみよ。

 

本音side end

 

マドカside

あー本当ムカつく。あの糞女と糞モップ、マジで殺してやろうかと思った。けどもし殺そうとしたらお母さんやお兄ちゃんたちに迷惑をかけるから我慢する。はぁ~、早くこいつの授業終わんないかな。

後で誰も見てないところでお兄ちゃんに今日頑張ったご褒美として頭撫でてもらおうっと。

 

マドカside end

 

イチカside 

「では授業を終了する。」

 

さぁーてと、この前買ってきた小説でも読みますか。

 

「ちょっとよろしくて。」

 

今度はだれだ?

 

「なんか用?」

 

「まぁ、何という返事ですか。せっかく代表候補生である私、セシリア・オルコットがお声をかけたというのに。これだから男というのは。」

 

はぁ~。こいつ女尊男卑のやつか。

 

「ふん、まぁいいでしょう。あなたISについては初心者なんでしょ?私が教えて差し上げましょうか?」

 

「いらんいらん。ISの知識に関しては専門の人に教えてもらったから大丈夫だ。」

 

ま、束姉さんは専門と言うより生みの親だけどね。

 

「なっ!私の誘いを断るということですの!!」

 

「ああ、そう言ってるだろ。あと、自己紹介で俺は女尊男卑とはよろしくするつもりはないと言ったはずだが。」

 

「あ、あなたね!」

キーンコーンカーンコーン

 

「ッ~~~!、また後で来ますわ!」

 

「二度とくんな。」

 

はぁ~本当にクラス替えできねぇかな。




いかがでしたか?
キャラの口調なんですがはっきり言いますと、迷走してます。(セシリアと本音の口調てこれでいいのかな?)

それでは登場してきた人の紹介等です。


・山田真耶
原作通りの、おっとり胸でか先生です。ちなみに自分はISの登場キャラで5番目に好きなキャラです。
次に書く小説ではヒロインにしようかな?

・織斑千冬
アンチ対象。私たちは家族だと言っときながら蔑ろにしていた。第2回のモンドグロッソの時にイチカを失いそのことをマドカに伝えたら、ビンタを食らわされ、マドカも出ていき、家で一人暮らしをしている。イチカが生きていたことを知り、もう一度一緒に暮らそうとあれやこれやとするが、余計に溝を深めてしまうことを知らない。

・篠ノ之箒
アンチ対象。昔イチカとマドカが束に宿題を見てもらおうと行ったら、無理矢理道場に引っ張り、剣道をさせけがを負わせたがそれを鍛錬不足だと罵った。その後束にボコボコにされた。それ以降イチカがどこかに行こうとすれば道場に連れていこうとした。
束のことを嫌っており、ISのせいで家族をバラバラにされたことを恨んでいる。

・セシリア・オルコット
原作通りの女尊男卑の人。NOヒロイン。どういった方法でこのキャラの天狗の鼻をへし折ろうか現在考え中です。ヌフフフ

・布仏本音
会話シーンはなかったが一応書いときます。ヒロインの一人。普段はのほほんとしているが、いざというときは袖に隠してある武器で戦うなど普段とは違う一面を見せる。
イチカとの約束は片時も忘れていないとのこと。

以上キャラ紹介等でした。


また次回も読んでくださるとありがたいです。


誤字等ありましたら報告お願いします。

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