【完】ACE COMBAT SW ‐The locus of Ribbon ‐   作:skyfish

41 / 48
大変お待たせしました。一話で終わらそうと考えていましたが、前編後編の二つに分けることにしました。

悩みながら書いたためどうしてもおかしくなっているかもしれません。ご了承を


第36話『リボンと黄色  前編“2人の戦争”』

交差した2人はそれぞれ相手の後ろに回り込もうと、複雑な螺旋を描く。黄色の13が機体の性能差を活かしメビウス1の後ろを取る。メビウス1は後ろにいる黄色の13を視野に入れながら反転させ射程に入らないよう動き回る。音速に近い速さで飛び、その衝撃波が地上の廃墟を揺らす。互いに後ろを取るまいと飛ぶが、ついに黄色の13がメビウス1の背後を取る。

 

(やはり旋回能力では勝てないか。だが――!)

 

 Su-37からR-77中距離空対空ミサイルが3発発射される。主翼下に搭載されていたR-77は機体から離されると、白煙を盛大に吐きながらメビウス1へと迫る。欺瞞のチャフを撒き、急旋回する。だが欺瞞に強い作りになっているAMRAAM中距離空対空ミサイル同様このR-77も例外ではなく、1発だけ誤魔化され、残りの二発が向かってくる。それに対し、メビウス1は無意識に自身の能力を使用する。アフターバーナーをかけ、増速。さらに機体の性能を最大限に発揮し、急旋回を駆ける。

 

「ぐううううううう――――!!」

 

 超音速、急旋回、さらに機体を回転させ、全体を翻らせる。常人には耐えられないGを体に受けながら意識を手放すことなくメビウス1は動く。そうして、その横を2発のR-77が通りすぎる。

 メビウス1の固有魔法『身体強化』で、ミサイルの機動以上の動きを可能にし、近接信管の範囲外に逃れたのだ。

躱した――! だが、気を抜かない。底部ウェポンベイを開き、黄色の13にロックオンする。

 

「FOX3ッ!!」

 

 お返しとばかりに3発のAMRAAM中距離空対空ミサイルを発射する。チャフは効かないと解っているためか。黄色の13は急降下し、追ってくるミサイルに機関砲を向け引き金を引く。そのすべてを撃ち落とした。 上昇し、回避した黄色の13。と、開いている左手にサーベルを持ち、振り返りざまに横に一閃する。そこには同じように左手に扶桑刀を持ち黄色の13に振り下ろすメビウス1の姿。魔力を帯びた二つの刃がぶつかり合い、火花が散る。身を翻し、2人は同時に引き撃ち。必中の銃撃全弾を、機体をわずかに動かし、避ける。お互いダメージは0。

 

「さすがだYellow13!」

 

 2人は再び後ろを取るために旋回を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メビウス1と黄色の13の刃が鍔迫り合いになった10秒遅れて、ぶつかり合った魔力の余波が一陣の風となり501の部隊の皆に襲い掛かる。

 

「ッ!!?」

「なんて魔力ですの!?」

 

 あまりの強風にシールドを出す。100㎞離れた場所から見守っているのに、その戦闘の迫力に皆が驚かされる。約半年メビウスと共に暮らし、彼女の戦闘を垣間見てきた第501統合戦闘航空団の皆。だが、あれは全力ではなかったのだ。今の姿が彼女の全力。メビウス1の本気。相対する人型ネウロイ―――黄色の13も引けを取らない。

 

 互いに後ろを取り取られ、迫るミサイルをチャフ、フレアで欺瞞し、弾丸の雨を掻い潜り、左手に持つ剣で斬りかかる。

 

 スカイアイが表示する立体映像を見る。

 

「いいかお前たち。よく見ておけ。これが、ネウロイがいなかった世界の戦争だ」

 

 美緒が皆に言う。以前ミーナと話した、ネウロイがいない人間同士の戦争。その光景を皆に記憶させるようにする。もしかしたら、あそこで戦っているのが、私たちだったかもしれないということを。

 

 メビウス1の後ろを黄色の13が取ろうとする前に、メビウス1は急降下を始める。スピードを落とすことなく、どんどん高度を下げる。その後ろから黄色の13が距離を詰める。

 

「何をしているこのままだと地面に激突するぞ!」

 

 メビウス1の意図が分からないバルクホルンが叫ぶ。このまま急降下を続ければ、引き起こしが間に合わず 地面に激突する羽目になる。そのとき、あと少しで地面とキスする手前でようやく水平飛行に戻す。高度は30フィート(約9m)。黄色の13も水平機動になる。さすがにあんな超低空を飛ぶのは危険だと思ったのだろう。だが、メビウス1の後ろは格好の的だ。

 

 Su-37の主翼端に取り付けられているR-73短距離空対空ミサイルが発射される。赤外線誘導のそれは、しっかりとF-22Aの排熱を捉え加速する。メビウス1は回避も何もせず、飛び続ける。その先にはパ・ド・カレーの廃墟のなかで一回り大きい建造物がある。そこに迷わず突入する。

 

「危ない!!」

 

 皆が叫ぶ。が不思議なことが起きる。そのまま建造物に突入したメビウス1が何もなかったかのように映し出される映像に健在だったのだ。

 

「まったく無茶なことを」

 

 メビウス8が呟く。そうしていると通り過ぎた建造物が崩壊した。そこにミサイルがぶつかり爆散する。

 

「メビウスは一体何をしたの?」

 

「ああ。すでに穴があった空間に、音速で通り抜けたのさ。その衝撃で建物は崩壊。その残骸でミサイルを全て回避したんだ」

 

 以前戦闘機で気球にカスルことなく避け切った実力は知っていたが、なんて無茶をするのだ、と絶句する。下手をすれば自分自身が危険になるのに。今度はメビウス1が追いかける方に移り、黄色の13は急降下をし、海面すれすれに飛行した。通った後を水柱が立ち上がる。M61の照準に黄色の13を捕えようとすると僅かに射線から逸れる様に飛行する黄色の13。無駄弾を使わせ、機銃弾を無くすことが目的だとすぐに分かった。既に双方ミサイルを使い果たし、あるのは機関砲とその剣のみ。決定打を与えるにはもう少し近づかないといけない。メビウス1は増速しようとしたとき、この行為こそ罠だと気が付いたとき既に黄色の13は行動を始めていた。

 

 目の前に立ち上る巨大な水柱。以前のパ・ド・カレー戦に置いてメビウス1が使ったアフターバーナーを使用した回避方法。それと同じ方法で黄色の13は仕掛けてきたのだ。水柱の回避は不可能と判断したメビウス1はアフターバーナーを点火増速、上昇をかけ水を被りながら突破する。海水を被ったことで視界が悪くなる。さらに水を浴びたことでF-22のステルス効果が半減。向こうのレーダーにも映るだろう。水を被ることによる失速墜落だけでなく、ステルス能力の低下も含んでいたとは、やはり彼は侮れない相手だ。今の自分は隙だらけだ。この状態で狙うなら――ッ!

 

≪そこ―――ッ!!≫

 

 まだ目が使えない状態で、メビウス1はパイロットの勘を頼りに上半身を捻り、右手のM61機関砲の残弾全てを後方に向けばら撒く。彼の勘は当たっていた。無防備な背中から狙っていた黄色の13のGSh-30-1機関砲の弾倉に弾丸が命中爆発する。黄色の13は咄嗟に手離し距離を取ることで事なきを得る。これで互いのミサイル、銃弾は底を尽きた。

 

 大きく旋回し、リボン付きと黄色の13は向かい合う。

 

 

 

 互いの距離が50mをきったところで機関砲を放り投げ、メビウス1は扶桑刀を。黄色の13は二本の朱いサーベルを手に取る。そして、2つの刃がぶつかった。

 

 

 剣戟の音だけが響き渡る。黄色の13が繰り出す嵐のような二刀サーベルの猛攻を、メビウス1は冷静に見切り、避け、受け流し、一撃を加えるも、同様に当たらない。一撃の1つ1つ全てが必殺。双方攻撃をさらに強くするために自身の得物に魔力を付加させる。先ほどとは比べものにならないほどの魔力のぶつかり合い。その影響が遠く離れた場所から見守る彼女たちで現れた。

 

 

 

 

 

「なんだ? 何が起こっている!?」

 

 メビウス1と黄色の13が剣のみの戦闘に移り、二人とも膨大な魔力の衝突が発生。その直後、スカイアイの機体から原因不明の警報が鳴り響いた。ロックされたのでも機体異常が発生したわけでもない。

 

 その答えが現れるかのように、いくつもの映像が表示された。

 

 

 

 

 

『1機撃墜』

 

 

目の前の戦闘機を撃ち落としその残骸が湖畔の民家に墜ちる映像

 

 

『メビウス1。テイクオフ!』

 

 

空母から射出されるF-4機内の映像

 

 

『~♪~~♪♪~』

 

 

横目でこちらを見つめるハーモニカを吹く少年の姿

 

 

『インガンレンジ。ファイア』

 

 

メビウス隊エンブレムのF-4に対する機銃掃射

 

 

『――――ッ!!!』

 

 

血で染まった後部座席の前で慟哭する男

 

 

≪無敵といわれたエイギル艦隊を沈めろ!幸運を祈る!≫

 

 

爆炎を上げ沈没して逝く大艦隊

 

 

≪警告!ストーンヘンジからの砲撃だ≫

 

 

破壊されていく空の下、狭い谷を飛び回る戦闘機

 

 

『FOX2、FOX2!』

 

 

空を覆い尽くすほどの戦闘機同士による大空戦

 

 

『リボンのエンブレムだ』

 

 

僚機に一撃を加えたあのときのリボンのエンブレムの戦闘機

 

 

≪こちらクラウンビーチ、B部隊指揮官のベルツ中尉だ!≫

 

 

曇天の中進んでゆく上陸部隊

 

 

≪犬死にするな。生き残ってこそ英雄だ≫

 

 

爆音のなか巨大な対空砲を攻撃する戦闘機

 

 

『当たれえええ!!!』

 

 

唯一動きの鈍い一機への機銃掃射

 

 

『こちら黄13、黄4の脱出を見た者はいるか』

 

 

爆散する黄色で『4』とペイントされた僚機

 

 

『今日と言う最高の勝利に乾杯だ!』

 

 

酒瓶片手に盛大に酒をメビウス1に浴びせるほどのお祭り騒ぎなISAFの仲間

 

 

『不調機で上がった者に文句は言えん ―――どんな場合でも』

 

 

目の前の少年に撃墜した彼女のことを語る黄色の13

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 映し出される映像。聞こえてくる音声。

 

 これが何なのかすぐに分かった。これは、2人から見たあの戦争の記憶だ。

 

 

 

 

 

 

『僕らの町を出て行け 侵略者!』

 

 あの少年が拳銃を黄色の13に向ける。その光景を見ていた宮藤たちに衝撃が走る。黄色の13に一番懐いていたあの少年が、こんなにも歪んだ顔ができるのかと。その手は震えていた。怖いのでも、恐ろしいのでもない。ただ、本当はこんなことしたくないと思う表れであった。

 

『そんなに、俺たちが憎いか』

 

 黄色の13は何をするでもなく。じっと少年を見つめる。そのあと黄色の13は彼らを逃した。それからも彼の態度は変わらない。

 

 そして、ある日の夜。ついに連合軍の奪還作戦が始まった。黄色中隊も全機迎撃に出る。機体の準備を進めていると、あの少年が来ていることに気が付く。まるでこれが最後になるかもしれないと察していたかのように。しばし顔を向けた後準備を再開し、離陸体勢に入る。黄色の13は振り返ることはなく、夜の空へと昇って行った。

 

 

 

そして――――

 

 

 

『残ったのは俺だけか………』

 

 真っ赤な夕日に染まる大空の下、旋回を続ける二機の戦闘機。後ろを取られないように、こちらの後ろを取ろうと同じように旋回を続ける一機の戦闘機を見る。F-22Aラプター。乗っているのはリボン付きの死神。ここまで黄色中隊得意の包囲殲滅戦法で仕掛けるもリボン付きはその全てを抜け出し、一機。また一機と着実に墜としていった。結果。残ったのは自分ただ一人。

 

『だが―――!』

 

 自分は敗けるつもりはない。例え祖国が敗れたとしても、目の前の、自身がライバルと認めた敵に負けるつもりなど毛頭なかった。黄色の4の敵討ちではない。ただ純粋に己が望んだ、己の全てを注ぎ込んで闘う最高の決闘。そして、それを見込んだ最大の相手。

 

リボン付きの死神。

 

飛ぶだけで味方の士気を上げ、敵の戦意を喪失させるISAFのエースパイロット。彼が初めからエースではなかったことは黄色の13が誰よりも知っていた。開戦時からエースパイロットと皆から湛えられた自分とは違う。最初に接触した石油コンビナートのとき、リボン付きの動きはルーキーのそれだった。しかし、コモナ諸島の空戦でその片鱗が見られ始め、ストーンヘンジの攻撃を掻い潜り、黄色の4を撃墜し、ついにはこの俺と戦えるまでの力をつけた。皮肉にも、戦争が彼をここまで強くした。最初からエースだった男と、もがきながらエースになった男。これが黄色の13とメビウス1の違い。

 

 追ってくるリボン付きに黄色の13は十八番であるコブラを使う。慌てて減速するもF-22Aは黄色の13が操るSu-37をオーバーシュートしてしまう。機体を水平に戻した黄色の13はミサイルのボタンに手を駆ける。が、リボン付きはアフターバーナーを点火し急上昇を始めた。すぐさま後ろを追った。両機上昇を続ける。太陽は西に沈みかけ目くらましに使用することはできない。絶好のチャンスだった。残りのR-73、R-77ミサイル全てを使い決着をつける。ラプターをロックオンした。

 

『終わりだ! リボン付き!!』

 

 ミサイルの発射ボタンを押そうとしたとき

 

『まだだッ!!!』

 

 リボン付きの死神、メビウス1が驚きの動きを見せた。

 

『何!?』

 

 黄色の13は目を見張る。リボン付きは推力偏向ノズルを使い、非情に粗いクルビットを実行した。強引すぎるそれに機体は失速、こちらへと墜ちてきた。このままでは機体同士、墜ちてくるF-22Aの真ん中にコックピットからぶつかってしまう。ミサイルで破壊しても飛び散った破片が襲い掛かる。

 

 すばやく判断した黄色の13はミサイル発射を断念。回避行動に全力を注ぐ。エルロン、ラダー、推力偏向ノズル。Su-37の全てを活かし、F-22Aの機体をギリギリで躱した。クルビットとバレルロールを組み合わせたような変態機動で躱したSu-37はちょうど背面の状態だった。黄色の13は失速し堕ちていったリボン付きの機体を確認するため下を見下ろす。

 

『――ッ!』

 

 黄色の13は我が目を疑った。F-22Aラプターは、メビウス1は、リボン付きは、墜ちながら機体を制御しM61機銃の銃身をこちらに向けていた。目標から離れながらの攻撃。それでは攻撃の威力が落ちてしまう。その状態にも関わらず実行するその執念に驚きを隠せない。そして、その銃口の先は偶然にも正確にコックピットを狙っていた。

 

『ガンアタック、当たれ!!』

 

 メビウス1は引き金を引く。二〇ミリ機関砲が唸り声を上げる。対して黄色の13は直撃を避けようと機体を動かす。が―――

 

『ぐ―――ッ!』

 

 銃弾の一つが風防のガラスに当たった。幸い銃弾は体に当たらなかった。

 

 だが、黄色の13の視界。左側に大きく亀裂が入る。風防のガラス片がヘルメットを貫通し刺さった証拠だった。その後、殴られたような衝撃が黄色の13を襲う。左エンジンが被弾したのだ。霞んでいく意識の中手を伸ばし左エンジンの燃料供給を停止させる。左エンジンを緊急停止させたことで空中爆発の危機は去った。だが、この状態で戦闘は不可能。愛機は飛ぶだけの棺桶になってしまった。配電盤もイカレてた。あの時の一発が機内OSにダメージを与えたのだろう。機体水平維持システムも機能していない。緩やかに下降して逝く機体。意識が無くなる直前、黄色の13はフッと笑った。隊長として失格だが、戦闘機パイロットの自分に悔いはない。最高の闘いだった。

雲の中に入る。そこで黄色の13の意識は途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 機体を水平に戻す。大きく呼吸をする彼はレーダーをじっと見つめていた。映し出された一つの反応が消える。最強の相手。黄色の13がこの空に散ったのを現していた。あの黄色の13に勝った。その事実にメビウス1は舞い上がることも勝利の雄叫びをあげることも無かった。残ったのは、彼自身も理解できない空しさだけ。通信越しから味方の勝利の歓喜が流れてくる。メビウス1は通信を切り空を眺めた。何故勝利を喜ぶことができないのか? それは純粋にこちら側に大義名分が無いこと知っていたからだ。かくいうエルジアも大義名分も無かった。双方、どちらも悪かった。ISAF側が難民問題をエルジアに押し付けなければエルジアは戦争に踏み切ることは無かったかもしれない。エルジア側がストーンヘンジを兵器利用しなければここまでの戦争にはならなかったかもしれない。数多くの可能性。もしもが頭をよぎる。ただ、一番最大のもしもは、ユリシーズが堕ちてこなかったら。こんなことは無かったかもしれない。敵同士としてこの空を飛ぶことは無かったかもしれない。決して実現しないIFを考えてしまう。ここでようやく理解した。未練が残っていたのだ、自分には。それは軍人らしからぬ感情。だがどうしても捨てきれない想い。自分でもどうしたらいいか分からない。が、声にせずにはいられなかった。

 

 

 

「敵同士じゃない空で、共に飛んでみたかった。Yellow13」

 

 

 

 この日。彼らの戦争は終結した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目が覚めるとそこは見知らぬ天井だった。あのとき、確かに自分は燃え盛る機体と運命を共にしたはずだったのに。顔を動かし周りを見る。個室のどこかの病室。入ってきた看護婦に「ここは地獄か?」と聞く。返ってきたのは“地獄に一番近いこの世”という言葉。その言葉で二つを理解した。

 

 1つは自分が生きていること。

 2つはまだ飛ぶことが出来るかもしれないこと。

 

 二つ目の事実に彼―――黄色の13は、わずかに口元を緩ませた。

 

 

 

 

 

 

 

彼の物語にピリオドが打たれた。だがそれで終わりではない。

 

ここからは、翼をもがれた大鷲の物語である。

 

 

次回第37話『リボンと黄色  後編“決着”』

 




次回更新はもっと遅れる(確信)


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。