モンハン!
ポケモン!
入院!
病院!
モチベ切れ!(切実
ネタ切れ!(さらに切実
──飲み込まれた、はずだった。
「────」
ボソリとレッドが何かを呟く。そしてその瞬間、
世界から色が抜け落ちる。灰色の世界。光も、闇も、皆等しく平等に──
──停止する。
「……な、え?」
その空間、認識出来ているのは俺とレッド──恐らく手持ち全員がそうだろう。
世界の、時間の停止。それは馬鹿げた物で、人が持つには大き過ぎる力だ。人の身で世界を支配する。文字通り、全てを。概念を、土地を、五感を、支配する。
どういうことだ? 俺はレッドを見る。レッドの瞳は細められ、そうしてどこか顔つきが──色濃く変わっていた。
「……だぜ──」
レッドが何事かを呟く。そうして、何かの道具を……石を投げ渡される。
「メガシンカ」
時は再び動き始める。
自身の体を覆う光の球体状の膜が、迫る光の圧を凌ぐ。
そして。そして。そして。
「全く……後で説明しなさいよ!」
大きく成長を果たした自身が訪れた静寂を切り裂いた。
◇
その身長は恐らく150を越えている。胸も多少張って、幼女から少女へとグレードアップしたような形だ。
年齢14、5歳位の少女がそこにいた。
痛く驚いた風貌のマチスが。呆然と呟く。
「あれを堪えられるとは……どんな鍛え方を……?」
自爆技。恐らく威力三百。自らの特性も加味して恐らくは威力八百オーバー。
メガシンカ時の結晶で無理やり防いだはいいが。
間違いもなく一撃必殺であろうことは容易に理解出来た。
マチスは両手を上げ、そうして悔しそうに言う。
「降参だ……手持ちももう戦えない」
かくして。無事二つ目のバッジを手に入れた。
マチスの手からレッドの手へ。そらをとぶの権限を解放するバッジはトレーナーカードに貼り付けられる。
そしてその後、もう一つおまけが着いてきた。
マチスから渡されたモンスターボール。でんきポケモンを一体だけ、レッドへプレゼントするそうだ。
「…………」
「よかったじゃないレッド。パーティーが一匹増えるわよ」
「……そうじゃない」
レッドが小刻みに震えて、モンスターボールを握る。
その姿が妙に様になっていて、逃げるように俺はボールに目を定める。
「……まあ。カスミ戦でのメインウェポンが増えたと思えば別に……」
「すっごい気になる引き伸ばし方を止めなさい! 何に怯えているのよ」
そうしてボールをひったくるようにレッドから拝借。
まじまじと観察していると、不意に。
──ゴリィ
「……………………………………………………………ん?」
──ゴリゴリィ
「………………………………………………え」
──ゴリィゴリィゴリゴリゴリィゴリィゴリィゴリゴリゴリゴリゴリゴリィゴリッチュウ!!
「………………………………………………えいっ」
無言で、震える手で天へと放り投げる。
筋肉が割裂することは──ない、と思いたい。
頭割れました。上からDSが降ってきました。
そしてDS復活したのでポケモン厳選だああああああああ↑↑!! モンハンのロケハンだぁあああああ↓↓
シャカチキスタイルに期待 (レンキン