Fate/kaleid stage   作:にくろん。

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遅れて申し訳ありません!!!!!!

家のWi-Fiルーターが壊れて、修理した後最新話の執筆データが亡くなっていたせいで執筆意欲が急転直下でマイナス方向に振り切っていました。ホントに申し訳ない。

エクステラのおかげで気力を補充しました。
ネロ可愛い。作者はまだ序盤なのでネタバレはやめてね…。考察楽しいー!


31話 黄金の幼王

 

夜空を駆ける。

この身に王様の力を宿しているとはいえ、相手はその王様そのものだ。確実に勝てる保証はない。

 

「とりあえず、と」

 

王の財宝(ゲートオブ・バビロン)から天翔る王の御座(ヴィマーナ)を繰り出す。

 

———予想通りだ。

 

目の前にいるギルガメッシュは、8枚目のカードを媒介に座へとアクセスしているんだろう。それに対して私の夢幻召喚(インストール)はSE.RA.PHにある月の聖杯(ムーンセル)に記録された、データとしてのギルガメッシュをこの身にコピー&ペーストしている。もちろん細部は違うんだろうけど、私個人としての認識はそんな感じだ。

 

つまり、同じギルガメッシュという英雄の力を扱えるということ。

 

展開した天翔る王の御座(ヴィマーナ)に乗り、はるか前を飛行する英雄王を見る。

相手も同じ宝具。でも、向こうは悠々と飛行している。

 

だから、

 

「今のうちに追いつく!」

 

魔力を込める。

イメージを整え、一気に加速して距離を詰め————

 

 

 

 

「ゥェェェ―——!?!??」

 

 

———イメージとかけ離れた飛行に全身が悲鳴を上げる。

 

 

なんで!?

 

ヴィマーナは一瞬のうちに英雄王を追い越し、尚も加速し続ける。

 

「ぎ、グぅ…」

 

まさか。

物理保護の上からでも感じる圧倒的なGに耐えつつ、強制的に方向転換を試みる———と、そのままありえないような変態軌道を描き180度ターンする。

 

「ぅ、ぷ…」

 

 

 

———今ので分かった。

 

 

私にはこのヴィマーナ(モンスターマシン)は乗りこなせない。

肉体面にかかる負担もそうだけど、単純に運転技術が足りないんだ。

 

降って湧いた災難に、さらに疑問が出てくる。

 

「…もしかして、王の財宝(ゲートオブ・バビロン)も使いこなせないんじゃ…」

 

焦る私を尻目に、英雄王は近付いてくる。

同じ宝具を駆るからか、蔵へと続く門が無数に展開され私に狙いを付けてくる。

 

「く、っそおおお!!」

 

がむしゃらに展開できた門は6つ。相手が20を超える砲門を向けてるのに...!!

 

「■■■■━━」

 

放たれる数々の宝具の原典。その武具の一つ一つが確実に命を狙ってくる。

咄嗟に盾を取り出すも、お構い無しに放たれる攻撃に削られていく。

 

でも、生まれた隙で新しい宝具を取り出す!

 

天翔る黄金の羽靴(タラリア)———!」

 

オリンポス12神の一柱、ヘルメスが履いていたという黄金の羽をもつサンダル。それを装着した私は不格好ながらも安定した飛行をして盾を削り取った武具を回避する。

 

「■■■■—————!!!」

 

それでもまだ降り続ける弾幕。

幸い、相手の上空を飛行しているからか街への被害は0に抑えられている。

 

「はぁぁああ!!!」

 

王の財宝(ゲートオブ・バビロン)で無作為に刀剣を射出する。

持ち主のギルガメッシュとは違い、蔵の貯蔵物を把握していない私が出来ることは、剣、槍、盾など大雑把に引き出すことだけ。天翔る黄金の羽靴(タラリア)を取り出す事が出来たことすら偶然に等しい。

 

殺到する剣群を、さらに多くの剣弾が叩き伏せる。

相殺しきれなかった宝剣が私へと迫ってくる。

 

 

———王の財宝(ゲートオブ・バビロン)は蔵への門を開く宝具だ。

 

 

ふと脳裏に思い浮かんできたその言葉に、起死回生の一手を見出す。

 

右手を迫り来る宝剣へと翳し、王の財宝(ゲートオブ・バビロン)を開く。

そうして繋がった門へと、剣群は吸い込まれていく(・・・・・・)

 

「成功した!」

 

喜びをそのままに、続く剣へと再び手をかざし門を開く。

イメージとしては簡単なことだ。

 

飛来する剣群を、宝物庫へと戻す。

 

たったそれだけ。

それが、相手の宝物庫から私の宝物庫へと移動しているだけなのだ。

 

同じ英霊の力を持っているからこそできる裏技。十全にギルガメッシュの力を扱えない私だからこそ思いついた。

 

武具が打ち出され、宝物庫へと回収される。

返すように刀剣を射出しても、それを上回る数の弾幕に阻まれる。

 

いたちごっこ。八方ふさがり。

 

決定打を叩いこめないまま戦場はついに円蔵山の上空へとやって来た。

そうして———遂に。

 

 

 

均衡が破られた。

 

 

 

 

「!?」

 

 

気付いたのは偶然だった。

黄金の波紋。王の財宝(ゲートオブ・バビロン)の特有の現象。

何度目かの攻防の末、わずかな隙を突こうと槍を放つ準備をする私の目の前で、その波紋から黒い泥が溢れだした。

 

「ハクノ———!!!」

 

 

不意打ち気味に波紋から零れ出た泥は滴り落ち———波紋のすぐ真下にいた私へと降り注いだ。

 

 

 

「———っ、———ッ!!!」

 

 

そこからは一瞬で。

崩れるように落下していく私のすぐ真下に開かれた王の財宝(相手の宝具)の中へと吸い込まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハクノ———!!」

 

空中に飛び出したハクノは、周りに被害が出ないようにうまく注意を引き付けながら戦っていた。

正直、あんな剣とか槍を何本も吸い込むなんて、あの英霊は何だろうって考える時間が出来るほど互角の闘い。時間稼ぎにはうってつけだった。

 

それがどうだ?

 

(イリヤ)が関われないような攻防の末、私の親友はあの黒い泥に呑まれて消えてしまった。

 

砲射(フォイア)!!」

 

思わず放った魔力砲も、

 

斬撃(シュナイデン)!!」

 

続けて放った刃も、まるで効果がない。

 

意にも介さないように、黒い英霊は進んでいく。

 

 

『イリヤさん落ち着いて!闇雲に攻撃しても———』

「イリヤ!このままじゃ貴女も標的になる!」

「そんなこと、気にしてられない!」

 

ルビーとミユが私の身を案じていてくれているのはわかる。

それでも———

 

「このままじゃ、ハクノが!!!」

 

 

 

 

そうして、おもむろに英霊()は空中に波紋を描き———

 

 

円蔵山へと宝具が降った。

 

 

 

 

 

爆音。

 

 

 

 

神代の神秘を秘めた一撃は、柳洞寺のある山の頂上付近をきれいさっぱり吹き飛ばし、

 

 

 

 

「なに…これ…」

 

その剝き出しになった大空洞の跡には、広大な魔法陣が描かれていた。

 

「そんな…どうして、どうしてここにあるの…!?」

 

ミユが何か言っているけど、その呟きは私にまで届かない。

なぜなら———

 

 

「フはハハ■は、■■ハ■ハハハ————!!!」

 

狂ったように響く笑い声にかき消されているからだ。

 

「魔法陣!?大空洞の地下にこんなものが…!」

『途方もなく巨大で複雑な術式です…!!というか、何か…この術式、見覚えがあるような…?』

 

ルビーの戸惑ったようなセリフを追及する暇もなく、魔法陣は起動する。

 

 

この間、ミユたちと地脈へと魔力を注ぎ込んだ起点から膨大な魔力が放出され、竜巻のように蜷局を巻く。それは敵の姿を簡単に包み隠すほど巨大だ。

 

———このままじゃ。

 

言いようのない不安が押し寄せる。

確証はない。ハクノが捕まったこと以上に、目の前の術式(・・・・・・)の起動に(・・・・)危機感を覚える(・・・・・・・)

 

「まずいよ…。何だかわかんないけど…!!」

 

体の赴くままに飛び出す。

 

「!!!イリヤ!」

「手伝ってミユ!アイツを魔法陣の外に出す!」

『だめですよイリヤさん!交戦は白野さんを中心にと言われたでしょう!?彼女が捕まった今、下手に刺激を与えて反撃でもされたら対処の仕様もありません!』

「わかってる!でも!」

 

きっと取り返しがつかなくなる!!!

 

斬撃(シュナイデン)!」

「最大出力———放射(シュート)!!」

 

二つの攻撃が魔力の竜巻へと衝突する。

 

「敵は!?」

「まだ渦の中に…!」

「でも渦が晴れた!これなら直接…!」

 

全開で飛び、ルビーを構える。

 

「敵を押し出す!!」

 

——早く!

 

速く。

 

———早く!!

 

(はや)く。

 

————早く!!!

 

この儀式(・・)を止めないと!!!

 

 

 

 

ガクンッ…と押す力が急に鈍くなる。

 

なに!?

これってまさかもう…間に———

 

 

 

————合わなかっ―——

 

 

「——た…は…?」

「あら?」

 

 

「うやあああああああ」

 

勢いのままに山の斜面へと転がり落ちる。

 

「イリヤ!何が…!?」

 

遠くでミユが叫んでいる声が聞こえる。

 

「い、イタタタ…。一体何が起こった…の…ん?」

 

なんだこれ。

手にやわらかいものが…。

 

「イッ…イリヤ…ソレ…ッ!」

 

駆けつけたミユが固まってる。

 

「へ?」

 

私の目の前には。

 

「いったー…。キミさあ、もうちょっと優しくしてくれないかなぁ?あ、その左手のことも含めてね」

「———■■■■■■!!!??」

「うわあ、ちょっとちょっと!いきなり魔力砲は酷くはない!?っていうかバーサーカーなのかな!?!?」

 

全裸の金髪美少年がいたのでした———。

 

 

 

 

 

 

 

「速度を合わせる必要もないでしょう。先に向かいます」

「私も行くわ」

 

バゼットとクロが先行する。

今私たちは円蔵山のふもとまで移動し、そこから徒歩でイリヤたちを追いかけている。この非常時に山道を走るために私とルヴィアの速度は遅すぎるらしい。歯噛みしながらも前へと進む。

 

 

 

数分前。

 

「かッ…!!」

 

山道の途中で唐突にカレンが崩れ落ちた。

 

「!?」

「なに!?」

「がはッ……。術式が起動しました———聖杯戦争が、始まります」

 

敵襲かと身構える私を手で制しながら彼女は告げる。

 

「聖杯戦争!?」

「その血は…!?」

「これは魔術(監視)の反動。気にしないでいいわ。私はただのカナリヤだから。それよりも…この術式。アインツベルンのものではないわ」

 

私たちに緊張が走る。

 

「疑問なのは、誰がどうやってアインツベルンの術式と今の術式を入れ替えたのか。———私の知っている情報を伝えておきます。私の仕事はあくまで監視。事実から真実を導き出すのは、あなたたちの仕事です。

———3か月前。大空洞のほぼ真上、直径約200メートルほどの円状の範囲内の木々が前触れなく消失しました」

「消失…?」

「ええ。そこだけ、ぽっかりと。そしてその同時期に冬木市にクラスカードが出現しました。ここからが重要なのですが…。私は大空洞を往来する人間を監視していました。聖杯戦争が再び起動するかの監視をも兼ねて。———そんなある日、入った人数と出てきた人数が合わない日があったのです」

「私の事ね」

 

クロがそう言うけど、カレンは首を横に振る。

 

「貴女の時も驚いたわ。4人入ったはずが、英霊とも人間ともつかない者が一人増えているんだもの。———でも違う。増えたのは貴女だけじゃない。入った人数は0。それなのに、一人大空洞から現れた。その人物は———」

 

 

 

 

 

 

「ルヴィア。あんた、気付いていたの?」

「———いいえ。ただ、覚悟はしていましたわ」

 

 

そこからは会話はなく、ただ走り続ける。

 

———白野、イリヤ、美遊。

 

ちゃんと無事でいてよね…!

 

 

 

 

 

 

 

「ふう。とりあえずは落ち着いたかな?」

 

数分かけて落ち着きを取り戻した私たちに少年はそう言う。

…こ、この数分はすごく長く感じた…!

彼に服を着せるのに苦心したり、膨張する魔力の渦から三人で逃げたり…。

 

…今更ながら、よく私この子を助けたなー。

 

『いやー。しかしいったい何がどうやら。一体どういうことなんですコレ?』

「それこそ僕が聞きたいねー。僕だって突然のことで混乱しているんだから。———全くおかしいよ。あんな風に混ざってる(・・・・・)だなんて」

『混ざってる…?』

 

 

 

ドクン。

 

 

急に空間が拍動した気がした。

 

「おっと、時間切れかな?君たちの持っているカードだけじゃなく、残りのカードも近づいてきている。やっぱり引かれ合うものなのかな。ねえ、美遊ちゃん?」

「ミユ…?」

 

どうしてここでミユが…?

 

「あははは、こんなことってあるんだね。泥の僕とこの僕。ほとんどがあっち持ちってのが辛いね」

『まさか…そんな…‼!』

「ど、どうしたのルビー!?」

 

『この少年は…8枚目のカード…その英霊です!!』

「全く。ここはどうしてこうも…いや。ここだからこそ、なのかな」

 

 

紅い双眸でこちらを見据える金髪の少年は、否定することなく言葉を続けた。

 

「…まさか、記憶があるの(・・・・・・)?」

「僕はそこらの英霊とは違う。———ごめんね、僕の半身は聖杯がどうしても欲しいみたいだ。何せ君は…」

「それ以上口を———開くな!!」

 

感情のままに殴りかかるミユ。

どれは少年の前に現れた半透明の板に阻まれて———。

 

「まさかあの大空洞周辺の空間ごと移動するとは思ってもいなかったよ。そうだね…彼女(・・)を見つけたときのように胸が高鳴っているよ」

 

余裕の顔で王は告げる。

 

「眠ってばっかりの君が、随分とお転婆になったものだ。もしかして秘密だったのかな———?」

 

———並行世界のお姫様(・・・・・・・)、と。

 

 

 

「並行世界…?ミユも…?」

「隠し事を暴くのは趣味じゃないんだけど。彼女が明かして尚隠し続けるのはフェアじゃないからね」

「まさか白野のことも…!」

「美遊ちゃんとは事情が違うけどね。まあ、許してよ。運が悪かったと思って諦めてね。これが君の———運命(Fate)だと思って」

「そ、そんなの聞いてられない!ミユも、ハクノも返して!」

 

「心外だなあ。美遊ちゃんの事情はこの召喚(・・・・)にあたって知識を埋め込まれている。それに対して白野は———なんて言えばいいんだろう?あの泥にまみれた僕が、記憶と共に消えていきそうな理性が最後に見つけ、求めた女性(ヒト)だからね。細かいことは僕も知らないけど———仮にも()が求めていたんだ。わざわざ手放す道理はないだろう?」

 

後ろで未だに渦巻く魔力を指さして、黄金の波紋が空中に浮かぶ。

 

「さっきの僕も無茶したものだ。(ギルガメッシュ)の力を一端とはいえ扱っていた彼女を拘束するのに泥を使うなんて。破滅せし報復の凶刃(ダインスレフ)禱叶える死滅の破剣(ティルフィング)、その他、”呪い”と親和性の高い宝具に泥を浸み込ませ、宝物庫内を浸食する。矛盾するようだけど、白野が英雄王の一端を宿していないと3倍案件だよ」

 

そこから黄金の鎖に縛られたハクノが現れる。

 

「ハクノ!!」

 

夢幻召喚(インストール)が解除された状態のハクノ。

嫌でも不安が掻き立てられる。

 

「ん…ぅぅ…」

 

うめき声と共に、うっすらと目を開ける。

 

「王…さま…?」

「ハクノ…!よかった!」

 

心の底からほっとする。

あとはハクノを取り返して、ミユを守るだけだ!

2人がどんな重い過去を抱えていたって関係ない。だって…今、私たちは友達だもん!

 

「君の知る僕の記憶は僕にはないんだ、ごめんね。やっぱり、泥の汚染から白野を僕のデータが守っていたみたいだね」

 

ぐっと気合を入れなおす。

そうだ、まだ負けてなんかいな————

 

 

 

 

「さて、終わらそうか」

 

魔力の渦から巨大な黒い腕が飛び出し、がっちりとミユを掴み取った。

 

「ミユ!?!?」

 

ジャラララ、と鎖が蠢きエメラルドが投げつけられる。

 

「それは返すよ。彼女(白野)を起点に月に繋がればいろいろ思い出せるかもしれないし」

 

そのまま黒い魔力の奔流が彼を包み込む。

 

「待ってて、今助ける!」

 

でも、斬撃(シュナイデン)!と放った刃は黒い腕を覆うかのように現れた無数の盾に防がれ、続く散弾は魔力の波を貫けない。

そんな間に、竜巻が止み黒い巨人が現れる。

 

『これは…なんという…』

「こんなものが…英霊…!?」

「ああ。みにくいね。中途半端な受肉で(理性)を失ったからかな?回路(パス)を繋いでいるとはいえ、独立した2個体になっているわけだし」

 

鎖を手繰り、彼は宣言する。

 

「もう諦めなよ。白野(彼女)美遊(彼女)も。万能の願望器たる聖杯を降霊させる儀式———聖杯戦争。僕ら英霊をも利用しようとする迷惑な話だけど、生まれながらに完成された聖杯(美遊)がいるのなら話は単純だ。この戦争は止まらない。死にたくなければ、カードを置いて逃げなよ」

 

 

 

 

 

「諦められるか、ってんだ」

 

絶望が、死が、辺りを蹂躙する寸前にその声は聞こえた。

 

「やっぱり立ちふさがるんだね」

「もちろんだ———。誰もが幸せであって欲しいと。その感情は、きっと誰もが想う理想だ。だから諦めるなんてしない。ましてや、妹分に幸せであれって想うことも、理想と言われる俺の(想い)も、けっして―――――決して、間違いなんかじゃないんだから…!」

「大人の僕と違ってこの僕は寛容だ———それでも、あの僕(本能)と直接繋がっているからか感情に愚直なのかな?———贋作者(フェイカー)、どうしてもお前だけはこの英雄王()の癇に障るらしい!!!」

 

 

さっきまでの鏡面界での激闘。

その傷も汚れも気にしないまま、いつもの格好のお兄ちゃん(正義の味方)はそこにいた。

 

 

 

 

 

 

 




緊縛はくのんVer.天の鎖(エルキドゥ)

誤字脱字などの指摘、感想、評価などがありましたらよろしくお願いします。
不定期更新ですが、楽しんでいただけたら幸いです。


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