アラクニに一矢報いるも、それはアラクニの必殺技ゲージを溜めたにすぎなかった。
そして必殺技が放たれ、ハートにビームが迫る…果たして逃れる術はあるのか!?
轟音を立てながら俺に迫る閃光…大出力のビームが迫るたびに、その熱波を俺の赤みがかった肌で感じ取れる。
ああ…これは負けたな…。まぁしょうがないか…初戦だし、相手はレベル2だし…ここで負けても、何も死ぬわけじゃないし…。
と…半ば覚悟を決めた。
その時だった。
「ったく…しょうがないわねぇ」
俺の前に、一人の人影が降り立つ。〝暴麗の騎士″…咲夜さんことブルーティッシュ・カリバーンだった。
―――――第5話:「Conclusion;決着」―――――
「咲夜さん!?」
「見ちゃいられないから、私がちょっとだけ手伝ってあげる。よいしょっと!」
そう言うと、咲夜さんは手に持つ大剣…確か〝グランド・ディスキャリバー″を地面に突き刺す。
それと同時に照射されるビームは、大剣の刀身によって阻まれ、背後にいる俺へのダメージはない。
しかしそれを支えている咲夜さんには、少なからずそのボディにビームの余波が当たり、体力ゲージが減少する。
「なにっ!?」
自分の必殺技を突然防がれ、困惑するアラクニ。
これ以上ビームで攻撃しても無駄だと判断したのか、必殺技ゲージが空になる前にビームの照射を中止した。
「くっ…子供の喧嘩に親が出るのかよ!?」
アラクニが咲夜さんに文句を垂れる。
「何言ってるの、これはタッグマッチよ。互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う…本来そういうもんでしょ?」
確かに…咲夜さんの言う通り、タッグマッチっていうのは本来そういうものなのかもしれない。
でも…だとしても…俺は…!
「咲夜さん…」
「ん?」
「咲夜さんの気遣いはありがたいけど…けど、ゴメン…これは俺の戦いだから」
「え…?」
「邪魔は…しないでくれ」
よろよろと立ちあがり、咲夜さんの前に立つ。
「な、何よ! アンタ今の攻撃喰らってたら負けてたのよ!? 少しくらい感謝しても…―!」
「…だとしても、たとえそこで負けていたとしても、これは俺の戦いだから…咲夜さんの手を借りて勝っても…それは俺の本当の力じゃない」
先ほどの足の衝撃も大分和らいでるようだ。
これなら、走り回ることも、もう一撃蹴りを喰らわせることができる!
(な…なによ…確かにタッグ戦ていうのは、相方の片方がやられたらもう片方は集中攻撃を受けて不利になるから…私の為に助けたようなものだけど…だけどあいつ…)
「オイオイ、俺を放っておいてそれはないんじゃないか? 〝暴麗の騎士″」
ブルーティッシュ・カリバーンが声のした方を見ると、復活したライトニング・ユニコールが立っていた。
「…フン、私の勝手でしょ? アイツを助けたのは私の為によ」
「まぁそう言わないで。男っていうのは、目の前の戦いには誰の力も頼らないで自分だけの力だけで挑もうとするものさ。それを邪魔する権利は誰にもない。たとえ、親であってもね」
「…」
「さ、残り時間ももう少ない。このままタイムアップされたら俺の負けだからね。ここは少し本気で行かせてもらうよ」
「…受けて立つわ」
ランスを構えるライトニング・ユニコールに対し、ブルーティッシュ・カリバーンもまた、地面に突き刺した剣を引き抜き、構える。
「必殺技ゲージは双方ともに満タン…この一撃で決着といこう!」
「…」
無言で剣を構えるカリバーンに、ユニコールはランスを翳す。
「いくぞ! ≪ギガボルト・チャージ≫!!」
瞬間、ユニコールの頭部に生えた角とランスの先から妻が迸る。稲妻は周囲に撒き散らされ、そのうちの一つがブルーティッシュ・カリバーンの鎧に掠める。
「くっ…!」
掠めた脇腹部分は黒く焦げ、同時にその部分に力が入らない。
どうやらこの稲妻は、触れると感電し、体の感覚を麻痺させるもののようだ。
「この程度で終わりじゃないぜ!」
ユニコールは更なる電撃を繰り出し、その電撃はユニコールのランスの先へと集まる。
「やっぱ風化ステージはいいなぁ! 空気が乾燥してるから伝導率が上がってくるぜ!」
放った電撃はユニコールのランスの先へと収束していき、一本の巨大な光の槍へと姿を変える。
「いくぜ!! ≪ライトニング・ギガボルテックス≫!!」
そのまま一気に光の槍を上空へと投げる。
投擲された槍は上空で弾け、ランスに溜められた電撃が一気に放出され、辺りに極太の稲妻を撒き散らしながら周囲の物を破壊していく。
「どうだ、四方八方から襲いかかって来るこの稲妻を避ける術はない! 一撃でも当たれば、全身麻痺で俺の勝……なっ!?」
そこでユニコールは気が付いた。
いつの間にか、ブルーティッシュ・カリバーンの姿が目の前から消えているのだ。さらによく見てみると、先ほどまでブルーティッシュ・カリバーンがいた場所には、彼女の大剣、〝グランド・ディスキャリバー″が地面に突き刺さっていた。
周囲の雷は、その大剣に吸い寄せられるように降り注いでいる。
「なっ…なに!? あれは…まさか…!」
「私、ずっと気になってたのよ」
直後、背後から響く声…それと同時に、
「がはっ…!?」
背中に響く激痛…。
ライトニング・ユニコールはおそるおそる背後を振り返ると、そこには小太刀を自分の背中に突き刺している、ブルーティッシュ・カリバーンの姿があった。
「なんであんたは稲妻の中心にいながら、電撃の被害にあわないのかって」
「あ…あっ…!」
「考えてみれば私の剣、私よりも全長が高いのよね。もちろんあんたよりも。しかも金属製…そりゃあ雷は私の方に落ちるわけよね」
カリバーンはさらに深く小太刀をぐりぐりと刺し込む。
「ひ…避雷…針…!」
「そう。あんたは私の剣を避雷針に使ってたのよね。だから私も使わせてもらったわ、自分の剣を避雷針代わりにね」
しっかり奥まで刺し込んだ小太刀を、今度は上段に向かって力を込め、ユニコールの背中を掻っ捌いていく。
「がっ…! あっ…あぁあぁぁあ!!」
小太刀を一気に引き抜くと、そのまま逆刃に持ちかえ、そのまま連続でユニコールに小太刀による連撃を繰り出す。
「≪暴虐の暴風(タイラント・ストリーム)≫!!」
「ぐああああああっ!!」
響き渡る絶叫。ユニコールのボディには小太刀によって傷がいくつもいくつも刻まれていく。
もう十分だろうと判断したのか、カリバーンは連撃を止める。
それと同時に、ゼロになるライトニング・ユニコールの体力ゲージ。
「ぐふっ……全く…油断してたよ…」
「悪く思わないでよ。別にあんたに恨みがわるわけじゃないけど…これが私のやり方なの」
「あぁ…わかってるよ……暴麗の騎士…君のそういう激しいところも…俺は好きだぜ…」
「…くだらないこと言ってるんじゃないわよ」
フラフラなユニコールをカリバーンは手でちょんと後ろに押す。ユニコールはそのまま地面に倒れ込むと、強制バーストアウトし、この加速世界から消滅した。
「ふぅ…さて、アイツは今頃どうしてるかしらね?」
………
……
…
「邪魔が入って、悪かったな。仕切り直しといこうぜ」
「ハハァ! その意気込みは買うがなぁ、素直にてめぇの親に助けてもらった方がいいじゃねぇか!?」
「…これが俺にとっての初戦だからな。こんなところであの人の助けを借りるようじゃ、これから先満足に戦っていくことはできない。それに…」
それに…そう。俺にだって勝機は十分にある。というのも、俺の方もその必殺技ゲージとやらがもう満タンだ。今度はこっちの必殺技を繰り出して、奴を一撃で仕留めてやる!
「行くぞ!!」
右腕に力を込める。
さっき咲夜さんに助けもらった時、密かにステータス画面を開いて俺の必殺技も確認しておいたからな。
俺の必殺技は、ズバリロケットパンチ…そう、ロボットアニメではもはや定番ともいえる、腕の部分がロケット推進によって飛ぶパンチだ。
さっきの蹴りで奴は大ダメージを負った…つまり、ビームや火器といった武器には奴の電磁バリアは作動するが、体を使った物理攻撃にはバリアは発動しない。この一撃にすべてを賭ける!!
「うおおおおおおおっ!!」
右腕を脇の下に構え、奥の方に引き込む。
それと同時に肘の辺りからロケットブースターが作動し、炎を噴き出す。
エネルギーチャージ完了…今だ!
「くらえぇ!! ≪
俺の腕から放たれた拳の一撃は、空を裂き、そのまま一直線にアラクニへと向かっていく。
よし! そのままアイツに命中すれば…!
「ハッ! あめぇよ!」
しかし、命中する寸前でアラクニは下半身の6本の脚を高速で動かし、俺のパンチを避けてしまった。
「くっ…避けられたか…!」
なら仕方ない…当たるまで何度も攻撃するまでだ!
…と、俺はそこであることに気が付いた。一度発射した俺のパンチは、一体どうやって回収すればいいのだろう…?
「あ…あれ? もしかしてこの技…!」
あたふたしている間に飛ばした俺の鉄拳はそのままフィールドの果てへと飛んでいき、やがて遠くのビルに命中し、そのビルをバラバラに崩しながらやっとその動きを止めた。
しかし、回収しようにもそこはフィールドの果ての果て…とてもじゃないが、アラクニの攻撃を掻い潜って今から回収に向かうのは不可能だった。
一度飛ばせばコントロールは不能…飛ばした後は回収不能…しかも命中しなかった場合、俺の腕は…、
「くそっ…! 片腕で戦わなきゃいけないのかよ!」
片腕を失うというリスクがある。
この必殺技、攻撃力とそれによって失う物の天秤が全く釣り合っていない…この必殺技は、『確実に当てなければこちらが不利になっていく』という、両刃の剣だったのだ。
「ヒャーハッハハハハハ!! どんなすげぇ技を見せてくれるのかと思いきや…とんだ茶番だったな!」
「くっ…!」
マズい…現状で俺の腕は1本しか使えない状態…だが必殺技ゲージを見ると、まだ溜まっている状態になっている。
どうやらこの技、両腕のパンチを両方使わないと溜まった必殺技ゲージは減らならない仕様のようだ。それがこの技の、唯一の利点か。
「それで終わりか!? なら今度は俺様のターンだ!」
と、アラクニはまた下半身のビーム基部にエネルギーを溜め始めながら、ガトリングとミサイルを連射する。
アラクニの必殺技ゲージは先ほどの一撃で満タンではなくなったが、それでも俺を葬るだけの火力はまだあるはずだ。だから手持ちの火器で俺の動きを封じ、一気に決めるつもりらしい。
「くっ…!」
どうする…どうすればいい!
銃弾とミサイルの雨あられを避けながら俺は必死で考える。
奴に一撃を与えるには…どうやったってあいつの懐に飛び込み、ゼロ距離でこのパンチをお見舞いしなきゃいけない。
しかしこの集中砲火の中を避けて行くのは容易なものではない…ましてやあいつは6本の脚で俊敏に動き回れる。飛びこんでも、避けられたらそれまでだ。
どうすれば…!
「ちょこまかと動きやがって! …チッ! 弾が尽きたか!」
と、相手からの攻撃が止んだ。
どうやら弾切れを起こしたらしい。まぁあれだけ派手にドンパチやってたら尽きるものは尽きるだろう。
今の内になんとかしなければ! 奴がビームのチャージを終わらせる前に!
…もう、これしかない!
俺は自分の直感を信じて、その通りに行動することにした。まずは奴の視線を釘付けにする!
「うおおおおおおおっ!! ≪粉砕拳(ブロウクン・ナックル)≫!!」
片方だけ残っている左腕を思いっきり振りかぶると、先ほど同様腕内部に仕込まれたロケットモーターが起動し、肘の辺りから炎を上げ、一直線にアラクニ向けて放たれる!
「バカが! 何度やったって同じなんだよ!」
しかし、アラクニは六本の脚を器用に動かすと、そのまま横にずれ、パンチをかわす。
「へっ、これで文字通りてめぇの手は尽き…なっ!?」
「うおおおおおおおおおおおおおっ!!」
奴が俺の放ったパンチに気を取られている隙に…走って一気に距離を詰める!
(野郎…! 両腕が無い状態で何をしようってんだ!? さては…バリアが張れない至近距離にまで接近し、ゼロ距離であのビームを撃つつもりだな? だが、その程度じゃ俺様の体力ゲージはゼロになりゃしないし、なによりもそんな距離で撃ったら自分自身へのダメージの方がデカい! 玉砕するつもりか? 馬鹿め!)
恐らくアラクニは俺が玉砕覚悟で突っ込んでいくものだと考えているのだろう。
だが…違う! 俺がこれほどまで奴の近くまで近づいた真の目的は…これだ!!
「≪スレイヤー・アンカー≫、射出!!」
奴と目と鼻の先にまで接近した時、俺は腕の中から先ほどのワイヤーを射出する。射出されたワイヤーは一直線に伸び、対象物を先端のアンカーに捕まえる。
その対象物とは…
「なにっ!? こいつ…自分の拳を!?」
アラクニが気付いたが、もう遅い!
アンカーに引っ掛かった俺の左手の拳はそのまま引き寄せられ、そのまま俺の左腕にガチンッと填まる。
それと奴との距離がゼロ距離にまで近づいたのはほぼ同時。
俺はそのまま接続した左腕を奴の腹部にピッタリと当てる。
「あ…あ……!」
アラクニが突然の事に驚きと困惑の声をあげる。
俺が走ってからここまでの流れ…約3秒。自分でもここまでうまくやれるとはな…正直思ってもみなかった。
だが、ここまで来ればこっちのものだ!
「フッ…」
俺はニヤリと笑う。
それと同時に左腕のロケット部分から火が一つ…また一つと点り…―
「よ…よせ! やめろ!!」
これから俺が何をするのか…悟ったらしい。
だが…今更もう遅い!
「吹っ飛べ!! ≪
瞬間、俺の左腕から拳が発射される。
元々『当たれば強い』という威力を持つ〝粉砕拳″…それはあの時、外した拳が彼方のビルを粉砕したときからわかっていた。
その拳をマトモに、しかもゼロ距離で喰らったらどうなるか…。
「ぐぅっ…! がっあぁぁぁぁぁぁあっっっ!!」
自分の腹を拳によって貫かれるという苦痛に悶絶の声を上げながら、アラクニの巨体はそのまま拳によって持ち上げられ、後方に飛ばされる。
アラクニの巨体がビルの壁にぶつかっても、未だ粉砕拳の威力は衰えることはない。アラクニの体力ゲージはみるみる減っていく。それと同時にアラクニの細い上半身に徐々に亀裂が入っていく。
そして…、
バキンッ!!
突然何かが割れるような音と共に、アラクニの上半身が蜘蛛の下半身と千切れた。
「だ、大丈夫か!?」
あまりにも予想外の威力に俺は思わず、千切れて地面に転がるアラクニの上半身に駆け寄る。
「はっ…ははっ……やられたなぁ…負けちゃったよ……」
蜘蛛の下半身が無くなったシナバー・アラクニの口調は、先ほどのおどおどした口調に戻っていた。
「えっと…俺…」
「心配しなくていいよ…体力ゲージがゼロになった者はゲームオーバー…強制的にバーストリンクが解除される…そして僕と君のレベルの差の分のバーストポイントが君に加算される…初勝利おめでとう」
「あ…ど、どうも」
最後に賞賛の意を申し、俺はお礼を返すと、シナバー・アラクニは消滅した。
他にもいろいろとこの人からは聞いてみたかったが、残念ながら強制バーストアウトは自分のタイミングでコントロールできない。後は咲夜さんから聞くとしようかな。
そういえば咲夜さんの勝負はどうなったかな…?
「見てたわよ。初対戦の相手がレベル2なのに、なかなかやるじゃない」
「あれ…? 咲夜さん?」
振り向くと、そこには暴麗の騎士、ブルーティッシュ・カリバーンが腕を組んで立っていた。先ほどまで戦っていたライトニング・ユニコールの姿はない。
「あいつなら私がとっくに倒しちゃったわよ。で、暇になったからアンタの戦いを見てたの」
「…それって、どの辺からですか?」
「アンタが走り出したあたりからよ。何をするつもりなのかと思ったら…とんでもないことをするのね。もしあの時ワイヤーの目標が寸分狂ってたらどうするつもりだったの?」
「うっ…」
「両手が無いのに、うまく腕に填まらなかったらどうするつもりだったの?」
「それは…」
咲夜さんの問いに、俺は曖昧にしか答えることができなかった。
何せ、俺だってなんとかしようと必死だったわけだからな…なりふり構わず、自分の直感に従って戦っていたにすぎない。
しかし、そんな無茶な戦い方が次もうまくいくという保証はない…今回は本当にたまたま、運が良かっただけだ。
「ま、戦い方はこれからいろいろ練習して身につけていくしかないわね。しかしアンタのパンチなかなかの威力ね。あれじゃゼロ距離っていうよりもマイナス距離よ」
「マイナス…?」
確かに…ゼロ距離で撃っても推進を止めることなく、相手を貫いてもなおその威力を弱めることのない俺の拳は…『ゼロ』というより『マイナス』と呼ぶに相応しかった。
「まぁ何にしても、今回は初戦でレベル2の相手に勝ったんですもの。よくやったわ」
「え…? 咲夜さん今なんて?」
気のせいかな…? あの咲夜さんが俺の事を褒めたように聞こえたんだが…。
「な、なんでもないわよ! 〝バースト・アウト″!」
「あ! ちょ、ちょっと待って下さいよ! 〝バースト・アウト″!」
俺の問いに答える暇もなく、咲夜さんはさっさとバースト・アウトして加速世界からログアウトしてしまった。
俺も慌てて解除コマンドを言って現実の世界へと戻る。
その際に、結果表示(リザルト)画面が表示された。
俺のバーストポイントが99だったのだが、さっきの戦いに勝利したお陰で20増え、今では119となっている。
なるほど…戦うことによって得られていくこの満足感と力…世のバーストリンカーが皆こぞって競い合うのもわかってくる。
勝てば力を得て、負ければ失っていくこの世界…果たして俺はどこまで生き延びられるのか…?
その答えは、俺が戦い続けながら探さなければならない。
というわけで決着です。
初陣でレベル2を相手に勝たせるべきかどうか模索した結果、咲夜さんの助けもあって、ようやく勝てたという感じで終わらせてみました。
ちなみに、カリバーンさんの技は必殺技ではないです。
彼女にとってはユニコールは必殺技を使うまでもない相手だった…ということですかねw
ハートの必殺技は弱点が多いですが、それを自前の技と能力でなんとか使い物にしていく、という感じですw