艦隊これくしょん~明かされぬ物語~   作:kokonoSP

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恋の2-4-11をガチで踊ったら腰を痛めました。以上!


噂の正体

「なんだと?」

「ですから、電はカナリア鎮守府へ異動になったので、天龍さんに随伴をお願いしたいのです」

「……お前、あそこがどんな所か知って言ってるのか?」

 

 俺こと『天龍型一番艦 天龍 』は電の一言に笑顔から一気に険しい顔へと変わってゆくのを自覚しながらも、そう問わずにはいられなかった。

 

「いいえ、噂はいっぱい聞きますけど、どんな所かは知らないのです」

「止めとけ、あそこはお前が行ってやっていける鎮守府じゃねぇ」

「それでも、です。司令官さんの期待に電は応えたいのです」

「……司令の野郎、マジで一度ぶん殴るか」

「や、止めてください!どうしたのですか、天龍さんがそんな全面否定するなんて、らしくないのです」

「それだけ、あの鎮守府がやばいんだよ」

「衝突とか、気をつけます!」

「違ぇよ。言葉が悪かった。あそこはそこいらの"提督"じゃ無理なんだ」

「司令官が?」

 

 俺は提督の方が言葉的に言いやすいが、電の様に司令官という奴も多数いる。

 まぁ、俺が彼処に配属されてた時は"どちらも居た"けどな。

 ハッと我に返る。

 昔のことを思い出してる場合じゃねぇ、目の前にいるチビの命に関わることだ。

 

「そうだ。どうしてだか…分かるか?」

「えっと、司令官さんが……その……」

「いや、提督の質じゃねぇ」

「え、えええ!?じゃ、じゃあ…ヒント!ヒントを使うのです!」

「ヒント?んー………電、出撃や遠征から帰って来たら、俺たちは必ずする事がある。それはなんだ?」

「え?し、司令官への報告…ですか?」

「それもあるが、それは旗艦"だけ"でも出来るだろ?俺"たち"が必ずする事だ」

「えっと、えーと。うーー……あ!分かったのです!分かったのです」

 

 ぴょんぴょんと飛び跳ねて手を上げる姿には微笑ましいものがある。

 しかし、あの鎮守府に行かせない為にも、ここは真剣にやらねーとな。

 

「入渠(にゅうきょ)なのです!」

「正解だ。じゃ、次の問題。開発や入渠には必ず居る者は?」

「それは直ぐにわかるのです!妖精さんなのです!」

「そうだ。そこで最初の問いに戻る。あそこはそこいらの提督じゃ無理だ」

 

 そこで頭上に『?』マークが付いた様な顔で首を傾げる電を見続ける。

 しばらくして「あっ」と声を上げて戸惑いの表情で見つめ返してきた。

 

「正解を言ってみろ」

「…えっと、多分間違ってると思うのですけど……」

「それがお前の出した答えなんだろ?もっと自信を持て」

「妖精さんが…提督の言うことを聞かない……」

「……正解だ」

「で…でも!そんな事ってありえるんですか?」

 

 電の言いたい事は分かる。

 妖精は基本気まぐれではあるが、頼めばやってくれるし手伝ってもくれる。

 だが、時にそれを拒否する妖精も存在し、その実例があの鎮守府が『死の鎮守府』と呼ばれる所以(ゆえん)だ。

 

「ああ、過去幾度となく行った提督に懐かなくてな。建造はおろか、入渠すら出来ない」

 

 電の顔が真っ青になってゆく。

 そりゃそうだろうな。

 大破しても入渠出来なければ、海に出ることもままならなくなる。

 しかし、そこで鋭い質問を返された。

 

「じゃあ、どうしてその鎮守府は出来たのですか?」

「…居たんだよ、過去に二人」

「二人、なのです?」

「ああ、二人って言っても別々じゃ無いぞ。二人でその鎮守府を任されてたのさ」

「どうして、天龍さんはそんな事まで知ってるのですか?」

「そりゃ、あの鎮守府が俺の最初の配属先だったからに決まってるだろ」

「え、いや、最初かどうかまでは分からないと思うのです…」

「………い、いいんだよ!そんな昔の事!ほら、もう分かっただろ?あの鎮守府はそこいらの提督じゃ無理だ。それこそ、奇跡に近い確率しかねぇ」

 

 そのまま電を部屋に返して、その足で司令官室へ向かう。

 

「入るぜ、提督」

「ん?あぁ、天龍か。どうした?」

「……お前、本当に"あの"鎮守府へ電を送るのか?」

「おや?もう聞いたのか。ああ、そうだよ」

「ふざけてんじゃねぇぞ!!」

 

 バァン!!と接客様のテーブルを掌で叩いて自分の怒り具合を現す。

 提督はその行為にビクッ!となり、少し汗を垂らすが、なんとか平常心を保とうとしている。

 

「な、なんだよ急に。脅かすなよなぁ」

「言っとくけどよぉ、俺は結構マジでキレてっからな。彼処に送るって事はイコール死って分かってんだろ?」

「そ、そんなのは周りが流した噂に過ぎないだろ。ど、どど、どちらにしてもこれは本部の命令だ。俺じゃ無理だよ」

「チッ!また本部かよ、ええ?最近多いよなぁ、本部からの命令。……何かヤバイ事やってんじゃねぇの?」

 

 その時、軽く両肩が強ばったのを見逃さなかった。

 首を傾げ上目遣いに睨む天龍の凄みに圧倒しかけていたが、そこでガタッと椅子を倒す勢いで立ち上がり、こちらも怒声をあげる。

 

「さすがに言葉がすぎるぞ天龍!俺はこの国、その一部を任さている司令官だ。汚い真似をして()(へつら)った所でなんになる!いずれ事が明かされておしまいだろ。それにそんな事をしたらバレるのが怖くて夜眠れぬ思いをするなんて俺は嫌だからな。まっとうにやる」

「…じゃあ、本当に電を死に追いやるつもりは無いと?」

「無い。あそこに新しい司令官がくるから、こちらの電を送ってくれと俺は本部に言われただけだ。本当は第六駆逐隊を崩すのは俺だって嫌さ」

「あーそーかよ。……けど、もしそれが嘘なら」

 

 天龍が高速で何かをする。

 私にはその行動が早すぎて動いた事以外何をしたか認識しきれなかった。

 するとパキッと木の乾いた音がしたと思った瞬間。

 

パキ……パキパキバキバキバキッッッ!!!!

 

 応接用の机が天龍の方から私の方にかけて垂直に切れ目が入っていき、最後には机が真ん中から割れ水平だった机が下に向かって「く」の字を作る。

 

「この机と同じ運命を辿わせるつもりだから……覚悟しろよ」

「…………」

 

 「それだけだ、じゃな」と言って退出しようとする天龍に向かって叫ぶ。

 

「お、お前!今、自分が何をしたか分かってんのか?明らかな軍法違反だぞ!」

「罰したいなら好きにしな。ただ……"どこ"の"誰か"さんのお陰でその椅子に座れてんのか。よーく考えな」

「ぐっ………」

 

 そして今度こそ天龍は司令官室を出てゆく。

 

「くそ、くそくそクソクソクソクソ糞糞糞ぉぉぉぉぉぉぉ!あの野郎!自分の功績で俺がここにいるみたいな言い方しやがって!!!俺の采配が良かったからだろ!!舐めた口聞きやがって旧型の役立たずが!」

 

 ガンガン!!と真っ二つになった机を蹴りつける。

 

「解体してやる。絶対あの糞艦だけは解体してこの机の替りにしてやる!!!!」

 

 頭に血が行き過ぎて頭痛がする。

 

「糞がぁ!解体する前に腕と足を胴体から切り離して踏んづけてやる!助けてくださいと言っても許してやるものか!!!」

 

 しかして、そんな司令官は頭に血が上りすぎてドアの隙間から消えてゆく影に気が付きもしなかった。

 

 

 

 そしてその頃、天龍は司令官室から出て外に出ていた。

 

「う~、流石にまだ寒いか。でも、少し頭を冷やさねえとな」

 

 襟裳鎮守府は大まかに言えば北海道にある鎮守府のうちの一つ。

 なので横須賀や呉の鎮守府と比べると寒い地方である。

 カナリア鎮守府は逆に年がら年中暑いがな。

 

(あの頃が懐かしいぜ、皆元気にしてっかな……ん?)

 

 散り散りになった仲間に思いを馳せていると、後ろから近づいてくる気配があり、少し警戒したが誰の気配かを理解した瞬間に警戒を解く。

 

「私もいいかしら~、天龍ちゃん♪」

「なんだよ、龍田か。脅かすなよ」

「脅かすつもりなんて無いわよ~?………提督、相当お怒りみたいよ~?」

「聞かなくったって分かる」

「解体してやる~ですって~」

「はん、そんな事が出来る様な玉ですらねぇよ」

「でももし天龍ちゃんが解体されたらって思うと私~提督殺しちゃうかも♪」

「止めとけ、そんな事しても虚しいだけだし、槍が錆びるのを早めるだけだ。それに…」

「それに~?」

「俺は絶対に解体されねぇよ」

 

 ニィと笑って龍田の頭を撫でる。

 「やぁん」と艶かしく驚いているが、実はこれ、マジで驚いてる声なんだよな……

 

「こうしてゴロゴロしていたいな~。」

「お前は猫かよ」

「ニャ~ン♪」

「止めろ」

「え~天龍ちゃんのイケず~」

 

 龍田を離して、周りに人の目や耳が無いか確認してから懐にしまっていた手紙を渡す。

 

「見たいなら見たいって言えよ、ったく」

「あら~バレてた?ごめんね~」

「ただの手紙だ、ちゃっちゃと読め」

「は~い、お手紙読ませていただき………」

 

 手紙と言う名の独自ルートで調べてもらったここの提督の"裏"情報。

 それを見て、流石の龍田でさえ目を見開いて何度も読んでいた。

 

「て、天龍ちゃんも人が悪いわ~。どこでこんな情報を手に入れたのかしら~」

「俺が絶対の信頼を置く"龍田"が調べてくれたのさ」

「それは天龍ちゃんが昔所属してたっていう『伝説の艦隊』の私?」

「そうだ」

「同じ私なのに妬けちゃうわ~♪」

「別にお前を信頼しないって訳じゃねぇよ」

「知ってるわよ~、天龍ちゃんは優しいものね~。ね、またそのお話聞かせて」

「あん?聞いた所で楽しくもなんともねぇぞ?」

「私は楽しいわよ~?だって天龍ちゃん、その艦隊では"最弱"だったんでしょ?その強さで~」

「強くなんかねーよ。実際、鎮守府内で最下位だって言われたんだから」

「天龍ちゃんの恩師に?私は最強だと思うんだけどな~」

 

 恩師……か。

 確かにあの提督たちに会わなきゃ俺はここまで強くなれなかっただろうし、最悪死んでいたかもしれねぇな。

 

「…もう中に入ろうぜ。流石に寒くなってきた」

「ふふっ、りょ~かい」

 

 この時、流石の俺でさえ油断してしまった。

 あの提督の事だからまだ動かねぇ………ってな。

 それを思い知らされたのは翌日の事だ。

 

 

 【next day】

 

 

「はっ?」

「だーかーら!もう電は出発したって言ってるじゃない!何度言わせないで」

「いや、すまねぇ。突然過ぎて理解が追いついてない」

「私だって理解できてないわよ、いきなり司令官が部屋にやってきたと思ったら電を連れてっちゃって」

 

 早朝、飯でも食いに行こうと廊下を歩いていた時、偶然廊下で雷と出会し一緒に行くかと誘ったら……

 

「追いかけていったら既に準備出来てるって言って武装を付けさせて殆ど無理矢理出航させたんだもの、お別れの言葉を掛ける時間も無かったわ………」

 

 この様にかなり落ち込んで居て、理由を聞いたところで冒頭の台詞に戻る。

 完全にしてやられた。

 流石に焚きつけすぎたか。

 

「おい、雷。電の装備は覚えているか!」

「えっ!?えっと、確か12.7cm連装砲・10cm連装高角砲・61cm四連装酸素魚雷だったわ」

「ちっ!やっぱりか!」

「やっぱりって……なんなのよ」

 

 あの提督が考えそうな事と言えば艦娘の排除が濃厚だ。

 しかし、それなりに練度があり鎮守府にも貢献した艦娘なだけに意味の分からない解体をして本部から目を付けられるのは嫌なはず。

 とすれば取る方法は一つ!

 

 『深海棲艦に喰わせる事』

 

 そして確実に深海棲艦へ喰わせるにはどうすればいいか、簡単だ。

 燃料を空っぽにさせればいい。

 

「ねぇってば!!」

「あ?うぉ!?」

 

 考え事をしていたら雷がネクタイを掴んできたので、嫌でも腰を曲げざるを得ない。

 駆逐艦なのになんて力してやがるんだ。

 軽く世界水準超えてんだぞ、俺。

 

「やっぱりって何!電に何かあるの!?」

 

 ここは素直に教えるべきか?

 ……いや、今更こいつらに教えてどうにかなるもんでもないか。

 

「なんでもねぇよ。ただちょっと外が騒がしいと思っただけだ」

「あら~。嘘は良くないと思うわ~」

「龍田か?余計な事喋んじゃねぇぞ」

「うふふ、墓穴掘ってるわよ、天龍ちゃん」

「どういう……あ」

 

 一瞬龍田に気を取られ、目の前にいる雷の存在を忘れてた。

 

「天龍!何を知ってるの?全部吐きなさい」

「は、話したところでお前らに何が出来る!こういうのはな、大人に任せておけ」

「嫌よ!」

 

 ネクタイから手を離し、泣くのを耐えるように目を瞑っている。

 少し涙が出てきてるが。

 

「もう、もう嫌なの!自分の周りで沈んでゆく仲間を見たり聞いたりするのは!うんざりなの!!」

「おい」

「電が…妹が危険な目に合ってるかも知れないのに私だけのうのうとしてるのは嫌っ!」

「うるせぇんだよ!クソチビ!!!」

「ひっ!?」

「あらあら、ふふっ」

 

 流石に我慢の限界だわ。

 こっちの苦労も知らずによぉ。

 頭にきた。

 

「じゃあ電が危険だとして、今のお前が出てって何が出来るってんだ?仲良く沈んでいくのがオチだろうがよ!」

「で、でも。それでも」

「デモもストライキもねぇ!な・に・が・で・き・る・って聞いてんだよ!」

「う……うぅ………」

「天龍ちゃ~ん」

「あ゛?」

「皆が見てるわよぉ?」

「…………あぁ」

 

 そりゃ、食堂に行く道すがらで雷が叫んで俺も叫べば野次馬は出来るわな。

 おまけに最終的には雷を俺が泣かせちまったし……

 

「何の騒ぎだ!これは」

「い、雷!?大丈夫!?」

「незрелый(大人げない)、年下相手に何をしてるんだい?」

 

 騒ぎを聞きつけて提督と暁、それに響が雷の周りに集まってくる。

 提督、ニヤつく顔を必死に隠そうとしてキモい顔が更にキモくなってるぞ。

 

「何をしてか?んなもん決まってる。現実を教えてるだけだ」

「とか何とか言って上手く逃げようとしてるんじゃ無いだろうな?」

 

 今は雷が興奮状態で泣いてるのもあり、とても真面に喋れる状態じゃない。

 少し待てば雷が証言してくれるだろうが、この提督の事だ。

 待つ気もなく一気に畳み掛けてくんだろ。

 

「これは由々しき問題だぞ、天龍。ひとまずはこの状態をどうにかしなければいけない。これを受けて貰うぞ」

 

 そう言って提督は一つのスマートフォンを取り出した。

 実際はスマホとしての機能は無いが、あれは艦娘にとって提督には逆らえない要因の一つだ。

 機器の正式名は『緊急自律型AI手動切替端末』、通称『EAMST:インスティ』と呼ぶ。

 端的に説明すると、この端末には鎮守府にいる全員のナンバーが登録されてて、自由に命令して操る事のできる装置ってわけだ。

 ただ、名前から分かる通り緊急用なので相当な理由がなければ使用は禁じられている。

 

「ちっ、わーったわーった。大人しっ…!?…くしとけばいいんだろ?」

 

 不快な電流が体の中を満遍なく駆け巡り、体の自由が利かなくなる。

 そして提督が操った俺の体を動かす。

 

「すまねぇ龍田。あとのこの状況任せるわ」

「うふふ、天龍ちゃんの頼みならしょうがないわね~」

 

 龍田に任せておけば大丈夫だろう。

 そして目的の場所、建造棟へ向かい俺の体は勝手に進んでゆく。

 

「ふふふ、天龍。年貢の納め時だな」

「爺臭ぇ、もっとマシな言いかたぁ!?」

「言葉には気をつけろ」

 

 悪態を付いてる途中で体に激痛が走る。

 おーおー怖いこと。

 

「本当ならもっと痛みを与えてから解体してやりたい所だがな、生憎時間がなくてね。"次の天龍"を出さないといけないからさぁ」

「はっ!やっと本性だしやがった。で?新しい"俺"とやらを出してレベルは?」

「思考回路に問題があったとでも言って、初期化するだけさ。そんなもの、後でどうとでも作れる」

「ほぅ?龍田が黙ってるかねぇ」

「そしたらまた……こいつを使うだけだよ」

「なるほど」

「おしゃべりはここまでにしよう、時間が惜しい」

「そうかい。じゃ、また後で会おうぜ。て・い・と・く・さん」

 

 そう言った所で建造棟にある建造機の中に入る。

 中は円柱のように丸く、全体的に白く輝いていた。

 

「では、天龍。しばし……お別れだ」

 

 その言葉を残して入口がガシュゥゥーーガチャンと空気を吐き出すような音と共に締まる。

 入口が閉じた瞬間、体の制御が戻りバランスを崩して片膝をつく。

 だが口元は二ィィと獰猛な笑みを浮かべ白い壁を見つめる。

 

 

ビィィーーカイタイヲハジメマス。ヒナンシテクダサイ。

ビィィーーカイタイヲハジメマス。ヒナンシテクダサイ。

 

 

 音の中心である場所に居るからか、警告音がうるさい。

 と同時に部屋の光が徐々に強まってゆく。

 

(なるほどなぁ、こうやって解体されんのか)

 

 正直、こんな経験は始めてなので好奇心が勝るのは否めない。

 そして少しづつ強まっていった光が急速にその輝きを増す。

 

(おっと、流石にのんびりしてられねぇな)

 

 目を閉じ、光を遮断、耳を閉じ、音を遮断、光による熱、遮断、遮断遮断遮断。

 全ての五感を遮断し、自我の奥底をイメージする。

 そしてデッカイ扉のイメージ。

 王宮にありそうな大扉に錠がかけられたイメージをする。

 最後に自分の"持ってる鍵"で錠を取り外す。

 

 

ピ…ピピピ!

『天龍』マスターアカウント…………起動シマス

 

 

(きたっ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして俺の周りにある世界は純白に染まった。

 

 

 




最近、冬らしくめっちゃ寒くなってきましたねぇ。
え?これ見てる時、夏だったらどうすんだって?
しょうがねぇな、俺が寒くしてやんよ!

・荒川区は天気がいいので洗濯物があらかわく
・北海道で掘った井戸
・I can can a can.(私は缶を缶詰にすることができる。)

※凍死に注意してください、現在大雪が日本を襲っていま……………


提督「蒼龍さんの太ももが色々良すぎてYA・BA・I」

でわでわ~

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