とある一人の真理到達   作:コモド

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タダイマ

「うぅ……どうしてだ。嫌だ。なんだ、これ。嫌だ……嫌だ……」

 

 七月二十一日。路上を歩く真理は、明らかに精神に異常をきたしていた。

 言いようのない不安と焦りが襲い、目の下には薄っすらとクマができていた。その不健康な様は、とても前日に超電磁砲と戦った第八位と同一人物とは思えない。

 異様な倦怠感に苛まれ、フラフラと真夏の炎天下を歩く姿は不健康極まりなく、蓬髪も相俟って不審者そのものであった。

 

「お?」

「あ……すいません」

「いや、オレも余所見をしていた。すまなかったな。自らの過ちを認められるのは根性がなければできねえ!

 弱っちそうな見た目なのにお前は見所があるな!」

 

 不眠で回らない頭に、その大声は障りが悪く響いた。見れば真夏なのに学ランを羽織った、外見も中身も暑苦しそうな男だった。

 意志の強そうな瞳と堂々とした態度は、時代遅れの番長のようだ。真理とは対極に思え、ひどく目障りだった。

 真理は、褒められた人間ではない。人を見る目のない、人に騙されて生きてゆく幸せものだと真理は認識した。

 

「んー。しかし、根性のわりに体は悪そうだな。具合が悪いのなら病院に送ってやろうか?」

「いい、です……じゃ」

 

 こういった類の人間と関わりあいたくなかった。厚かましく人の意見を無視して内面に入り込もうと深く関わってくる連中には辟易としていた。

 所詮は他人のくせに……俯きがちに足を踏み出す真理を、訝しげに男は覗き込んだ。

 枝垂れ桜のように垂れ下がる髪の下の顔を窺う表情は関心深げだった。

 

「……待て。お前、どこかで会ってないか?」

「気のせいですよ。おれはあなたのこと知りませんから」

「そうか。それならいいんだが」

 

 むう、と呻る男を無視して、真理はまた夢遊病患者の足取りで歩き出した。

 しかし、どこまでも縁は巡る。会いたくもないのに、知り合いに多く出くわす日だった。

 人通りの少ない歩道の端で路地裏を覗いているのは、最近知り合った佐天涙子だ。

 憔悴し、逡巡している様子の涙子を見て、真理は何が得策か思慮するが、うまく頭が回らない。

 そうこうしているうちに涙子が真理に気づいてしまった。

 

「ま、真理さ――」

「誰だッ!?」

「ひっ!」

 

 路地裏から響く怒声に涙子が恐懼し、怯え出した。なんて迂闊な少女なんだろう。

 品のない大声と声質から、声の主がスキルアウトだと判断して、おおかた恐喝や私刑の現場を目撃してしまったのだと推測した。

 震える涙子を横目に見る。どうして危機管理能力が欠如している輩が、この学園都市には降って湧いたように溢れているのか。

 危険だと思うなら離れればいいのだ。なぜ自分から厄介事に首を突っ込むのか。それに対処できる能力を有しているならまだしも、何も出来ない小人が。

 ――頭が痛い。血流の巡りが悪いせいだ。

 

「猿が火を覚えた程度で人に進化した気になっている……」

「ああ……!?」

「こ、こいつ長点上機の……」

 

 涙子を片手で制し、真理がスキルアウトの前に姿を見せた。

 スキルアウトの一人が、真理が超能力者であることに気づき、耳打ちする。ギョロ目に反社会的な風体のリーダー格の男は、最弱の超能力者と知り、口角を吊り上げた。

 

「ハッ、こいつが例の超能力者か? 噂通り気味が悪い奴だな」

「『偏光能力』……しょぼい能力だ。自分の姿を偽ることしか脳のない肥溜めの屎尿以下のカスが」

 

 真理が能力を批評し、謗る一方で、低レベルながらも能力を得た者さえ無価値と断じられるなら、無能力者は何を誇ればいいのか。そう喪心する涙子の悲嘆は察せなかった。

 初見で能力を見抜かれたスキルアウトが動揺する中、猫背で頭痛をこらえながら真理は距離を詰めた。

 

「果物は出来の良いものをより熟成させるために、不出来な実を間引く。そうして上限が引き上げられてゆくものだ。

 人と何が違う? 優秀な能力者は優れたカリキュラムで強度を上げ、間引かれたテメエらはこうして腐るだけ……肥やしにすらならないなら廃棄するべきなんだ」

「……ンの野郎!」

 

 逆上した男が殴りかかる。が、その手が殴りかかる姿勢で不自然に静止する。

 

「な、動か……ッ!?」

「身の程知らずが生きていられるゆとりがあるから、不出来な実が育つんだ。

 テメエらみたいなクズは、淘汰される仕組みでないと種は――」

 

 最後まで言い切ることはできなかった。突如、口を抑え蹲った真理は、地面に吐瀉物を吐き散らした。

 

「……!? かっ……はっ……! うっ……!?」

 

 隣接するビルのガラスが割れた。甲高い金属の摩擦音が轟く。能力が暴走している兆候なのか。

 

「真理さん!」

 

 スキルアウトの面々も続々と気絶し、嘔吐し続ける真理に涙子が駆け寄る。胃が空になるまで吐き続けて、なおもえづく真理を揺するが、涙子に気づいた様子もない。

 

「ふ、ざけ、るな……オレ、は……ッ!」

「真理さん……真理さん!」

 

 崩折れた肢体から力が抜ける。『幻想御手』事件は、取り返しのつかない大事件に発展していった。

 

 

 

 

「あいつが、倒れた……?」

 

 事の全容を美琴に知らせたのは、通報を聞きつけて駆けつけた黒子が、泣き叫ぶ涙子と倒れ伏す真理とスキルアウトを病院に運び、意識を取り戻した涙子とスキルアウトの事情聴取を終えてからだった。

 第一七七区支部に呼び出され、スキルアウトから幻想御手の情報を入手したとの吉報についで、知人の悲報を知らされた美琴の背中に冷たいものが走る。

 事態は、美琴の知人が倒れただけに留まらなかった。

 

「情報を聞き終えてから、スキルアウトも昏睡状態に陥りました。彼らは能力者ですが、それ自体は大した波紋にはなりませんの。

 問題は、二羽真理さんまでが犠牲になったことです」

 

 黒子の表情が苦渋に満ちる。

 

「末席とはいえ、超能力者――この学園都市の頂点の一人にまで被害が及んだとなれば、ここの上層部も生徒だけに任せてはおけないでしょう。

現在、治療が施されてはいますが、恢復の兆しは見られないとのことですわ」

「わ、わたしが悪いんです」

 

 泣き腫らして悲壮な表情の涙子が譫言のようにつぶやく。美琴と黒子が視線を向けても、それに気づく素振りさえ見せない。

 

「わたしが幻想御手を手に入れて、調子に乗ってたから……だって真理さんは危険なものだって気づいてた。気づいてて、それなのに……」

「佐天さんが気にする必要ないわよ。気づいてて使ったのなら、完全にあいつの自己責任。自業自得よ」

「お願いします、御坂さん! 真理さんを助けてください! お願いします……お願い……!」

「わっ、わかった。わかったから泣かないで、ね?」

 

 涙を流しながら懇願する涙子に縋りつかれては、如何にその相手がいけ好かない真理であろうと、助けないわけにはいかない。

 もとより、この事件を解決する気概はあった。皆を救うついでだ。それくらいなら、真理のために力を貸す気にはなる。

 だが――ふと、しこりが残る。涙子はいつ、これほどに気を病むまで、真理と親しくなっていたのか?

 美琴は、二人の接点をファミレスでの会話くらいでしか知らない。だからこの変化が不自然に思えた。

 気持ち悪いが、真理の顔立ち自体は悪くない。それで騙されているのか?

 得体のしれない不安が湧き上がったが、それは無視した。こうしている今も、多くの学生が被害に苦しんでいる。

 青い正義感に駆られ、美琴は走りだした。

 

 

 

 

 

 

「――そうか。もう露見したか。捜査の手が早いな。さすが、学園都市の生徒だ。優秀な人材が揃っている」

 

 証拠の手がかりを掴んでしまった初春飾利を捕らえ、愛車でドライブしていた木山は、幻想御手事件の首謀者であることが発覚したことを悟り、不敵に笑った。

 高速を時速百キロ超で猛然と疾駆する車内で何もできない飾利は、その態度を不審に思った。直にアンチスキルが木山を捕らえにやってくる。

 能力を持たない木山に抗う術はない。だが、この余裕綽々な様子はなんだ? 憔悴どころか、微塵の不安さえ懐いていない。いや、むしろ喜んでいる節すらある。なぜだ?

 疑問が口をつく。

 

「なにを笑っているんですか。もうすぐあなたはお縄につくことになりますよ」

「そうだな。君の言うとおりだ。だが、今回はそうはならない。私は、人の可能性の一端に辿り着いた」

「? 何を……」

 

 何を考えている? 追い詰められているはずなのに、どこまでも木山は不敵で清々しい。

 逃亡犯の往生際の悪さとは常軌を逸した、絶対的な自信が言動から滲み出ている。何が彼女をそこまで変えるのか?

 飾利の胡乱は、すぐに答えを出した。アンチスキルが敷いた検問を前に、車を降りて従順に投降する素振りを見せる。

 両手を上げ、悠々と歩み寄る木山を警戒したままのアンチスキルに、木山は目を向けた。

 遠目にも判然とするほどに充血した眼球が、ぎろりと彼らを舐める。

 

「たとえば、PCの動作が不安定になったら、君たちはどうする?」

「?」

 

 突如投げかけられた意図の不明瞭な問い。訝しがるアンチスキルの面々を前に、木山は悠然と語りだした。

 

「答えは素人でもわかる。メモリを増設して処理能力を向上させる。如何に優れたスペックを誇ろうと、それを処理する機能がなければ、ソフトは十全に機動しない。

 人も同じだ。脳の発達程度が演算機能として能力者の強度に重大な影響を及ぼす。如何に優れた能力であろうとレアな能力であろうと、それを動かす機能が完全でなければ真価を発揮しないのだ」

 

 掲げられた木山の手がゆっくりと下りてゆく。それを見て銃の照準を合わせるアンチスキルに再び木山が問う。

 

「第一位と第二位の強度が同等であれば、どちらが能力として優秀なのか盛んに議論されたな。

 では――第八位の能力を、完全に稼働させればどうだ?」

 

 硬質な物体が罅割れてゆくような音が周囲を満たす。耳を劈く空間が軋む音を最後に、その場にいた木山以外の人間は気を失った。

 

 

 

 

 

 

 

「……? 何があったの?」

 

 木山を追い、タクシーに無理な運転を強要させ、ついに検問を前に立ち往生する木山を発見した。

 が、様子が変だ。木山の前に立ち塞がっていたアンチスキルは、全員が地に倒れ伏し、木山の車に乗っていた飾利も失神している。

 健在なのは木山のみ。だが、戦闘が行われた形跡はない。不気味なことに、ただ木山だけが立っている。

 美琴に背を向けたまま、木山は天を仰ぎ、

 

「くっ――ははは! あはははははは! 掴んだ……辿り着いたぞ! これが……永遠! これだ……これさえあれば――」

 

 美酒に酔い痴れる女のような声だ。美琴は、木山が遂に目的を果たす手段を手に入れたことを悟る。

 美琴の前髪から紫電が迸る。臨戦態勢に入る美琴を察知してか、泰然と木山は振り返った。

 

「……やあ、来ると思っていたよ」

 

 その病弱そうな容貌には、人を食ったような笑みが張り付いていた。美琴の顔が険しく、双眸を眇めて木山を射抜く。

 

「ずいぶんな変わり様ね。この短い間で何があったの?」

「そうだな……簡潔に言えば、人類の悲願の成就に立ち会った者の心地になった」

「?」

 

 どれほど興奮しているのか。木山の発言は要領を得ない。どのような兵器を保有しているか定かではない現状――だが、一刻も早く捕まえなければ被害はさらに拡大する。

 美琴は総身から放出する紫電の出力を上昇させた。常人なら気圧される威嚇に、木山は動じない。

 

「君は眩しいな、御坂美琴」

「あら、電撃は怖いの? 安心して。すぐに眠らせてあげるか――ら!」

 

 人を絶命させない程度に加減した一条の電撃が木山に向かう。人間には反応すら叶わない速度で放たれた槍が、あろうことか、木山に命中する直前に霧散した。

 

「ッ! 消えた? なんで……」

 

 不意に、美琴を強い既視感が襲った。触れる前に電撃が掻き消える現象。

 あのツンツン頭の右手とも違う、未知の超能力。正体を探っても全く情報を掴めなかった、今は病巣にいる男の能力だ。

 だが、木山は科学者であり、能力開発を受けていない。だのに、なぜ――

 

「――十年前、学園都市中の科学者は、ある少年の出現に歓呼の声をあげた。

 その少年の能力は、あらゆる物質、事象に永遠性を付与し、この世に留めた。

 消失するエネルギーを固定する持続性、金同様に朽ちぬ不変性、不確かな事象の存在を証明する具現性……

 誰もが彼に夢を見た。永久機関の開発という物理学で否定され続けた命題の証明を確信した。

 そして、悉く失敗に終わった。能力名を『状態保存(クリアマテリアル)』。人類の可能性が潰えた先に見る、夢物語の力だ」

 

 訥々と語る木山は、自分の右手を見つめると、緩慢な動作で握りしめた。

 

「なぜ計画が頓挫したか分かるかい? 簡単だ。彼自身が、永遠に至れない欠陥品だった。

 原理が解明できない以前の問題だったんだ。彼そのものが、己の能力を理解できていなかった。

 たとえ、その能力が永遠に至る可能性を秘めていようと、発動するデバイスに不具合があるようでは満足する結果は生まれない。組まれたプログラムが優れていようと、それを動かすPCのスペックが十分ではないと動かないようにね」

「ご高説ありがとさま。で、それが何なのよ」

 

 その程度の情報は美琴も認知している。木山は回りくどい台詞回しで、嘲るように微笑んだ。

 

「単純な話だ。能力は本人の資質、強度は本人の演算能力で決まるということだよ」

 

 それも周知の事実だ。学園都市では知らない者などいない。なぜわざわざそれを今、ここで口にする?

 

「何も強度で能力の貴賎が決まる訳ではない。演算能力に左右される強度によらない価値もある。

 例えばキミは第三位だが、その本質は単純な電撃使い。第一位と第二位では、第二位の能力の価値こそ上だと唱える学説もある。レベル1の能力もキミが使えば超能力になる……それが素質と強度だ。

 念動力と空間移動では――どちらが希少で強力か、比べるもない」

「くどいわね。先を言いなさいよ」

「では、問おう。一万人の脳を統べるわたしが第八位の能力を使えば、どうなると思う?」

 

 瞬間、肌が泡立った。AIM拡散力場が迫り来る不可視の何かを感知し、反射的に横に跳ぶ。

 遅れて、鋭利な刃物が突き立てられたような音をたて、美琴が立っていたアスファルトが大きく断裂した。

 絶句し、その光景を見やる。明らかな致死性の攻撃を放った木山は、吟味するように自分の手を見つめていた。

 

「今のは……!?」

「ふむ……どうやら加減を誤ったらしい。軽く傷をつけるつもりでやってみたのだが……存外、過ぎたる力のようだ」

 

 汗が噴き出す。躱さなければ人体が断裂していた。威力は甚大極まりない。そして、発言から決定的な事実が美琴の頭に浮かぶ。

 

「アンタ、あいつの能力を――」

「誤解しないでくれ。彼の能力を手に入れたのは、完全な偶然だ。わたしの計画外の出来事だった。それは事実だよ。

 もっとも……誤算で望外の力を得たのは、嬉しすぎる想定外だがね」

 

 『幻想御手』で能力者の脳を並列に繋ぎ、演算力を向上させる。その力を、そういう理屈か、発明者の木山が行使できる。

 美琴にとっては最悪だった。真理の能力は、触れる機会が多々あった美琴でさえ検討がついていない。

 判明しているのは、近寄るとAIM拡散力場が機能しなくなることと、事象を永続させること、電撃は無効、そして先ほどの正体不明の斬撃。

 電撃が効かない以上、美琴は超電磁砲等の物理攻撃に頼らざるを得ない。しかし、殺さないように加減した威力で、果たして効果があるのか。

 美琴の思考が目まぐるしく動く一方、木山は陶酔しているようだった。

 

「やっとだ……これさえあれば、全てが叶う」

 

 白衣のポケットに両手を突っ込み、俯きがちにつぶやく。隈で彩られた不健康な瞳が美琴を射抜いた。

 

「きみは、魂の存在を信じるか」

「マグドゥーガルの実験? 非科学的な存在の証明を脳科学者が固執するなんて滑稽ね」

「否定派か。なら、意識とはなんだ?」

 

 投げかけられた問いに意表をつかれ、美琴は押し黙った。脳科学を専攻する彼女にそぐわない内容であったことと、その問答自体が答えを出すことに向かないものであったからだ。

 しかし、木山は真剣な声音で続ける。

 

「わたしの専攻分野風に言わせれば、大脳のシナプスの電気信号によって生じる生体反応、と言ったところか。

 では、今こうして向かい合うわたしたちの意思は、電気信号に過ぎないと言うことか? 敵対している感情も理由も、生体電流の反応の結果でしかないのか?」

「関係ない話で論点をずらして責任を逃れようとしている言い訳としか思えないんだけど。どう取り繕ったところで、アンタがやったことは犯罪に変わりない」

「そうだ。だが、そうすることでしか救えない命もある」

 

 美琴が押し黙ったのは、純粋にその気迫に呑まれたからであった。木山はポケットから手を抜き、ヒールを鳴らし接近する。

 

「植物状態にあっても意識が判然としている事例はごまんとある。大概が回復した者の体験談でしかないが、もしその意識を確立させることができれば、彼らは眠りから醒めるのではないか。

 永遠の命をとは言わない。人並みの生を、この力なら歩ませることが可能ではないか。一時、理論を追求して諦めた。それが今、この手にあるんだ」

 

 何かが罅割れる音がする。この不快な不協和音が能力発動の予備動作なのだろうか。身構える美琴を充血した瞳が見据える。

 

「悪いが、速攻で終わらせてもらう」

「舐めないでくれる? 仮にも第三位が、他人が使う第八位の能力に負けてたまるものですか」

「……別にきみを侮っているわけでもないんだが……まぁ、すぐにわかるさ」

 

 紫電が宙空で弾ける音と不気味な金属音が痛いほどに空間を軋ませ――

 ここに、演者を変えた超能力の衝突が実現した。

 そして――

 

 

 

「……オレ、のだ」

 

 同時刻。昏睡していたはずの真理が、目を覚ました。

 

 

 


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