原作が始まったよ~♪え、早い?気にしない気にしない♪でも、この世界のリアスは…………
黒歌と白音の二人も新しく家族に向かえ十年程がたち、俺、コーティ、キノ、黒歌は駒王学園の二年生、白音は一年生だ。
なんでコーティとキノがいるのかって?二人が行きたいって言ったんだよ。
学校に少し興味が出たみたい、俺達が学校の話をしてたからかな?
ドラゴンや妖怪の気配?それぐらい普通に消せるよ。
それと時間がとんだって?たいした事はしてないからな。
十年間で会った事と言えばじいさんから金色になった翼の説明、黒歌と白音に俺達の正体がバレル、黒歌と白音を『神使』にしたり、黒歌と白音が発情期に入り襲われたり、聖剣計画の子供たち(木場は既に悪魔になっていた為に除く)を助けたり、その子達をオーディーンに預けたり、天界に聖剣計画についてお話(殴り込み)に行ったり、魔界のテレビに一回出たり、魔王(サーゼクス)と再会したり、……忘れてたアザゼルとサーゼクスと飲み仲間になったり、あ、もちろんアザゼルとサーゼクスは会わせてないぞ?会わせても問題ないと思うがまあ、なんとなくだ。
…………ヤッパリ今会わせるのはまずいかな?
……さらっと今あげた事の説明いくか。
まずは翼についてのじいさんの説明だな。
『おお、四割の力をコントロール出来るようになったか、では翼の説明をするぞい。
一枚ずつに特殊な武器があるのじゃ、一つは貫いた者を消滅させる槍だったり、斬った者の存在を消滅させる剣だったり、その辺は自分で確認してくれ』
とか言われてな、それで確認してみたんだよ。
使うには翼から羽を一枚抜き取ればその武器に形が変化する、羽を一枚抜き取っても新しい羽が生えるから翼が無くなる事なんてない、そしてチートな武器ばかりだった。
それと勘違いしないでほしい、けっして翼一枚を根元から抜いてる訳じゃない。
そして、翼一枚につきだから今使えるチート武器は十四個だな。
槍の説明は簡単だ、腕にしろ脚にしろ貫けば消滅させる。
剣は槍以上に酷い、存在事態が消滅するからな、槍の場合は消滅してもそいつがこの世界にいたと認識される、ようは記憶等に残るわけだ、だが剣の場合は斬られた者の存在事態が消滅、つまり記憶等からも消える、初めから存在していない扱いにだ、ヤバイだろ?
他にもあるが他の説明は省かせてくれ、俺の精神が持たない。
てかさ、なぜこんな武器を創ったんだろう?
俺の存在事態がチートみたいなもんなのに。
黒歌と白音にした俺達の正体がバレた時の説明は後にさせてくれ。
『神使』や発情期はその言葉の通りだよ。
聖剣計画の子供たちや天界にお話をしにいった時については後に語る事になるだろうから今は我慢してくれ。
言える事は天界とも今は友好関係だな、ま、俺神様だし。
テレビ出演はなあ、魔法少女?だったか、それの敵幹部役の一人が怪我で出れなかったんだよ、ちょうど冥界に散歩に来てた俺が魔王の一人セラフォルー・レヴィアタンに見つかってな、連れて行かれたんだ。
そんときにスタッフに土下座されてな嫌だと言えなかったんだよ。
案の定女に勘違いされたがな。
最近は勘違いされたならそのままでもいいかな?なんて考えるようになった。
あれか、二百年生きて悟りを開いちゃったかな?
そんな悟り開きたくねえ!
それでな、タイミング悪く?サーゼクスが来たんだよ、そのあとにグレモリー家に連れて行かれたんだよ。
くそう、幹部キャラが金髪じゃなかったら気付かれなかったかもしれないのに。
まあ、グレイフィアとサクヤの二人にも会えたのは嬉しいんだけどな、ハッキリ言って百年以上会ってなかったから説教されました。
説教の後に百年以上たってるのに歳をとってないとか聞かれたけどな。
普通説教の方が後にするもんじゃね?と思うのは俺だけか?
そういえば、グレイフィアってサーゼクスと結婚してるのかな?サクヤがいるからどっちが結婚してるか分からないんだよな、こんど会ったら聞いてみよ♪
あれ?意外といろんな事が起きてる?
それと黒歌と白音の俺達の正体がバレた時の話が抜けてるって?
…………………す、スマナイそれについては思い出させないでくれるか。ブルブルブル
「和那、いきなり震えだしてどうした?」
「……コーティ、いや、なに黒歌と白音に俺達の正体がバレた時の事を思い出したんだ」ブルブルブル
「「………………」」ブルブルブル
俺、コーティ、キノの三人が震える、あれは俺達にとってトラウマだ。
一言だけ言おう、白い魔王が降臨なさった、しかも二人だしな、そしてハッキリ言おう、あの怖さは半端ねえ。
「ほら、三人とも震えてないでお弁当食べるにゃ」
「和那兄さま早く食べましょう」
「お、おう」
今は昼休み、屋上で昼ごはんを食べてる最中だ。
「それにしてもドライグが悪魔になっていたな」
そう、今日イッセーが悪魔になって登校してきた、つまり原作開始だ。
「ドライグ、無能王に従う、かわいそう」
リアス・グレモリー=無能王(コーティ、キノ命名)
なぜ無能王かって?俺達が駒王学園に入学するのに二年ほど前からこの街に暮らしてるんだが、その二年間で百人以上のはぐれ悪魔を倒した。
黒歌と白音の修行の相手は俺達だからさ、最初は俺達以外のやつとの戦いを経験するのにちょうどいいと思ったんだが、一年経っても二年経っても俺達に気付いた様子がないんだよ、もし気付いてて放っといてるのなら大物、気付いてないのら無能王とコーティとキノが言っていた。
無能王って言い過ぎじゃね?と思ってたんだけど、最近になって自分達以外にはぐれ悪魔を倒してるやつがいると分かったみたいでな、ああ、無能王決定かよと理解した瞬間だった。
それに二年の間にはぐれ悪魔百人以上だぞ!普通こんなに来ないだろ!ようは舐められてるだよな。
それに倒したはぐれ悪魔の八割~九割は人を喰うタイプのはぐれ悪魔だったしな。
放っといたら気が付くだろうが、それだと関係のない人間が殺されたり喰われたりするから倒してる。
あれかねぇ、魔王の妹である私の領地にはぐれ悪魔なんて普通は来ない、なんて考えてるのかねぇ。
本当ならイッセーも助けたかったんだか、主人公であるイッセーが悪魔にならないとこの世界がどうなるか分からないからいんだよな、悪魔にならなくても話は進むだろうけどな、正直な話イッセーには悪いが悪魔になってもらった。
すまん、イッセー。
てかさあ、ちゃんとリアス・グレモリーがこの場所をちゃんと管理出来てたら原作のじてんでイッセーが悪魔になることはなかったんだよ。
あと最近思ったんだけど悪魔ってさ、この場所を管理とか言ってるけど日本の神様に許可とってんのかね?
それと自宅でイッセーが悪魔になる瞬間を空間を繋げて見てたんだが、「死にそうね。傷は……へぇ、おもしろいことになってるじゃないの。そう、あなたがねぇ……本当、おもしろいわ」興味ありげな含み笑いしながらさあ、「どうせ死ぬなら、私が拾ってあげるわ。あなたの命。私のために生きなさい」とか言ってんだよ。
あれは少しぶん殴りに行きたくなったよ、どうせ死ぬなら私が拾ってあげるだと?命を拾う代わりに私のために生きなさいだと?ふざけんなよ、お前がちゃんと場所を管理して、神器持ちに事情を説明してればこんな事にはなってねえんだよ!
あれ?それって日本の神様にも言えちゃう?
おっと、話がそれてるな、思い出すのはこれぐらいにしとこう、イラついて殺気を出しちまう。
「和那~、リアス・グレモリーに接触するのかにゃ?」
「和那兄さまの話だとこれからいろんな出来事があるんですよね」
「まあな、イッセーの神器は赤龍帝の籠手だしな、いろいろとあるだろうな」
「我はあんな無能王に従いたくないぞ」
「我も同感、無能王に従うなんて時間の無駄」
「接触するかどうかは今考え中」
本当ならリアス・グレモリーと関わりたくない。
でも、アーシア、ゼノヴィア、ロスヴァイセの三人をリアス・グレモリーの眷属にしたら伸びるものも伸びなくなるだろうしな。
主人公であるイッセーを悪魔にしたし他のメンバーはリアス・グレモリーの眷属にしなくても問題ないだろう……多分。
本当は朱乃、木場の二人も眷属になって欲しくなかったけど、既に眷属になったあとだしな。
木場の場合は悪魔になるのしょうがないと思うけどさ、朱乃はなんで眷属になってんだ?朱璃は生きてるのに。
原作がどんなんだったかなんて覚えてないが、グレイフィアやイッセーの性格とかに変化は見られない、つまりリアス・グレモリーもあまり変化してないだろう。
つまり原作のリアス・グレモリーもあんなんなのか。
生徒会のソーナ・シトリーは結構いい感じなんだけどな。
少なくともリアス・グレモリーよりも王としての才能がある。
こんな考えになるのは原作よりも前に来たからかもな。
でも、じいさんには感謝しないとな、原作前に来たからな二年間リアス・グレモリーを近くで見ることが出来た。
アイツには従いたくない。
てか、いちいちリアス・グレモリーってゆうのもあれだなぁ、無能王にするか?
キーンコーンカーンコーン
「あ、早く教室に戻ろう」
「「「「はーい(にゃ)」」」」
~教室~
さて、俺達はイッセーと同じクラスだ、そして俺の席は包囲されている。
なぜかって?キノが窓際の一番後の席、キノの前が俺、俺の右隣が黒歌、俺の前がコーティ、な、完璧に包囲されているだろ?
ついでに学園にいる時の名前は全員が霧瀬を名のってる。
コーティとキノは違和感があるが気にしないでくれ。
~数日後~
え?数日の間なにしてたって?適当に過ごしてたよ。
イッセーは自分の体の変化を気にしてたけどな。
そりゃそうだよな勝手に悪魔にされてるんだから、まあ、悪魔になってるなんてまだわかってないんだけど。
イッセーはよく眷属になる道を選んだな、勝手に悪魔にされたのに。
俺がイッセーの立場なら取り合えず全力で顔面をぶん殴る。
女だろうが関係ねえ!
そしてイッセーよ、そんなにハーレムを築きたかったのか?
でだ、俺は今堕天使からイッセーを守ってる。
なぜかって?夜に散歩してる時にイッセーが殺されかけてるのを見付けたんだよ。
もう悪魔になってんだから助けても問題ないだろう。
「イッセー大丈夫か?」
「き、霧瀬!」
「貴様何者だ?」
「なんでも出来るがモットーの人外さん♪」
「人外ってなんだよ!それにコイツはなんなんだよ!」
「それは無のUゲフンゲフン、リアス・グレモリーにでも聞くことだ。
さて堕天使さん、イッセーは俺の同級生なんだよね、やめてもらえないかな?」
ほんの少~し堕天使に殺気を送る。
「!なんだこの殺気は!」
「で、やめてくれるの?くれないの?」
「その子に触れないでちょうだい」
ああ、リアス・グレモリー=無能王(確定)が来ちゃったよ。
「……紅い髪……グレモリー家の者か……」
グレモリー家ってだけたけどな。
だって、プライドと実力が釣り合ってないもん。
「リアス・グレモリーよ。ごきげんよう、堕ちた天使さん。この子にちょっかいを出すなら、容赦しないわ」
そんな事を言うならもっと早くに来いよ無能王、俺が近くにいなかったら光の槍がイッセーの腹を貫いてるぞ。
「……ふふっ。これはこれは。その者はそちらの眷属か。この町もそちらの縄張りというわけだな。まあいい。今日のことは詫びよう。だが、下僕は放し飼いにしないことだ。私のような者が散歩がてらに狩ってしまうかもしれんぞ?」
「ご忠告痛み入るわ。この町は私の管轄なの。私の邪魔をしたら、そのときは容赦なくやらせてもらうわ」
管轄ならちゃんとやれっての、出来てないからこんなことが起きてんだろ、あと日本の神様に許可とったのか?
「その台詞、そっくりそちらえ返そう、グレモリー家の次期当主よ。我が名はドーナシーク。再び見えないことを願う」
あれ?俺空気になってる?
まあいいや、この間に無能王から離れよう。
「ちょっと貴女待ちなさい」
なんで無能王に呼び止められなくちゃなんないんだよ。
「チッ、なんですか、無のUゲフンゲフン、リアス・グレモリー」
「貴女何者なの?」
「説明するつもりはない」
後で無能王がなにか言ってるがスルーして俺は家に帰った。
~自宅~
「ただいま~」
「「「「お帰り~(にゃ)」」」」
「少し遅かったな、どうした?」
「ん?散歩の途中でイッセーが堕天使に襲われてたから助けた」
「ドライグ、数日の間に二回も堕天使に襲われてる」
「それで、そのあとに無能王がやって来た、軽く無視したけど」
「それって、明日の放課後辺りに眷属を送って説明しなさい!とか言ってきそうにゃ」
「和那兄さまはいろんな意味で有名ですからね、すぐに見付けると思います。
それで見付けられなければ、リアス先輩は駄目ですね」
そうなんだよな、男に告白されたり、着替えてる時に男子が鼻血をだしたり、プールが会った時は女子と男子の鼻血でプールを真っ赤に染めたり、七大お姉さまに入れられたり、学園の美人は?で必ず四位以内に入ったり等々。
七大お姉さまは、俺、コーティ、キノ、黒歌、無能王、朱乃、木場の七人だ。
木場が女性だったよ。
学園の美人は?だと、上位四人は必ず、俺、コーティ、キノ、黒歌で埋る。
なんで俺がはいってんだよ!
それと白音はかわいいマスコットキャラです。
はあ、無能王と話すのか、面倒だな。
あとがきコーナー
和那:……………リアスの扱い酷くないか?
総司:え、そうかな?
和那:だって、無能王って
総司:ブッチャケ、そんな感じでしょ?
和那:最初の方はそんな感じだろうけど……
総司:あ、ちなみに俺はまだ三巻までしか読んでないからリアスがどう成長するのかは置いといてるよ
和那:あ、そうなんだ
総司:まあ、コーティとキノの無能王認識がなくなるかは謎だけどね!
和那:そこは考えとこ!
総司:ま、いいじゃん、てかさ、最初に読んだ俺の気持ちがこの書かれてる文章なんだよ!これは俺の気持ちだ!
和那:それは、後半になると気持ち変わる?
総司:俺知ーらね♪
和那:なんだろう、子供の頃を思い出した
総司:ま、そんな話は置いといて
和那:置いといて良いのか?
総司:黒歌と白音に正体がバレた時の話をしよう
和那:…………………………………………ブルブルブル
総司:まあ、ブッチャケた話翼出して武器の確認をしてる時に見られました
和那:…………………………………………ブルブルブル
総司:で、そのあとにコーティとキノの二人ももしかしたら本当の姿があるのかと考えO☆HA☆NA☆SHIが会ったとさ
ついでに翼の武器は翼が金色にならないと使えないので、初めの頃は説明してませんでした
和那:……………ブルブルブル…ブルブルブル…ブルブルブル
総司:おお!震えが酷くなっていく
可哀想だからこれぐらいにしとこうかな
総司:こんな作品を読んでくれてありがとうございました
和那:……ブルブルブル……ありがとう……ございました……ブルブルブル