遊戯王GX~星屑の竜の軌跡・リメイク~   作:しえ&翼樹

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 いきなり敵が登場。
 しかもデッキは……。

 敵はシンクロとチューナーほぼ縛りです。





                        縛りじゃ満足できないぜ……。


TURN02―無手札必殺(ハンドレスコンボ)

 デュエルアカデミア往きの船の中、所属寮であるオシリスレッドを示す赤色の試験決闘者(テストデュエリスト)専用制服を着た竜星は自分のデッキの精霊達を甲板で遊ばせながら自分の横に浮かぶ半透明の白いマフラーをしたジャンクの戦士、ジャンク・ウォリアーと海を眺めていた。

 ふと、竜星が目を伏せてジャンク・ウォリアーへと呼びかけた。

 

「……ジャンク・ウォリアー」

 

『何や星屑の旦那?』

 

()は、マスターを救うことができるだろうか?」

 

 試験のときとはまるで違う口調。不安げなその口調はそれでもどこか威厳を感じずにはいられない。

 そんな口調で竜星はさらに言葉を紡ぐ。

 

「そもそも、マスターはあの島どころかこの時代に、この世界にいるのだろうか。そう考えるとどんどん悪い方向へと考えてしまうんだよ」

 

 この時代、この世界。竜星の口から飛び出す単語は彼らの事情を知らぬ一般人では訳がわからず混乱するような単語。

 しかし事情を知っている者からすれば竜星の言葉は悲痛なことこの上なかった。

 竜星と同じ事情を抱えるジャンク・ウォリアーにとってもそれは同じ、むしろで、彼は目を伏せた竜星をジッと見つめ――

 

『ワイも思とったことや。マスターを攫った奴の言うことなんか信用できへん。それでもや、赤き竜様のお力をもってしても居場所を突き止められへん限り、その信用できへん言葉にですら縋らなあかん』

 

「それが私は悔しいよ。奴の掌に踊らされているようだ」

 

 竜星は人間ではなかった。そんな竜星が人間に化け、アカデミアにやって来たのは謎の男に連れ去られた大切な人を探すためだった。

 男は言った。

 

「愚かな竜よ、主を助けたくば三幻魔のもとへ来い。そしてゲームをしようじゃないか」

 

「ルールは簡単だ。三幻魔が存在する黄金時代と呼ばれた時代のデュエルアカデミアで生活する3年間の間にコレを我々から奪い返す。貴様への枷はアカデミア在籍、つまりあの学園で生徒として生活するのみ。それを守ればどんなことをしても構わない。こちらも妨害はさせてもらうがな」

 

「命が惜しくば来ないほうがいいぞ。こちらは()()()()()()()()からな」

 

 竜星は言葉を思い出して唇を噛み締めた。

 そんな竜星にジャンク・ウォリアーは言う。

 

『とにかく、島でマスターを探すんや。話はそれからや』

 

『そうですよ』

 

 そんな声とともにやって来たのはボルト・ヘッジホッグなど、デッキの精霊達の面倒を見ていた精霊の少女。緑色の髪に白い衣を纏った少女―エフェクト・ヴェーラーは微笑を浮かべ、竜星の隣に立つ。

 

『やってもいないことをできるのかって悩んでてもしょうがないです。まずはやってみることが大事。マスターだってそうだったじゃないですか』

 

 いつもピンチになっても諦めない。そこに可能性があるのなら足掻いて足掻いて掴み取る。

 そして人々を救い、英雄と呼ばれるまでになった自分達の主。

 

 竜星はそんな彼女の姿を脳裏に描き、頷いた。

 

「そうだな。きっとマスターなら、わずかな可能性にだって賭けてそして勝利を掴む。諦めたらそこで終わってしまうと己の身でマスターは証明してきた。やるまえから諦めてたら勝てる勝負にだって勝てないと……」

 

 竜星は2人のほうを向き、笑みを浮かべた。

 

「ありがとう2人とも。絶対にマスターを助け出そう」

 

 その言葉に2人が頷こうとしたときだった――。

 

 

「できるもんだったらなあ?」

 

 

 この世のすべてを嘲笑うかのような声が背後から聞こえたのは――。

 

「誰だ!?」

 

 振り返った竜星の金色の瞳に映ったのは短い白髪に血を連想させる紅い瞳を持った少年。

 嘲笑の笑みを浮かべるラーイエローの少年は竜星を笑った。

 

「俺らから巫女を取り返すねぇ? 一度はガイに敗れて巫女掻っ攫われた奴がよく言うぜ!!」

 

 ギャハハハハ! と下衆じみた笑い声を上げる少年。

 おそらく巫女とは自分達が救い出そうとしている彼女のこと。ガイというのは彼女を攫ったあの男のことだろう。

 

 ということは、この少年はそのガイとやらの仲間に違いないだろう。

 

 他のカードの精霊もその考えに至ったのか少年を睨みつける。

 

「貴様は何者だ? マスターを知っているのか? 答えろ、マスターはどこにいる!?」

 

 竜星は怒りを滲ませながらそう言った。

 

「ギャハハハハハ!! 教えるわけねぇだろバーカ」

 

「ならば、力づくになってしまうが?」

 

 竜星はデュエルディスクを構え、殺気を混めた視線で少年を睨みつける。

 少年はニヤリと笑い、

 

「デュエルってか? おもしれぇじゃん、退屈しきってたとこなんだよ」

 

 少年もデュエルディスクを構えながら竜星に言い放った。

 

「せいぜい楽しませてくれよ?」

 

「「デュエル!」」

 

 少年

 LP4000

 

 竜星

 LP4000

 

 ――ターン・少年――

 

「先攻は貰うぜ? 俺のターン、ドロー!」

 

 少年は手札を見ると今度は狂気じみた笑みを浮かべる。

 

「俺はマジック、無の煉獄を発動! カードを1枚ドローする! インフィルニティ・ガーディアンを守備表示で召喚するぜぇ!」

 

 インフィルニティ・ガーディアン/DFE1700

 

「インフィルニティだと!?」

 

 竜星は目を見開く。そのカテゴリの名は忘れもしない。自分達の主の仲間であり、かつて一度は敵対し戦ったデュエリスト―鬼柳京介の使っていたカテゴリなのだから。

 

「なあに驚いてんだよ。インフィルニティは別に鬼柳京介だけのカテゴリじゃねえだろ? 俺がガイの仲間ってんだったらなおさらそうだ」

 

 炎を纏った鬼のような顔の骸骨が現れる。

 しかしインフィルニティは手札が0のときその真価を発揮する。

 つまり彼の手札が0でない今はその真価を発揮しない。

 あくまで()()だが。

 

「ターンを終了、そしてこのとき無の煉獄のもう一つの効果発動! 手札をすべて墓地に送る!」

 

「くっ!」

 

 これでインフィルニティ・ガーディアンの真価が発揮される。

 あのカードは手札が0のとき、バトルでもカード効果でも破壊されないのだから。

 

 少年

 LP4000

 手札0枚

 モンスター:インフィルニティ・ガーディアン(DFE1700)

 魔法・罠:リバース×0

 

 ――ターン・不動竜星――

 

「私のターン、ドロー!」

 

 発されたのはいつも冷静な彼らしからぬ焦りの含まれた声だった。ジャンク・ウォリアーがデッキの中から声をかける。

 

『焦りは禁物や旦那! 相手は満足の旦那と同じカードの使い手や』

 

「わかっている……! 私は調律を発動する! デッキからジャンク・シンクロンを手札に加え、3枚のカードをデッキから墓地へ送る」

 

 竜星は落ちたカードを見て笑みを浮かべた。

 

「ジャンク・シンクロンを召喚!」

 

 宣言とともに現れたのはオレンジの装甲の小さな戦士―ジャンク・シンクロン。

 彼は少年を睨みつけ言い放った。

 

『絶対にマスターを返してもらうからな!』

 

 ジャンク・シンクロン/ATK1300

 

「ジャンク・シンクロンの効果で墓地のボルト・ヘッジホッグを特殊召喚!」

 

 ボルト・ヘッジホッグ/DFE800

 

『チューチュー!』

 

 ボルト・ヘッジホッグも出てくるなり守備表示なのに少年に向かって構えを取っている。

 

「墓地からボルト・ヘッジホッグが蘇生されたことにより、手札からドッペル・ウォリアーを特殊召喚する!」

 

 ドッペル・ウォリアー/ATK800

 

「レベル2のドッペル・ウォリアーにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング! 集いし星が新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!」

 

 レベル3+レベル2=レベル5

 

「シンクロ召喚! いでよ、ジャンク・ウォリアー!」

 

『マスターの居場所、きっちり吐いてもらうで!』

 

「ドッペル・ウォリアーがシンクロ素材として墓地に送られたことで、2体のドッペル・トークンを特殊召喚!」

 

 ドッペル・トークン/ATK400

 

「そしてジャンク・ウォリアーは召喚に成功したとき場にいるレベル2以下のモンスターの攻撃力分、攻撃力をアップする! パワー・オブ・フェローズ!」

 

 ジャンク・ウォリアーの気合に呼応するように2体のモンスターが現れ、ボルト・ヘッジホッグとともにジャンク・ウォリアーへ力を送る。

 

 ジャンク・ウォリアー/ATK2300→3900

 

「カードをセット。ターン終了」

 

 竜星

 LP4000

 手札3枚

 モンスター:ジャンク・ウォリアー(ATK3900)

       ドッペル・トークン×2(ATK400)

       ボルト・ヘッジホッグ(DFE800)

 魔法・罠:リバース×1

 

 ――ターン・少年――

 

「その様子じゃあ、攻撃を防ぐための壁モンスターは手札にねぇようだなあ……攻撃力の高い奴を置いてもたせようって腹積もりか?」

 

 読まれてる……そう思った竜星は、しかし顔には出さずにジッと少年を睨みつけた。

 

「チッ、面白くねぇんだよ。もう少し驚くとかすりゃいいのによぉ。俺のターン、ドローだ! 俺はインフィルニティ・ミラージュを召喚!」

 

 インフィルニティ・ミラージュ/ATK0

 

「インフィルニティ・ミラージュの効果発動! このカードをリリースすることで墓地から2体のインフィルニティを特殊召喚する! 俺が選択するのは、インフィルニティ・アーチャーとインフィルニティ・ネクロマンサーだ!」

 

 インフィルニティ・アーチャー/ATK2000

 インフィルニティ・ネクロマンサー/DFE2000

 

 現れたのは弓を持ったインフィルニティとローブを纏ったインフィルニティ。

 片方の効果は知ってるがもう片方の効果は知らない。

 

「インフィルニティ・アーチャー?」

 

「インフィルニティ・ネクロマンサーの効果だ。1ターンに1度、墓地のインフィルニティを蘇生するぜ。来い、インフィルニティ・デストロイヤー!」

 

 インフィルニティ・デストロイヤー/ATK2300

 

(マズイな……!)

 

 このままでは一気に効果ダメージを1600くらってしまう。

 

「バトルだ! インフィルニティ・デストロイヤー、ドッペル・トークンを攻撃!」

 

「トラップ発動、くず鉄のかかし!」

 

 トークンの前に鉄屑でできたかかしが立ち塞がる。

 

「ハッ、邪魔くせぇかかしが出てきやがった。インフィルニティ・アーチャーでダイレクトアタック!!」

 

『ワイがおるのにダイレクトアタックやと!?』

 

「インフィルニティ・アーチャーは手札が0のときダイレクトアタックできんだよ!」

 

「何だと!? うぁぁ!!」

 

 竜星

 LP4000→2000

 

「チッ、弱すぎるぜテメェ。もっと俺を楽しませろよ、なあ?」

 

 少年

 LP4000

 手札0枚

 モンスター:インフィルニティ・ガーディアン(DFE1700)

       インフィルニティ・ネクロマンサー(DFE2000)

       インフィルニティ・アーチャー(ATK2000)

       インフィルニティ・デストロイヤー(ATK2300)

 魔法・罠:リバース×0

 

 ――ターン・不動竜星――

 

(インフィルニティ・アーチャーとネクロマンサー、デストロイヤーを一気に倒さなければ勝機はない、か……)

 

『おい臨時マスター』

 

 竜星がデッキに指を添えると同時に声が響く。

 

「お前は……!」

 

『次のドローは俺だ。さっさと引け』

 

『そして俺を召喚しやがれ!』

 

 次に聞こえてきたのはエクストラデッキから。乱暴な声だ。だがそこに目の前の少年に対する怒りが籠もっている。

 

「……そうだな、お前達がいれば絶対に勝機はある! 私のターン、ドロー! ドッペル・トークンをリリースしチューナー、クイック・シンクロンを召喚!!」

 

 クイック・シンクロン/ATK700

 

『さっさとしやがれ臨時マスター』

 

「あぁ、レベル5、クイック・シンクロンをレベル2のボルト・ヘッジホッグにチューニング!」

 

 

 レベル5+レベル2=レベル7

 

 

「集いし思いがここに新たな力となる。光さす道となれ! シンクロ召喚! 燃え上がれ、ニトロ・ウォリアー!」

 

 緑色の悪魔のような外見のモンスター、ニトロ・ウォリアーが現れる。

 

『ヒャッハー! やっと俺の出番が来たぜー!』

 

 ニトロ・ウォリアー/ATK2800

 

「ニトロ・ウォリアーでインフィルニティ・デストロイヤーを攻撃! ダイナマイト・ナックル!」

 

「チィッ」

 

「ニトロ・ウォリアーは相手モンスターを破壊したとき、表側守備表示モンスターの表示形式を攻撃表示にしてもう1度攻撃できる! 俺が選択するのはインフィルニティ・ネクロマンサー! ダイナマイト・インパクト!」

 

 ニトロ・ウォリアーの胸から出てきたビームがネクロマンサーを強制的に攻撃表示にする。

 

 インフィルニティ・ネクロマンサー/DFE2000→ATK0

 

「ダイナマイト・ナックル!」

 

「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 少年

 LP4000→1200

 

「て、てめぇ……!」

 

「ジャンク・ウォリアー、インフィルニティ・アーチャーを攻撃しろ! スクラップ・フィ「ストップ!」は?」

 

『ハァァァァ! っは?』

 

 ジャンク・ウォリアーに攻撃させようとするのを止めたのは一人の教師だった。

 青い教師用の制服を着ている。

 

 ということはオベリスクブルーの教師だろうか?

 

「あ、あなたは?」

 

「僕はオベリスクブルーの副寮長と保険医をしています。邦条(ほうじょう)駆矢(かりや)と言います。それより、もうすぐでアカデミアの港に着きます。早く自分の荷物を整えて降りる準備をしてください」

 

 その言葉を聞いた少年は舌打ちをし、

 

「チッ、興醒めだぜ……」

 

 デュエルディスクの電源を切り、去っていこうとする。

 

「お、おい待て!」

 

「いいか不動竜星。いや、スターダスト・ドラゴン!」

 

 少年は指を竜星に向け突きつけ、竜星の本当の名を呼ぶ。

 

「このゲームでテメェに待つのは(敗北)だ。そしてそれを与える俺の名を覚えておけ! 推薦番号4番、ラーイエロー所属、黒葉像一だ!」

 

 竜星は慌てて追いかけようとするがガシッと邦条なる教師に肩を掴まれる。

 

「さ、君も荷物を整えてください」

 

「あ、わた、いや、俺は」

 

「いいですね?」

 

「……」

 

『旦那、めちゃくちゃ悔しいけど、ここに推薦してくれたあの人達に迷惑かけるようなことはでけへん。あの黒葉っちゅー小僧も同じ島におんねん。いつでも会える』

 

『そうですね。ここは我慢して引きましょう』

 

 エフェクト・ヴェーラーは後ろで騒ぐ精霊達をどこかドス黒い笑顔で黙らせるとジャンク・ウォリアーの意見に賛成する。

 

「っ、わかった……」

 

 竜星は爪が食い込むほど強く拳を握り、荷物を整えるためその場から離れた。

 

 

 

「不機嫌そうですね、せっかく助けてあげたのに」

 

 邦条はそう物陰にいる黒葉に言う。そんな邦条に黒葉は咆えた。

 

「うるっせぇんだよ! 手出ししてんじゃねぇよ! ありゃ、俺のデュエルだ!」

 

「でもあなた、あのままじゃ確実に負けてましたよ。あなたのライフは1200、ジャンク・ウォリアーの攻撃で受けるダメージは1900で、ほら、あなたの負け」

 

「そりゃシンクロとほとんどのチューナー抜いてたからな」

 

 そう、この世界でなるべく目立たぬために黒葉はデッキからシンクロと最低限のチューナーをすべて抜いていた。

 だからこそ手加減にもなったのだ。

 

「けど、まさか不動遊星並みの引きの強さを発揮してくるのは誤算だったぜ」

 

「彼は赤き竜の力を分け与えてもらい、僕となってるシグナーの竜。運は強いでしょうね。それにずっと近くで不動遊星のデュエルを見ていましたから。自然とデッキの回し方も、すべて覚えたのでしょう」

 

「ハハッ、これを知ったときの   の反応が気になるぜ」

 

「きっとゲームが面白くなると喜びますよ。さて、そろそろ降りましょうか」

 

「あぁ。ま、あんな竜野郎は俺がすぐにぶっ殺してやるよ」

 

「すぐに脱落にさせるなという命令ですよ?」

 

 黒葉は手をヒラヒラと振り、笑みを浮かべながら言う。

 

「冗談だよ、俺はゲームに紛れてる()を潰す。テメェは    と奴のマイナスの感情をセブンスターズのときまでに高めておいてくれ」

 

「えぇ。でも時々は彼の前に現れて煽ってください。君ほど人の怒りを底上げするのが上手い人はいませんので」

 

 邦条の言葉に黒葉は「わかってるじゃねぇか」と答えると、船を下りて入学式のために校舎へと歩いていった。




 ここまでで女の子一人も出てきてないっていうね!

 大丈夫、次回はVS万丈目の回だから明日香とあともう一人、オリキャラの女の子が出てくる……はず。

 あと何で竜星がオシリスレッドかも明かして、2人目の主人公格のキャラも出す予定です。
 ちなみに十代はセブンスターズ編終盤から3人目の主人公格になる予定です。

 3人も主人公おる……!?
 リリカルなのはかよ!?

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