俺が原初の神?…………え?(凍結)   作:総司

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勘違いしてる人もいると思いますが作者はホモではありません!

むしろ腐女子達にネタにされました。




焼っき鳥♪焼っき鳥♪前編

 

どうもこんにちは、変態の解決策をついに見付けた和那です。

 

ようは原作のイッセーとこの世界の変態の性格てか人格?を一緒にすればいいんだよ。

 

そして取り出しますはこの粉薬、俺が能力で創りだした粉薬だ。

 

この粉薬の効果は原作の性格てか人格?を一緒にするんだよ、これを変態に飲ませてやれば原作のイッセーになる。

 

しかも、俺に対する気持ちは無くなり俺にしてきた事も忘れるというなんともご都合主義な粉薬だ。

 

ちなみにこの粉薬は無味無臭だ、水や他の飲み物に溶かしても効果がある。

 

今日変態に飲ませてやるぜ。

 

なんでこんな簡単な事に気付かなかったんだろう……

 

ま、いいか!焼き鳥との試合の時間まで猫の姿になった黒歌と白音を愛でよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――深夜十一時四十頃――――――

 

俺は猫の姿になった黒歌と白音を愛で開始二十分前になったから部室に来ていた。

 

もう少し愛でたかったな……

 

少し周りを見渡してみる、基本的に全員制服だな。

 

優奈は手甲と脛あてをつけてるけどな、剣に関しては壁に立てかけてある。

 

俺か?俺は黒のジーパンに黒の服だ、ファッションとかにはあまり興味が無いからな、服はなんて名前かは分からない。

 

取り合えず黒一色だ、制服よりも着なれたこっちの方が動きやすいし。

 

「皆さん、準備はお済みになられましたか?開始十分前です」

 

グレイフィアが魔方陣から転移してきた。

 

そう言えばグレモリー家のメイドとしての仕事はこれが最後の仕事って言ってたな。

 

審判役って言ってたっけ、これはやり過ぎ注意って事かな?

 

「開始時間になりましたら、ここの魔方陣から戦闘フィールドへ転送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の世界。そこではどんなに派手なことをしても構いません。使い捨ての空間なので思う存分にどうぞ」

 

使い捨ての空間か、確かにそういった空間が必要だよな、そうじゃなければ『レーティングゲーム』をする度に地形が変わっちまう。

 

「今回の『レーティングゲーム』は両家の皆さまも他の場所から中継でフィールドでの戦闘をご覧になります」

 

そう言えばサーゼクスの両親には会ったことないな。

 

「さらに魔王ルシファーさまも今回の一戦を拝見されておられます。それをお忘れなきように」

 

サーゼクスも見てるのか、魔王としての仕事は終わったのか?いや、サーゼクスもセラフォルーも魔王の仕事をしてるの見たことないな、俺がいない時にやってると思うが、二人の性格的に想像出来ねえ。

 

それと俺の後ろで変態が叫んでる、五月蝿い。

 

「そろそろ時間です。皆さま、魔方陣のほうへ。

それと和那さま。」

 

「なに?グレイフィア」

 

「サーゼクスさまからの伝言です。『ライザーは才能のある若者だ、未来を潰さないでやってくれ』だそうです」

 

「大丈夫、ちゃんと手加減して殺さないようにするからってサーゼクスに伝えてくれ」

 

まあ、トラウマになるかも知れないけどな。

 

「分かりました。

なお、一度あちらへ移動しますと終了するまで魔方陣の転移は不可能となります」

 

それ、俺には一切関係ないな、魔方陣が無くても転移出来るもん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達が転移を完了すると、転移した場所は部室だった。

 

なるほど、勝負する場所は駒王学園の敷地全てか。

 

『皆さま。このたびグレモリー家、フェニックス家の「レーティングゲーム」の審判役を担うことになりました、グレモリー家の使用人グレイフィアでございます』

 

グレモリー家の使用人か、グレモリー家の最後の仕事だからそう言ってるのか。

 

『我が主、サーゼクス・ルシファーの名のもと、ご両家の戦いを見守らせていただきます。

どうぞ、よろしくお願い致します。さっそくですが、今回のバトルフィールドはリアスさまライザーさまのご意見を参考にし、リアスさまが通う人間界の学び舎「駒王学園」のレプリカを異空間にご用意いたしました』

 

やっぱりな、それにしても再現度高いな。

 

『両陣営、転移された先が「本陣」でございます。リアスさまの本陣が旧校舎のオカルト研究部の部室。

ライザーさまの「本陣」は新校舎の生徒会室。「兵士」の方は「プロモーション」をする際、相手の「本陣」の周囲まで赴いてください』

 

『プロモーション』ってなんだっけ?俺はあんまりチェスやんないからな。

 

それと『レーティングゲーム』って本陣が無くなったらどうするんだろうか?

 

「全員、この通信機器を耳につけてください」

 

朱乃がイヤホンマイクタイプの通信機器を配る。

 

俺はつけないけどな、だって、この程度の通信機器じゃ直ぐに壊れる、それに無能王の命令を聞くつもりはないからな。

 

『開始のお時間となりました。なお、このゲームの制限時間は人間界の夜明けまで。それでは、ゲームスタートです』

 

キンコンカンコーン

 

鳴り響く学校のチャイム……ここまで再現してんの!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今お茶の準備をしている、なぜかって?変態に創った粉薬を飲ます為さ。

 

無能王もお茶を飲んでるしな。

 

用意する分は俺と朱乃と優奈と変態の分だな、無能王の分?朱乃が入れたお茶を飲んでるからいらないだろ?ま、朱乃がお茶を入れてなくても無能王の分は無いけどな、なぜ俺が無能王の分を入れなくちゃならん。

 

さて、変態の分に薬を入れてっと。

 

「ほらイッセー、お茶だ」

 

「お!サンキュー」

 

変態がお茶を飲む、朝になる頃には原作のイッセーになってるハズだ。

 

「優奈も飲むだろ?」

 

「ありがとう、いただくよ」

 

「朱乃もほれ」

 

「あらあら、ありがとうございます」

 

朱乃が俺の入れたお茶を飲む。

 

「……私が入れるお茶よりも美味しいですわ」

 

「それはどうも」

 

お茶に限らず飲み物を入れるのには少し自信があるんだよな。

 

「あら、朱乃よりも美味しいの?和那、私にも入れなさい」

 

「いやだメンドクサイ」

 

誰が無能王に入れるか、ちなみにちゃんと四人分しか入れてないからな、おかわりなんて物もあるはずがない。

 

「貴方ねぇ、私が入れなさい―――――――」

 

無能王がなんか言ってるが五月蝿いので俺は無能王の声だけ聞こえないように自分に魔法をかけた。

 

……………………始めからこれをしとけばよかったかも……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――体育館――――――

 

俺と変態は体育館にいた。

 

俺は朱乃にお願いされたからな、それに変態だけで戦うのはまだキツい。

 

体育館にいる敵は四人か、四人とも俺達に気付いてるな。

 

「そこにいるのはわかっているわよ、グレモリーの下僕さんと助っ人さん!あなたたちがここへ入り込むのを監視していたんだから」

 

今喋ったのは誰だろうな?顔は見たけど声は知らないんだよな。

 

俺と変態は檀上に現れる、体育館のコートに女性悪魔が四人。

 

チャイナドレスを着た女性と双子の少女と小柄で棍を持った少女。

 

双子の少女はチェーンソーを持ってるんだけど……あれが武器だよな?

 

取り合えず『兵士』三、『戦車』一か、『戦車』は変態に任せよう。

 

同じ素手の戦いだしな、…………変態は籠手があるけど。

 

「ブーステッド・ギア、スタンバイ」

 

『Boost!!』

 

「イッセーは『戦車』を宜しくな」

 

「ああ!って、俺が『戦車』かよ!」

 

「だってお互いに素手の戦いじゃん」

 

「……分かったよ」

 

俺は『兵士』三人の前に移動する。

 

小柄な少女が棍を構える、そして、双子の少女はチェーンソーを……

 

ドル、ドルルルルルルルルルルルルル!

 

戦いで使うんだから動くよねー。

 

「解体しまーす♪」

 

凄く楽しそうだな、人を楽しく解体したらダメだろ。

 

焼き鳥の野郎か、この双子をこんな性格にしたのは。

 

よし、焼き鳥は潰そう!

 

ヒュン!

 

棍を持った少女が俺に攻撃を仕掛けて来る、俺は攻撃を全て避ける。

 

「バラバラバラバラバラ!」

 

ドルルルルルルルルル!

 

後ろから双子が俺にチェーンソーを振り上げ、そのままチェーンソーを降り下ろすが俺はこれも避ける。

 

ヒュッ!

 

避けた俺の顔に向かって棍が迫ってくるが、俺は顔を少し動かしまた避ける。

 

棍をも持った少女が俺に正面から攻撃を仕掛け、チェーンソーを持った双子が後ろや横から俺に攻撃を仕掛けて来るが、俺は全てを避ける。

 

「あー、もう!ムカつくぅぅぅぅ!」

 

「どうして当たんないのよ!」

 

双子がその場で地団駄を踏みながらムカついていた。

 

そりゃあねぇ、持ってるのがチェーンソーだもん、音でどこにいるのか、俺までどのくらいの距離か、とか丸わかりだもんな。

 

「……攻撃が当たらない」

 

そりゃ、こっちはこの世界のトップとは比べ物にならないほど強い女神さまに100年も鍛えられたしな。

 

それにハッキリ言って俺の強さは原初の神とは比べ物にならないほど弱い、力はある程度コントロール出来るが、それはあくまでも原初の神としての力、俺自身の力は原初の神とは比べ物にならない。

 

俺に転生する前の原初の神は数億年、いや、数十億年以上生きていた、それが二百年やそこら生きた俺が敵う訳がない。

 

俺自身の力ではまだ一つの世界も消滅させれない、だが、原初の神は神の力関係無しに数万以上の世界を消滅させれるらしいしな。

 

神の力を全て解放すれば無限と言ってもいい世界が全て消滅するらしいし。

 

ま、なにが言いたいかというとな、無限と言ってもいい世界を消滅させられる神様から生まれた女神さまに鍛えられた俺がまだ二十年も生きていない三人に一撃を入れられる訳にはいかないんだよ!

 

「今度はこっちから攻めるぜ」

 

俺は双子の一人に向かっていき…………

 

ドゴォォォォ!

 

「ッ!ッ!」

 

一人の腹に蹴りを入れる。

 

蹴りを入れた双子の片割れは光に包まれていき……

 

『ライザー・フェニックスさまの「兵士」一名リタイヤ』

 

グレイフィアの放送が流れる。

 

「この!よくもお姉ちゃんを!」

 

お姉ちゃんって事は残った片割れは妹か、妹は俺にチェーンソーを向けて来るが。

 

「遅い!」

 

俺はチェーンソーに蹴りを入れる。

 

バキイィィィィンンン

 

それによりチェーンソーは砕け散る。

 

「な!」

 

妹が驚き俺は驚いてるうちに背後に回り込み首筋に手刀を当てる。

 

ビシ!

 

「ッ!」

 

『ライザー・フェニックスさまの「兵士」一名リタイヤ』

 

「さてと、俺の相手は残り君だけだ」

 

「くっ!」

 

少女が棍を構えるがその顔に戦意は感じられない、自分じゃ勝てないと理解したか。

 

あ、変態体育館の中央口へ走ってる、もう時間か。

 

それに焼き鳥の『戦車』が倒れてる、変態は勝ったんだな。

 

「じゃあな」

 

俺も中央口へ走る。

 

「逃げる気!ここは重要拠点なのに!」

 

残った焼き鳥の眷族が叫ぶ。

 

「悪いけど俺からしたらそんなの関係ないんだよ」

 

俺はそんな事を言いながら体育館の外に出る。

 

カッ!

 

外に出たと同時に、一瞬の閃光。

 

ドォォォォォオオオオオオオンッッ!!

 

轟音とともに巨大な雷の柱が体育館へ降り注ぐ。

 

「ヒュ~♪」

 

中々の威力だ。

 

「撃破」

 

上空にはニコニコ顔の朱乃が黒い翼を広げて空に浮いていた。

 

右手を天にかざしており、その手はパチパチと電気が走ってる。

 

…………それにしても翼を出さないと空を飛べないなんて不便だよな。

 

『ライザー・フェニックスさまの「兵士」一名、「戦車」一名、戦闘不能!』

 

ま、これだけの威力があれば戦闘不能になるはな。

 

ん!俺に攻撃を仕掛けて来るやつがいるな。

 

俺は立っていた場所から軽く地面を蹴りその場から移動する。

 

ドォンッッ!!

 

移動したと同時に俺が立っていた場所が爆発をする。

 

「よく避けたわね、カンが鋭いのかしら?」

 

「殺気を向けられたら誰でも分かるって」

 

殺気を向けられなくても分かるけどな、女神さまは殺気を出さずに不意討ちとか普通にしてくるし。

 

「次はあんたが俺の相手をしてくれるのかな?」

 

「ふふふ。相手をしてほいの?なら今度は遠慮なく爆発させるわよ」

 

魔導師の……こいつの名前も知らないや、魔導師が腕を俺に向けてくる。

 

撃つ前に潰す。

 

「あらあら。あなたのお相手は私がしますわ。ライザー・フェニックスさまの「女王」、ユーベルーナさん。『爆弾王妃』とお呼びすればいいのかしら?」

 

……『爆弾王妃』対戦相手は全員爆発させたのか?

 

だって、そうでもしないとそんな二つ名つかないだろ。

 

「その二つ名はセンスがなくて好きではないわ、『雷光の巫女』さん。あなたと戦ってみたかったの」

 

その二つ名が好きじゃないなら戦い方を変えればいいんじゃね?

 

「和那くん、イッセーくん、優奈さんのもとへ向かいなさい。ここは私が引き受けますから」

 

「俺が相手をしたらダメなのか?」

 

「和那くんには和那くんの役割がちゃんとありますから」

 

無能王の話を全然聞いてなかったから俺の役割なんて知らないや。

 

ま、いいか、取り合えず優奈と合流するかな。

 

俺と変態は運動場へと向かって行った。

 

 




あとがきコーナー

和那:お前はホモじゃなかったんだな

総司:ホモな分けないだろ、俺は女性が大好きさ!

和那:じゃあなぜホモネタを書いたんだ!

総司:それはなぁ

和那:それは?

総司:少し前に風邪をひいただろ?

和那:そうだな

総司:その時に知り合いがお見舞いに来てくれたんだよ

和那:よかったじゃないか

総司:それだけならよかったんだが、知り合いの姉貴が腐女子でな

和那:…………

総司:俺がガキの頃はコミュ症でな、保育園だか幼稚園だかに行ってる時は友達なんて出来やしない

和那:……………………

総司:その時にな俺と一緒のコミュ症のやつがいたんだよ、コミュ症同志なにか通じ会ったんだろうな、そこらか二人でよくゲームをしたり本を読んだりしたんだよ

和那:………………………………

総司:でも、そいつには歳が十歳ほど離れた姉貴がいてな、しかも姉貴は腐女子ときた、ホモのネタをタップリとノートに書いてたんだよ。
俺達はハッキリ言って姉貴を気味悪がってた、だって俺達を見るたびにブツブツなにか喋ってるからな。
姉貴の知り合いも腐女子でな、よく知り合いと遊んでる時にやって来ては俺×知り合いにしていたよ。
それで姉貴は何年も前に結婚してそいつの家からいなくなってな、俺は忘れてたんだよ、いや、忘れてたよりも封印に近いなあれは

和那:…………なんで今覚えてるんだよ

総司:お見舞いに来た時にちょうど実家に遊びに来てたらしい、それで一緒に来たんだ…………
でも、顔を見た瞬間に思い出してな、頭から離れなかったんだよ。
それでお前にも俺と同じ気持ちを植え付けてやろうと思ってな、寝惚けて書いた時にあんなネタになったのはそれだけ俺の頭から離れなかったって事だろう……

和那:それ、八つ当たりじゃねえか!

総司:ああ、理解してるよ、でもな、夢にまで出てくる俺の恐怖を味わえ!

和那:ざけんな!俺にも恐怖を植え付けるな!

総司:でも大丈夫だ、かなりましになったからなまた姉貴に会わなければ再発はしない。

和那:…………頼むぞホモネタはもう嫌だ…………

総司:俺ももう書きたくねえよ、お前にも俺と同じ気持ちを植え付けてやろうと思ったが、書いてるうちに俺の精神がガリガリ削られたからな

和那:その姉貴にはもう会うなよ

総司:………会いたくないけど断言は出来ない

和那:なんでだよ!

総司:神出鬼没なんだよ、あの姉貴…………
ガキの頃、足音を消して後ろに立ってるなんて日常茶飯事だったからな…………

和那:………それは怖いな

総司:…………ガキの俺達は何度も泣いたよ


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