今回初めて小説を書いたため、変な文章や誤字などがあったりするかもしれませんがよろしくお願いします。
プロローグ一話
『インフィニット・ストラトス』、それは宇宙という無限の空に憧れを持った女性が開発した翼だ。
しかし、世界はそれを新たな兵器としてしか見ていなかった。
そして世界はISの開発を進めた。だがISは女性にしか扱えないという欠点があった。それにより女性権利団体という団体ができ女尊男卑が広まり始め、空に憧れを持った女性はひどく悲しみこの世界から姿を消し、そしてもう1人この世界から姿を消そうとしている男がいた。
一夏side
ここはどこだ?確か、千冬姉に無理矢理ドイツで開催するモンドグロッソの大会に連れてこられて、それでトイレに行こうとして、後ろから何か嗅がされて意識がなくなったんだっけ。もしかして目の前にいるこいつらに誘拐されたのか?
「悪いな坊主、俺たちも仕事なんだ。」
「そうなんだ。だけど無意味だと思うよ。」
「あぁ?どういうことだ?」
「おい!?織斑千冬が決勝に出ているぞ!」
「なんだと?!」
俺が縛られている椅子の近くにいた体格のいいおっさん(覆面しているけど声がおっさんだった)がテレビの方に行った。
(やっぱりな。あいつは俺なんかより名声の方が大事なんだな。これならさっさと家出すればよかった。)
体格のいいおっさんが仲間と思うやつらと何か話し合っていた。
「どうする、奴が決勝に出ちまったからミッション失敗じゃないか。」
「仕方ない。ガキを始末してここから離脱するぞ!」
「そうだな、その方が上層部の連中がこれに関与していることにも気づかれないはずだ。」
「そう言うことだから悪いが坊主、ここで死んでもらうぞ。」
「いいよ。どうせ生きててもいいことなんてあんまりなかったし。」
カチャ「そうか、来世はいい家族に恵まれているといいな。」
俺は犯人に突きつけられた銃口に目をギュッと閉じて弾、鈴、数馬、マドカ、さよならと心の中で別れを告げた瞬間、
ビカァ―――
「うわ?!」「なんだ?!」
「うっ?!」
なんだ?!目を閉じてるはずなのにとてつもない光が・・・・。
一夏side end
???side
「隊長、この付近ですよね。」
「あぁ。」
俺たちは今、破壊したM.I.D.A.S.の影響で起こっている磁場の異変を調査するため今は荒廃した町の一角にきていた。ヴァンツァーに搭載されているセンサーを使用して周辺を調査してみたが、まだ燃えているところなどがかなりあった。いまだにこの辺りではO.C.UとU.S.Nの小規模な戦闘が繰り返されているみたいだ。
「うん?」
「どうしたサカタ?」
「あそこに人が倒れています。それに周りに武装した民兵も確認!」
サカタが叫んだ方向には、アサルトライフルやハンドガンなどで武装した民兵が4人くらいいて、瓦礫でよく見えないが子供が倒れていた。
「?!すぐに武装解除をするように呼びかけろ。もししない場合は、威嚇射撃を行え!」
サカタは了解と叫び武装した民兵に武装解除をするように呼びかけ始めた。
「そこの武装した集団今すぐ武装を解除しろ。さもなくば発砲する!繰り返す、今すぐ武装を解除しろ!」
武装した集団は驚いてこちらを見た瞬間手に持っていたアサルトライフルなどで攻撃をしてきた。ヴァンツァー相手にそんな豆鉄砲で戦うってどうなんだよ。それにしても・・・。
「な、なんだよあのIS、見たことがないぞ!?」
「ち、ちくしょう!こんなところで死ねるかよ!」
「とにかく撃ちまくれ!!」
ISとは一体何なんだ?新しい兵器か何かなのか?
「サカタ、倒れている子供は武装しているのか?」
「いえ、椅子に縛られているようです。」
武装していない?しかも椅子に縛られているということは、あの民兵は人身売買を目的に攫ってきたのか?とにかくやることは決まった。
「各員、安全装置解除後民兵を撃退しろ。子供に当てるなよ。」
「「「了解!」」」
???side end
3rdside
武装していた誘拐犯たちは成すすべもなく倒され、周辺一帯の安全が確認され、隊長機から兵士が降りてきて、瓦礫に隠れるように倒れていた一夏に駆け寄った。
「おい、大丈夫か?」
「う・・。?!あ、あなたは?」
「俺か?俺はディラン。ディラン・ラムゼイだ。」
3rdside end
どうでしたか?自分としては文章力がすごく欲しいくらいの小説だと感じられたのですが、たのしんで読んで下さったらありがたいです。
誤字などがありましたら報告お願いします。