架空世界では俺の青春ラブコメは間違えない?   作:0ひじり0

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今回から話は圏内事件に発展していきますが、読者様からのご指摘を受けて自分なりに頑張って攻略部分を書きたいと思います。
そして今回は短めです。


Ep.15

俺達のギルドから一人抜けた。

それはアスナで何でも血盟騎士団と言うトップギルドから勧誘されて悩んでいたらしく、相談された俺はアスナの好きな方にさせた。

正直に言えばトップギルドとは言え信用は出来ないし不安だ。

でも、それではアスナは成長しないし、彼女は上に立つ才能。カリスマ性もあるから行くと決めた時はちゃんと送り出してやった。

他の奴等も泣いたりはしたものだが笑顔で見送り、一先ず俺達は別々の道を行くことにしたのだ。

 

そして、アスナがギルドを抜けてから時は過ぎアスナの所属するギルド、血盟騎士団は59階層まで攻略していた。

 

イロハ「おぉーアスナったら59階層で副団長して大活躍だって!凄いですねー♪」

 

コマチ「あ!本当ですね!!カッコイイ♪」

 

ハチマン「おい。置いていくぞ。」

 

現在俺達は三人で60階層を探索中で血盟騎士団からも正式にほうしぶの方に要請があり、ボス部屋を探している。

 

イロハ「あ、待って下さいよ。先輩!」

 

コマチ「ゴミぃちゃん。コマチ的にポイント低いよ?」

 

ハチマン「はいはい。」

 

二人の抗議に適当に返事をしながらも歩みを進める。

今のほうしぶはユキノンをリーダーにサブリーダーにユイとハルノンがなっており、皆合意の上だ。

更にはアスナが所属していることもあり、血盟騎士団とも交流があるためよく攻略するためのダンジョン探索など下請け業者の様な事もしている。

 

ハチマン「んー大体回ったはずなんだけどな…。」

 

イロハ「どうしたんですかー先輩。」

 

ハチマン「いや、大体の場所は回ったのにボス部屋が見付からねぇんだ。」

 

コマチ「どっか見落としてたりは?」

 

探索するために手書きで記しているマップを見ながら頭をかく俺のリョウサイドから小悪魔と天使がマップを覗いてくする。

 

ハチマン「それはないと思うんだがな。やっぱ隠し部屋か?」

 

イロハ「むー先輩!わたし疲れました!」

 

ビシッと手を挙げてイロハが言うが、俺は頭に軽くチョップをする。

 

ハチマン「さっきも休憩しただろうが。それに早く終わらさないとユキノンにどやされるのは俺だかんな?」

 

コマチ「なら問題ない。」

 

イロハ・コマチ「「ねー♪」」

 

ハチマン「…さいですか。」

 

仲良くキャイキャイ騒ぐ二人は本当の姉妹の様だが言ってることはえげつない。主に俺に対してだが。

げんなりとしているとよく知る声が聞こえる。

 

アスナ「あれ?ハチマン?」

 

ハチマン「ん?おう。アスナか。」

 

イロハ「アスナ♪」

 

コマチ「お久しぶりです♪」

 

アスナ「きゃっ…イロハにコマチ。久しぶりね♪」

 

アスナ率いる探索中の血盟騎士団とのご対面だった。

イロハとコマチはアスナに飛び付いてアスナもそれを受け止める。キマシタワー…え?違う?そうかなぁ…?

 

アスナ「とりあえず立ち話もなんだし、休憩がてら情報交換しない?」

 

ハチマン「ああ。いいぜ。」

 

イロハ「やった♪」

 

コマチ「お兄ちゃんとのお話が終わったら三人でガールズトークしましょうね。」

 

アスナ「うん。いいよ♪…皆!休憩よ!周囲の警戒は怠らないでね!」

 

アスナは皆に聞こえるように声を張りながら指示を飛ばす。

 

ハチマン「ちゃんと副団長やれてるんだな。」

 

アスナ「そりゃあ、ね。」

 

俺が感心するとアスナは方を竦めて笑う。

さて、攻略するために情報でも刷り合わせするか。

 

 




読んでいただきありがとうございました。
攻略って難しいなぁ…(汗)

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