架空世界では俺の青春ラブコメは間違えない?   作:0ひじり0

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初めまして0ひじり0です。
ハーメルン初投稿です。
正直、使いこなせておりません(笑)ですので温かい目で見ていただけると嬉しいです。
また、誤字・脱字がありましたら教えて下さい。
自己満足で書いてますのでオリジナル展開があるかもしれません。
亀更新になると思います。すみません。

10/16 誤字訂正

最後に、文才はありません!!!(※ここ大事)


プロローグ

八幡「あのー…なんスか?この状況は?」

 

俺こと比企谷 八幡は冬休みを謳歌するために惰眠を貪っており、忌まわしき熱光線(※朝日)から逃れるために寝返りを打つと何故か俺のベッドに潜り込んでいる雪ノ下さんと目が合う。

その大きな瞳は意地悪く細められニッコリ笑みを浮かべている。

 

陽乃「比企谷君、おはよ♪」

 

八幡「おはようございます…じゃなくて!!なにしてんスか!?」

 

俺は予想外すぎる魔王との遭遇に慌てて跳ね起きる。

いやいやいや、おかしいだろ!?

RPGをゲームスタートして起こしに来るのが魔王ってそのままやられてゲームオーバーじゃねぇか。

起こしに来るのは母親だろうが。

もしくは妹か戸塚で。寧ろ土下座して頼むまである。

 

陽乃「んー?綺麗なお姉さんが優しく起こしに来てあげたんだよ?うれしいでしょ?」

 

八幡「いや、別に嬉しくはありません。つか、起こすのにベッドに入る意味無くないですか?」

 

陽乃「あはは。比企谷君は相変わらず理性の化物だね。だって比企谷君が気持ち良さそうに寝てるから私もって思ったの。」

 

そう言って、悪そびれた風もなく笑う雪ノ下さん。べ、別にドキッとかしてないんだからね。うん、今日も順調にキモイな、俺。

 

八幡「はぁ。とりあえず、着替えるんで下で待っててくれますか?」

 

陽乃「お姉さんが手伝ってあげようか?」

 

八幡「要りません。」

 

陽乃「ふふっ♪比企谷君はかわいいね。それじゃあ、早く来てね?」

 

そう言って、ヒラヒラとてを振り雪ノ下さんは出ていった。

あーもう嫌な予感しかしない。

 

八幡「着替えよ。」

 

そうぼやきながら月曜日の社畜が如くノロノロと着替え始めた。

 

――――――――――

 

八幡「そんで?今から何処に向かうんですか?」

 

陽乃「まだ秘密だよー♪」

 

着替えた俺はリビングに下りるとカマクラと戯れてた雪ノ下さんに連れられ車に乗せられてしまった。

走行中の車内で隣に座る雪ノ下さんを見ると楽しそうに鼻歌を歌ってる。

こうなった魔王様は誰にも止めれないし、答えてもくれないのだろう。

仕方なく流れる景色に目を向けボーッとすることにした。

 

――――――――――

 

陽乃「はい、比企谷君。到着だよ。」

 

そう言って、開けられたドアから降りるように促され降りると声をかけられる。

 

陽乃「比企谷君♪」

 

八幡「はい?なんスか?」

 

軽く伸びをして体をほぐして振り返ると手の甲を上に向け俺に向かって手が差し出された。

えぇー…意図はわかりましたけど、えぇー…。

 

陽乃「…」ニコニコ

 

八幡「ぅ…はぁ…。」

 

笑顔のまま動かない雪ノ下さん。勝てるわけがない。

左手でガシガシと頭をかき覚悟を決めて右手を差し出す。

俺の右手に申し訳ない程度に手を添えてスッと車を降りる雪ノ下さん…ほんと何でも似合うのな。

 

陽乃「ありがとう、比企谷君。」

 

八幡「いえ、別に。」

 

俺がそっぽを向きながら答えると楽しそうな声が聞こえるが無視だ。無視。

 

陽乃「じゃ、上がろっか。」

 

その言葉に俺は前を向くと超高層マンションとまではいかないでも綺麗なマンションに向かって歩き出す雪ノ下さんに着いていった。はぁー…帰りたい。

 

エントランスを抜けてエレベーターに乗り最上階を目指す雪ノ下さん。

俺は黒子みたいに後ろで待機する。

 

ポーンっと音を鳴らして扉が開き、俺達が降りると雪ノ下さんは一番奥の一室でカードキーを使ってな鍵を開けた。

扉をあけて中に入る雪ノ下さんの後を追う。

 

小町「もー、お兄ちゃん遅い。」

 

結衣「小町ちゃんの言う通りだよ。ヒッキー遅い!」

 

中には今にも噛みつかんとする犬、もとい由比ヶ浜が恐れ多くも天使である我が妹の小町と並んで頬を膨らませていた。

 

雪乃「小町さん、由比ヶ浜さんダメよ。この男は生き返るだけでも奇跡なのにそんな酷な事を言っては可愛そうよ。」

 

八幡「いやいや、雪ノ下の言い分が一番ひどいからな?」

 

雪乃「あら?私は本当の事言っただけよ?ゾンビ…比企谷君は生き返るのが毎日大変でしょ?」

 

八幡「思いっきりゾンビって言ってるからな?つか、俺は人間だ。」

 

そして氷の女王は軽くジャブと言う名のストレートをガンガン放つ。HPは既にマイナスだよ。

 

いろは「先輩、私喉渇きましたー。」

 

八幡「しらん。あざとい。つか、雪ノ下さん聞け。」

 

妙な甘えた声で一色が話しかけて来るが俺はお茶汲みじゃねぇ。

だが、専業主夫になって養ってくれるなら考えてやらんでもないな。うん。

 

陽乃「はい。皆にお知らせがありまーす。」

 

アホな事を考えてる俺をよそに雪ノ下さんが手を鳴らして声をあげる。

 

陽乃「皆、まだ冬休みで学校始まるまで暇だと思ってね?お姉さん今日の13:00から始まるSAOで遊ぼーと思って皆の分揃えたんだよねー。」

 

そう言って、じゃじゃーんっと言いながら6台あるうちの1つベッドの横にかかった布を剥ぐと兜のような形をしたナーヴギアを見せる。

 

陽乃「全員で思いで作りしよっか♪」

 

そう言ってウインクをする雪ノ下さんは心底楽しそうで俺は溜め息しか出なかった。

 




はい。すみません。
全然SAOに話を持っていけてないですね。
ハルノンが可愛すぎて少し?暴走してしまいました。

次回はとりあえず、SAOで戦闘に慣れるまでを書きたいですね。
つか、自業自得ですがキャラが多すぎてなかなか進めれない感じがします。

因みに文字数は2000前後ぐらいを目指します。

ありがとうございました。

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