模型戦士GPフレンズ ちょっと変わった、僕らのトモダチ   作:来迎 秋良

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皆さん、お久しぶりです。
やっぱり今の時期忙しいですね、と言い訳をちょろっと。

えー、今回は新キャラがいきなり登場となります。
原作好きな人からしたらありえないとか思うかもしれませんが
それはそれ『俺のガンダム』って事で違うのは容認していただければ。

あと、書いてる途中でブレンパワードを一気見したせいで極僅かに
富野節もどきが混入しています。富野語難しい……。

それでは、本文どうぞ



04 1/4(クォーター)

麗流に呼ばれ彼女の部屋に飛び込んだ僕とツバサは、予想外の光景を目にした。

 

そこに居たのは一人の青年。

彼は白を基調に所々空色の模様が入った服を着て、

慌てる麗流を必死で宥めていた。

 

「落ち着いてくださいマスター!

 ほら、俺です! マスターが作った『クォーター』ですよ!!」

よくよく見てみると彼の顔はどこかZガンダムのカミーユに似てるけど、

それでいて慌てまくっていて、まったく別人のようにも思えた。

 

「え~と、どちらさま?」

「あっ、睦月さんとツバサさん。俺、マスターに新しく作られたガンプラです」

言われてみれば、彼の手足を構成するアーマーは確かにゼータガンダムの物。

しかし、ツバサと同じように各所に改造が施されていた。

 

「――ってことは、麗流。もしかしなくても彼もGPヒューマン?」

「そうなんだよ~っ! 睦月を驚かせようと思ってこの間から作ってたんだけど、

 昨日の晩完成させて寝て、起きたら彼が作業台の上整理してたの!」

「マスターが後片付けもせずに寝るからですよ……」

わたわたしている麗流に呆れて額を押さえるクォーター・ゼータ。

彼は麗流が寝ていたベッドの布団を綺麗にたたみ終わると睦月たちに一礼。

 

「改めまして。初めまして、睦月さん。ウチのマスターがお世話になってます。

 それとツバサさん。同じGPヒューマンとして、宜しくお願いします」

そういいながら深々と例をする彼に思わず二人もお辞儀を返す。

 

「よ、よろしく……」

「お願いします……」

そして二人が呆気にとられている間にクォーターゼータは麗流の髪を梳く。

 

「ほらマスター、寝癖が凄いことに……。ほら、少しじっとして」

「あ、うん……ありがと。(なんか、凄い上手……)」

麗流は髪を梳かれて表情が『はにゃ~ん』とした感じになる。

 

「凄い、麗流がこんなにリラックスしてる……」

「マスターに作ってもらった身だから、マスターに尽くすのは当然ですから」

「そうですよ睦月さん。私たちの生みの親なんですから」

クォーターに続きツバサも僕に言ってきて、僕は少々気おされる。

 

「そ、そう? ――にしても、麗流の相談ってこの事かー」

僕が驚いている間にツバサとクォーターは話を始めていた。

 

「あなたはどんな装備を持ってるんですか?」

「ああ、一番はコレです」

彼はそういうと空中から巨大な板のような物を取り出して来た。

最初、僕はフライングアーマーかと思ったけど違った。

 

「それ、シールドとスラスター!?」

「はい。マスターが俺のシールドを、この漫画を参考に改造したんですよ」

そう言って出してきた漫画は、長谷川祐一の

『機動戦士Ζガンダム1/2(ハーフ)』だった。

 

「うわ、何これ。盾で空飛んでる。しかもその後落ちてる……」

「え? 面白いじゃん。フライングアーマーそのまんまシールドにして

 振り回すとことか、アムロの影武者とか~」

麗流は言いながら笑う。僕はもう苦笑いしかできなかった。

 

「まあ、確かに面白いと思ったけどね。でも改造ってこんな風に

 何かを再現したり好きに変えたりするのもありなんだ」

僕の言葉に麗流は大きく頷く。

 

「もちろん。むしろ、こうやってオリジナリティ出すのは大いにアリだよ!

 例えば彼の左腰フロントアーマーの『1/4』ってのも掘り込んだんだ」

言われて見てみると、確かにしっかり掘り込んである。

さらにクォーターの各所には白で『Ζ』や『MSZ-006』とマーキングされていた。

 

「凄いや、本物のマーキングみたいだ」

「でしょ~。……っていっても、うちの店で売ってるΖガンダム用のデカールを

 貼り付けただけなんだけどね~」

麗流は言うけれどクォーターに付けられているマーキングは水転写式デカール。

デカールの中でもかなり面倒な部類に入るそれを、細かい所にもつけている。

 

「――クォーターも大事に作られたんだね」

「はい。マスターが大事に作ってくれたから、俺はGPヒューマンになれました」

「もう。そんな事素面で言わないでよ、恥ずかしい……」

なんだかんだで麗流とクォーターは仲がいいみたいだ。

 

「で、麗流。彼にも名前つけてあげたら?」

「名前ね~……クォーター、四分の一……四一?

 そうだ! 四一(よいち)。あなたはこれから『羽崎四一』ね!」

「ヨイチ、か。ありがとうございます、マスター」

「私も麗流でいいよ~。だって四一の方が年上に見えるし、落ち着いてるじゃん」

麗流に言われ、クォーター改め、四一も頬をかく。

 

「はい、麗流さん……いえ、麗流。これからも宜しくお願いします」

「うん、よろしく。それじゃお父さんに報告に行かなきゃ。いこっ、四一!」

麗流は言うだけ言うとクォーターを引っ張って部屋から出て行った。

しばらくぽかんとしていた僕とツバサも二人の後を追いかけて部屋を出た。

 

 

「へぇ、まさか麗流にもツバサちゃんみたいな存在の友達ができるなんてな」

明日人さんは頭をわしわし掻きながら麗流の方を見る。

 

「で、お前は彼をこの家に置いて欲しいんだろ?」

「うん! 良いよね、お父さん」

「まあ、お前の言いたい事ぐらいわかってるし、放り出すわけにもいかん。

 ……それに、なかなか力もありそうじゃないか。店の手伝いでもしてもらうさ」

明日人さんの台詞に綺麗な礼で感謝の意を表す四一に

麗流は満面の笑みで抱きつく。

 

「よかったね、四一!」

「はい! 明日人さん、ありがとうございます」

「いやいや、いいさ。息子が一人増えると考えたら案外楽しいもんだ」

仲良く話している三人はすでに家族のようになっている。

そして、その話がひと段落した後、四一がツバサに声をかける。

 

「ツバサさん、すみませんけど、俺とバトルしてくれませんか?

 マスターに作ってもらった自分の実力、試してみたいんです」

そういいつつ拳を握ったり閉じたりする彼にツバサも頷く。

 

「判りました。いいですよね睦月さん」

「ツバサが決めたなら文句は言わないけど……体調は大丈夫?」

「はいっ! いい運動もしましたし、もう絶好調ですよ!」

ツバサはその場でくるりと一回転してみせる。

その様子に違和感や疲れは見られず、問題はないようだった。

 

「ん、了解。それじゃ近くの川原にでも行こうか。

 それじゃ明日人さん、行ってきます!」

「行ってきます、お父さん!」

「やるのもいいが、あんまり怪我しない程度にな~」

明日人さんの声に送られて、僕ら四人は近くにある川の川原にある公園へ行った。

 

 

「四一さん、準備は良いですか?」

「勿論。麗流も睦月さんも、安全なところで見ていてください」

互いにビームサーベルを展開して構え、

向き合って立つ二人にマスター二人は頷く。

 

「気をつけてね、四一、ツバサちゃん!」

「さて、前と同じならそろそろ来るはずだけど……っ、来た!」

僕の声に麗流とツバサ、四一は空を見上げる。

するとそこに以前見た黒いガンダム……バトルマスターが現れる。

 

「バトル反応、確認。バトルフィールド、スタンバイ。

 認識、AGE-2『ツバサ』、Ζガンダム1/4。 バトル……開始!」

バトルマスターの登場と共に、川原の公園はフィールドに包まれる。

そしてバトルマスターの出した合図でツバサと四一は飛び出し、

互いに一本ずつ持ったビームサーベルで切り結ぶ。

そのままツバサは二本目のサーベルを抜き斬ろうとするのを

四一は鍔迫りしているサーベルを押し、弾き飛ばすことで避ける。

彼はそのままシールドに飛び乗り上空へと舞い上がりライフルでツバサを狙う。

 

「俺のライフルなら、やれるさ!」

「その程度の事で、私の装甲を抜けると思ってもらっては困ります!」

ツバサはライフルのビームを腕のifsユニットで受け止め、四一と同じく空へ。

再びつばぜり合いの体勢に入るが、徐々にツバサが押し始める。

それも当然、MS形態で飛行できるツバサに比べて、

ブースターシールドに乗って飛んでいる四一は自由に調整ができないから。

しかし四一も負けてはいなかった。なんと自分から後ろに飛び降りる事で

ツバサの姿勢を崩し、自分は片手でシールドを掴んで懸垂の要領で乗りなおす。

 

「やりますね、四一さん」

「この位、どうという事は無いっ!」

飛び乗りなおした彼は大型のビーム砲であり、Ζ最大級の火力を持つ

『ハイパー・メガ・ランチャー』を装備。その長大な銃身を

持ち前の腕力を生かして振り回し、ツバサを狙う。

 

「当たる訳には、行きませんね!」

ツバサは銃口の向きを見極め、なんとか射線から逃れようとする。

しかし、ここで予想外の要素が入った。

ハイパー・メガ・ランチャーの銃身の側面にバーニアがつけられていて、

その噴射で微妙に射線が変わり、ツバサに追従してきたからだ。

 

「しまっ……」

「当たれぇぇぇぇっ!」

反射的に両腕をクロスさせ右腕のifsユニットと左腕の物理シールドで

防御したけど直撃弾を食らった右腕のifsユニットはオーバーロードで爆発。

右手に大きなダメージを負い左手のシールドもボロボロになった。

 

「痛っ……けど、まだまだですっ」

ツバサが左腕のシールドを投げ捨てハイパ-DODSライフルを構えても、

慣れない左手での射撃、加えて高速機動で照準が定まらずなかなか撃てない。

業を煮やしたツバサは地面に向かって急降下、そして水をたたえた川へ向かう。

そのまま水面すれすれを移動すると思い追跡していった四一。

でも、ツバサは彼の目の前で水中に突っ込んだ。

 

「ツバサっ!」

「水飛沫が……っ!」

四一が使っているブースターシールドが「ウェイブライダー」でも、

実際に水の波に乗れるわけじゃない。

水にあおられて崩した体勢を立て直した彼の目の前に、再び立つ水柱。

その中から現れたツバサは左手にDODSライフルを構え、至近距離で四一を狙う。

 

「この距離なら、外さない」

「ちぃ、っ!」

ツバサが放ったビームは一直線に四一に向かうが、彼はシールドから跳ぶ事で

そのビームを回避する。しかし、自由に空中を飛ぶことができなくなった彼は

空中では無防備に近かった。

 

「トドメ、ですっ!」

「負けて、たまるかぁっ!」

ツバサは痛む腕を振りライフルを向ける。同時に四一も

ハイパーメガランチャーを構えツバサに向け、同時に発射した!

 

「「うああああああっ!」」

 

 

「ツバサ、お疲れ様。右腕は大丈夫?」

「はいっ、このくらいなら一晩もあれば直ります!」

戦いが終わった後、僕と麗流はお互いの相棒を気遣っていた。

 

戦いの結果は引き分け。

 

ツバサのDODSライフルのビームはハイパーメガランチャーのビームを貫通して

四一に直撃、撃墜したけれど同時にツバサのエネルギーが切れて墜落したからだ。

 

「すみません、麗流さん。結局勝てませんでした……」

「いいっていいって! そんな事より、やっぱカッコ良かったよ~!」

抱きつかれ「いてて」と言う四一と慌てて謝る麗流。

そんな二人からはすでにいいコンビである雰囲気が現れていた。

 

「にしても、四一も強かったね。やっぱしっかり作ってもらってるんだね」

「いえ、そんな。ツバサさんには結局敵いませんでしたよ。

 ……っ、ツバサさん!」

四一は笑顔を急に掻き消し、川向こうを睨む。

彼の言葉に僕がツバサを見ると、ツバサも真剣な表情になっていた。

 

「ツバサ? 一体何が……」

「睦月さんは離れていてください。 ……また、はぐれです」

無事な左手にブレードボウを握るツバサとシールドを置いて立ち上がる四一。

二人が睨んでいる方向を見ると、そこには数人の人……いや、

GPヒューマンが居た。

彼らは装甲のデザインから考えると『ガンダム00』の登場機体らしい。

確か調べたデータだと、あの形状は……

 

「二人とも、気をつけて。あれは多分AEUイナクトかユニオンフラッグだ」

「青いのがサーシェス専用イナクトで黒いのはグラハム専用カスタムフラッグ!

 あとの水色のは全部ノーマルフラッグだよ! 機動力が高い機体たち!」

僕と麗流に言われてツバサと四一はにやりと笑う。

 

「だったら」

「楽勝です」

二人は目配せをして飛び出す。

そしてツバサはブレードボウでパンツァーファウストの弾頭を発射し

先頭の二機をまとめて吹き飛ばした。

 

「やっぱり彼らは、装甲は脆いみたいですね!」

「そして、この煙でっ!」

その爆風の中に飛び込んだ四一はツバサから預かった二本のビームサーベルで

ノーマルフラッグを残らず斬り捨てる。

残った機体は(サーシェス)イナクトと(グラハム)フラッグ。

しかしこの二機、なかなか動きが良かった。

しかも似たような機体特性を活かし『サッチウィーヴ』を繰り出して来ていた。

 

「この二機、なかなか、やるっ!」

「ツバサさん、エネルギーはどうですか?」

「まだ空っぽ。四一のダメージは?」

「俺は駆動系がやられてます。 ……やってみます?」

彼の言葉にツバサは頷き、痛む身体を動かし飛び上がる。

空中に上がり姿勢制御が安定しない彼女を、イナクトとフラッグは集中砲火。

 

「ツバサっ!」

「ツバサちゃんっ!」

僕と麗流は叫ぶ。しかし、その爆煙の向こうにあったのは大きなシールドだった。

 

「あれは……四一のシールド!?」

「そうか、ツバサちゃん自身はまだ飛べないから、四一ので飛ぶんだ!」

その言葉通り、ツバサはシールドに乗って二機の間を飛びぬける。

しかし相手はやはりサッチウィーヴ機動で狙いを定めさせない。

二機が交互に相手のコースをカバーする機動で狙いがぶれるのだから。

 

「まっ、たく。しつ、こいっ!」

ツバサは叫ぶとシールドの上に伏せ、両手でライフルを構える。

右腕の痛みを感じつつ、それを振り切るように狙いを定め。

二機が重なる瞬間にハイパーDODSライフルを発射した。

 

「「!!」」

 

回転しながら飛んだビームは二機を同時に貫通。その光景はさながら、

ガンダムAGEの劇中で二機のMSを同時に撃破した時のようだった。

 

「やっ、たあ……」

そのままシールドの上で倒れこんだ彼女を、遠隔制御でシールドを飛ばし

安全に着陸させる四一。

 

「ツバサ! 大丈夫……って、寝てる……?」

慌てて駆け寄った僕は彼女を抱き上げ呆れた。

彼女はただ疲れ果てて眠っただけだったからだ。

 

「はは、なんだ。……まったく、また無茶して」

彼女を思わず抱きしめ、その後麗流と四一に見られているのに気がついて離れる。

 

「っと、そ、それじゃ僕はツバサをつれて帰るよ! 二人も適当に帰るようにね!」

「はいはい。睦月、ツバサちゃんを大事にしなよ?」

「そうですよ。ツバサさんを悲しませたら承知しませんからね?」

「判ってるから! じゃ、僕はもう帰るからね!」

僕は自分の顔が熱くなるのを感じつつツバサをおぶって、家路につく。

彼女が背中で何かをつぶやいているのはあまり気にはしなかったけど。

 

 

「なんか、一度バトルしたらいつもツバサが疲れて寝ちゃってるな。

 やっぱりバトルって相当体力使うんだろうな……無茶はしてほしくないけど」

結局、バトルの後ツバサは眼を覚まさずに夜になった。

 

正直僕にとって、ツバサたちが戦うのはあんまり喜ばしいことじゃない。

それでもツバサ自身が望んでいる以上、僕に止めることは出来ない。

僕はツバサを寝かせているベッドの横に座り、クローゼットから

タオルケットを出してベッドにもたれかかる。

 

「まったく、見てるだけの僕の身にもなってよ。相棒なんだからさ」

それだけ呟いた後、タオルケットを自分にかけて眠った。

 

続く。

 




「ツバサ、どうしてついてきたのさ!?」
「睦月さん一人だけで行かせるなんてできませんよ!」

こっそりついてきたツバサのおかげでいろいろ大混乱に。
やれやれ、いろいろ大変だな……。

次回・模型戦士GPフレンズ

第五話『黒い『ガンダム』の力』

無茶言わないでよ、ツバサ……




睦月 「睦月と」
ツバサ「ツバサの!」
二人 『Gペディア!』

ツバサ「今回は新しいGPヒューマンの四一さんが登場しましたね~」
睦月 「うん。麗流が作っていた『Ζガンダム1/4』がGPヒューマンになったんだ」
ツバサ「その事ですけど、彼の参考になった『ハーフΖガンダム』ってなんですか?」
睦月 「あー……説明が難しいんだよなあ。とりあえず『クロスボーンガンダムの
   作者が描いたΖガンダムもどき』と考えてくれれば合ってる……かなあ」
(作者注:詳しくは『機動戦士Ζガンダムハーフ』という漫画に載ってます)

ツバサ「そ、そうなんですか……そんなのチョイスするなんて麗流さんも変わってますね」
睦月 「アイツ、昔から変わった機体が好きだからな……。
    可変機で好きなのは?って聞いたら『GT-FOUR』とか答えるし」
ツバサ「???」
(GT-FOUR:連邦空軍が『G4計画』で開発した『最初の可変ガンダム』。
 ムーバブルフレーム以前のために構造が脆弱だったり、
 エンジン出力で無理やり飛んでいたりした試作機。
 ブースターモードとフライヤーモード、ガンダムモードに変形する)

睦月 「さて、マニアックな話題はともかく、今回の議題は『GPバトル』について」
ツバサ「GPバトルとは、私たちGPヒューマンがお互いの同意の上で戦う事です」
睦月 「互いの同意が得られるとどこからか黒いガンダム『バトルマスター』が来て
    特殊フィールドを展開しバトルが開始されます。
    このフィールド内でなら何を壊してもバトル終了時には修復されるし、 
    通行人などに認識されることも滅多にありません。
    まあ、ぶっちゃければ便利設定ですね」
ツバサ「でも、おかげで私たちは全力でバトルできるんですよ」
睦月 「うん、そうだね。でも、正直僕はあんまり危ない事はしてほしくないかな」
ツバサ「でも、私たちGPヒューマンは本能として『別のGPヒューマンとバトルしたい』
    っていうのがあるんです。それに、睦月さんにカッコいい所見せたいし!」
睦月 「まあ、ツバサが決めたことなら今は止めないよ。本編でも言ってるけどね」
ツバサ「ありがとうございます、睦月さん!」
睦月 「いえいえ。さて、今回もまた長いあとがきですが、
    ここまで付き合って下さった方はお疲れ様でした」
ツバサ「次回もまた、読んで下さいね!」

△人物紹介
羽崎四一(はねざきよいち):MSZ-006[1/4]
イメージキャラ:カミーユ・ビダン(Ζガンダム)
白い長ズボンに白いシャツを合わせ、その上から青いジャケットを着ている。
さらにゴツい水色のブーツを履き、腰のベルト両側にポシェットをつけている。

麗流の改造ガンプラ『クォーターΖガンダム』がGPヒューマンになった姿。
カミーユに似てはいるが性格は明るく活動的。元の姿の装備が装備なので
サーフィンやスケボーが得意。

またデカいシールドを取り回すために腕力も強く、腕っ節も強い。
さらにムーバブルフレーム機だけに体も柔軟。さらに空手を覚えている。

性格は普段は明るくからっとした性格だがキレると怖い。
特にマスターである麗流や友人の睦月、ツバサに危害が及ぶと恐ろしくキレる。


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