うたわれるもの ~短編集~   作:やみなべ

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今回はオシュトルたちとウォシスがなんやかんややっているときの舞台裏。
正直、よくヤマトの連中は地下の社まで通してもらえたなぁと。
いくらカミュとアルルゥがいたとはいえ、普通無理ですよね。

じゃ、どうしたら入れるかなぁ……というお話。
ついでに、ネコネって場合によっては、トゥスクルでも要人扱いだよね。
だって、皇女であるクオンの義妹ですよ。トゥスクルの皇位のことを考えると、こういう解釈もありだと思うんですよ。みなさん、この辺どう思います?


鍵は然るべき者の手に 3.5

 

オンカミヤムカイの最深部にてオシュトル一行とウォシスが対峙するよりやや時を遡る。

場所はオンカミヤムカイへと続く街道の途中。

本来であれば社を参拝する人々が行き交うそこは、日が暮れてもなお人々の足取りが途絶えることはない。

 

ましてやそれが、太陽がようやく中天を過ぎたばかりとあらばなおのこと。

にもかかわらず、街道の一角では本来あるべき喧騒は鳴りを潜め、代わりに一触即発とでもいうべき緊迫した空気で満たされていた。小鳥の囀りすらもなく、普段であれば取るに足らない風に揺れる木々のざわめきが妙に大きく聞こえる。

 

痛いほどの静寂と息苦しさすら覚える緊張感が支配する世界。

それもその筈。片やトゥスクルの軍事を統括する侍大将ベナウィとその副官クロウ率いるトゥスクルの精鋭たち。

対峙するは、理由すら判然としないままにトゥスクルへと侵攻したヤマト、その新たな帝が率いる一団。

事前の通達も交渉もなく、他国の皇が自国の領土……それもトゥスクルの民にとって特別な意味を持つこの地に土足で踏み込んだとあっては、看過するわけにはいかない。

 

トゥスクルがただならぬ様子で軍を展開するのも当然だろう。

無論、その程度のことはヤマト側とて分かっている。

分かってはいるが、事は急を要するのだ。事実、ヤマトの新たな帝であるアンジュの声には焦りの色が濃く浮かんでいた。

 

「ええい、じゃから緊急事態だと言っておろうが!

 四の五の言わず、今はとにかく道を開けい! 弁明でも釈明でも、後でいくらでもしてやると言うに!!」

「それはそちらの都合。我らには我らの都合がありますれば」

「そうですぜ。だいたい、あんたらは他国……それも、ちょいと前にトゥスクルを攻めたヤマトの新しい帝さん御一行ときた。それを『はい、そうですか』と通せるわけがねぇ」

「ぐぬぬ、それは……」

 

アンジュとて、彼らの言い分に一理も二理もあることはわかっている。

同時に、自分の言い分が無理難題であることも。

 

普通に考えれば、このような理屈が通るわけがない。

ヤマト側にできることと言えば、トゥスクルに対し事の次第を説明し後の対処を任せることくらい。

このように直接乗り込むなど、領土侵犯・内政干渉以外の何物でもない。

如何に国交が断絶しているとはいえ、それでなお……あるいはだからこそ戦の火種になりかねないレベルの横紙破りなのだ。

 

「その上、ここから先は我らトゥスクルの民にとって特別な地。侵攻の話は置いておくとしても、皇族ですらみだりに入れない深部へと向かいたいというのは、さすがに無理というもの。

 まずは使節を送り、先日の侵攻に対する謝罪と賠償を済ませた上で国交を回復。然る後に綿密な打ち合わせの上で御出でになるのが筋というものではありませんか、ヤマトの帝よ」

「くぅ~、頭の固い奴らめ……それができれば苦労ないわ。その時間が惜しいから、こうして余自ら出向いているとなぜわからん」

「ヤマトは内戦を経て尚並ぶもの無き大國。こちらとしても、正式な手順を踏んだ上での要請とあれば無碍には致しません。聖上に具申し、一考していただくことは確約いたします。

我らとしても、ヤマトと事を構えるのは本意ではありません。此度の件は不問にいたしましょう。どうか、何卒お引き取りを」

「そうそう。せめて、そちらさんのツレにこっちの皇族でもいれば、まだ言い訳できるんですがねぇ」

「いるわけなかろうが!」

 

実際、早々そんな都合のいい状況になるはずがない。

そもそも、一國の皇族が他國の皇一行に紛れ込んでいる方が異常なのだ。というか、普通はあり得ない。

まぁ、そのあり得ない事態が実際に起こっていたことを、当人たちが知らないだけなのだが。

 

「う~ん、お姉さんたちはトゥスクルのお偉いさんなんよね。それじゃあかんの?」

 

怒り心頭のアンジュを他所に、常と変わらぬのんびりとした口調でアトゥイはここまで案内してくれた顔見知りに問う。

とはいえ、その答えもわかりきった物だったが。

 

「無理」

「う~ん、カミュたちはあくまでも案内してるだけだからねぇ。

 私たちだけなら入れるけど、みんなが入れるかどうかは別の問題になっちゃうかな?」

 

そう、如何に皆を案内してきたとはいえ、カミュやアルルゥはあくまでもトゥスクル側だ。

ヤマトの者でもなければ、彼ら一行の一員というわけでもない。

カミュやアルルゥの権限を利用して通せる無理にも、限度というものがある。

 

「え~い、事は一刻を争うというのに……オウギ何か良い案はないのか?」

「厳しいですね。せめて、クオンさんかフミルィルさんがいれば話は別だったかもしれませんが……」

「困ったじゃな~い。結局、姉御たちに置いてかれたのが運のつきか」

「姉御たちにも困ったものだぞ」

「で、ですが、このままここで立ち止まっているわけには……ネコネさん、本当にどうにもならないのでしょうか?」

「詳しく説明できれば説得できる可能性もあると思うです。ですが、私たちも詳しい事情が分からない以上、説明のしようが……」

「そ、そんなぁ……」

「情けない声を出しても仕方ないのです。それより、キウルも何か考えるです」

「は、はい!」

 

一行の頭脳担当というべきオウギやネコネにも妙案はないらしい。

そもそも、ネコネの言う通り彼らとて詳しい状況を理解しているわけではないのだ。

皆が知っていることはただ一つ。オシュトルたちの身に危険が迫っていることだけ。

彼らが動くには理由などそれだけで十分だったが、トゥスクルにとってはそうではない。

 

「ミカヅチ殿」

「俺も行きがかり上こうなっただけだ。正直、事の半分も理解できているか怪しいぞ」

「……であるか。ならば、不本意ではあるが取れる手段は一つ」

「ふっ……お前にとっては雪辱戦という事になるか。

 面白い。お前を打ち破ったトゥスクルの武人(もののふ)、どれほどのものか試してみるか」

「む、ムネチカ様!? ミカヅチ様まで!? ど、どうか穏便に!」

 

闘志を滾らせ始めた両名に、ルルティエが悲鳴交じりの静止の声を上げる。

彼らの目的はあくまでもオンカミヤムカイ深部にいるであろうオシュトルらへの助勢。

断じて、トゥスクルと一戦交えることではない。

 

余計な衝突などしている暇はないし、ここで消耗してしまうのは本末転倒。

加えて、ようやく国交回復に向けて動き出そうとしているところで一戦交えたりなどすれば、それこそ両国の関係を修復不可能なまでに引き裂いてしまう。

実際的にも将来的にも、ここでトゥスクルとぶつかるのは百害あって一利なしなのだ。

 

「ええい、やむを得ぬか……」

「ちょ、聖上まで!? 皆さんも止めてください!」

「そうなのです! 兄様たちのことは確かに心配ですし、急がなければならないのは事実です。

 ですが、ここでトゥスクルと戦端を開けば、それこそ取り返しのつかないことに……」

「そうは言うてもなぁ……どうあっても通してくれそうにないんやから、仕方ないんよ。

 うひひひ……」

「アトゥイさんは戦いたいだけですよね!?」

 

既に目が逝っちゃってるアトゥイに、キウルはもう涙目だ。

こうなったアトゥイに説得は無意味。そもそも話なんぞ聞こえちゃいない。

しかも、周りの連中求めるどころかやる気満々だったりするから始末に負えない。

 

「完全に手段と目的が入れ替わってるんじゃない。ま、俺も嫌いじゃないがね」

「お~、やっちまえ父ちゃん」

「うむ、アトゥイの言うことももっともだ。

それに、後のことは後で考えればいい! 今はとにかく、オシュトルたちを救うのが先決だ!!」

「さすが姉上、清々しい思い切りの良さです」

「ああもう! 誰も彼もバカばっかりなのです!」

 

最早静止は不可能と見切りをつけ、ネコネも杖を構えて臨戦態勢に入る。

 

「おうおう、奴さんはやる気みたいですぜ。どうしやす、大将?」

「来るというなら迎え撃つまで。為すべきことに変わりはありません。

 我々としても、あまりのんびりとはしていられませんから」

「……」

「なにか?」

「いえね。結局やろうとしていることに変わりはねぇってのに、ままならねぇもんだなぁと」

「仕方がありません。それが『しがらみ』というものです」

「確かに。てめぇの庭で好き勝手されるのを、見過ごすわけにはいきやせんね」

 

そう、オンカミヤムカイ深部に用があるのは何もアンジュ一行だけではない。

ベナウィたちもまた、事と次第によってはあちらへ向かわなければならないのだ。

 

目的が一致している以上、協力することは不可能ではない。だが、だからと言って正規の手順も踏まずに他国の……それも侵攻されてからさして時間も立っていない、休戦協定すら結んでいない事実上の敵国の要人をやすやすと踏み込ませるわけにはいかないのだ。

ここで状況に流されれば、一国家としての沽券に関わる。

メンツとしがらみから導き出された結論ではあるが、國の将来を考えればこうするより他にない。

 

しかしそこで、兵たちによって封鎖されているはずのヤマト一行の後ろから二つの人影が姿を現した。

 

「あらあら、街道を塞ぐのはいただけませんわね。やるなら、道を外れて迷惑にならないようお願いしますわ」

「おっと、こりゃ懐かしい顔じゃねぇか」

「……なるほど。確かにあなたたちなら兵が通すのも当然ですね」

「ベナウィ殿、クロウ殿、ご無沙汰している。お二人とも壮健で何よりだ」

 

臨戦態勢を取ろうとしていたヤマト一行も、その聞き覚えのある声に思わず振り向く。

そこにいたのは、皆もよく知る二人の美女。旅籠屋「白楼閣」の女主人「カルラ」と女子衆(おなごし)の「トウカ」だ。ただし、その身を覆う衣装は常とは大きく異なり、剣呑な戦装束に身を包んでいる、

 

「カルラ様、それにトウカ様!?」

「なぜ御二人がここに……」

「少々里帰りをと思いまして、ね」

「それでクロウ殿、これはいったい何事なのだ?」

 

肩を竦めてはぐらかすカルラを他所に、トウカはヤマト一行を間に挟む形で状況確認を行う。

トウカはそれを神妙な表情で聞いているが、カルラはと言えば……

 

「あら、そんな下らない事で雁首揃えて睨み合っていましたの?」

「下らんとは何事じゃ! そもそも緊急事態じゃというのに、こ奴らの頭が固いからじゃな!」

「その漢の頭が固いことには同意いたしますが、あなた方も似た様なものですわ。もう少し頭を柔らかくすべきですわよ」

「それは、如何な意味であろうか」

 

捉え処のないカルラの言動に、やや眉を顰めたムネチカからの問い。

生真面目な彼女からすると、カルラの飄々とした態度には警戒心を抱くのかもしれない。

しかし、そんなムネチカの内心を他所に、カルラはどこか悪戯っぽい笑みを浮かべながら視線をずらす。

 

「……ネコネ、でしたわね」

「は、はいです」

「あなたはクオンのなんでしたかしら?」

「え? 私が、姉様の……?」

「あ、そっか。さすがカルラ姉様!」

「ん、確かに何とかなる」

「だけど、そうなると後がいろいろ大変だよ?」

「でも、一番手っ取り早い。どのみち遅かれ早かれ」

「う~ん、確かにそうかも……」

 

カルラの真意を読み取り、勝手に納得しているカミュとアルルゥだが、周りの者はそうはいかない。

 

「あの、御二人はいったい何の話を……」

「ねぇ、ネコちゃん。オシュトル様やクーちゃんのことを助けたいんだよね?」

「あ、当たり前なのです! 私たちはそのために来たのです!」

「なら、何でもできる?」

「当然です! 兄様や姉様の力になれるのなら、どんなことでもしてみせるのです!」

「じゃあ、問題ないよね?」

「ん、意志は固い」

(なんです? なにか、取り返しのつかないことを言ってしまったような……)

 

二人を助けたいという思いに嘘偽りはない。

が、なんだかよくわからないうちにとんでもないことになってしまったような気がする。

具体的には、破棄不可能な性質の悪い契約書にサインしてしまったような……。

あるいは、どこぞの悪徳奴隷商に身売りしてしまったとでも言えばいいのか……。

そういう、退路のない『どこか』にまんまと入り込んでしまったような悪寒がするのだ。

 

(いえ、ここで怖気づいてどうするのです! いまはとにかく、兄様たちを助けるのが先決!

 ここで足踏みしているわけにはいかないのです。例え禍日神(ヌグィソムカミ)が相手でも、それさえ叶えば文句はないのです!)

「ねぇ、ベナウィ兄さま。このネコちゃんはね、クーちゃんの義妹(いもうと)なんだよ」

「へぇ、お嬢のねぇ……」

「……なるほど、あなたがそうでしたか。お噂はかねがね、なんでも殿試に最年少で合格した才女とか」

「うぅ……」

 

皆の視線が集中し、思わずネコネは半歩後退る。

いや、視線が集中するだけならいい。クロウやカルラの面白いものを見るような視線も我慢できる。

まぁ、トウカのなんだか可哀相なものを見るような同情の眼差しは、少々気にかかるが……それも良しとしよう。

ただ、ベナウィの獲物を見るような目が途方もなく恐ろしい。

さながら「カモがネギをしょったまま焚火に突っ込んできた」とでも言いたそうな目。なんというか、無性に今すぐこの場から逃げたくなる。

 

「ところで、アルルゥ様やカミュ殿仰ることに間違いはありませんか?」

「は、はいです。確かに私は、姉様と義姉妹の誓いを交わしているです」

「ふむ、なるほどそうですか……クロウ」

「うす、そういう事なら問題ねぇんじゃねぇですかい?」

「あの、なにを……」

「失礼しました。他国の出のあなたには実感がわかないかもしれませんが、ここトゥスクルでは義兄弟あるいは義姉妹の誓いは大きな意味を持つのです。無論無条件にとはいきませんが、事と次第によっては皇の座すら継承可能なのですよ」

「え、えぇ!?」

「まぁ、信じられねぇのも無理はねぇが、ホントなんだなこいつが」

 

あくまで冷静沈着なベナウィは良いとして、悪戯小僧のようなニヤニヤ笑いを浮かべるクロウの言には今一つ信が置けない。というか、ヤマト出身者からすればあまりにも信じがたい話だ。

属国の皇の場合、帝の認可さえあれば皇の座に付けはするが、それも基本的には直接的な血縁のあるものに限られる。一応、前八柱将トキフサがイズルハの皇になった際には、皇族ではないながらそれが認められた。

しかし、それは例外中の例外。

ましてや、義兄弟の誓いによって継承がなされるなど、与太話にすら思えるだろう。

 

「ほ、本当なのですか?」

「ん、前例もある」

「今の皇のオボロ兄さまは祖皇ハクオロおじさまの義弟だったんだよ」

『…………』

「そのため、トゥスクルではいくつかの条件を満たしていれば、義兄弟の誓いを血縁の代わりと認め、家督や遺産の継承が為されることがあるのです」

 

なにしろ、國のトップである皇の座が継承された前例があるのだ。

それ以下の地位で同じ継承方式を適用できない理由がない。

 

「で、ですが、それとクオン様とネコネ様が義姉妹であることに、何の関係が……」

「そ、そうじゃそうじゃ! だいたい、我らは今オンカミヤムカイとやらに行くのが先決なのじゃ! お主らの家督の相続に関する細々としたことなど知ったことではないわ!」

「いやいや、こいつが結構重要でしてねぇ。なにしろ、お嬢の義妹ってことは、そっちのちっこいお嬢はトゥスクルでは皇族に準じる扱いになるんですぜ」

『えぇっ!?』

「なんじゃと!?」

「それはつまり、クオンさんはトゥスクルの皇族であると?」

「やはり聞いていませんでしたか。彼女の産みの母は聖上の妹君、つまり姪御にあたるのですよ」

「ちなみに、お嬢の母親ってのがそっちのちっこい姐さんや姫さんの親友だったんですぜ」

「身体の弱い方でしたからね。おかげで、周りの者はずいぶんと過保護になったものです。そちらの二人はその最たる例でしょう」

『あ~……』

 

カミュとアルルゥのクオンに対する過保護っぷりを知る面々は、得心がいったとばかりの反応を見せる。

 

「なるほど、そうだったんですね……ところで、クオンさんのお母様はお元気ですか? クオンさんには大変お世話になっていますし、今は難しいですが一度ご挨拶に……あいたっ!? いたっ!? イタイ! な、何するんですか?」

 

徹頭徹尾真面目に尋ねようとするキウルだが、同時に周りから肘鉄やらなんやらでどつきまわされる。

過去形で語られているあたりで察しろという事だ。

悪い奴ではない……というか本当に良い奴ではあるのだが、いかんせん要領が悪いというか察しが悪いというか……今一歩残念なのがキウルの味なのだろう。

 

「だが、これで女将さんたちの言わんとしたことが分かったじゃない」

「あ~、なるほどなぁ~。つまり、トゥスクルの皇族のクオンはんの義妹のネコやんになら、この先を通る資格があるっちゅうことやね」

「む……だが、ネコネだけというわけには……」

「いえ、姉上。その場合、我々はネコネさんの同伴者……という事でお目こぼししていただけるかと。違いますか?」

「ええ、そういう事にしておきましょう」

 

とにもかくにも、こうしてヤマト一行とトゥスクル軍の衝突は回避された。

それどころか、無事オンカミヤムカイ深部へと向かう名分を得られたのだから、結果的には最高の形で落ち着いたと言えるだろう。

 

しかし、彼らは知らない。

ネコネを視界に収めたベナウィの視線は、真実捕食者のそれであったことを。

ヤマト最難関の試験に最年少で合格した才女とはつまり、最高の文官候補。

しょっちゅう皇が政務をほっぽり出して逃げるのが伝統と化しつつあるトゥスクルでは、喉から手が出るほど欲しい人材だ。

 

要は……引き抜いて働かせるつもり満々なのであったとさ。

 


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