TALES OF THE ABYSS ~ Along With the Nargacuga ~   作:SUN_RISE

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どうも、SUN_RISEです。大変お待たせしました。

あ、少しだけ残酷描写注意です。……人によっては、少しだけに感じないかもですが。

では早速ですが、本編を始めていきましょう。



第6迅:風迅よ穿て、最硬の守りを

 

『嵐の前の静けさ』

 

……自分で言うのもなんだが、今の状態を一言で言い表すならこの言葉がしっくりくる。

第二ラウンド開始だ、と威勢よく言い放ってはみたものの……さて、どうしようか。一度ヒートアップしかけた頭を冷静に冷やしてみると、今のナルガ()の状況が決して芳しくない事に気付かされる。

 

確実に、金剛亀(ダイヤトータス)は強敵だ。『動く要塞』といっても差し支えないほどに守りが堅く、一撃の破壊力もかなりのもの。動きが鈍い分相手の体力消耗は少ないだろうし、かなりの長期戦を強いられる事は明白だ。

……そして、弱点だと思っていたコイツの頭が途轍もなく固い事を、先ほど身を以って思い知った。ついでに、石頭を使った金剛亀(ダイヤトータス)の攻撃が思ったよりもリーチが長く恐ろしい事も。

 

こうなると、頭を狙うのはあまりにもリスキーすぎる。百害あって一利なし……とまではいかないが、こうまでハイリスク・ローリターンだと行動の選択肢には到底含められない。

……となると、次に狙うのは何処にしよう?

 

尻尾は……今はやめとこう。なんだか、頭と同じように伸びてきそうな気がする。

なら、次に狙うのは……

 

(……どうした、威勢が良いのは口先だけか……?)

(おいおい、そんな安い挑発に乗るとでも思ってるのか?)

(………)

(まあいいさ。どうせ、こちらから打って出ないと戦いが進まないから……な!!)

 

左真横に一足飛びで回り込む。

真横なら反撃を受けにくいと考えたのもあるが、実はもう一つ理由がある。

 

それは、この金剛亀(ダイヤトータス)は体の左右前後の重量バランスがやや悪いらしく、左後脚が他の脚に比べて細く頼りない、という事。

言い換えれば、筋肉の鎧が薄い左後脚を狙えば大きなダメージが期待できるという事だ。

 

だからナルガ()は、金剛亀(ダイヤトータス)の左に回り込んだ。

 

(その脚、もらった!!)

(……ぐっ、やはり速い……!!)

 

自慢の右刃翼ブレードを、そのひ弱な左後脚にお見舞いしてやるために!!

 

(ガキン!!)

 

…ッ!! やはり固い、しかしまともに入った。

手応えは十分だが、どうだ!?

 

(……くうっ……!!)

 

むっ、やはり傷は浅いか。筋力が弱い分、衝撃に耐えられなかったみたいでよろめいてるが。

……だったら。

 

(もう一発食らっとけ!!)

(……ぐっ、させるか……!!)

 

ん? 腹が青色に光って……?

 

 

……なっ、真上に跳んだだと、しかもメチャクチャ高い!? !

どんくさいクセに、ジャンプだけダイミョウザザミみたいな跳躍しやがって!!

 

(……死ね……)

(そんな簡単に死んでたまるか!!)

 

ちっ、水滴がウザったい!!

ああくそっ、バックステップで何とか間に合え……!!

 

(ドガァァァン!!)

(うおっ!! ……危ねえ、間一髪だったな)

(……外したか……)

 

ナルガ()の目の前で、金剛亀(ダイヤトータス)が地面にめり込んでいく。

微妙にホーミングしてきたが、なんとかバックステップで攻撃を避け事なきを得た。結構無茶したけど、本当にナルガ()が俊敏で良かったよ。

 

……それにしても、凄まじい着地の衝撃だったな。もう少し遅かったら、潰されてペシャンコになっていたかもしれない。もしそうなっていたらと思うと……

うわ、ゾッとしねえな。

 

(……ふん、油断は命取りだと言っただろう……?)

(重たい体してるくせに、随分と足腰が強いんだな……いや、体が重たいから足腰が強くなったのか?)

(……どちらでも同じ事だろう……)

(どうだか。そんなチグハグな脚してたら、どう考えても後者じゃないのか?)

(………)

 

それにまあ、ナルガ()のスピードに向き直る事すらできない鈍間(のろま)が、脚の筋力()()であんな大ジャンプができるなんて露ほども俺は思ってないしな。

 

(………)

(………)

 

……よく分からないが、空気が一気に張り詰めてきた。もしかして、よほど脚の事を気にしてたのか? 確かに、パッと見は甲羅とか表皮とか煌びやかなのに、よく見た時の残念感は半端ないが。

 

まあ、俺が意図しない内に放った安い挑発に見事に乗ってくれたようだ。だから、今は少しあいつを怒らせてみるとしようか。おちょくるのにはちょうどいい攻撃方法もあるしな。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

(……くっ、ちょこまかと……!!)

(おいおいどうした? そんなスピードで俺に付いてこれるとでも思ったのか? ほれ、もう一丁!!)

(……そんな攻撃は効かぬ……!!)

 

ナルガ()二匹分程度の距離を金剛亀(ダイヤトータス)から取りつつ、尻尾から棘を飛ばしまくる。適当に撃っても、的が大きいから面白いように棘が当たる。……飛ばしてる張本人が言うのもなんだが、一体いつからテイルズは弾幕STGになったんだろうな?

まあ、手数押し(四人手動操作コンボ)広範囲無差別爆撃(メテオスウォーム)洗濯機(タイダル祭り)はテイルズでの最強戦術だから、テイルズが弾幕STG系RPGってのもあながち間違ってはいないのかもしれないが。

 

……まあ、それはともかくとして。

棘攻撃が鬱陶しいのか、金剛亀(ダイヤトータス)が目に見えて苛立(いらだ)ち始めた。何せしきりにこちらを睨みつけているからな、おー怖い怖い。

 

あと、どうやらダイヤトータスの弱点は頭や尻尾ではなかったようだ。

頭の根元や脚の根元といった、甲羅と体の()()()。それ以外の所に当たった棘攻撃は全て弾かれたが、継ぎ目付近に当たった棘は表皮を多少削る程度の効果を上げる事ができた。どうやら、可動域が広い部位の表皮はあまり固くないらしい。

それに気付いた後は、なるべくそこ(継ぎ目)に攻撃が当たるように棘を飛ばしている。……本当は目を狙いたかったが、頭を振られて全く当たらなかったというのは黙っておく。

 

ただ、一見ナルガ()が優勢にも見えるが……二つほど問題がある。一つは、どれだけ(いら)ついても金剛亀(ダイヤトータス)の方から積極的に攻撃を仕掛けてくる様子が全く見られない事だ。継ぎ目に攻撃が当たらないように、確実にガードを固めて反撃のチャンスを窺っているようにも見える。

 

(強がっても、()()()をかばってるのはバレバレだぞ?)

(……!! 何を訳の分からない事を言っている……!!)

(俺をごまかすには、いささか演技力が足りないな。ほれ、もう一丁!!)

(……ぐぅ……!!)

 

焦りと苛立ちを助長させるようにちょくちょく挑発をしてはいるが、正直なところ効果は薄い。金剛亀(ダイヤトータス)の苛立ちが徐々に増しているのは、口調から分かるのだが……。

 

まあ、どれだけ苛立ってもそこは知性ある魔物、ナルガ()自分(ダイヤトータス)の能力を分析して最適な戦法をとっているのだろう。

 

金剛亀(ダイヤトータス)には、ナルガ()に追い縋るだけのスピードが無い……いや、それどころか向き直る事すらできていない。

だから頭を狙った時は簡単に肉薄できたし(咆哮で怯んでいた、という理由もあるにはあるが)、脚を狙ったときも簡単に横へ回り込めた。今も、距離を離した状態での俺の棘攻撃に対して成す術が全く無い状態でもある。

 

しかし逆に、ナルガ()が今まで放った攻撃は悉く決定打になっていない。これが、二つ目の問題点だ。

頭は固くて刃翼攻撃がまるで通らず、脚への攻撃もよろめかせる事は出来たが殆ど効いていない。棘攻撃にしても、継ぎ目の表皮を削っているだけでダメージは雀の涙ほども与えれていない。金剛亀(ダイヤトータス)からしたらわざわざ大きな隙を晒してまで攻撃を仕掛けるメリットが無いのだろう。

そして、ナルガ()の攻撃を食らった後に反撃を仕掛けるだけの余裕が金剛亀(ダイヤトータス)にはある。事実、ナルガ()が至近距離で攻撃を加えた後の反撃は強力かつ的確だった。

 

……やはり、あれだけ固い装甲に斬撃を走らせても効果は薄いようだ。そう、()()はな。

 

こういう強敵相手に大きな隙を晒す事は出来れば避けたいが、こちらには最高の()()()()がある。

固い奴ほど、打撃や衝撃には脆いものだ。ダイヤモンドだって、硬度(傷付きにくさ)は高いが粘度(割れにくさ)は低い。あの甲羅も、尻尾で普通に叩くくらいじゃ流石にビクともしないだろうが……。

 

(あ~あ、つまんねえなあ)

(……何がだ……?)

(何で俺は的当てなんてやってんだろうな。弱点に当たれば『大当たり』ってか? だんだん空しくなってきたよ)

 

さて、このまま挑発を続けても隙を見せてくれないなら、ナルガ()が仕掛けて無理矢理でも隙を作らせるしかないな。

さっきまでの倍ぐらいの距離を取って、金剛亀(ダイヤトータス)の前に立つ。

 

(……なら、貴様が的になれば良いだろう……?)

(笑えない冗談だな。お前が今の百倍ぐらいのスピードで動けるなら、考えてやってもいいがな。それ、もう一丁食らっとけ!!)

(……ぐっ、馬鹿の一つ覚えみたいに……!?)

 

さっき、目に攻撃が当たらないと言った。

あれは嘘では無いが、目を()()()()()()()ならできる。

 

棘を大量に飛ばせば、な。

 

時間長めに尻尾を回し、力を溜める。ゲームでもナルガがやっていた、大量棘飛ばし攻撃。それを囮に、一気に接近する。

 

(馬鹿の一つ覚えって言葉、そっくりそのまま返してやるよ)

 

まだ回す。大体3割くらい力を溜める。

 

(……いつまで尻尾を振っている……!?)

 

まだ回す。大体5割くらい力が溜まる。

 

(俺の気が済むまで、だ)

 

大体8割くらい力が溜まった。しかし、まだ回す。

 

(……一体、何をする気だ……?)

 

もうそろそろ限界、か。

棘を飛ばしたら、すぐに飛びかかれるように準備しておこう。

 

(これを見れば分かるだろう……ぜっ!!)

 

溜めていた力を、一気に解放した。さっきまでに比べて十倍以上の数の棘が、金剛亀(ダイヤトータス)を覆い尽くすように飛んでいく。……我ながら、エゲツない数だな。モンハンでもこんなルナティックな数は見た事が無いぞ。

 

(……!? 何だ、この棘の数は……!?)

 

よし、完全にこっちを見失っているな。こちらからも金剛亀(ダイヤトータス)の姿が見えないが、大ジャンプしたらすぐに分かるし、それ以外の場合はどうせまともに動けないのだから位置は簡単に把握できる。

 

(……くそっ……!!)

 

棘の飛ぶ速度に合わせて、真っ直ぐに金剛亀(ダイヤトータス)に肉薄する。そのまま、ナルガの体長の半分ぐらい距離が空いた間合いに入る。

 

(ガギギギギギ!!)

 

飛ばした棘が、大量に金剛亀(ダイヤトータス)へと直撃した。……あれだけ飛ばしたのにほぼ無傷かよ、守りが本当に固いな。

だが……

 

(隙を見せたな)

(……!! 何だと……!?)

 

それが悪手だったと気付くのが、少しばかり遅かったようだな。俺は既に脚に力を込め、尻尾を高く振り上げている。

 

後は、『尻尾叩き付け(ビターン)』をそのがら空きの頭に全力で叩き込むだけだ。食らうがいい、俺の最高の切り札を。

 

(これが、俺の奥の手だ……!!)

 

脚に限界まで力を込め、180度振り返る。

同時に、同じく限界まで引き絞った尻尾を金剛亀(ダイヤトータス)の頭めがけて思い切り振り下げる。

 

(……くっ、避けられない……!?)

(最初から、避けさせる気なんてないんだよ!!)

 

勢いよく振り下ろされた、棘の生えた黒く凶悪な尻尾が。

 

(バガアァァァン!!)

 

金剛亀(ダイヤトータス)の頭に、直撃した―――

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

(………)

 

一旦、バックステップで距離を取る。頭に攻撃を直撃させたおかげで尻尾が地面に刺さらず、隙は最小限で済んだ。

 

遠目に、倒れ込んだ金剛亀(ダイヤトータス)を眺める。首を伸ばした状態で目を瞑り、ピクリとも動かない。

頭には、棘が当たった部分なのであろうへこみがところどころ目に付き、血が出ている部分もある。

 

(……やったか?)

 

いや、まだ安心するのは早い。もしかしたら、頭に強烈な打撃を食らって脳震盪(のうしんとう)を起こしているだけかもしれない。

確認が必要だな。もしまだ生きているのであれば、倒れ込んでいる今のうちに仕留めてしまいたい。

 

(………)

 

様子を探りながらゆっくりと、しかし確実に距離を縮めていく。

……こういうのって、緊張するな。勝ちを確信した時にこそ、何かが起こるか分からないし。

 

 

目の前まで来た。動く気配は無いが、呼吸はしているようだ。どうやら、まだ生きているらしい。

それにしても……うわ、こうして見てみるとなかなかエグイな……。

 

へこんだ部分は表皮が割れ、血が(にじ)んでいる。その周りの表皮にもひびが入り、何回か叩けば完全に傷が開きそうだ。……ただ、どうやら骨にまでは突き刺さらなかったらしい。

尻尾叩き付け攻撃の直撃を受けて、この程度で済んでいるなんてな。最初に会った『飛ぶ巻貝』は粉々になったというのに、コイツ皮も骨も本当に頑丈だな。……まあ、分かりきっていた事か。

 

 

生きているなら、残念だが止めを刺さねばなるまい。確実に息の根を止められるよう、少し気は引けるが首を刎ねる事にする。

左に回り込み、狙いを金剛亀(ダイヤトータス)の首に定める。首の辺りはキラキラも少なく、一目で柔らかい部位だと分かる。この部分があるからこそ、あの頭突き攻撃のリーチも生まれたのだろう。

 

だが、それももう終わりだ。

体勢を低くし、右の刃翼を引く。

 

……じゃあな、さような――

 

 

 

 

 

(――まだ、終わってはいない……!!)

 

 

 

 

 

――なに?

 

(ガキーン!!)

 

なっ、まだ動けるのかコイツ!?

くそっ、左脚で攻撃を止めやがって……!!

 

(……隙だらけだぞ……!!)

 

……なんだと?

 

(バキン!!)

 

なっ、おい嘘だろ!? コイツ、頭突きで刃翼を横から叩きやがった!? 割れ目が広がって血が出るのもお構いなしかよ!?

 

(……お返しだ……!!)

 

目の前が、青く光って……!? マズイ、ボディプレス攻撃だ!!

くっ、右脚を叩かれて体勢が崩れて……!!

 

(ちっ、水滴が鬱陶しい……!!)

 

って、喋ってる場合じゃない!! このままだと、頭を潰されてしまう!!

 

仕方ない、何とか左脚だけで前に跳ぶ!!

攻撃を避けられないかもしれないが、頭を潰されるよりはマシだ!!

 

(……うおおぉぉぉ!!)

 

よし、何とか移動でき―――

 

(グシャアァァン!!)

 

 

……うあ?

 

 

右後脚の感覚が無い……?

 

一体どうなって……あ、右後脚が金剛亀(ダイヤトータス)の下敷きに……!!

 

(がっ、あああああああ!!!!)

 

くそっ、間に合わなかったか!! なんとか急所は避けたが、脚をやられた!!

 

(……ふん、油断するからだ……)

 

ちっ、皮肉の一つも返してやりたいがそれどころじゃない!!

 

(くっ……いつまで上に乗ってるつもりだ!?)

 

運よく、頭の前にナルガ()の尻尾があった。どうやら尻尾は無事らしい。

そのまま、尻尾で金剛亀(ダイヤトータス)の頭を叩く。

 

この程度の攻撃、本来なら効かないんだろうが……ひび割れて血が出ている今の状態なら、少しの衝撃も金剛亀(ダイヤトータス)にとっては強烈な痛みに変わるはず。

 

(……ぐう……!!)

 

案の定、頭を走る痛みに金剛亀(ダイヤトータス)が怯んだようだ。

地面への圧力が弱まった隙に、脚を引き抜く。

 

そのまま、残りの三本の脚で跳び距離を取るが……飛距離が出ない。ナルガ二匹分の距離を取るのに二回も跳んでしまった。

それでも、何とか距離を取り金剛亀(ダイヤトータス)と向かい合う。さて、やられた脚の状態はどうだ?

 

……完全に骨がいかれた、か。

いや、むしろ当たり所が良かったのか骨が皮膚を突き破っていない。痛みはひどいが、まだ何とか耐えられるレベルだ。

どうやら、ナルガの体になった事で痛みへの耐性も付いたらしいな。もし人間の時のままなら、痛みに耐えられず悶え転げてただろう。

 

しかし、当然ながら右後脚の踏ん張りは全く利かない。残った三本の足で動き回らなければいけない以上、スピードは大幅に落ちるだろうな……。

 

(まさか、油断の代償が右脚一本になるとはな)

(……調子に乗るからだ……)

(ふん、そちらこそ逃げの戦法をとった結果が()()だろう?)

(………)

 

ナルガ()は右後脚、金剛亀(ダイヤトータス)は頭。

油断のせいで痛み分けになってしまったが、俺の方がまだ軽傷で済んでいるのは幸いだ。まあ、スピードは死んでしまったが……。

 

(………)

(………)

 

気付いたら、だいぶ日が傾いていた。まだ夕方には遠いみたいだが、随分と早く感じるな。

……思えば、この距離で向かい合うのも三度目になるのか。もっとも、最初や二度目とはだいぶ状況が変わったが。

 

互いに負った傷を考えれば、これが最後のぶつかり合いになるかもしれないな……。





読んで頂き、ありがとうございます。

…戦いが終わるなんて誰も言ってませんよ?

では、次話もお楽しみに。


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