漢を目指して   作:2Pカラー

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メインキャラクター設定集

 

主人公 アイカ・スプリングフィールド

 

種族:人間

 

年齢:戸籍上は九歳 実質的な肉体年齢は魔法球使用のため約十二歳

 

 

外見:『災厄の魔女』ことアリカ・アナルキア・エンテオフュシアに瓜二つ

しかし、突拍子もないことを発言したり、何故か常に自信に満ち溢れていたりと、見るものが見れば(特に紅き翼の面々などが見れば)アリカよりもナギの面影を強く感じさせるだろう。(ちなみにナギが魔法世界の大戦に参加したのが十二、三のころ)

魔法世界にて野生児生活をしていたり体を鍛えたりと、魔法学校でがり勉引きこもりモードだったネギとは正反対の生活を送っており、またダイオラマ魔法球内で三年分ほど多くの時間を過ごしているため、ネギよりも頭一つ分ほど背が高い。大体の身長は百五十ほど。神楽坂アスナより頭一つ分小さく、近衛木乃香や宮崎のどかと同程度である。

 

 

性格:単純バカ この数年でこれまで以上に進行している(何がとは言わないが)

これはアイカとしての十数年によって『前世』の性格が消えかけている影響である。

何気にヘルマンと気が合う。精神面は男のままであり、フィオにはどんな服装が似合うか議論していたりする。(大抵は露出過多なエロ衣装を好むヘルマンに対して、モコモコな可愛い服装のフィオが見たいアイカとの殺し合いに発展するのだが)

ちなみにアイカ本人は自身の格好には無頓着。フード付きのローブやパーカーで顔を隠すのが癖になっている。

 

 

能力:魔法に関してはかなりの才能がある。

魔力量はサウザンドマスター譲り。適性があるのは光と風。ネギと同様である。

しかし修得している魔法はネギとはまるで異なる。

より強力な、より複雑な魔法を覚えようとしたネギとは違い、アイカの修得魔法の傾向は広く浅く。例として『魔法の射手』を挙げるならば、アイカは光・風以外にも炎・氷・土(砂)・闇(影)の『魔法の射手』を習得している。これは『長い魔法をグリモワールに書き込むのが面倒』という理由と、『強い魔法が無くても基本的な魔法を強化すればいい』という考えがあってのためである。ゆえに上級魔法や古代呪文は使えない。もっとも基本的な魔法ならば治癒や解呪なども修得しているため、戦闘一点特化のネギと比べてよっぽど『立派な魔法使い』に近いと言えるのは皮肉かもしれない。

 

 

そして固有技能(オリジナルアート)としての念能力。

村を飛び出してから十年。非常に磨き上げられている。

四大行に関しては言うに及ばず、『凝』『流』『円』なども熟練の域。

『流』による歩法は瞬動クラスの速度であり、『円』の最大半径は約三十メートル。(これはアイカの魔法の射手における有効射程とほぼ同等)

そして『発』である『マバリア』『アルテマアーツ』

 

 

神のご加護がありますように(マバリア)

モデルとなったのはファイナルファンタジータクティクスにおける主人公の妹・アルマと、イヴァリースの姫であるオヴェリアの扱う聖魔法・マバリア。

プロテス・シェル・ヘイスト・リジェネ・リレイズを同時に発動させる魔法の再現である。

リレイズ以外の四つの強化に関しては、アイカの技に込めるオーラ量によって性能が加減するため、十年の研鑽を経てかなり強力なものになっている。

例として一つ。自己治癒力の強化であるリジェネは、現在骨のヒビ程度なら十秒以内、単純骨折ならば約四十七秒で完治に至る。アイカ自身試したことはないが、四肢が切り飛ばされるなどしても断面をくっつけて数分『マバリア』を維持すれば接合が可能である。

また、『強化』とは一線を画す『マバリア』に含まれる魔法として蘇生予約であるリレイズがあるが、これに関してはアイカ自身発動するか分かっていない。『死者の念』は強力になるという記述がH×H内にあるため、『マバリア』を展開したまま死亡すれば『マバリア』として残ったオーラで蘇生が可能なのではないかと考察しているが、とても実験できるものではないため、発動するかは疑問視している。

制約は『堅の状態を維持すること』

元々は全身強化である『マバリア』は当然オーラで全身を包んでいなければならないため、『絶』と併用される『硬』を行うと解除されただけなのだが、アイカが『堅が制約になっているのでは?』と認識してしまったが故に制約として設定された。全くリスクのない(というかあって当然の)制約のため、制約(リスク)による能力の強化はほとんど発生しない。

 

 

そして誰もいなくなるか?(アルテマアーツ)

モデルとなったのは東方Projectに登場する狂気の妹・フランドール・スカーレットのスペルカードである。モデルのモデルであるアガサ・クリスティ-の小説やスペルカードに関する説明は割愛させていただく。

基本的に性能が決まっている魔法を、念によって強化する能力である。

念によって込められるオーラというのは限界が無いため、理論上は『魔法の射手』で『千の雷』クラスの威力を出すことも可能。もちろんアイカはその域まで達してはいないが。

また、強化のために魔法に纏わせられたオーラは『ネギま』世界の魔法障壁によって止められるということはない。魔法が障壁によって止められた場合、オーラは停止するまでの魔法の推進力をそのままに敵を撃つ鏃となる。そのため障壁で受けられることを前提として避けようのない弾幕を展開することが、アイカの魔法戦における基本戦術となる。

自身の障壁に自信を持つ魔法使いに対しては、凶悪な初見殺しとなる。一方どこぞのバグキャラのような気を込めた体で受け止める『気合防御』の使い手には効果が薄い。

また、戦闘魔法以外にも治癒や占いなども強化できるため、非常に使い勝手のいい能力となっている。

 

制約は二つ

一つは『グリモワール』と名付けた魔法書に能力を適用する魔法を書き込まねばならないということ。

魔法を書き込む際には『周』によってオーラを込めたペンを用いる必要がある。

ただ呪文を書き込むというのに比べ、何倍もの時間と労力を要するため、新たな魔法を習得するハードルは上がることになる。

また、詠唱を書き込まねばならないという特性上、無詠唱魔法を『アルテマアーツ』に適用させることはできない。始動キーのみで発動する『火よ灯れ』や障壁魔法に関しても同様。実は能力の適用できない魔法が増えるということは『アルテマアーツ』の制約が相対的に強くなるということであるため、無詠唱魔法を習得することも無駄ではなかったりする。

 

二つ目の制約は『グリモワール』を常に持っていなければならないということ

『マバリア』で強化した肉体での近接戦闘を好むアイカにとって、片手がふさがるという制約は非常に大きい。もっとも呪文詠唱を覚えるのが苦手なアイカにとって、アンチョコを見て魔法を唱えるというのは損ばかりではないのだが。

 

以上二つの制約に密接にかかわる『グリモワール』であるが、実は魔法の発動体でもある。

元々は黒皮の手帳だったものに、発動体として扱うことの出来るフィオ特製の『糸』を刺繍として縫い付けたためである。

燃えたり破れたりしないよう、魔法的な保護も重ねてかけられており、気で強化されていない刃物程度なら受け止められる強度となっている。

ゆえにアイカはナギの杖を全く使おうとしないわけだが……

 

 

アーティファクト:■■■■

アイカは現在、フィオを主人として仮契約している。

ミニステル・マギとなったアイカの仮契約カードから出せるアーティファクトであるが……ぶっちゃけチートである。

もっともアイカはまだそのアーティファクトの真価を十全に引き出せているというわけではないが。

ちなみにアイカの『魔法薬以外の性転換の方策』も、このアーティファクトのことである。

 

戦闘の際、務める役割は遊撃。前衛がいれば後衛として魔法を放ち、後衛が過多ならば前衛として近接戦闘を務める。

某バグキャラの言葉を借りれば、『じっくり歩む光の道。みんなでワイワイ協力プレイ』。正道を選んだことになる。

 

 

 

 

 

仲間その一 ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・ヘルマン

 

種族:伯爵級悪魔

 

年齢:???

 

言わずと知れた原作中ボス。アスナをさらって着せ替えさせるは、女子寮の風呂から女生徒をさらうは、やりたい放題だった変態紳士。

現在はアイカの契約(という名の呪い)によって縛られている。

実はとんでもないチート野郎で、近接戦闘を得意とし、悪魔パンチなる技は居合拳ばりの威力が出せる上に連打可能である。

さらに距離をとればタメ無しでの石化ビーム。掠っただけで治癒不可能な永久石化を全身に浸食させるという、某エターナルフォースブリザード並みのチート技が使える。

遊びのつもりでもなければ原作八巻程度のネギになんとかできる相手ではない。

アイカの項にて『アイカは技を気合で受け止めるバグキャラに対して相性が悪い』と記述したが、ヘルマンの石化ビームの場合、『技を喰らってから考える』というバグキャラに対して非常に相性がいい。(もっともアイツの場合、気合で解呪でもしそうで怖いが)

ヘルマンのビームには指一本も掠ってはならないということが分かっていない相手に対しては、最悪の初見殺しとなる。

戦闘の際は前衛を務める。竜種と殴り合えるという、アイカにも無理な戦闘を実現できたりする。

ちなみに現在の対アイカ戦の戦績は、六百七十一勝ゼロ敗

 

 

 

 

 

 

仲間その二 フィオレンティーナ・フランチェスカ

 

種族:???

 

年齢:???

 

魔法世界を転々としながら生きてきた長命種の一人。本人が自覚しているかは怪しいが、アイカに非常に惹かれている。

見た目は少女であるが、生き延びるために磨いた技術と、日々の糧を得るために学んだ魔法具製作技術は長久の年月を感じさせるものである。

孤独な生を魔法の研究に没頭することで紛らわせてきたフィオは、ある意味ネギやエヴァに近く、ゆえにアイカに向ける感情も、ネギやエヴァがナギに向けるそれに近いものがある。

魔法具製作者としても一流であるが、魔法使いとしても卓越している。

万能な強キャラにして、後先考えずに行動に移すアイカをフォローしきれるお助けキャラである。

戦闘の際は完全な後衛。砲台としての能力は折り紙つきである。

ちなみに戦闘力で言えば、ヘルマン以上だったり。

たまにアイカに『フィオえもん』と呼ばれることが最近の悩み

 

 




なんだか『ボクの考えたシュジンコー ~黒歴史のにほひを添えて~』な感じになってるような気がww

というわけで設定集です。こういうのは初めて書きましたね
ホントはラカン表の数字で表そうかとも思ったんですが、後々矛盾しそうな気がしますし
弱ければ今まで何やってたんだとなりますし、強すぎれば無双状態になってしまいますしね
魔法世界突入時のネギが500で、闇の魔法修得で12000のラカンとガチでやり合えるレベルに
アイカは急激なレベルアップをしないタイプのキャラである以上、インフレする魔法世界編について行くためには今のうちからそれなりの強さを持ってないとまずいんですが・・・
というわけでラカン表におけるアイカらの位置は謎ということで

それと、フィオの立ち位置が出せましたね
ええ。彼女には某ネコ型ロボットばりのお助けキャラになって貰いますw
アイカの考えなさを出すには彼女のようなキャラが必須なもので

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