俺は神崎心
三門市に住む何処にでもいる平凡な高校二年生だ
そんな俺が住む三門市はちょっと変
それは……………
ウゥー
近界民が出現しました
ただちに市民は避難してください
そう『近界民』だ
ある日突然異世界への「門ゲート」が開いた。門からは「トリオン兵」呼ばれる「近界民ネイバー」が作った怪物が現れた
その怪物は地球上の兵器が効かずにいたが
突如謎の一団が近界民を撃退した。彼ら界境防衛機関
ボーダー
はと名乗り「この日の為に備えてきた」と言った。そして近界民に対する防衛体制を整えいた
そのため依然として門から近界民が出現するにも関わらず、三門市の人々は今日も普通に生活していたのだ
なんて俺には関係ないことだ
ボーダーなんて俺には不向きだ
…………と思っていたとき
プルル……
「あっ母さんからだ…なになに?」
from母
to心
今日、私の兄に会いに行くわよ
だから開けといてね
………………はぁ!?
突然すぎるだろ!…まぁ母さんはもとから突然に言い出す人だから分かるけどさぁ……
兄って……俺の伯父に当たる人か?
まぁいいか………一応わかったとだけ返信しておこう
まぁ伯父にあってもなにもないと思うんだけどな……
と思っていた俺は後々後悔することになる
そしてぼーっとしているうちに日が暮れ約束の時間になっていた。俺は母さんと一緒に約束の場所にいった
「……………ってボーダー本部じゃねーかよ!?」
そりゃあそうだ
約束の場所がボーダー本部って誰だってビックリするわ!!
「…母さん、母さんのお兄さんってどういう名前…?」
「城戸正宗さんよ?」
「………………って最高司令官じゃん!!」
マジか………… (;`・ω・)ノ
なぜその人が母さんの兄なんだ……
「あら、知ってるのかしら?」
「知ってるもなにもその人ボーダーのトップだよね……」
「ええそうよ♪」
はぁ……………そういう話をしているとなんか人がきた
「俺はA級1位の太刀川隊隊長の太刀川慶です、城戸さんの妹さんにその息子さんですね?」
「ええ、そうです」
「はい…そうですが」
俺は仕方なく口数を少なくして話した
「城戸さんが待っています、こちらへ」
太刀川さんという人が、司令室みたいなところへ案内してくれた
「城戸司令、妹さんたちをつれてきました」
「………ご苦労だったな、太刀川」
「おかまいなく」
そういうと太刀川さんは去っていった
「お久しぶりですね、お兄様」
「……ああ、そっちは、息子か?」
「ええ、息子の心です」
「……よろしくお願いします………」
俺は威圧をかけられているような雰囲気のなかで返事をした