愛しの妹が「お兄ちゃん大好き」って言ってくれたから頑張ったらいつの間にか冷たくされてた件 作:℃M
今回はジョジョネタが長いです。
そして一番大事なところで文が抜けていたので直しました。(私として→私みたいな妹として)
海未ちゃんファンとほのキチはブラウザバック推奨
緊急速報なう。なんと、この大会で優勝したら雛さんに何でも一つだけ願いを叶えてもらえるらしい。吃驚しすぎて淫夢ネタを使えなかった。
しかし、せっかく雛さんに叶えてもらえるんだからことりちゃん関係にしよう。
てかそれならアレしかない。ことりちゃんをどうにか眠らしてクッションに涎を垂らしてもらおう。そしてそのクッションをもらう。完璧。
あっ、やばい。妄想しただけでも脳が溶けてきた……。
え?穂乃果の闘いはどうだったって?あれは酷い闘いだったよ……。
◇◆◇◆
『Aブロック第一ラウンドの闘いの熱さに心を打たれ南理事長より、優勝賞品[何でも叶えてあげる券]が優勝者に授与されることになりました!参加者の皆様は頑張ってくださいね!それではBブロック第一ラウンド……スタァトォ!』
「すいません、穂乃果。優勝賞品をつかって私は奈穂さんと付きあ「ねぇ、海未ちゃん、私はこの大会なんてどうでもよかった……。でもね、この優勝賞品を作ってもらえたってことは嬉しいことだぜ。」……穂乃果?」
「今までお兄ちゃんが私じゃなく、他の子達に色目を使ってたことなんか忘れてやってもいい程な……。」
「い、いきなりどうしたんですか?」
「だってさ。私みたいな妹としてしか見られてねーキャラの攻略ルートがあるなんて半信半疑じゃないか。」
「だけど、この優勝賞品が作られたってことはマジにあるってことだ。」
「ええ!?希望とやる気がムンムン湧いてくるじゃねーかッ!おいッ!」
「……ストレスが溜まっておかしくなってしまいましたね…。なら、すぐに終わらせましょう。喰らいなさい!ラブアロー……!?」
「なかなか面白いこといってくれんじゃねーかよ?ええ?私が選んだ能力[クラフト・ワーク]、人間一人の体を止めるくらい難しいことじゃあない。」
「私の体を……とめた……!?」
「それじゃあ、情熱を持って海未ちゃんを蹴落としてあげるよ……。」
コツ……コツ……
「ほ、穂乃果……やめて……やめてくださいっ!それ以上近づかないで!」
「最初は上から目線だったのに……ねぇ?まぁいいけど。すぐに終わらせてあげる……。」
ドゴォ!
ドゴォ!
ドゴォ!
「三発殴ったのに何も痛くないって考えてるでしょ?痛みはこれから一気に来るよ……。」
「3」
「2」
「1」
「0」
「ウッ……ツゥッ!?」
「痛いでしょ…?」
「でも仕方ないよ。私が勝って南理事長に、お兄ちゃんに素直になれる手伝いをしてもらわなきゃいけないから…ね?」
ドサッ
『あぁ……し、試合終了……高坂選手の、勝利、です……。』
◇◆◇◆
最後に穂乃果が言ってたことは聞こえなかったけど、海未ちゃんが可哀想なのでこの後すぐに慰めようと思ったが、本人は「闘いたくない闘いたくない」の一点張りだったでござる。穂乃果やりすぎんご。
『えー、園田選手の精神が不安定なので、トーナメント形式となります。A、Bブロック勝利者同士、E、Fブロック勝利者同士の対決となります。C、Dブロック勝利者は第三ラウンドへのシードとなりますので、お間違えのないよう、気をつけてください。』
へぇ、じゃあ俺はBブロック勝利者とか……Bブロック……勝利者……ファッ!?
やばい。今の穂乃果はやばい。一回だけあれほど怒らせた時(確か穂乃果のパンツを被った時)はやばかった。だって天衝海轢刃されたもん。怖かったわ。
で、その穂乃果に勝たなきゃいけないなんて、俺怖いよ。
「お兄ちゃん……。」
「あぁ……おっ?穂乃果か。どうした?」
「穂乃果ね、この大会で優勝しなきゃいけないの。だから、負けてくれない?」
「んー……できない相談だなぁ。」
「そっかぁ……だとしても、もしも私を倒すっていうなら……
瞬獄殺ね。」
母さん、今まで俺を育ててくれてありがとな。あんたの娘はこんな子になっちまったよ。
ちなみに自分はポイズンキッスされたい