インフィニットミッション   作:のんびり日和

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13話

イチカside

今日は楯無さんたちと買い物に来ている。この前は急用で潰れてしまったが今回は一緒に行けるとのことだから以前一緒に行った簪たちとレゾナンスに来ている。ついでに臨海学校に必要なものを買っておこう。

 

「それで、楯無さんたちは何を買うんですか。」

 

「私と虚ちゃんは、水着を買いに行くのよ。」

 

水着?なんでまた?楯無さんたちは臨海学校はないはずなのに。

 

「お姉ちゃんたちは臨海学校はもう終わってるのに必要なの?」

 

「別に臨海学校で必要だからじゃないわよ。夏休みに入ったら更識が所有している別荘にみんなと行くときに必要だからよ。」

 

そう言って楯無さんは笑顔でこちらに振り向いた。別荘とか持ってるんだ。すげぇー。

 

「おぉ~、それじゃ可愛い水着を買わないといけないですね。」

 

「は、派手すぎないものにしよう/////。」

 

「はぁ~、お嬢様またよからぬことを考えてますね。」

 

虚さんにそう言われた瞬間に楯無さんは焦ったようになった。

 

「べ、別にイチカ君にきわどい水着を見せて赤くさせる計画とか立ててないわよ。」

 

「立ててるじゃないですか!」

 

何を考えているんだこの人は。

 

「・・・・チッ。」

 

か、簪から今舌打ちが聞こえたんだが。

 

「簪、俺は特にスタイルのいい方が好みとは思ってないからな。」

 

「うん、ありがとうねイチカ。・・・・いつかあの胸は大きく垂れてしまうから私の胸が丁度いいんだ。丁度いいんだ。」

 

なんか後半ブツブツ言っているが聞かない方がいいな。色んな意味で。

 

「あ、みんな水着売り場に着いたよ~。」

 

そう本音に言われ店を見ると女性ものが大半で男性用は隅っこにあるような店だった。何この差。

 

「それじゃまた後で合流でいいですか?」

 

「「えぇ~~~。」」

 

本音と楯無さんから不満の声が上がった。絶対からかう気満々だな。

 

「お嬢様、本音あまりイチカさんを困らせてはいけないと思いますが。」

 

「けど、虚ちゃんもイチカ君に私たちの水着選んでほしくない?」

 

「そ、それはそうですが。」

 

「それじゃ、イチカ君が先に買いに行ってきて、その後に私たちの物を選んでもらいましょう。」

 

「因みに俺に拒否権は?」

 

「「「「無い(です。)(よ~。)(わよ)。」」」」

 

「うっ!・・・はぁ~、分かりました。それじゃ先に買いに行ってくるので、出来るだけ自分でこれだと思うものは選んどいてください。」

 

そう言って俺は男性用の水着売り場に行った。これでいいかと思い、黒のボクサーパンツタイプの水着を買った。

 

「さて、楯無さんたちはと。」

 

そして俺が探しに行くと丁度4人いたところを発見した。

 

「お待たせ。それで、みんなはどんな水着を選んだんだ?」

 

「まず私ね。」

 

そう言って楯無さんが見せてきたのは水色のビキニだった。攻めてきたなこの人。

 

「いいんじゃないですか?楯無さんスタイルいいからこれがいいと思います。」

 

「そう/////?それじゃ、これにしようっと。」

 

「次は私。」

 

次の簪は黒のフリーバックタイプの水着だった。

 

「簪のは可愛いと思うぞ。簪似合うなそれ。」

 

「ありがとう///。」

 

「次は私なのだ~。」

 

次の本音は口がふさがらなかった。だって

 

「本音、それは水着なのか?ただの着ぐるみに見えるんだが。」

 

「この中に水着がついてるものだから大丈夫だよ~。」

 

そう言って本音は着ぐるみの中をごそごそ探っていると何かを引っ張り出した。それは眼帯みたいな水着だった。

 

「そ、そうか、本音らしいからいいと思うぞ。」

 

「そう?だったらこれで決定だ~。」

 

「つ、次はわたしのです。」

 

虚さんの水着は赤色でいろんな花などが彩られたパレオタイプの水着だった。

 

「すごくきれいな水着ですね。虚さんにすごく似合いそうですね。」

 

「そ、そうですか?それでは私はこれにします。」

 

そして全員の水着が決まりそれぞれお会計を済ませてお昼を食べてデートをしてから学園に戻った。周りの男どもから嫉妬の視線があったが気にしない、気にしない。

 

~バスの中~

「海見えた~~~!」

 

そう聞こえた俺は閉じていた目を開けた。バスが出発してしばらくした後、眠くなったから寝ていたからだ。因みに俺の隣は本音なのだが俺の腕にしがみついて寝ていた。

 

「スゥ、スゥ。」

 

何この小動物、すごく可愛いんだが。俺はそう思いながら本音の頭をつい無意識で撫でていた。

 

「うぅん。・・・はれイッチー、どうしたの~?」

 

「うん?いや、本音が可愛い寝息を立てながら寝ていたからつい撫でてみたくなったんだ。」

 

「そっか~、それじゃ、もうっちょっと撫でて~。」

 

そう言って本音は甘えてきた。周りの女子は羨ましいといった感じの視線と甘すぎると口から砂糖を吐いていた。

 

バスは目的地の旅館に着き、そこの女将さんに挨拶が済んだ後、俺の部屋がどこか気になった。

 

「山田先生、俺の部屋はどこなんですか?」

 

「ラムゼイ君の部屋なんですが、SR社の技術主任が明日こちらに来られるとのことで、ひと足先に来られる警備係の方と一緒の部屋です。」

 

山田先生と話していたら一台のハンヴィーが来た。そこから降りてきたのは

 

「待たせたな、SR社警備主任のオータムだ。」

 

「えっ!オータムさん?」

 

「よう、イチカ。そこの先生から大体の話は聞いたか?」

 

「え、えぇ。俺とSR社の警備係とが同室だとさっき聞きました。」

 

「そうだ。色々報告等があるからその方がいいだろうとスコールが思ってな、学園にお願いして俺と同室になったんだ。」

 

「そうですか。それじゃ、荷物置きに行きますか。」

 

そう言って俺は荷物を持って部屋に向かった。一応本音たちに俺の部屋がオータムさんと同室だと伝えておいた。

部屋に着き、学年別トーナメントに乱入したISについての調査の結果を聞くことにした。

 

「それで、オータムさん。例の所属不明のISの調査の結果を聞きたいんですが。」

 

「そうだな。これがその結果だ。」

 

そう言って渡された報告書を見たところやはりあのISの所属はわからなかったことが書かれていた。そして報告書を読んでいくと一人の名前と写真が載っていた。

 

「この、マーリン・ロベリアって誰なんですか?」

 

「そいつは例のISに組み込まれていた脳と脊髄の持ち主だ。」

 

「”元エジプト代表、成績等は優秀。だが事故に遭い両足、右腕を失い代表を辞退。その後病院に入院していたが消息不明になる。”つまりこのマーリンと言う人物があの脳と脊髄の持ち主だということだったのですね。」

 

「そうだ。この時消息不明になったのちすぐにエジプト政府は捜索したがまったく見つからなかったそうだ。病院には監視カメラとかはあるものの入口とかだけで中まではついていなかったらしい。」

 

「そうですか。もしかするとこういった兵器がさらに襲ってくるかもしれないから警戒しておいた方がいいですね。」

 

「あぁ。スコールはすぐに他に消息不明の代表などがいないか部下たちに調べさせているらしい。」

 

そして俺はオータムさんから受ける報告等をすべて聞き、その後海に行った。

 

俺が海に行くと簪たちはもう海で遊んでいた。

 

「あ、イッチーこっちだよ~。」

 

そう言って本音は手を振りながら近寄った。その姿は例の着ぐるみ水着を着ていた。

 

「やっぱそれで来たのか本音。」

 

「もちです。」

 

「イチカ一緒に遊ぼ?」

 

「そうだな。それじゃ遊ぶか。」

 

俺は簪に誘われて一緒に遊んだ。その後マドカにビーチバレーをしないかと誘われ、相川さん達と一緒に遊んだ。普段あまりしゃべらない女子たちとも喋ったのだが本音と簪にわき腹を抓られたりしたためすごく痛かったです。

 

夕飯は豪勢な刺身料理などが出た。席は俺の両隣は本音とマドカで簪は少し離れた席で羨ましそうに俺を見ていたので、食事後簪の頭を撫でてあげたら赤くなりながら喜んでくれた。

 

~次の日~

旅館前にはクラス全員が集まっていた。そこには各政府が用意した専用機のパッケージが入ったコンテナが置いてあった。SR社のコンテナもあった。

 

「篠ノ之ちょっとコッチ来い。」

 

そう呼ばれたモップは織斑の近くまで行った。

 

「なにか?」

 

「なにちょっと確認したいことがあるからな。」

 

そう喋っていると亡国機業が採用している軽装甲車両に守られて黒い車両がやって来て旅館前で止まった。そして黒い車両から降りてきたのは

 

「やっほーいっくん、マーちゃん、ほんちゃん、かんちゃん元気にしてた?」

 

「「「「束姉さん(お義姉さん)?」」」」

 

簪と本音がお義姉さんと言った瞬間に専用機持ちの多く(鈴はマドカから聞いていたから知っていた)は驚いてた。織斑とモップも驚いていた。

 

「な、なぜ更識と布仏が束を”お義姉さん”と呼ぶんだ?」

 

「えっ!そ、それは」

 

「あ、そのことは後で説明するから自己紹介させて。」

 

そう言って束姉さんはみんなに向かって

 

「初めまして。SPACE RABBIT社社長兼亡国機業技術主任の“タバネ・ラムゼイ”です。本日はよろしくお願いします。」

 

・・・・。なんですと。

 

「束姉さん、今なんて。」

 

「うん?どの部分かな?」

 

「名前のところなんですが。」

 

「あぁ、私名前変えたんだ~、いっくんと同じラムゼイ姓にしたんだ。ついでに戸籍も改ざんしていっくんの姉にしておきました!」

 

「「「「えぇーーーー!?」」」」

 

周りのみんなは驚きで広まった。な、なんでそんなことをしたんだ。

 

「お、お義姉さんどうして名前を変えたんですか?」

 

簪がそう聞くと、束姉さんは悲しい顔になって答えた。

 

「実はね、名前を変えたのは私の贖罪だよ。」

 

そう言って束姉さんはモップに目を向けた。

 

「お前が私を恨んでいることは前から知っていた。だからお父さんに連絡して私との縁を切ってもらったんだ。だからお前が望んでいた家族とまた一緒に暮らせるよ。」

 

「え、親子の縁を切ったって束姉さんどういうことなんだ?」

 

俺はたまらずそう聞くと束姉さんは話してくれた。

 

~回想~

 

私が電話を掛けた先それは

 

「もしもし、篠ノ之ですが。」

 

「お久しぶりです、お父さん。」

 

「束なのか?本当にお前なのか?」

 

「そうだよお父さん。たくさん迷惑かけたあなたの娘の束だよ。」

 

「別に迷惑だとは思っていない。お前はいつも宇宙に行きたいと願っていたからな。それだからISというものを開発し、世間に公表したんだろう?ただ周りがお前の願いを聞き入れなかっただけで特に迷惑を掛けたわけじゃないだろう?」

 

そう言われ私は涙が出そうになった。だが堪えないと。私の目的を成し遂げるまで。

 

「そっか、ありがとうね。それでお父さんお願いがあるの。」

 

「なんだ言ってみろ。」

 

「篠ノ之家から私の戸籍を消してほしいの。」

 

そう言うとお父さんは悲しそうに聞いてきた。

 

「そんなことをしたらもう、家に帰ってこれなくなるぞ。」

 

「うん、わかってる。けど、いっくんを守るためにはこれしかないんだ。」

 

「いっくん?あぁ、イチカ君のことか。ということはあの男性操縦者はイチカ君だったということか。お前はイチカ君を本当の弟みたいに可愛がっていたからな。」

 

「うん。だからお願い。」

 

そう言うとお父さんは覚悟を決めたように返事をした。

 

「分かった。手続等は私がしておく。最後に束。」

 

「なにお父さん?」

 

「例えお前がこの家の娘じゃなくなってもお前は私と母さんの自慢の娘だということを忘れるな。」

 

そう言われた私は我慢ができず泣きながら返事をし、電話を切った。後は戸籍が消された後にいっくんの戸籍の家族欄に私の名前を書き入れたんだ。

 

~回想終了~

みんな驚いており俺も驚いて開いた口が閉じなかった。

 

「これが私がいっくんの姉となった経緯です。そしてさっき、かんちゃんたちが私のことをお義姉さんと呼んだのは、かんちゃんにISを届けに行った際にいっくんの婚約者としてふさわしいかテストをしたんだ。そしてかんちゃん達は見事合格した。その時からいっくんの姉になりたいと思っていた私はいっくんの姉(仮)としてお義姉さんと呼んでいいよって許可したんだ。」

 

俺に婚約者(しかも複数)がいると聞いたみんなは驚いていた。1組は知っていたがそれでも落胆の声が漏れていた。

 

「な!そんなこと認められ「お前が認めなくても私が認めたんだよ。しゃしゃり出てくんな。」くっ!」

 

「ふ、ふざけるな!」

 

そして次に叫んだのは織斑だった。

 

「一夏の姉は私だ!お前じゃない!」

 

「お前も今まで家族を蔑ろにしていた癖に、いまさらになって姉面とかお前の方がふざけるなよ。」

 

そう言って束姉さんは目つきを鋭くして睨んでいた。

 

「一応警告しておくよ、もしいっくんたちに何かしてみろ。この世界からお前らがいた痕跡跡形もなく消してやるからな。」

 

そう言って束姉さんはこちらに振り向くといつもの雰囲気に戻った。

 

「さて、ほんちゃん。」

 

「は、はい!」

 

「君のタッグマッチの試合観たよ。なかなか腕がいいね~。そんな君に提案があります!それはうちの第2テストパイロットにならない?」

 

そう言われた瞬間に周りは驚き、本音も驚いていた。

 

「わ、私なんかがいいんですか?」

 

「もっちろ~ん。どうする?」

 

本音はしばらく悩んだ末に決心し

 

「はい!引き受けます!」

 

「ありがとう~、君なら引き受けてくれると思ったよ!それじゃ、こちらをご覧あれ!」

 

そう言うとSR社のコンテナの一つが開き中から現れたのはJade Metal(ジェイドメタル)社のゼニスがそこにあった。

 

「これがほんちゃんの専用機ゼニスです。ほんちゃんは狙撃が得意らしいから、武装は狙撃用のルジアンカに近接用のSMGが搭載されているんだ。それと肩部には身を素早く隠すためにスモークチャージャーが搭載されてるよ。さらに実はこれにはある特殊機能を載せてあるんだ。」

 

「特殊機能?」

 

「乗ればわかるよ。」

 

そう言われ本音はゼニスに乗りこむと

 

[貴女が私のマスター?]

 

?!まさか特殊機能って

 

「そう、特殊機能とはAIのことです!そのAIの名前はアタランテ。純潔の狩猟って呼ばれたから狙撃に丁度いいかなと思ってそう名付けたんだ。アタランテは主に狙撃する際の距離、風速、目標の移動速度などを算出して適正な狙撃地点を割り出してくれるんだ。」

 

「へぇ~、じゃあアタちゃんだ。」

 

[アタちゃん?もしかして私のあだ名?]

 

「そうだよ~、もしかして嫌だった?」

 

[いいえ、貴女みたいな人初めてでね。これからよろしくねマスター。]

 

「うん、よろしくね~。あ、私本音でいいよ~。」

 

なんかすごい光景を目にしてしまった気がするが気にしないでおこう。

 

「本音よかったね。」

 

「うん、お義姉さんから託されたんだから頑張るぞ~。」

 

[私もできるだけサポートするから頑張って。]

 

「本音義姉さんよかったですね。妹として誇らしいです。」

 

「たしかに、本音ならその機体にふさわしいだろう。」

 

「あの試合を見ればそりゃそうだよね。」

 

「私もいつか専用機持ちになれるよう頑張るぞ~。」

 

周りもあの時の試合を見ていたからか本音が専用機持ちに否定的にはならなかった。むしろ努力をすれば認めてもらえて専用機がもらえると考えている様だ。だが

 

「姉さん、私の機体はどこですか。」

 

そう言ってきたのはモップだった。するとタバネ姉さんは急に真顔になり冷たい視線で

 

「姉さん?私お前みたいな妹知らないんだけど。それとお前の機体なんか作ってないし。」

 

「な、何でですか!そいつには作っておいて私のは作らないなんておかしいじゃないですか!」

 

あいつが叫んでいるが周りのみんなは冷たい視線を送っていた。もちろん俺も送っていた。

 

「おかしい?どこがおかしいのかな?ほんちゃんは自分の実力をちゃんと磨き上げてたよ。ちゃんといっくんに教えてもらいながらね。だから私はほんちゃんは専用機を持つにはふさわしいと判断したから専用機を作ってテストパイロットの件を提案したんだよ。けどお前は何かした?剣の腕を上げるような訓練をした?」

 

「ちゃんとしました。だから「剣道だけとかふざけたこと言うならあげる気ないよ。」なっ!」

 

「剣道の訓練しかしてないとかそっちの方がふざけてるよ。専用機が欲しければ剣道ではなく剣術を習わなきゃ。と言うかそもそもお前は私の妹ではなくなったから専用機なんかあげる気なんてないけどね。」

 

そう言われたモップは黙ってしまった。すると

 

「束、篠ノ之に専用機を作ってやれ。」

 

織斑がそう命令してきた。今度はお前か。

 

「だから作らないって言ってるじゃん。」

 

そう返された瞬間織斑はタバネ姉さんに掴みかかろうとしたが逆にタバネ姉さんにつかまれ海に投げ飛ばされた。

 

「お前ごときが私に勝てるはずないじゃないか。」

 

そうタバネ姉さんがつぶやいた後、山田先生が走ってこちらに来た。何やら慌てているようだが。

 

「た、大変です~~~!あれお、織斑先生はどこに?」

 

「あいつだったら今海水浴してるよ。オーちゃん代わりに聞いといてあげたら。」

 

「そうだな。何があったんだ?」

 

「で、ですが部外者ですし。「じゃ、亡国機業に所属のオータムとしてならどうだ。学園からは応援依頼が今来たようだが。」それだったらいいですね。えっとですね、ここだとまずいので専用機持ち達を連れて指揮所の方に。」

 

「分かった。よし専用機持ちは全員俺についてこい!ほかの生徒はそれぞれの部屋で待機しておくんだ!」

 

そう言われ一般生徒は困惑しながらそれぞれの部屋に戻って行った。

 

「布仏、済まないがお前も一緒に来てくれ。」

 

「分かりました~。」

 

そして専用機持ちは山田先生とオータムさん、タバネ姉さんについていった。モップはこっそりとついていこうとしたが亡国機業の隊員に拘束されて部屋に連れていかれた。

 

イチカside end




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