ギルガメッシュになった男   作:狂った機械人形

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レーティングゲーム開始 前編

 

「ようこそ、来ていただきありがとうございます」

「良い、我は教え子を見に来ただけだ」

ギルガメッシュは赤髪の男と会話をしていた

「しかし、お前の妹とその眷属は強くなった……サーゼクス・ルシファー」

「そ、それは楽しみです」

二人は会話を終えると、画面に移るグレモリー眷属と助っ人二名を見つめた

 

ーーー

 

「部長、俺に行かせて下さい」

「駄目よ」

竜牙はリアスにそう進言する、現在リアス達は作戦会議を行っていた、リアスとアーシアは本陣に待機、体育館に一誠と竜牙と白音、そしてグラウンドには朱乃と木場が行き、最後には全員で総攻撃を仕掛けるという作戦に出る事にしたのだが

「いや、俺が始末して来ますよ」

竜牙が突然こう言いだしたのだ、リアスは作戦を乱すような事をするな、と強く言うが竜牙は自分一人がやれば良いと言って、挙げ句の果てには勝手に飛び出して行った

「ぶ、部長……どうします?」

「…………命令違反よ、作戦を乱す輩は味方じゃないわ」

「見つけ次第……拘束でしょうか?」

「それで行こうかしら、さてと……さあ私の下僕たち、私たちの敵を消し飛ばしましょう!」

「私と白音さんは違いますよ」

「場の雰囲気を読んでくださいアーシアさん」

こうして、戦いの火蓋が切られた

 

ーーー白音・一誠

 

「白音ちゃん、俺に戦わせてくれ!」

「どうしたんです?急に」

体育館前で白音と一誠が会話していた、どうやら一誠は一人で戦いたい様だ

「俺自身の力を確かめたいんだ!頼む!」

一誠は手を合わせて、白音に言うと

「……危なくなったら助けますからね」

「……ありがとう!それじゃあ行ってくる!」

そう言うと一誠は体育館のドアの前に立つと、自身の神器である赤龍帝の籠手を出すと

「っしゃあ!」

気合いを入れて、扉を蹴破って中に入っていった

 

ーーー 一誠side

 

「あら、一人で来たのね」

「一人で勝てるのかしら?」

「この前、無様に弾き飛ばされていたというのに……滑稽ね」

一誠が体育館に入ると、まずライザーの眷属からの嘲笑が響き渡る

「まあ、良いわ……こんな雑魚はサッサと片付けましょう……イル!ネル!やってしまいなさい!」

「「バ〜ラバラバラバラバラ!」」

「うおっ!物騒だなおい!」

一誠は双子であろう少女二人のチェーンソーによる、攻撃を避け続ける、それもそうだろう一誠はこれ以上の恐怖を自身の精神内で味わっているからだ

「くそッ!チェーンソーがうざったらしい!」

一誠はそう言って、籠手の宝玉を一回強く押した

《sword》

すると宝玉から、ドライグの爪を模した剣が現れる

「うおりゃ!」

「「きゃあ!」」

一誠は剣を振るって、イルとネルを吹き飛ばした

「「いったぁ〜い」」

「うおー!」

一誠は剣を振り上げて、イルとネルに突撃する

「「何度も受けないわよ!バラバラになりなさい!」」

イルとネルは二人でチェーンソーを振るい、一誠にあたるかと思いや

「あたるかぁ!」

一誠は頭を屈めて、チェーンソーを避けるそしてカウンターの様に剣を振るい二人を切り捨てた

『ライザーフェニックスの眷属の兵士二名リタイアです』

体育館のスピーカーから音声が流れ、イルとネルは光となって消える

「ふぅ〜やっ!ぬわっ!」

「良くもイルとネルを!」

一誠にとってはとても見覚えのある棍が頭を突いてくるのを一誠は避けた、間一髪だった

「ちょっと!待って!うわっ!」

一誠は軽く混乱しながら棍を避け続け、棍を掴み引っ張る

「ッ!」

「うお〜危なかっ……ったあ!」

棍使いの少女ミラの攻撃を避けながら、一誠は剣をしっかり握る

「ッ!今だ!」

ガシッと棍しっかりと掴み足を引っ掛ける

「きゃ!」

「だらぁ!」

一誠は転けたミラの背中に剣で切りつけた

『ライザーフェニックスの眷属の兵士一名リタイア…失礼しました四名リタイア』

「あれ?」

一誠は首を傾げた、俺が倒したのは三人だけど………さっきのチェーンソー双子は言われた筈だから……と一誠は考えて

「そうか!木場がやったのか!」

一誠はポンッ!と手を叩くと最後の一人に剣を向ける

「あら、中々やるわね……でも私を三人と同じにしないでね?甘く見るわよ」

「……あんたは強い、俺も力を出させてもらう!」

《strike》

一誠はそう言って宝玉を押すと、籠手は炎に包まれ、籠手は龍の顔を模したグローブへ姿を変えていた

《BoostBoostBoostBoostBoost》

「はあっ!」

「ぐあっ!」

最後の一人となった戦車の力を持つ雪蘭は一誠に近づき、蹴りを入れる、一誠は受け止めるがそのまま吹っ飛ばされ、体育館の壁にぶち当たる

《explosion》

「いってぇ……」

宝玉から音声が響き、一誠は少しよろめきながら立ち上がり構える

「……?」

「はぁ!」

一誠は龍の顔を模したグローブを突き出して火球を放った、それも三回もだ、雪蘭は避けれず

「きゃあ!」

三発共、命中して壁にぶち当たり

『ライザーフェニックスの眷属の戦車一名リタイア』

との連絡と共に光となった

「や、やった……」

『良かったな、舐めてかかられたのもあるがお前の実力が上がっている証拠だ、自信を持て』

「ああ、わかったよドライグ」

一誠はそう言って、外へ向かった

 

ーーー

 

「白音ちゃん……片手のは?」

「ん?ああ、種蒔き焼き鳥の女王です」

「えっ?」

一誠が体育館から出ると、白音が片手で何かを引きずって待機していた、顔に血がかかっている事で一誠の脳裏にヤンデレの文字が流れたが直ぐに消し去る

「縁が出来たので……仕留めました」

「…………」

「殺してないですよ?」

「まさかの言葉で驚き」

一誠は軽く驚きながら、会話を続ける

「じゃあ、木場と朱乃さんの所へ行こうか」

「いや、一誠だけ向かって下さい……私はリアスさんの所へ向かいます」

「お、おう……わかったよ」

そう言って、二人は別れた





後半だけか

中半と後半にわけるか悩み中

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