第16使徒戦のデブリーフィング、4回目の特殊災害殉職者合同追悼式典が終わるとチルドレンの業務は週一回のエヴァのシンクロ実験と、生身での戦闘訓練が主体になっていた。
今日もネルフジャージに防具を付けて本部の一室で徒手格闘錬成だ。
先日の第16使徒戦における勝因のひとつに、「われの徒手格闘技術が使徒の模倣よりも優越していた」ことが挙げられたからだ。
月に一度、3人で運動がてら基礎の“形稽古”だけをやっていたし、俺は木銃を買って銃剣道の練習ばかりやっていたのだが、実戦で効果があったがゆえに錬成がおこなわれるようになったのだ。
「生兵法は大怪我のもと」であるから保安部の警備隊から今週いっぱい講師を呼んで格闘の基礎を学んでいるところだ。
俺の習得している“自衛隊新格闘”や銃剣道、アスカが習ったネルフドイツ支部の“格闘”をベースにした錬成計画が練られたわけだが、結局“ネルフ本部式”格闘術になった。
いやね、顔なじみの34普連まで行って格闘指導官の指導を受けようという案もあったけれど、いちいち山を越えて板妻駐屯地まで行ってられないという事もあって没となったんだよな。
「おりゃあ!」
アスカが正拳突きをズバン、ズバンとパンチングミットに放ってくるのだが、めちゃくちゃ重い。
何回かアスカには殴られたけど、手加減無しで殴られていたら俺、吹っ飛んでるな。
「やー!」
綾波も声を出して講師のミットに打ち込んでいるのだが、ポスッという音しかしない。
講師が腰をひねって
徒手格闘というのは人間が生み出した固有の“戦闘技能”なのだ。
俺たちは講師相手に正拳突きや前蹴り、投げ技などを繰り出す。
それが終わると
受手は仕手の技に合わせて、綺麗に掛かってやらないといけないのだがアスカにはいまいちニュアンスが伝わらなかったようで、「そんなの馴れ合いじゃない!」と怒られる一面もあった。
けれど、組手練習はお互いに“どうすれば、どうなる”と言うのを学ぶ稽古であるというのと、受け手側もちゃんと受け身を取れないとケガをするので綺麗に掛かってやらないとダメという内容を懇々と説明した。
綾波も最初はおそるおそる掴みかかかって来て、足を必死に差し込もうとしていたけれど訓練日が進むにつれて投げ技、足払いを平気で掛けてくるようになった。
いよいよ最終日、防具を付けての格闘訓練が行われた。
仕手の周りをスポンジの長い棒で出来た模擬銃剣や棍棒、パイプ、素手で武装した受け手がグルグル回り、前後左右から一人ずつ攻撃を仕掛けてくるのでそれを捌くのだ。
自衛隊では格闘検定と言って、特級、準特、一級、二級とあるわけだ。
格闘検定は、この物騒な“かごめかごめ”状態で行われて中隊に着隊した新隊員はまず二級や一級取得をめざして錬成が行われるのだ。
そういや、スポンジの棍棒持ったやつに3連続で襲われた時、気分は大剣装備の量産機と戦う弐号機だったな。
俺は格闘検定の時の経験から投げ技と打撃の連続技、あるいは転がしてから踏みつけ動作とかそういう技を繰り出して襲撃者をことごとく無力化した。
そして、いま目の前にいるアスカは俺や綾波、講師の攻撃をかわし、後ろから模擬銃剣で突きに行った俺を足払いで転がすと手から奪った模擬銃剣で俺を“刺殺”する。
旧劇場版で9機の量産機を相手取って敢闘していただけあって、アスカは手慣れているなあ。
講師が横から素手で掴みかかりに行ったが、アスカは冷静に膝蹴りを放ち、正拳突きを顔防具の手前で止める連続技を決めた。
綾波が棍棒でアスカの背後から殴りかかる、しかし回し蹴りで棍棒を弾き飛ばすと地面に転がして十字固めだ。
「よし!」
アスカの絞め技から解放された綾波が、けほけほとむせているので背中をポンポンと叩いてやる。
休憩が終われば今度は綾波の番だ。
綾波はというと打撃技よりも投げ技が好きらしく、地面に転がして絞め技に入る。
俺も転がされ、後ろからぎゅっと抱きしめられる……。
右腕が首に回り、柔らかい二の腕が俺の頸動脈に当たってジワジワ絞まってきた。
そう、“裸絞め”だ。
左腕で後頭部をロックされて三角形の空間がどんどん狭くなってくるとともに、息苦しくなってマットを叩くと、解放された。
綾波は涼しい顔で立ち上がると、ファイティングポーズで構えて次の受け手を待つ。
そこでアスカ、模擬銃剣を使うと見せかけて……まさかの膝蹴りだ!
綾波は右足をスッと踏み出し、入り身でアスカの脇を抜けて後頭部に手を当てると下へと軽く押す。
膝を高く突き出し、軸足一本で立っていたアスカは押し下げられた頭に身体がついていきコロンと前に倒れ、前方回転受け身。
転がして武器で突く俺、突きや蹴りといった打撃技のアスカに対し、綾波は「柔よく剛を制す」といった感じだ。
訓練が終わってマットや格闘訓練用品を片付けると、シャワー室に行き汗を流す。
濡れた髪を乾かす女子勢を待ち、いい匂いのするアスカと綾波とともに食堂で夕食を食べて帰る。
一日じゅう身体を動かし、夕食を食べ、家に帰って寝るだけという心地いい疲れ具合が俺は好きだ。
開放感からアスカも俺も口数が増え、綾波でさえもどこか表情豊かな気がする。
エヴァに乗ってる時よりもこういう訓練の方が楽しいかもしれない、なんていうとアスカは「ほんっとうに、アンタって兵隊さんなのね」なんて笑う。
綾波も「碇君は格闘が好き」といってたけど、
ジャージ姿に洗濯物が入ったボストンバッグを斜め掛けという部活動スタイルで帰っていると本部の廊下でリツコさんと会った。
「あら、三人とも上がりかしら」
「はい、リツコさんも今日は帰りですか?」
「そうよ、ここのところ、何事も無いもの」
死海文書に記された使徒の数は17、ヒトを除くと使徒はあと一体しか来ないはずであり、上層部は金のかかる実験を減らしていってる節がある。
リツコさんはエヴァの動作が安定していて、委員会から与えられた技術的課題もおおむねクリアしたことから何度も実験をする必要がなくなったのだという。
それに対してネルフの他支部が今更エヴァ建造に乗り出したことにミサトさんも不信感を抱いてるらしいが、ゼーレの補完計画のためだろうな。
「シンジ君、あなた首元赤いわよ」
「綾波に絞め技喰らっちゃいまして」
「そうなの、レイ?」
「……そう」
「リツコ、レイったらコロコロ人を転がすのよ!」
「この子、運動神経は良いのよ。今までそういう機会を作ってあげられなかっただけで」
「リツコさん、バランス感覚もいいんで屋外スポーツとかやれば結構上目指せるんじゃないかな」
「随分褒めるじゃない、あなた」
「シンジったら、コーチみたいなこと言っちゃって」
「……なにをいうのよ」
綾波が照れている、リツコさんもにこやかだ。
この人、笑うと素敵だよな。
アニメではかわいそうな最期だったから、「何とかならないかな」なんて思ってたけど綾波とのかかわり方が変わるだけでこんなに穏やかそうに過ごせるなんて。
つい最近の話だが「やっぱり、家に誰かいるのって違いますね」と言った時、リツコさんは拾ってきた猫と遊ぶ綾波の話をしてくれたわけだが楽しそうだ。
リツコさん家の近くで鳴いていた子猫を綾波が拾ってシロと名付けたらしく、今やリツコさんはシロと綾波の世話で残業を減らして親父どころじゃなさそうだ。
俺も「あなたは、これが楽しい?」と言いながら猫じゃらしを振る綾波を見てみたい。
今、徒手格闘錬成の話を聞いているリツコさんはもう完全に綾波のお姉さんだ。
「リツコさん、明日も早いんでしょ」
「そうね、レイ、一緒に帰りましょう」
「ええ、そうしましょう」
「じゃあね、リツコ、レイ。シンジ、帰るわよ!」
正面ゲートでリツコさんと綾波に別れを告げ、アスカとマンションに帰る。
こうしてチルドレン3人の徒手格闘錬成週間が終わった。
翌週、ドイツ支部から“研修生”と“教育支援隊”が数日後に来ることを知らされた。
エヴァ5号機の操縦要員で、渚カヲルという名前らしい。
アスカも加持さんも今までに会ったことが無く、つい最近になって委員会の
そう、テレビの前の皆さんご存知“第17使徒タブリス”であるカヲル君だ。
なぜこの時期に第二次整備を始めるのかという話だが、ドイツ支部は使徒の学習能力から多数の使徒による同時展開の可能性があると感じたらしく、他の支部と共同で“エヴァ包囲網計画”なるものを始めたらしい。
まあ、死海文書で使徒の数が記されてることを知らなきゃ説得力はあるだろうな。
この発表を聞いたときに思わず「それは違うよ!」と言ってみたくなったが、言ったら即行方不明だ。
エヴァ複数機によるサードインパクト、よくわからないところも多いが確実に実行するための要素は揃いつつある。
アニメ、新劇ともにカヲル君は死ぬ、その後で何かしらヤバい展開になるのだが、どちらも“使徒の撃滅”が発生の
渚カヲル、最後のシ者を殺した時に始まるならば、使徒が共生を選んだらどうなるんだ?
無意識のうちに俺はカヲル君を生かすことを考えているし、殺人に対する忌避感もある。
使徒が人間との対話を考えてこうなったのならともかく、殺人という道徳規範による忌避感を武器にするために姿を似せてきたのなら相当タチの悪い進化をさせてしまったぞ。
群体の利と合わせて、人間型使徒(not リリン)を社会に多数浸透させる戦術を取られたらどうしようもない。
ただでさえ闘争絶えない人間社会が、隣人不安から内部分裂を起こして崩壊してしまう。
隣のアイツは使徒かもしれないと言った猜疑心が生む“魔女狩り”が始まるかもしれない。
社会生活を送る人型使徒が差別だ、異起源種にも生きる権利があると権利を主張し始めて人権闘争になった暁には俺らもヘイトクライムで有罪判決を受ける可能性が出てくる。
「地球はリリンだけの所有物じゃないんですから」なんて言われたらもうお手上げだ。
人類みんな溶けあって差別も格差もない素晴らしい世界、ゼーレの爺様方はこれを見越して補完計画を始めましたってか、だとしたら大した人格者っぷりだな。
__ダミープラグ素体の綾波クローンみたいにカヲルタイプが世界中にばら撒かれてたりしてないよな?
さらに言うと群体使徒でドイツ、フランス、中国の各地のネルフ支部にいる“カヲルタイプ”皆殺しにしないと殲滅できませんとか言うクソ展開ないよな?
前回の使徒で分かったけど、原作通りの展開なんてもうありえないから何が起こってもおかしくない。
彼が敵に回ってどうしようもなくなった時、俺はこの手で彼を殺すことができるのだろうか。
宮下さんと参号機は上手くいったが、今度こそ
戦々恐々としてる間に、気づけば研修生がやって来る前日となっていた。
学校からネルフ本部に直行という事もあって3人で電車に乗るのだが、改札口で突っ立ってる少年がいた。
白い肌に銀色の髪の彼はどういうわけだか、ドイツ連邦軍のフレクターパターンの迷彩服を着こんでいる。
足元には迷彩の衣のうが置いてあり、着任地へ乗り継ぐ電車で迷った異動者といった雰囲気だ。
アスカは俺をちらりと見て、「行きなさいよ」と目で語る。
まあ、迷ってる人をいつまでもそのままにはしておけないよな。
「すみません、どこに行きたいんですか?」
俺が声を掛けてやると、その少年は驚いたような表情になる。
新隊員教育隊のように胸には白いネームテープが縫い付けられ、「KAWORU.N」とマジックで書きこまれている。
「君が、碇シンジ君かい?」
「研修生で来る渚君?」
「カヲルでいいよ、碇君」
「俺もシンジでいいよ、それで、カヲル君はどうしようと思ってたの」
「ネルフ本部に行きたいんだけど、ひとりで行くより誰かと行こうと思ってたのさ」
「ドイツ支部から“教育支援隊”のご一行が来るって聞いてたんだけど」
「彼らとはぐれちゃってね」
転属が決まり、随行者の加持さんと来日したアスカにとっては不審に映ったらしく、ちょっと離れたところからつかつかつかと寄って来た。
「教育支援隊? 聞いたことないけど、なら携帯電話で連絡しなさいよ」
「僕は電話を持たされていないんだ、行けばわかると言われてね、君がセカンドチルドレンの……」
「惣流・アスカ・ラングレーよ、はぁ、こんなのがフィフスなの?」
チルドレンの護衛兼、本部研修で来ているのだろうから常に一団のはずであり、はぐれるなんて明らかに変だよな……。
アスカはため息をつくと、携帯電話で葛城三佐に電話する。
「もしもしミサト、今度来るって言ってた渚ってやつ本部の前で迷子になってるわ」
電話している横でカヲル君は綾波に話しかける。
同じ使徒ベースの存在ということに興味を持ったんだろうか。
「君がファーストチルドレン、綾波レイ、君は僕と同じだね」
「そう、でもあなたとは違うわ」
「そうなのかい?」
「綾波は綾波だ、生まれが似ていようがカヲル君とは違うよ」
「碇君はどう思ってるの?」
「俺の持論だけど、誰でも生まれた時からヒトじゃなくて、社会性や倫理ってのを身に付けてこそ動物から“人間”になるんだと思うぞ、だからそんな顔をするなって」
「君は興味深いことを言うね」
葛城三佐を通じて保安部の入場許可を取り付けたアスカが俺達の方を睨む。
「アンタ、このアタシに丸投げしてんじゃないわよ! 自分の事でしょうが! シンジも!」
「お、おう、アスカが許可を貰ったそうだし、それじゃ本部に行こうか」
こうして四人でネルフ本部に入り、作戦課のオフィスに向かう。
原作ではカヲル君、開襟シャツの学生服を着ていたけど、どうして迷彩作業服なんだろう。
新劇場版の式波大尉みたいに階級持ち……ではないけど、ドイツ陸軍に所属しているのだろうか。
俺みたいに好きで国連軍のOD作業服着てるやつもいるし一概には言えないか。
「そういえば、カヲル君は軍属か何かかな」
「どういうことだい」
「アンタが迷彩服なんて着てるから、軍人なのかって聞いてんのよこのバカは」
「いいや、僕は“軍人”という立場じゃなかったと思うよ、服が無いからこれを着ているんだ」
「服が無いってアンタもレイみたいに「
「僕は渡されたこの服しか持ってないけれど、普通に生活できていると思うんだ」
「飛行機に乗る前からずっとこの格好なの?」
「そうだね、ドイツ支部でもこれだったし、飛行機でも止められなかったよ」
「アンタバカぁ? ネルフの一団で来たんならだれも止めないわよ! でも日本の街中では浮くっつってんのよ!」
アスカはカヲル君の鼻先に指先を突き付け、TPOをわきまえなさい! と叱る。
一般常識に疎かった綾波の面倒を見ていた経験からか、どこかズレてるカヲル君もアスカのお姉さんムーブの対象となったようだ。
「カヲル君、作戦課での顔合わせが終わったら服買いに行こう」
「そうね、シンジ一人だと不安だからアタシも行くわよ。レイは?」
「私は遠慮するわ」
「嫌われちゃったね」
「初対面でアレはさすがに引かれるだろ。この年代の女の子って難しいからな」
「シンジ君なら良いのかい」
「男でもドン引きだよ、お互いに距離を取らないと息苦しいだろ、人間関係なんてさ」
「僕にはわからないな、それは、他人が怖いからかい?」
「そういう人も居るけど、パーソナルスペースっていって、人間、親しくない奴に近づかれると拒否感が出るんだよ」
「近くだと拒絶して遠く離れると寂しい、リリンって難しいね」
「そ、だからこそ死ぬほど悩む人もいるわけだけど、だからこそ楽しいんだなこれが」
「シンジ君はどうなんだい」
「俺も見知らぬ土地で一人だと不安になるし、ヤな奴には会いたくないけど、可愛い女の子に声掛けられたらうれしくなるね」
「シンジ最っ低、可愛い女の子ならだれでも良いんでしょ」
「アスカ拗ねるなって、深い意味はないんだ!」
カヲル君への例え話に、アスカが拗ねてそっぽを向いて見せる。
ここで「アスカだけだよ」と歯の浮くような言葉を掛けたが最後、取り返しのつかないことになりそうで、どうも躊躇っている自分がいる。
こういうめんどくさ可愛いところがあるけど、関係が冷え込んで来たらこれが非常にウザく感じてくるだろう、人間なんてそんなものだ。
「じゃあどういう意味よ」
「ほら、人に親切にして貰ったら嬉しくなるだろ、そんな感じだ」
「どうかしらね、そういえば、ミサトもそんなこと言ってたわよね」
「あっ、ハイ」
__加持さん、アンタも今の俺みたいな問答やってたのか。
ミサトさんが加持さんの女癖について愚痴ってたのを思い出し、俺含めつくづく男ってロクなこと言わねえなと思う。
俺が拗ねてズンズン歩いていくアスカ様に弁解している様子を、後ろから興味深そうに見ている綾波、カヲル君。
こんな男と女の子の人間模様を見せながら、作戦課に到着した。
「ドイツ支部より本部研修に来たフィフスチルドレン渚カヲル君です、じゃあ自己紹介お願い!」
「初めまして、僕は渚カヲルです、エヴァ5号機の専属パイロットとして技術や心構えを習得しようと思います、ご指導よろしくお願いします」
「挨拶としてはバッチグーよ!」
葛城三佐がまるで転校生を迎える担任教師だ。
学園エヴァ世界でミサト先生やってるだけあるな。
思ったよりしっかりした挨拶に、作戦課の課員や俺たちは拍手で迎えた。
研修生の彼は使徒であり、彼の引率と共にエヴァ運用の視察に来たという“教育支援隊”の影にゼーレは何を隠しているんだろうな。
皆さま、感想ありがとうございます、楽しく読ませてもらっています。
思えばこんな自衛隊話の多いエヴァFFってそうそうないような……。
エヴァ2機健在、初号機左腕修理中、全搭乗員健在、第三新東京市健在という状況で迎える最後のシ者、果たして……。
用語解説
自衛隊格闘:徒手格闘、銃剣格闘、短剣格闘からなる格闘戦技。日本拳法や柔術、相撲、合気道などの技を取り入れた内容で行われていたが、2008年より“新格闘”と呼ばれる投げ技や絞め技が追加され、内容が変わったものが実施されるようになった。柘植士長(俺シンジ)は新格闘履修者である。
文字に起こすのが難しいところもありましたので映像で見てもらえればわかりやすいかと思います。
格闘展示映像
https://www.youtube.com/watch?v=-WhHd8tleX8
錬成:自衛隊では鍛えることを「錬成」と呼ぶ、ランニングは持続走錬成、格闘錬成、銃剣道錬成など多くの錬成があるが筋トレは「体力錬成」で、腕が持って行かれるような人体錬成ではない。