落ちこぼれの拳士最強と魔弾の姫君   作:柳之助@電撃銀賞5月10日発売予定

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大分遅れましたバレンタインデー特別版。

平行世界嫁ズ大集合の超カオス。
あることないこと書きまくってるので、ちゃんとした話になるのかは謎。


・約全員:『あかん()』

・電波嫁:『……』

 

・ルパン:『……』

 

・シノン:『……』

 

・聖 女:『……』

 

・恋 姫:『……』

 

・真 祖:『……』

 

・悪平等:『……』

 

・実妹様:『……』

 

・賢 姉:『フフ、アンタらなんで全員黙ってひたすら三点打ち込んでんの? 中二? 中二なのね?! この貧乳眼鏡フェチ!』

 

・約全員:『どういう突っ込みだよ!』

 

・電波嫁:『しかし……まさかこのメンツの集合が実現するとは……、正直永遠にないであろうと思っていました』

 

・ルパン:『まぁ会ってどうするって話だよねぇ』

 

・実妹様:『私すっごい気まずいんですけど、解ります? 今だけスキル解禁して他の平行世界の自分とリンクさせましたけど、すっごい微妙な気持ちですよ、なんで禁断の世界の扉を開けているんですか私』

 

・悪平等:『君の場合本編でも禁断の扉開けてるけどね? ま、メタ発現やり放題の謎時空だからね、気にしない方向で話をしよう。ともあれ今回の趣旨は――』

 

・電波嫁:『ズバリ、バレンタインデーを蒼一さんとどう過ごすか、です。こうなったのは本編時空の二月十四日とか世紀末ってるから気軽に離せないという事情です。いやぁ、大変でしたねぇ』

 

・ルパン:『適当なこというのやめようよぉ!』

 

・シノン:『本気か冗談かまったくわからないわねあの子』

 

・電波嫁:『とりあえずそれぞれ関係を明言しておきましょう。私は……婚約? に主従関係ですね』

 

・ルパン:『爛れた関係です』

 

・シノン:『散々煽られて殺してくれってうるさかったから殺してあげたら現実空間でストーカーされて家に住み着いた』

 

・聖 女:『ご主人様と奴隷かしら』

 

・恋 姫:『……夫婦』

 

・真 祖:『主従関係、だな。ある意味では親と子でもあるが』

 

・悪平等:『僕のパシリだね』

 

・実妹様:『兄妹、だったはずなですがねぇ……』

 

・賢 姉:『私とあの屑男の関係? 聞きたい? 聞きたいのかしら? そうよね、だってそのために集まったものね! ――でも教えなぁーい!』

 

・約全員:『教えないのかよ!』

 

・電波嫁:『しかし……こう、改めて明言すると、アレですね。凄く……犯罪臭です……』

 

・聖 女:『筋金入りのドMよね、アレ』

 

・悪平等:『頭踏むと喜ぶしね』

 

・シノン:『銃弾叩き込むとテンション上げてうっさいのよねー』

 

・ルパン:『これはひどい』

 

・真 祖:『恋の普通に夫婦というのが逆にレアだな、そのあたりどうだったんだ?』

 

・恋 姫:『別に……普通。普通に、畑耕したり、月たちと遊んだり……愛を育てたり、戦争終わった後には(ソラ)も生まれたし……普通に幸せだったよ?』

 

・電波嫁:『第二子、だと……』

 

・シノン:『おかしい。私の知ってるアイツじゃない。そんな平和は私の人生にはどこにもなかった』

 

・実妹様:『地味にさっきからシノンさん殺意高くないですか』

 

・シノン:『あはは……なんかいきなり英国連れていかれたと思ったら吸血鬼とOHANASIされた私の気持ちが解る?』

 

・聖 女:『解ります、えぇ、解りますとも。心の底からその気持ちは理解できます……!』

 

・真 祖:『というか吸血鬼はここにもいるんだがな』

 

・電波嫁:『こほん。とりあえず話を戻しましょう。今回の目的はバレンタインデーどうしてるか、ですからね。ぶっちゃけそれぞれの性癖の話とかしてもしょうがないです。蒼一さんは普遍的にドMなのは英霊化して得た使役属性というスキルとカレンさんが暴き出したSG2使役願望が物語っていますから。えっと、バレンタインデー……全身にチョコ塗りたくった話をしたのは去年のはやてさんや鈴さん、スバルさんたちでしたね。とりあえず理子さんからどうぞ』

 

・ルパン:『うちは面白いことなくていつも通りだったなー。過負荷式バレンタインデー。チョコを貰えないなら奪えばいいじゃない。怒りのバレンタインデー』

 

・約全員:『あかん()』

 

・賢 姉:『いや、アンタ。自分たちだってリア充ってたんじゃないの? なんで人から奪ってんのよ』

 

・ルパン:『いやぁまぁ正味うちはすっごく平和だったよ? 『極東戦役』もキーくんたち側にほとんど押し付けてたから積極的にかかわることもなかったし。私とそーくんが出しゃばったのはヒルダの時だけでそれ以外はいちゃこらしてただけだったからなー。アリアが作ったももまんチョコを盗んでやって、悪者やってキーくんとアリア遊ばせただけだった』

 

・実妹様:『そのあたりの傍迷惑さは変わらないんですねぇ』

 

・電波嫁:『いいですねぇ、そんな平和で。私たち、つまり本編時空ではあんなにも大変な、それこそリアル怒りのバレンタインデー……! 血のチョコレート……!』

 

・悪平等:『まだ決まっていないからって適当なこというのやめようぜ。んじゃ、次はシノンちゃん行ってみようか』

 

・シノン:『……私? あー……、ALOにバレンタインデー限定イベがあったのよ、男女ペアでPvPの大会。今思い出しても腹立つわね、アイツ、イベントの告知あった瞬間に勝手にペア申し込んで場所がたまたまアルンのど真ん中で馬鹿でかい声で叫ぶもんだから、他の誰も誘ってこなかったし……!』

 

・聖 女:『……でも、その場で受けたんですよね』

 

・シノン:『そ、それは……そうだけど。あれは拒否ったら人の腰掴んで、泣きついてくるからよっ。頭心意で吹っ飛ばしてもすぐ復活したし! 別に、私から組みたかったわけでもないし!』

 

・電波嫁:『なんていうツンデレ……』

 

・ルパン:『というかキレデレ……?』

 

・実妹様:『あるいは殺ンデレ……』

 

・真 祖:『それで、結果はどうなった?』

 

・シノン:『え? そりゃ――優勝に決まってるじゃない。私とアイツが一緒に出たのよ?』

 

・賢 姉:『はいデレたー! 結構簡単にデレるわよ、この見せかけクールツンキレ殺ンデレ女!』

 

・悪平等:『どれどれっと、決勝の映像でも出してみようかな』

 

・実妹様:『キリトさんとアスナさんVS兄さんとシノンさんですか。まぁ順当ですが……うっわ、えぐっ。コンマ秒以下でシンクロしてますねコレ。ソードスキルに心意使ってないけど意識の方を重ねています。五十連続二刀斬撃とかマザーズロザリオのフィニッシュに別の単発のOSSねじ込んだと思ったらシノンさんはシノンさんでそれに矢合わせてるし。システムに喧嘩売りまくってますね。私たちの世界来てもかなり上位通じますよ』

 

・シノン:『わ、私の話はもういいでしょ!? ほら、次、恋なんかどうなのよ!』

 

・恋 姫:『ん……、そもそもばれんたいでぇ? って文化がなかったから。でも、好きな人に贈り物をするっていうなら毎日がそうだよ? 愛や穹だってそうだし。大好きな人達と助け合って生きてきたから』

 

・約全員:『天使や……!』

 

・電波嫁:『くっ……! この純真無垢さに思わず浄化されてしまいそうですが負けません……ッ』

 

・実妹様:『誰と戦ってるんですか』

 

・賢 姉:『そりゃあネタ塗れすぎた自分でしょう、まぁそれは放っておいて、ほら、次アンタ行きなさいよスタイリッシュ痴女』

 

・約全員:『お前が言うな!』

 

・賢 姉:『何言ってるのよ、私のこれは衣装よ、衣装! 術式の一部、つまりは合法! 私のはエロ目的だけどそこの聖女みたいなエロ目的じゃないし!』

 

・聖 女:『誰か翻訳してください』

 

・悪平等:『諦めよう』

 

・実妹様:『諦めましょう』

 

・真祖:『世界観ブレイカーの二大チートが匙を投げたぞ……』

 

・聖 女:『こほん。ともあれ私は――そもそも聖杯戦争中なので時間の概念はあっても日付の概念はなくてですね。でも色々あって地上に帰ってから再開することもできたので』

 

・電波嫁:『おっと問題発現』

 

・悪平等:『気の利いた後輩とどこぞの救世主のおかげだね』

 

・聖 女:『……まぁ、そういうことで地上に降りてからは比較的平和に暮らしました。日本に移住したのでバレンタインデーも毎年ありましたし、普通に送りましたよ。ただまぁ、調教し治すのには苦労しましたが……ふふふ』

 

・約全員:『ひぃぃいい……!』

 

・電波嫁:『性癖的に一番アバンギャルドですよね……いや、他もどっこいどっこいですが』

 

・実妹様:『我が兄ながら性癖のアレさに驚きを隠せませんね。どMとパシリがほぼオートってどういうことですか。あとそれに――ロリコンも』

 

・真 祖:『言っておくが貴様も変わりないからな!』

 

・実妹様:『いえ、これまで義理の姉を立てて敢えて口に出さなかったわけですが、私そこそこありますよ。着痩せするタイプなので目立ちませんが。アリアさんやレキさんよりは大分あります、大体カレンさんより少し大きいくらい』

 

・電波嫁:『ちょっと体育館裏行きましょう』

 

・聖 女:『どさくさに紛れて私まで罵倒されたのだけれど……』

 

・真 祖:『ええぃ、まぁいい。私の世界でアレがロリコン扱いされているのは事実だからな。いや、そもそもうちは大体ショタコンかロリコンかガチレズかオジコンという全体的に性癖カオスだからネタにしかならんし。そもそも六百年も生きてるとそのあたり適当なんだよなー。そもそも私たちからしたらチョコなんかよりも血のほうがよっぽど美味しいし』

 

・シノン:『同意しかけた自分がいた……!』

 

・真 祖:『ははは、最も私たちの場合は殺し愛というか流し愛? 殺しても殺しても死なないからそういう意味ではズレる。大体アイツも酷い具合にチンピラ化したからしばらくはなにもなくて、一応チョコを渡し始めたのたは麻帆良に定住してからか。坊やが来た年はショタ狩りに大爆笑してて終わったしな』

 

・悪平等:『ちなみに最終的勝者は?』

 

・真 祖:『千雨』

 

・実妹様:『順当といえば順当ですか……?』

 

・電波嫁:『では、次に移って……』

 

・悪平等:『ん? 僕? 聞きたい? いいぜ、教えてやるよ、簡単さ――二月十四日とか言彦に殺されているから上げるも貰うも糞もないよ』

 

・約全員:『あかん()』

 

・悪平等:『というかあれだよ? 僕の場合ガチパシリとか誇張抜きで奴隷扱いしていたから甘い話とかも全くない。僕から彼にしてあげたことなんて一つもない。何一つ与えないまま、僕の為だけに死んだ。ただそれだけさ、おっと。今回のカオス枠にはふさわしくない話だったね。次に行こう、次』

 

・賢 姉:『……ふぅ、仕方ないわねぇ。なんか変にダウナーな空気になっちゃたし? 此処はこのタンデライオン・葵が最ッ高に笑える話をしてあげるわ! そう、あれは私たちがテンションアッパーしまくって武蔵全域チョコ塗れになった武蔵さんにマジ怒りされた話よ!』

 

・約全員:『なにやってんだよ!』

 

・賢 姉:『うふふ! それはもうまじチョコ天国よ! 愚弟なんか全裸のままチョコ塗れなってそのまま銅像になったくらいだしね! ちなみに犬はその日だけ匂い紛れるとか正純なんかは食費浮くとか喜んでたわね!』

 

・ルパン:『SAN値直葬すぎる……』

 

・シノン:『圧倒的カオスね……』

 

・聖 女:『聖杯戦争を超えるキチガイ具合……』

 

・恋 姫『どういうこと……?』

 

・悪平等:『君は理解できなくてもいいよ』

 

・真 祖:『というか蒼一はどうなったんだ』

 

・賢 姉:『ん、屑男? あぁ、この時はぶっちゃけ中二病丸出しのボッチキャラだったから遠目で眺めてただけよ! ――まぁぶっかけてやったんだけど。ぶっかけよぶっかけ!』

 

・実妹様:『なぜ三回言うのか……』

 

・賢 姉:『というかそこの勝手に司会役気取ってる禁断妹の場合どうだったのよ、義姉大量のこの空間でキリキリ吐きなさいよ!』

 

・実妹様:『……私の話をするとストーリーそっちのけのエロゲにしかならないんですが』

 

・約全員:『ダウトー!』

 

・電波嫁:『ふぅ……しかし、ようやく一週というわけですか。まぁなにやら趣旨から外れたり謎時空だったりするから言いたい放題な感覚はありましたが……もう一つだけ皆さんに聞きたいことがあります』

 

・聖 女:『改まってどうしたのですか?』

 

・電波嫁:『いえ、大したことでは……ありますね。えぇ、では答えてください――オホモダチはどのくらいいますか?』

 

・約全員:『えっ』

 

・電波嫁:『いえ、どうにも私の世界では一番のライバルがキンジさんというオホモダチがいるのですが、他の世界ではどうなっているのでしょうかと。あの人、マジホント誰だよ、どうしてこうなった、原作は死んだァ!という天の声が度々響いてきているので一つ聞いておこうかと』

 

・ルパン:『んー、キーくんとかにちょっかいかけてたけどオホモダチっていうのもなぁ』

 

・賢 姉:『各国の一番強そうな男にひたすら喧嘩売ってたくらいかしらねぇ。でもアンタが期待してるようなことはなかったわよ』

 

・シノン:『キリトやクラインとは仲良かったけどぶっちゃけそこまでじゃあなかったわねぇ、眩しそうに見てる時はあったけど』

 

・聖 女:『そういう風にならないように調教していたし。男よりも普通に他の女が面倒だったわよ? メルトリリスとか特に』

 

・恋 姫:『おほも……? 一刀とは普通に仲良かった』

 

・真 祖:『坊やと体術の師匠関係になってたくらいだったなぁ。というか坊やとフェイトの関係をホモホモ笑って千雨にはたかれていた』

 

・悪平等:『いーちゃんとか人識くん、それに球磨川君とは馬が合っていたぽいねぇ。人吉くん辺りとも地味に仲良かった気がするけど』

 

・実妹様:『すいません、そもそも男の人とか全然気にせずいちゃいちゃしてましたし』

 

・電波嫁:『なん、だと……! な、なぜ私の時空だけ……!?』

 

・賢 姉:『ヒロイン度足りないんじゃないかしら?』

 

・電波嫁:『……………………くすん』

 

・約全員:『泣いたぁー!?』

 

・電波嫁:『いいですよもう。こんな謎空間抜け出して、蒼一さんといちゃいちゃしてきますから。はい、終了! どうせしばらく私と蒼一さんの出番はないし、主人公降板ですからその分存分にいちゃつきますとも!』

 

・約全員:『強引過ぎる……!』

 

 

 

 

 




蒼一「あかん()」


この安心院さんの救いようがない感と恋の安定の天使率……!

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