神を斬ろうとしたらいつの間にか佐々木小次郎。   作:天城黒猫

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fateの憑依ものが、流行っているから書いた。
徹夜テンションだから彼方此方おかしいかも。
短編だが、評価によっては連載に。


本編ーextraー
神を斬ろうとしたらいつの間にか佐々木小次郎。


そこは孤島。風が海を揺らし、波を起こす。波は岩にぶつかり、水飛沫が飛ぶ。

砂浜に一人の老人が立っていた。歳は今年で70になる。髪は白く染まり、顔には皺が刻まれている。だが、腰は曲がっておらず、直立している、その様子を見るととても70の老人には見えない。

腰には通常の刀よりも長い刀が差してあった。その刀は長すぎて、通常では振ることもままならないだろう。

だが、彼は長年の修業により、その長すぎる刀を自分の手足の如く扱えるようになっていた。

刀の名は備前長舟長光。

とある名工が打った刀だ。本人は物干し竿と呼んでいるが……何でも、こっちの方がしっくりくるとの事だ。

この老人は、一人の男を待っている。これからその男と決闘するのだ。

 

ーーーー全く持って面倒な事になったものだ

 

老人にとって、それは望まぬ戦いだ。

だが、ここで戦かわねば自分の弟子達が相手方に弟子と殺し合いをし、収束がつかなくなるだろう。

初めはどちらの師が強いか、そんな些細な事だったが、そのうち争いは広がり、それぞれの師が戦わねばならなくなった。

 

ーーーー……私の生もここまでだろう。史実通り(・・・・)ならば

 

老人は、この先相手と戦い、死ぬ。それが後世で語られている歴史。

老人は、二度目の生を迎えている。

1度目は享年17歳だった。死因は交通事故に遭い、即死だったが、何の因果か、二度目の生を迎えた。

二度目の前は、山奥の農村……小さな集落で生まれた。

だが、最初彼はそれを認めずに、元の世界……つまり現代へと帰ろうとしていた。

当たり前だろう、向こうの世界ではやり残したことがたくさんあるのだから。

友人。家族。学校。仕事。そういった様々な物を置いて死んでしまった。なんの前置きもなく、突然だ。

そして、目が覚めたら彼の体はおおよそ4歳半のものになっていた。

最初は戸惑った。だが、自分は認めてしまった。認めたくなかったというのにだ。

 

ーーーー死んでしまったのか。そしてこの少年の体に憑依した。

 

彼はそれに気づいてから、泣いた。泣き喚いた。

最初は理不尽な突然の死に悲しみ。次はこの少年の体の人格を乗っ取ってしまったことへの罪悪感。そして最後は怒り。

 

ーーーーもしもこれを神が行ったというのならば、貴様は神ではない。楽しいか?愉しいか?俺を突然殺して、全てを奪い、挙げ句の果てに何も知らぬまだ幼い少年の意思を乗っ取らせて。

 

ーーーー神よ。貴様は笑っているか?嗤っているか?俺の怒り、戸惑い。悲しみを。笑うか?

 

ーーーーいいだろう。ならば、俺は貴様を神とは思わん。貴様が憎い。憎い。憎い。

 

ーーーーいいだろう。精々高みから見下ろしていろ。

 

ーーーー俺は貴様の言いなりなんぞにならない。

 

それから少年がはじめに行った事は、刀を振るうことだ。神に怒り、神を憎み。只々神への怒りを、憎しみを込めて刀を振るう。いずれ神を斬ろうと。

そして、いつの間にか寺の僧に養子として拾われ、その寺の子として育てられることになったのは。

 

「俺は神が憎い」

 

そう言って、八つ当たりで寺の仏像を斬ろうとしたが、石でできているゆえに、刃が通らずに弾かれた。

だが、彼は何度も、何度も、何度も仏像を斬ろうとした。そしてーー仏像を斬ろうとしてから3つ目の秋が来た頃、それは起こった。

 

ーーーーゆらり。

 

一瞬、刀身がぶれた……いや、揺れたのだ。

そして、いつの間にか目の前にある仏像は斜めに真っ二つになっていた。

それを目撃した僧は、こう思った。ーーー彼は将来世の中に名を馳せる剣豪となるだろう。

そして、その後少年に師として剣豪として名を馳せる富田勢源の元へと弟子入りさせた。

そして、もれなく彼は師の剣技でさえもあっという間に超え、免許皆伝を言い渡され、彼は旅に出た。

それから彼の行方を詳しく知る者はあまり居ない。だが、彼は仏像を切った時も、弟子入りした時も、免許皆伝を言い渡された時も、目的は変わらない。

 

ーーーー神を斬る。

 

ただそれだけだった。人が聞けば、鼻で笑うだろう。それでも彼は神を憎んでいたし、斬ろうとしていた。

その為に剣を極めんとしているのだ。

それを彼本人から聞いた人の反応は2種類。鼻で笑うか。見るものが見れば、それが本当だと理解し、狂人だと恐怖するかの2種類だ。

兎に角、彼が旅に出てからの15年間。その行方を知る者はいなかった。

後世では、山奥に篭り剣を振るったとも、全てを斬ろうと1000の盗賊を斬ったとも、時には鬼と戦ったとか、天狗に技を教わったとかそう言った話まで出ている。

どれが真実か、それは本人のみが知る。

 

その時間は『空白の15年』と呼ばれ、様々な憶測、伝承がある。

そして、その『空白の15年』から2年後彼はふと、ふらりとある街に訪れ、茶屋の娘に絡んでいるチンピラを懲らしめた。それが偶々居合わせた道場主の目に止まり、決闘を持ちかけられた。

その結果ーー彼は勝利した。

その後、彼に弟子入りする者が溢れ、彼は否応なくそれに応じ、いつの間にか小倉藩というところの剣術師範となっていた。

その間、ユキという女に一目惚れし、その想いを明かしたところ、彼女もまた彼に一目惚れしており、相思相愛だった事が判明し、暫しの交際を経て結婚した。

そこからだろうか。

彼が神への憎みを無くしていったのは。

神を斬ろうと、剣を取り只々振るっていて、振り返ってみれば、自分の後ろには沢山の門下生が、隣には我が愛しの嫁がいた。

彼は神への憎しみをいつの間にか溶かされていた。

そこからだろうか、彼の剣技が冴え渡り始めたのは。

今までは神を斬ろうと、憎しみと怒りを剣に乗せて振るっていただけだった。

だが、今は神への怒りも憎しみも無い。あるのはただ一つ。

 

ーーーー現代(イマ)を生きる。

 

その思いだけだった。

そして、時が経ち彼は老いた。

力も衰えた。だが、剣技は当時より冴え渡り、周囲からは『最早彼に切れぬもの無し』とまで言わせ、『斬鬼』と呼ばれた。

そして、宮本武蔵という若い武士か、佐々木小次郎という老人か、どちらが強いか。

とお互いの門下生が争い、その騒ぎは雪だるま式に広がり、彼らの師が決闘しなくてはならなくなった。

 

「ふむ、しかし……いつの間にか遠くまで来たな」

 

そう言って老人となった彼は地平線に伸びる海を眺める。

 

「神を斬ろうと、仏像を斬り、1000の盗賊を斬り、天狗の元で修行し、鉄を斬り、滝を斬り、天狗から佐々木小次郎という名を渡され……いつの間にか、大量の門下生と妻があり、神への怒りも憎しみも無くなり、それでも剣を持ち続け、戯れ(たむわれ)に燕を斬ろうとし、剣を振るい。いつの間にか斬っており、そこから『剣聖』と呼ばれ、……ふふ、私も調子に乗ったのだろう。まさか『■■』と『■■』を斬ろうとしたが、最早叶わなかったか。まあいい、これもまた運命だ」

 

老人が振り向くと、そこには船に乗った1人の若い男がいた。

 

「……ほう?早かったな?てっきり遅れるものかと」

「クハッ!俺があんたを待たせるなんて、そんな思い上がった事をする訳が無いだろう!というか、あんたよりも早く来ようとして早起きしたのに、なーんであんたが早く来ているんだか……普通逆だろう」

 

若い男は船から降り、笑いながら言う。

 

「はは、老人の朝は早いものなのだよ。若者がいくら早起きしようと、老人には叶わないさ」

「へえ、そうかい……早すぎるだろう。まあいい。お互い早く来すぎちまったから、決闘をおっ始めるにゃあまだ時間があるがどうする?」

「ふむ……そうさね」

 

老人はその長い刀を鞘から抜き、男の前まで移動する。

 

「私は早く帰って縁側でお茶を飲みたいんだ」

「……ハッ!そうかよ!」

 

老人の言葉に若い男は一歩下がり、自分の腰に下がっている刀を2本抜き、両手に一本ずつ持つ。この男は二刀流のようだ。

かたや長すぎる刀、かたや二本の刀を持つ。

それは普通の剣術家から見ればどちらも異色に映るだろう。

 

「佐々木小次郎」

「宮本武蔵」

 

お互いが自身の名を名乗り、刀を構える。

先に動いたのは、宮本武蔵だ。

 

「ドラッシャアァッァアア!!!」

 

武蔵は、自身の刀を地面に刺し、自分の後ろにある船から櫂を取り出し、高速で小次郎の顔面に向かって振るう。

だが、小次郎はなんら慌てる事なく、己の技を、刀を信じ、何時ものように刀を振るう。

その速度は、一瞬。手元がぶれたと思えば、いつの間にか櫂が細切れになっていた。

 

「ヒュウ!それがあんたの『早すぎて見えない斬撃』か……全くもって厄介だな。コレで決めるつもりだったんだが」

「フム、私の『物干し竿』に対抗するために『物干し竿』より長い櫂を振るうのはいい狙いだったぞ?最も、私には通じなかったがね」

「クハッ!ホント『剣聖』の名は伊達じゃねえって事か!」

「さて、次はこちらの番だ。早く終わらせたいのでね」

 

そう言って小次郎は、刀を正面に構える。

 

「っつ!!」

 

武蔵は戦慄する。小次郎の存在が薄れていく(・・・・・・・・・・・・)のだ。小次郎の姿は見えるだが、背景にある木のように、道端にある石ころのように、ただの『風景』としか認識出来なくなったのだ。

それは瞑想により、自然と同化しているのだ。

そしてーー次の瞬間、小次郎の存在感が膨れ上がり、巨大な殺意が武蔵の魂に突き刺さる。

 

「んなああああぐうぐああおおぉああああ!!!!」

 

最早恥も外面もない。武蔵は『死』を感じ取り、只々全力で『死』から逃れようと、横に跳ぶ。

その瞬間。

 

ーー斬!!斬!!斬!!斬!!斬!!斬!!斬!!斬!!斬!!ーー

 

9つの斬撃が武蔵のいた場所を同時に貫いた。

それは小次郎が天狗の下で編み出した、『人を殺すため』の剣。

名を九頭龍閃(くずりゅうせん)

壱:唐竹。もしくは斬り下ろし。

弐:袈裟斬り。

参:右薙。もしくは胴。

肆:右斬上。

伍:逆風。

陸:左切上。

漆:左薙。もしくは逆胴。

捌:逆袈裟。

玖:刺突。

の9つの斬撃が全く同時に貫いた。本家は神速にて同時に9つの斬撃を行うが、小次郎のものは違う。

本人は知る由もないが、多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)と呼ばれる現象を純粋な剣技のみによって引き起こしているのだ。

それは異なる並列世界から、9つの斬撃を呼び寄せるというものだ。

それはまさに常人にはできないだろう。幼い頃から神を斬ろうとし、剣を鬼気迫る勢いで降り続けたからこそ呼び起こせた奇跡だ。

 

「かわしたか……流石は天下に名を響かせる大剣豪だ」

「ハアハア……あんたに言われても嫌味にしか感じねーぜ?」

「フフフフ……」

 

小次郎は笑う。その顔は無邪気に遊ぶ子供のようだ。

 

「ハハハハハ!!宮本武蔵ィ!九頭龍閃を躱すなんていう真似をしたのは貴様が初めてだぞ!?この技は今まで破られたことは無かった!だが!貴様は躱した!見事!見事!」

「…………ハハ、そいつァ光栄なこった……」

 

武蔵は、口をひきつらかせながら、小次郎の賞賛の言葉を受け止める。

武蔵にとって小次郎からの賞賛というものは、本当に甘美なものだ。それが殺し合いの場でなければだが。

 

「年を取ってから、私の心は波風一つ立たない湖のように静かだった……!だが、貴様のお陰で荒ぶってきたぞ!今ならば『■■』と『■■』でさえも易易と斬れそうだ!」

 

小次郎はそう言って、刀を構える。

その姿は先程とは打って変わって、獣のような物だった。目の前に肉をぶら下げられた獣のように小次郎の目は、ギラついており、口からはハアァァァ……と息が漏れる。

 

「フハハハハハハハアァァァ!!!!!!」

「ぬウゥおわあああ!?!?」

 

小次郎は、武蔵に斬りかかる。そこに細かい技なんていうものはなく、ただ武蔵の首を取ろうと刀を振り回すだけだ。

刀を無闇に振り回すだけならば、達人である武蔵は幾らでも対応出来る……それが素人出会った場合はだが。

刀を無闇に振り回しているのは、日の本に名を馳せる大剣豪、佐々木小次郎。

その老人の姿とは見て反した物凄い腕力に任せ、武蔵の首目掛けて刀を振り回す。

その一閃一閃がとても鋭く、素早い。

幸いといったところか、『見えない斬撃』は使っていない。よって武蔵はなんとか捌いていた。

だが。

 

「ッッ!」

 

武蔵の頬に一筋の傷が刻まれる。それは小次郎の剣が頬を掠ったということだ。

そこからだ。少しずつ。少しずつだが、小次郎の剣がよりするどく、早く、多くなっていったのは。

 

「……まさか……てめえ……成長してやがる(・・・・・・・)のか!この戦いの中で!」

「フハハハハ!!然り!私はまだまだ成長する!」

「畜生!こんのバケモンがぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

何度打ち合っただろうか、どの位時間が経ったのだろうか。

決闘を始める前は太陽が昇った直後だというのに、今は太陽が沈んでいる。

お互い、体力も無くなり、荒い息を吐きながら向かい合っている。

その最中、小次郎は武蔵にふと、話しかけた。

 

「感謝する。宮本武蔵よ」

「ああ?なにがだよ」

「最後に貴様のような大剣豪と戦えてな」

「ハン!それを言うならこっちのセリフだぜ?」

「そうか、だがな。お陰で『■■』と『■■』を斬れそうだ」

「……そんなことできるわけねえだろうが、耄碌しちまったか?」

 

武蔵は小次郎の言葉を信じられずに、呆れる。

だが、小次郎は本気のようで、無邪気に言う。

 

「いいや、そんな事はないさ」

 

そう言って小次郎は己の神経を最大限まで研ぎ澄ます。

 

ーーーー疾く!

 

ーーーー鋭く!

 

そして、刀を振り下ろす。

それは、誰もが見つめる程に美しい型だった。

故に武蔵は気づくのが遅れた。

自分の背中を切られたことに(・・・・・・・・・・・・・)

 

「………………………は?なんで……?」

 

武蔵は疑問符をあげる。それもそうだろう。自分の背中をいつの間にか斬られていたのだから。

振り返っても、誰もいない。この場所にいるのは、武蔵と小次郎だけだ。

 

「まさか……」

 

武蔵は、小次郎の方へと視線をやる。

小次郎は無邪気に笑い、答えた。

 

「応とも、斬ったぞ!斬れたぞ!」

「……ハハハ……ホンットバケモンだなおいぃ……」

 

小次郎は、斬ったのだ。おおよそ70年間、刀を降り続けて。その技は最早奇跡。

空間を斬った(・・・・・・)のだ。

 

「………フフフフ……よし!逃げよう!」

 

武蔵はそう言って、背を向けて船のある場所へと走る。

小次郎はそれを追うことはせずに、又もや刀を振り下ろす。

相変わらずその型は見とれるほどに美しかった。

そして次にーーー

 

「何処に行こうというのかね?」

「ガ……」

 

小次郎はいつの間にか、(・・・・・・・・・・)武蔵の前におり、(・・・・・・・)武蔵の体は斜めに斬られた。(・・・・・・・・・・・・)

 

『空間』の次は『時間』。

小次郎はなんとも信じがたいことに、時間を斬ったのだ。

その結果、「武蔵は小次郎に斬られた」という結果のみが残った。

 

「……フム。生き延びたか。しかし……やはり『時間』と『空間』。そう甘くなかったか」

 

小次郎の腕からは、何箇所か斬られたような跡があり、そこから血が流れている。

これは武蔵の攻撃によるものでは無い。『時間』と『空間』を斬った代償だ。

 

「まあいい、縁側でユキの淹れた茶を飲むとしよう」

 

 

 

巌流島の決戦の後、小次郎とその妻であるユキは行方知れずとなった。

一説では、お互いに出家し、僧として暮らしたとか、単に山奥で隠居し、人知れずその生涯を終えたとか。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

『ふむ、君もダメか』

 

そんな声が聞こえる。

 

ーーーー死にたくない。

 

ーーーー生きたい。

 

少女は願う。

ただ『生きたい』と。

 

 

ーーーーーーいいだろう。その願い、聞き届けた。

 

突然少女の目の前が輝き、現れたのは、群青の着物を着た中性的な顔の男であった。

 

「問おう。其方が私のマスターか?」

 

ーーーー助けて!

 

「……ふむ、いいだろう」

 

そう言うとともに男の手には刀が握られていた。

そして、その刀がぶれたと思うと、人形は真っ二つに斬られていた。

 

「ーーーーあ」

「おっと」

 

私はその光景に驚くと共に安堵する。

そしてふと体の力が抜けて、彼にもたれかかる。……彼は私を受け止めてくれた。

……あったかい。

あ。

…………まだお礼も言って……な……い……

私の意識は闇に落ちた。

 

 

 




ステータス

真名:佐々木小次郎
クラス:セイバー

筋力:C++ 耐久:C+ 敏捷:A+++
魔力:E 幸運:B 宝具:EX

スキル

対魔力:E+
神秘がそこそこ薄い時代に生まれた為、セイバークラスにあるまじき低さ。

騎乗:C
大体の乗り物には乗れる。
獣クラスになると不可能。

剣の極み:EX
剣を一定の範囲で極めたものに与えられるスキル。
EXともなると剣ではそこらの英霊を軽くあしらう。

心眼(真):A+
修行・鍛錬によって培った洞察力。
相手の動きを予想する。

明鏡止水:A
自身の心を波一つない湖の如く鎮める。
気配遮断B、透化A、宗和の心得B+を持つ。

不可視の斬撃
刀を振るのが速すぎて見えない斬撃。

九頭龍閃
人を確実に殺す為に編み出した斬撃。多重次元屈折現象(キシュァ・ゼルレッチ)という現象を純粋な剣技のみで引き起こし、平行世界から9つの斬撃を集め、全く同時に9つの斬撃を放つ技。

■■(不明)
■■■■■■■■(詳細不明)

■■■(不明)
■■■■■■■■■(詳細不明)

燕返し
燕を斬る為に編み出した斬撃。多重次元屈折現象(キシュァ・ゼレルッチ)を引き起こし、3つの斬撃を同時に放つ技。

宝具

佐々木小次郎究極ノ斬技・空間・時間
ランク:EX 対人宝具
レンジ:1〜2人 最大捕捉:1〜2人

佐々木小次郎が生前習得した究極とも言える斬撃。
空間と時間を斬ることができる。
空間は20メートル範囲内ならば何処でも斬撃が届く。
時間は、時間を斬り、その中で佐々木小次郎が相手を斬ったという結果のみを残す。要はキングクリムゾン。
だが、代償として二つ連続して使うと、ステータスがランダムで低下&ダメージを負う。




こんなもん?





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