ガンダムSEEDーカズイ奮闘物語ー   作:SS好きのヨーソロー

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あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いします。
ではどうぞ!!!


PHASE13 それぞれの選択、覚悟を決めて

戦闘を終え、本部隊を捕捉したアークエンジェル。

 

俺は特別にブリッジにて、その光景を観察させてもらっていた。

「・・・・・・すっげぇ、何隻あるんだよあれ」

俺は目の前の光景につい反応してしまった。

というのも、今アークエンジェルの目の前には大量の戦艦が停止しているのだ。

「ネルソン級10隻、ドレイク級が20隻の大艦隊よ。そしてハルバートン提督が乗っておられる戦艦がアガメムノン級宇宙母艦、メネラオスよ」

指さす方にはおそらく一番大きいであろうサイズの船があった。

「あれがアガメムノン級宇宙母艦・・・・・・」

つい感慨深い反応になってしまう。SEED界で一番大きいサイズの戦艦はやはり見ていて格好いいものだった。

あそこに地球連合軍第八機動艦隊司令官デュエイン・ハルバートン准将がいるのだ。

「・・・ありがとうございます艦長。いいものが見れました」

すっ、と頭を下げてブリッジを出る。歩きながら聞こえてくるのは民間人の安堵の声の数々だ。

それもそうだ、ついさっきまでアークエンジェルはザフトの、それもラウ・ル・クルーゼ部隊に目をつけられて度々襲撃をされていたのだ。それに、アルテミスの地球連合軍部隊の杜撰な、軍人として本来あってはならない対応を味わってきている。精神的疲労は計り知れないだろう。

 

その中で、ようやく本部隊に合流できるというわけだ、安心が顔に滲み出るのも無理はない。

「・・・あ!カズイ」

「やぁフレイ、サイ。アルスター事務次官、なんとか退避できたんだろ?」

「うん、モントゴメリーはそのまま離脱するみたい」

「よかったじゃないか、無事会えるんだな」

「二人にお礼がしたい、って言ってたし・・・」

「俺からも、ありがとうカズイ。カズイとキラのおかげだ」

「気にするな、俺もキラも友人が悲しむのを見たくないだけだよ。今はこの安心感を喜ぶとしよう」

俺がそう微笑みかけると、二人もにこりと微笑んだ。

 

やはり、皆には笑顔が一番なのだ。

 

 

そうして、アークエンジェルは無事アガメムノン級宇宙母艦メネラオスの横に張り付き、並んで航行することに成功した。

整備室ではキラがフラガ大尉に愚痴を吐いていた。

「あーもう!戦艦に合流できたのに何をするんです!」

「仕方がないだろ!壊れたままは不安なんだよ!」

「まあまあ、仕方がねえさ。第八艦隊って言ってもパイロットはヒヨッコ、いざとなりゃ大尉が出ねえとな」

「そういうこと、・・・ま、正直カズイの方が上手く乗りこなすぜ?」

「買い被りです大尉・・・そこまで扱える自信ありませんって」

俺がそう述べると、肩をこついてくる。

「何をぉ、目覚ましい活躍しといて何言ってんの」

「・・・はぁ、カズイの技術はすごいもんね。

というかストライクはあのままでいいんですか?」

キラがそう言う。

そう、ストライクのOSについてだ。ストライクのOSはキラ専用のようなもの。元のOSは全く使い勝手が悪い。

「・・・わかっちゃいるんだけどなぁ、元に戻して使えなくしたってな、的になるだけだし。カズイはあれ、調節できないのかよ?」

「無茶言わんでください。流石に俺民間人ですから。

元のスペックよりは多少改良できるとは思いますが、キラのOSより落ちますって」

「できるのかよ・・・」

お手上げだ、と手を上げるフラガ大尉。

 

「できれば、あのまま誰かがって思っちゃいますわよね」

気がつけば、ラミアス大尉がこちらへきていた。

「ラミアス艦長!」

「あ、どうもです大尉」

「あらー、こんなところへ」

 

「ごめんなさい、ちょっと二人と話したくて」

「あ、はい!すぐに行きます!」

「了解です・・・お前ってやつは」

キラはまあ、子犬のような顔になっていた。

「・・・キラって案外顔に出るよな」

「坊主、わんころだよなぁ」

「も、もう!みなさんなんなんですかぁ!」

 

抗議の顔をしたキラと、苦笑いの俺はそのままストライクの前へと向かっていった。

 

「・・・お話って、なんですか?」

「・・・えぇ。思えば、いろいろあったわよね。

私自身色々余裕がなくて・・・二人とも、ちゃんとゆっくり話せなかったから。

 

改めて、二人に謝罪と感謝をしたかったの。

・・・戦争に、巻き込んでしまってごめんなさい。

それと、・・・私たちのために今まで本当にありがとう」

 

ゆっくり話せる今だからこそ、心の底を打ち明けてくれたのだろう。

「え、あ・・・その・・・」

キラが戸惑う。

その仲、俺は一つ応える。

「許しません」

 

「ちょっ、カズイ!?」

「・・・ええ、そうね。許されなくて当然」

「ヘリオポリスで、軍事開発してその結果崩壊した。たくさんの人が死んだ。

その事実を俺は許しません。

キラを戦いに巻き込んだこと、同じコーディネーターと戦わせたこと、許しません」

「待って、カズイ!戦ったのは、結局自分の・・・」

「そして、それ以上に。俺自身を許しません」

「えっ・・・・・・?」

「俺はなんとなく、察していた。もしかしたら巻き込まれることも。ヘリオポリスが襲撃される恐れも。

それを俺は教えなかった。キラたち全員を裏切った。

そんな俺を許さない。たくさんのザフト兵を殺したのに、罪悪感どころか達成感すら覚えている俺自身を・・・。

だから、艦長」

「・・・はい」

 

「・・・俺もキラも、結局自分自身の判断で動いてる。だから気にしなくていいんだ。

俺ら、やりたくてやっただけだし。

だから感謝だけ貰いますよ。な?キラ」

「もぉ!カズイだけカッコつけるなよぉ!その通りだけどさ」

「・・・二人とも、本当にありがとう。地球へ降りても、頑張ってね」

「・・・艦長こそ」

「・・・ありがとうございます」

そうして、キラは下がっていく。

 

「・・・艦長。一つだけ」

「なあに、カズイくん」

「もし、人員増加が見込めない、もしくはパイロットの状態が今の現状よりもキツくなる場合、俺の除隊を後回しにしてください」

「っ・・・貴方、それは本気?」

「ええ、当然です。おそらく仕組み的にはヘリオポリス以前に軍に志願したということにするんでしょう?」

「ええ、なぜそれを・・・?」

「コルシカ条約にあるじゃないですか、第6条民間人の強制的軍事行為を禁ずる。

あれを誤魔化すには以前に入隊したとすればいい。

巻き込んだ迷惑料的意味合いでこれまでの満了金も振り込まれるでしょうし」

「ええ、本当にあなたは物知りね」

「・・・だけど、正直自惚れですがキラと俺が抜けたアークエンジェルはきつい。

ミリアリアたちの方がアークエンジェルの操作は熟知している。

その中で俺たちが民間シャトルに移って、安全に離脱できる可能性は低い。違いますか?」

「・・・違わないわ。しかし、今降りないといつ降りれるかわからないわ。もしかしたら、そのまま軍人になるしかないかもしれない」

「その時はその時です。

俺は引き金を引いた。その重みは、経験しています。今更それから逃げようなんて思ってませんよ。家族には悪いと思ってます、けど・・・この世界に片足を踏み入れたんだ、今更民間人として踏ん反り返れるわけないでしょう」

 

これは、転生者としての役目だ。

 

カズイ・バスカークという作中の臆病者になった。

 

臆病者一人の力で、戦争はどうにかできる話じゃない。

けれど、世間のイメージは変えられるはずなのだ。

 

『せっかくなら、出来るところまでやってやるよ・・・!!』

 

そう決意し、会釈するとその場を離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくすると、アークエンジェルに小型船が着陸する。

 

中からは、軍人が複数人出てきていた。

そのうちの一人にもの優しげでそして同時に力強さも感じる風貌の男性がみえる。

あれこそが第八機動艦隊司令官デュエイン・ハルバートン提督である。

「全員敬礼!」

ラミアス艦長の掛け声でその場にいた全員が敬礼をする。

「歓迎ありがとう、皆も楽にしてくれ」

手で制するように、優しい声で述べるハルバートン提督。その一声で皆が敬礼を解除する。

「・・・すげー、なんか威厳ある」

「そりゃ、第八艦隊・・・って単語に大部隊だ。それの司令官となるとそれくらいの威厳はあるんだろ」

トールが威厳に感心をしている。無理もない、この男性はかなり上級の立場だ。尉官、佐官とは位が違うのだ。

 

「しかし、君たちに会えるとは嬉しく思うぞ。久しいな・・・大尉になったのだったかな?」

「ええ、おひさしゅうございますわ閣下」

やはり、旧知の中というのだろう。親しげに会話をしている。

「先も戦闘中と聞いて気を揉んだ。皆の衆、大丈夫か?」

そう聞かれ、バジルール少尉とフラガ大尉が前に出た。

「ナタル・バジルールであります!」

「第七機動艦隊、ムウ・ラ・フラガであります!」

「おぉ、君がいてくれて助かったぞ!」

やはりエンデュミオンの鷹の名は異名だ。すぐさま反応していた。

「いえ、大した役にも立っておりませんて」

すると、ハルバートン提督がこちらにくる。ナタルさんを弾き飛ばして。

「おお、君たちが民間人の!よくやってくれた」

「いやちょっと提督、さっきのはダメでしょ」

「・・・は?」

思わず声が出てしまった。

「か、カズイくん?」

「バジルール少尉、大丈夫ですか?」

「あぁ、・・・ノイマンが支えてくれたから」

「いえ、ご無事で」

 

弾かれたバジルール少尉はノイマンさんが支えてた。かっこいいなおい。

「提督、私どもに労いの言葉をいただけるのは嬉しいことこの上ないですが、女性は乱雑に扱うものではないかと」

「・・・あ、あぁ。そうだな」

「そうだぜ!俺たちの仲間なんだぜおっさん」

「おいバカトール!言い方考えろ!すいません提督こいつも悪気があったわけじゃなくて」

「・・・いや、カズイくんと言ったな、君やそこのトールくんか、君たちの言う通りだ。

バジルール少尉、先程はすまない」

「い、いえ!自分は大した怪我もありませんでしたので!」

「・・・信頼も厚いのだな」

そう微笑むハルバートン提督

「・・・えっと、すいませんでした。つい反射的に」

「気に止む必要はない。口調はよろしくはなかったが君のレディファーストの考えは良い考えだ。是非大切にな」

「・・・はい!」

人柄の良さに、トールも目を輝かせていた。

 

 

 

 

「・・・すんませんラミアス艦長、旧知の仲だとは聞いてましたがつい」

「あー、いいのいいの。私もちょっとあそこ気になっちゃったから。でもトールくん?あれはダメよー?」

「うっ・・・すんません」

「ははは、怒られてやんのー。俺も敬えってんだー」

「フラガ大尉はなんか近所の気のいいおっさん感が」

「あ、わかる」

「おいこらトール!カズイ!わかるじゃねえよ!」

「・・・ふふ、言わんとしていることはわかるわ」

「おいおい嘘だろ艦長・・・・・・泣けるぜ」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・先程はびっくりしたな。あそこまで威勢がいい少年がいるとは」

「申し訳ございません閣下、後でキツく言っておきますので」

「良い良いラミアス。むしろこちらの方に落ち度があるのだからな。バジルール少尉も誠に申し訳ない。

しかし、アークエンジェルは団結力が良いのだな」

ミーティングルームにて、尉官が集まっている。

「それはカズイ・バスカークのおかげです」

「ほお、先ほどの少し気弱に見える風貌の」

「ええ、彼はあんな身なりをしてますが、メビウス・ゼロ二号機のパイロットです」

「二号機!?噂の民間人のシークレットルーキーという噂は真だったのか!」

連合でも、シークレットルーキーの単語は多少飛び交う。

与太話かと思っていたハルバートンには衝撃の事実だった。

「はい。彼は積極的に艦のサポートにまわっていました。

艦での対立など、民間人と軍人ではよく起こりますが橋渡しをしてくれたおかげで双方とも一定の理解があって行動できました。

コーディネーターのパイロット、キラ・ヤマトの状態も彼のおかげで安定しております」

ラミアスは、書類に書いてあるコーディネーターの部分を述べる。

「・・・しかしだね、ラミアス大尉。コーディネーターと戦争をしているのだぞ?」

しかめ面になるのはホフマン、大佐の立場でありハルバートンとは別の考え方である。

「・・・ヘリオポリス、アルテミスを崩壊させるなど、損害は尋常ではないと思うがねぇ」

「しかし、いずれ利になる。それだけGとこの艦は重要なのだ」

「・・・せっかくなら、キラ・ヤマトの戦力を手に入れるのもありだと思うがな」

「・・・軍人的な判断ですとホフマン大佐に同意します」

「貴様ら、民間人を・・・!」

「しかしホフマン大佐。申し訳ございません。キラ・ヤマトもカズイ・バスカークも民間人です。前は戦争を知らぬ少年です。

個人的発言失礼します、私は二人を・・・巻き込みたくありません」

「バジルール少尉・・・!!」

「私も、変わってしまいましたから。家系になんと言われるか・・・」

悩むそぶりをする割に、良い顔をするナタル。

「良いのだ、貴殿の考えが間違っていることはない。私たちも君に助力しよう」

その彼女に、またハルバートンも優しく微笑むのだった。

 

 

 

 

俺は今、ストライクにキラと共に座っている。

 

ディアクティブモードのストライク。仮想の存在が目の前にあり、改めて目を奪われるのだ。

 

「名残惜しいかね、キラ・ヤマトくん」

「・・・あ、貴方は」

「報告書で見ている。・・・コーディネーターというのはすごい能力だな。ザフトに勝つためにと開発したのに君たちが使うとスーパーウェポンになってしまう」

「ハルバートン氏、彼の力は戦うためのものではありませんよ」

そう声をかけたのは、フレイの父、ジョージ・アルスターだった。

「アルスター事務次官!」

「やあカズイくん。君には世話になった。それに、苦労もかけたな」

「・・・えっと、この人が」

「あぁ、フレイの父ジョージ・アルスター事務次官だ」

「二人には改めてフレイの救助と民間人の護衛、感謝している。・・・特にキラくん、同族殺しなど辛いだろう。まったく、嫌な時代になってしまったな・・・」

「・・・あ、いえ。知り合い、でしたし。

けど、僕は・・・このまま降りてしまっても、いいのでしょうか」

 

「ふむ?」

「・・・悩むのはわかるぞ少年。しかし君は民間人、違うかね」

「しかし、できるだけの力があるならば、出来ることをしろというふうに・・・」

「それはその覚悟があればの話だ。

キラ・ヤマト。貴様に人を殺す覚悟があるか?」

「っ・・・・・・」

「君は心優しい。しかし、軍人は時に残酷にならねばならぬ。

覚悟のない兵士など、早死にするだけだぞ」

「二人は、民間人なのだろう?戦争を終わらせる、それは・・・ブルーコスモスなんかじゃない。穏健派の一人としてやらねばならない課題だ。

大人に任せて欲しいのさ」

温かい言葉をかける二人に頭を下げ、俺たちはその場を離れた。

 

 

 

「・・・僕、は」

「悩むのも、わかるよ。俺は残るつもりだったしな」

「えっ!?」

「アークエンジェルはおそらく、人員を割ける余裕がないんだ。先遣隊もモントゴメリーを残してほぼ全滅したしな。だから俺はラミアス艦長に、除隊許可を後回しにしてもらったんだ。・・・お前らが地球に降下できるくらいまでには援護してえしな」

「・・・・・・カズイ」

「キラ!お前の戦闘目的は皆を守るためだ!俺もそうだ!

しかし、もし残るとするならば。もし何かの手違いであいつらが残るとするならば!」

「トール、たちが?」

「・・・あいつらも戦争を見ている。どこか感じるところはあるかもだろ?

まあいい、もしあいつらが残り、お前だけが避難することになっても。その時はお前は自分の意思で行動しろ」

「自分の、意思・・・」

「俺もお前も、人を殺してしまった。軍人はそういう仕事だ。

・・・この軍服をこれからも着るということは、それぞれに責任が生じる。

その覚悟を持てって話だ。・・・俺も民間人だから偉そうには言えない。けど、残るとしたらこの覚悟は胸に秘めておきたいと思ってるぜ」

 

そう話すと、ちょうどトールたちがきていた。

「・・・やっぱり、お前たちは残るのかな」

「あら、わかってたの?」

「・・・なんとなくそう思ったんだ」

「・・・フレイが、志願したんだ。キラやカズイに守ってもらってるだけの民間人のままじゃ、ダメだ。

キラが・・・親友のアスランと戦っている、そんな戦争の現実から目を逸らしたくない。父親と共に戦争を終わらせる助けになりたいって」

「・・・えへへ」

照れくさそうに微笑むフレイ

「理由は立派かもな。・・・それに釣られて、お前らもか」

「まあね」

「・・・・・・俺も、お前たちも。キラの助けありきだった。

そのままじゃダメだぞ、軍人になるというのは自分の責任だ。それを・・・背負うのか?」

「・・・俺たちは、離れるのは嫌って考えもあるよ。

けどわかってる。・・・例え動機が友達といるためでも、俺たちは今軍人になったんだ。

最大限、相応しくありたい」

そう覚悟を決めたサイ。ならばいうこともないだろう。

「・・・はぁ、お前達の退艦を護衛するつもりだったんだがな。

・・・これからもよろしく頼むぜ?」

「・・・おう!」

「とりあえずキラ、退艦船はこっちだ!」

トールに連れられ、船に向かうキラ。

 

そこにつくと、エルちゃんから折り紙をもらっていた。

「お兄ちゃん達に、はい!」

「俺もあるのか・・・ありがとう。お母さんの言うことを聞いて元気に過ごすんだぞ」

「あとお姉ちゃんも!トランプ楽しかった」

「うん、そうね!エルちゃん、また機会があったら遊びましょうね」

 

キラは、その折り紙を見て覚悟を決めたようだった。

 

「・・・僕も、残るよ。

みんなを守るための、仕方がなしとしての気持ちじゃない。

 

みんなを守りたい、明確な・・・覚悟だ」

「・・・そうか。キラ、俺とお前、そしてフラガ大尉。頑張って戦うぞ」

「うん!」

「って、俺ら忘れんなよ!」

 

「・・・サポートは任せたぜ?」

「「「「おう!(ああ)(えぇ)(まかせて)」」」」

 

ヘリオポリス組は今、改めて覚悟を決め軍人になったのだった。

 


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