愛しの妹が「お兄ちゃん大好き」って言ってくれたから頑張ったらいつの間にか冷たくされてた件 作:℃M
返さなきゃ→嬉しすぎてパニック→書いては消しの連続→そのうち考えるのをやめる
ということがあるからです。
さぁさぁ今回で公開授業は終了となります!ラストは花陽ちゃんです!
てことで花陽ちゃんが好きな方々はPC、またはスマホの画面を叩き割れ。
ふふふ……とても良い武器が手に入った。そう、μ’sのロゴが入ったラブライブレードだ。この「ラブライブレード」はフォトンやらマテリアルなんとかやらで意外と殺傷力が高い。気をつけてつかわないとな。ふふ、ふふふ……!!
「英治、気持ち悪いわよ」
「奈穂だっつってんだろバb「あぁ?」すいませんでした」
◆◇◆◇
『さぁさぁ!これが決勝戦だ!泣いて喜べ決勝戦だぞ!もうすぐエンディングだぁ!赤コーナーは一般参加の高坂奈穂選手!正直南選手に負けると思ってましたー……そんなことはさておいてぇ、青コーナー!我が校が誇る米マイスター!キャンプならば彼女におまかせ……小泉花陽ォ!!』
ことりちゅんに負ける……確かにその通りだったな。うん。
さて、花陽ちゃんか。どんな武器で……ん?
コツ……コツ…
花陽ちゃんが登場した……ん?あれは……
あれはまさか!?
「A-RISE信者『小泉花陽』……参、上!!」
な、なななななんだとぉ!?A-RISE信者!?そ、そんなまさか!?
『なんですって……!?み、みなさんのために説明します!A-RISE信者とは、A-RISE信者決定戦で参加5000人中の、勝者一人にしか渡されない称号です!その証拠にA-RISEのロゴが入った黒いラブライブレードが渡されます!花陽選手も、それを持っています!!今まで決定戦は5回しか開かれていない……その中の一人!!その人が花陽選手ということなのです!!』
説明ありがとう、司会さん。
てかまじか……まじで持ってるよ、5000人に勝ったってーのか、あの子は…!?
「そんなことはどうでもいいです!早く戦いましょう!」
『は、はい!それでは泣いても笑ってもこれで最後、決勝戦……スタートォ!!』
「まさか最後がライバー同士とはね…」
「μ’sのブレードを使ってくれてありがとうございます」
「どういたしまして。お礼はこの勝負の勝利を……」
「それとこれとは話が別ですよ。それでは…」
「いきます!ライトイィィタァァァァア!!」
「んなっ!?」
ま、真っ暗になって何も見えねぇ…まさかライトイーターを使える奴がいたとは!?くそっ!すぐに攻撃を躱さないと!
「大丈夫ですよ、奈穂さん。これは私の力量を見せるための行動。そしてライトイーターは7秒後に消える。さあ、あなたは続行か棄権か……どっちにします?」
「ど、どっちったってなぁ……続けるに決まってんだろ!!」
光が見えてきた!次は俺からだ!!
「ムラマサァァァアア!!」
「ムラマサ、ただの連撃ですか?基本中の基本ですね。ムラマサ返しで相殺しますよ。」
なに!?花陽ちゃん、俺に合わせてムラマサを繰り出しやがった!!悔しいけど凄い!凄いぜぇ!!
「次は私が考えた技……『お米百連発』!」
ぐっ、周りから米粒が現れて…俺に向かって飛んできやがった!?
全てを捌ききるためには、腕を回さなきゃ……俺にできるかわからんがやってみるか!
「九風林!!」
カカ、カカカカカカカカン!
ふ、ふぇ~い、全部捌ききってやっt「まだまだ、ですよ?」
またかよ!!
カカカカ…カン!
これで終わりだろ……!
「……すいません。奈穂さんの力を見誤ってました。あなたは立派なラブライバーのようですね?…ですが、観客の皆さんはもう興味が無くなっています。」
「……?」
「私は続けたいのですがアイドル的にそれはできません。決勝、ということですが、ここで終わらせてもらいます。そうですね、私の最高技で倒しますよ。」
「……最高、技…」
「そうです。避けるなり、どうにか相殺するなりしてくださいね?では、行きますよ…」
花陽ちゃんが構えをとる…なんだあの構えは!?無駄な力が入ってない!そしてつま先に体重がかかっていて……まさか、一気に詰め寄るっていうのか!?やばい!これは速いだろう…俺も、迎え撃つしかないのか……俺にできる技なんて、ムラマサと九風林だけ…いや、開発途中のあの技がある……やるしかないようだな…!
「ほう、なんですかね?その型は。右肘と右足に力が溜まっている。見たことがないですよ。」
「俺が、考えた、技、だからな!」
「集中してましたか、これはすいませんでした。」
クソッ!俺はまだ弱いから、あんな余裕がない!これから絶対にあの余裕を身につけてやるぜ!
「私はもう準備ができました。」
「…だから、どうした」
「あなたの準備を待ちますよ。奈穂さん以外に反撃しようとした者はいないですからね」
「ありが、と、よ…」
ぐふぅ…余裕ありすぎだろ!絶対勝てるって思ってるのか、花陽ちゃんは!絶対に勝ってやる!やってやるさ!そのためには落ち着いて考えろ!
-生きる糧は?
寝起きの穂乃果の涎。
-目が覚める瞬間は?
穂乃果のパンツを被った時。
-家に帰って来たと実感する瞬間は?
練習後の穂乃果を迎えた瞬間。
-穂乃果に何を捧げたい?
「そんなん決まってんだろ!いくぜ、花陽ちゃん!」
「準備OKですね!では行きますよ!」
「喰らいなさい!PrivateWars!!」
ッ!来たぁっ!!一気に斬りかかってきたぞ!落ち着くんだ!時間を見極めて……今だ!
「喰らえぇ!穂乃果に捧ぐ、ほんのり笑顔ぉ!!」
右足を前に出し、その勢いで右腕を突き出す。開発に手こずっていたんだが、たった今、技として完成した。
ガキィィィン!
花陽ちゃんの剣撃を弾き飛ばし、その突きは花陽ちゃんの、豊満な、美しい胸に当たった。
「何ィッ!?」
その勢いのまま花陽ちゃんは場外まで吹っ飛ぶ。少しやりすぎた気がしたが、これは勝負だ。ちなみに突いた瞬間に揺れた胸には興奮した。胸に棒が当たってるんだぜうへっへい。
花陽ちゃんは観客席まで飛び、動かなくなった。
『高坂選手の、勝利ぃ!!医療班はすぐに小泉選手の救助を!何はともあれ、高坂選手の優勝です!願いを叶える権は高坂選手の物になりました!!』
やったのか……俺、ついに手に入れたのか……!!
◇◆◇◆
「て夢を見たんだ」
「ふざけんじゃねぇぞ馬鹿ニキ。6話、6話だぞおい。私はそんなにデレないぞおい。」
「ぶー、そんなに言う事無いじゃーん」
「きもい。果てしなくきもい。底なしにきもいぞ。」
「穂乃果ちゃんったら酷いんだからー……そうは思わんかね?雪穂たんよ」
「うんうん可哀そうだねー、ところでその権利は何に使うの?」
「え」
「それは私も知りたいなぁ……?」
「そ、そんなこと……言える訳ねーじゃァないかァーッ!!」
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