四ツ谷文太郎の幻想怪奇語   作:綾辻真

77 / 150
前回のあらすじ。

『二次会』が始まり、四ツ谷は幻想郷の住人たちに怪談を語り始める――。


其ノ三 (終)

広間の照明が落とされ、その場の光源は広間のあちこちに立てられた蝋燭の明かりだけとなった。

前もって小傘と薊が用意していたのだ。

そして、その変化は五分と立たずに起こった――。

四ツ谷の怪談が始まって直ぐの頃は、彼と関わりの薄い者たちは皆思い思いに騒ぎ、飲み食いをしていたものの、次第にその喧騒が小さくなっていき、最後には誰も声を発する事無く、舞台上にいる四ツ谷の怪談に耳を傾けていた。

まるで催眠術にかかったかのように、四ツ谷の怪談がその場にいる者たち全員の耳からスルリと脳内へと入っていく――。

そう、人間、妖怪、神問わず、その場にいる者は等しく四ツ谷の怪談に知らず知らずのうちに魅入っていたのである。

 

 

 

例えば、紅き館の幼き吸血鬼とその従者の場合――。

 

「――階段の下、蝋燭の明かりが届かない踊り場の隅に……黒い人型の『ナニカ』が両足を抱え、赤い双眸をむき出しにし、ギョロリとこちらを見据え――」

 

 

 

 

 

                    ガサリ……!

 

 

 

 

 

 

「っ!!?」

 

四ツ谷の階段……その言葉を聞いたと同時に、吸血鬼の従者、十六夜咲夜(いざよいさくや)は、視界の端で『ナニカ』が(うごめ)いたのを捕らえた。

視線だけを()()に向けたとき、咲夜は身を硬直させる。

広間の端、蝋燭の明かりが届いていない薄暗い壁際の空間に()()はいた。

 

――黒い人型をした『ナニカ』が両膝を抱えて座り込み、赤い瞳をギョロリと動かしてジッと咲夜を見つめていたのだ……。

 

「!!」

 

得体の知れないモノを視界に捕らえた咲夜は瞬時に自身のメイド服のスカートをたくし上げると、太ももにつけたナイフホルダーから一本のナイフを取り出すと、それを黒い人型に向けて投擲しようとし――。

 

「止めなさい、咲夜」

 

その腕を自身の主である吸血鬼、レミリア・スカーレットに掴まれ、止められる。

 

「お嬢様?」

「……咲夜。あなたが今ナイフを投げようとした場所を、もう一度良く見て見なさい」

 

レミリアにそう促され、咲夜はもう一度人型がいた場所に目を向け、唖然となった。

 

「え……?嘘……アレはどこに……?」

 

今しがたまでそこにいたはずの得体の知れない黒い人型が綺麗さっぱりその場から消え失せていたのである。

いやそれ所か、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

まるで最初から()()()()()()()()()()()()()()()……。

 

「何も無かったわよ咲夜。最初からそこには何も無かった……。あなたは何も無い空間に向けてナイフを投げようとしていたのよ」

「そ、そんな!?そんな、はず、は……!!」

「何なら周りにいる奴らに確認してもいいわよ?……認めなさい。あなたはあの男の怪談に惑わされてしまったのよ」

 

レミリアにそう言われ、半ば呆然となった咲夜はいそいそとナイフを仕舞うと自身の席に座り直した。

しかし、咲夜から見えない所で、レミリア自身も内心、動揺していた。

一瞬、ほんの一瞬ではあったが、レミリアの目にもあの空間に得体の知れない黒い人型が見えていたのだ。

 

(なんて事……!惑わされたの?この私が……!!)

 

密かに創り、その人型に放とうとしていた掌サイズの光弾を握りつぶして消滅させると、レミリアは悔しそうに小さく唇の端を歪めた――。

 

 

 

 

 

 

 

また例えば、地底に住まう一角を持つ鬼の四天王と覚り妖怪の場合。

 

「――暗い人気の無い路地……『アゥ、アゥ』と、どこからか赤子の鳴き声が響き渡る。……と、突然。背中に軽くぶつかるように『ナニカ』がしがみ付き、耳元で幼い無邪気な声で――」

 

 

 

 

 

 

                    アゥ、アゥ……キャハハッ……!

 

 

 

 

 

「!!」

 

突然、自身の背中に小さな『ナニカ』がしがみ付き、耳元で赤子の鳴き声が響いたのを感じた、地底に住まう鬼の四天王の一角、星熊勇儀(ほしぐまゆうぎ)は、反射的に杯を持った手の反対の腕で、自分の背中に張り付いた『ナニカ』を振り払うためにブンッと大きく動かした。

しかし、その腕はすんなりと空を切る。

 

「……?」

 

そこには何も無かった。

腕に何か触れる感触所か、ついさっきまで自分の背中に張り付いていた気配も綺麗さっぱり無くなっていたのだ。

 

「……な~にやってるのさ、勇儀」

 

そんな声が聞こえ、勇儀は隣へと目を向ける。

そこには、現在一緒に酒を飲み交わしている、自分と同じ鬼の四天王にして、幻想郷に来る以前からの仲間であり、同族であり、旧友でもある伊吹萃香が呆れた目をこちらに向けている光景であった。

 

「い、いや今、私の背中に赤子、が……」

 

勇儀は動揺を抑え切れていないようで、やや言葉を詰まらせながら、片手に持った杯を軽く回しながらあぐらをかいて座っている萃香にそう説明する。

それに対して萃香は簡潔に答える。

 

()()()()()()()よ勇儀。さっきも今も、勇儀の背中には何もいなかった」

「何だって!?」

「事実さ。今あんたは突然、()()()()()()()()()()()()()腕を振った。周りには何もいないのに、だ。それがアタシが見た全てさ」

 

萃香の答えに益々混乱する勇儀。

 

「……この私が……呑まれていたって言うのかい?四ツ谷(あいつ)の『怪談』に惑わされて……!」

「呑まれて『いた』、じゃない。飲まれて『いる』んだよ。現在進行形で。あんたも私も……周りの奴らも皆……!」

「冗談だろ……?たかだかわずかな時間しか生きていない人間モドキみたいな奴の『言の葉』に、この私が惑わされたなんて……!」

 

勇儀にして見ればそれほどまでに信じられない事態であった。

仮にも自身は数百、数千年は生きている古き良き鬼の上位種だ。それが、人間の時の分を含めてもせいぜい百年未満ぐらいしか生きていない怪異の『怪談』に魅入られていたなど、そう易々と受け入れられるわけが無かったのである。

それに対して萃香は短くため息をつくと、口を開く。

 

「冗談?アタシが嘘つくわけないだろ?それでも信じられないって言うんなら、あんたの杯を見てみなよ」

 

そう言われ、勇儀は自身が持つ杯に目を落とす。そこには()()()()()()()()()杯があった。

勇儀は首をかしげ、萃香に問いかける。

 

「……これがどうしたって言うのさ?」

「気付かないかい?あいつの『怪談』が始まって、もう十分ぐらい立つ――」

 

 

 

 

 

 

「――あんたさっきから一度も()()()()()()()()()()()()()()()……」

 

 

 

 

 

 

「っ!??」

 

萃香の指摘に、勇儀は一瞬息が止まった。

確かにあの男の『怪談』が始まってから杯に口をつけた記憶が無い。

鬼は戦いだけでなく、大の酒豪でも知られる種族だ。いつもの自分なら十分もあれば、瓶所か酒樽の一個は軽く飲み干している。

それなのに今は一度も酒を飲んでいない。()()()()()()()。これは本来ありえない事であった――。

呆然とする勇儀に萃香は自虐的な笑みを向ける。

 

「……ま、そう言うアタシも、さっきから自分の酒に口をつけていないんだけどねぇ~」

 

そう言いながら萃香は自身が持つ並々と酒が入った杯を軽く回しながら続けて勇儀に口を開いた。

 

「……認めなよ。あいつの『言霊』は古き鬼であるアタシたちの精神を支配するに値するチカラを持っている……。大好きな酒を飲むという欲求をないがしろにして聞き入ってしまう程に、ね」

 

漠然と響く萃香のその言葉に、勇儀は半ば放心状態で聞いていた――。

そしてその声は直ぐ近くに座っていた地底の地霊殿(ちりょうでん)の主である覚り妖怪の耳にも入っていた。

 

(何て事……。あの鬼すらも支配してしまうの?彼の『言質(げんち)』は……?)

 

他者の心を読む事に長けた覚り妖怪、古明地(こめいじ)さとりは、四ツ谷の持つ言葉の力に内心驚愕していた。

彼女は周囲の者たちとは違い、彼の『怪談』に恐怖する事も、ましてやそれで幻覚を見ることも無かった。

何せ彼女には心を読む能力がある故、四ツ谷の心を覗き込んで彼が口からその『怪談』の内容を響くよりも前にそれを知ることができるため、その『怪談』自体に驚きや新鮮さを感じる事は無かったのである――。

しかし――。

 

(何故なの……?『怪談』の内容は全て分かっているのに……何故こうも()()()()()()()()()()……?)

 

もう全て分かっているはずだと言うのに、()()()()()()()()()()()()()()()()という欲求が自身の中にある事に、さとりは激しく動揺した。

そして、その時点で理解する。自身もまた、彼の『怪談』に少なからず呑まれているという事に――。

 

 

 

 

 

 

 

 

また例えば、白玉楼の亡霊姫とその従者である半人半霊の剣客兼庭師の少女の場合。

 

「――目を背けたい。しかし、自分の中にある『何かが』それを許そうとしなかった……。背中に冷たいモノが走り、彼はゆっくりと背後を振り向いた……」

(ふぅん……。これが紫の言っていた四ツ谷さんの怪談、ねぇ……)

 

四ツ谷の怪談を聞いていた白玉楼の主であり、八雲紫の友人でもある西行寺幽々子(さいぎょうじゆゆこ)は、()()()()()()()()()気分になっていた。

 

(……確かに聞いた事の無い『怪談』ばっかりで新鮮さはあるけれど、()()()()()……。まあ、当たり前かしら。私自身が人外の亡霊と言う存在だし、特に恐怖心とかは沸かな――)

「お待ちしました。幽々子様」

 

四ツ谷の怪談を聞きながらそう思考していた幽々子に声がかけられ、幽々子は一時、考えるのを中止してその声の主に向き直る。

そこには短い白髪の少女がお盆に大量の料理を持って立っていた。

 

「あら妖夢。どこに行ってたの?さっきまで姿が見えなかったけど」

「うぅ……。お、お恥ずかしながら台所へ引っ込んでいました。あの四ツ谷って男が怪談を始めると言った瞬間、ここにいられなくなりまして……」

「もぅ、妖夢ってば本当に怖がりさんね。半分幽霊なのに」

 

自身も半人半霊であって幽霊は平気だと言うのに、何故かそれ以外の怪異には怖がってしまう自分の従者、魂魄妖夢(こんぱくようむ)に対し、幽々子はそう言って苦笑を浮かべてしまう。

それを見た妖夢はますます顔を赤くして俯いてしまうも、次の瞬間には(かぶり)を振って幽々子に持っていたお盆の料理を差し出す。

 

「……そ、それよりも幽々子様。もうそろそろ料理が無くなると思い、新しいのを用意しました。たんと召し上がってくだ、さ……い……?」

 

途中から妖夢の声がおかしくなり、首をかしげて幽々子は妖夢を見る。

するとそこには信じられないものを見たかのように固まる妖夢の姿があった。

 

「……?どうしたの、妖夢?」

「……いやいやいや、『どうしたの?』はこちらの台詞(せりふ)ですよ幽々子様!?どうしちゃったんですかそれ!?」

「?」

 

動揺を隠し切れずにそう言う妖夢に促されるようにして、幽々子は怪訝なまま妖夢の視線の先を追う。

するとそこは自分の席の前、机の上に所狭しと置かれ、どの皿にも()()()()()()()()()()()()があった――。

これがどうしたのか、そう幽々子が聞くよりも先に妖夢は答えを叫ぶようにして響いていた。

 

「私が台所に逃げてからもうそれなりの時間がたっているはずなのに、幽々子様はそれから一口もそれらの料理に手をつけた様子がありません!いつもの幽々子様なら()()()()()()、とっくに完食されているはずなのに……!!」

「……!!」

 

妖夢にそう指摘され、幽々子はようやく今の異常性に気付き、再び目の前の料理に目を向ける。

確かにその通りであった。いつもの自分ならこの程度の量の料理。ぺろりと平らげているはず。

それなのに、彼の怪談が始まってから今まで、一度たりとも手をつけた様子も覚えも無かったのである。

 

(嘘でしょ……?)

 

そこに来てようやく幽々子は気付く。

自分は確かに四ツ谷の怪談に恐怖心は抱いていない。しかし、()()()()()()()()()――。

彼の織り成す怪談の世界に、自身は知らず知らずのうちに呑まれ、引き込まれていたことに、幽々子は内心驚愕したのであった――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれが、それぞれの異常事態に気付き、動揺、驚愕、愕然としている間も、四ツ谷の怪談はその場を静かに流れていく。

もはやその場は、四ツ谷の独壇場。怪談が始まるまで各々が馬鹿騒ぎをしていたのにもかかわらず、今は誰もが静かに四ツ谷の怪談に耳を傾けていた――。

広間をはしゃぎ、飛び回っていた妖精も妖怪も、酒を飲んでいた鬼たちも、料理を暴食していた亡霊も、誰もが等しく四ツ谷の怪談に魅入られ、呑まれていた――。

 

やがて夜が明け始める時間帯となった頃、四ツ谷の怪談は静かに幕を下ろした――。

 

「……今宵は私の怪談はここでお開きとさせていただきます。お付き合いされていただきました皆々様には感謝の弁を述べさせていただきます。真にありがとうございました」

 

そう言って深々と頭を下げた四ツ谷に拍手が送られたが、それは彼をよく知る者たちからのがほとんどで、後は半ば呆然としながら四ツ谷を見つめていただけであった。

そして次の瞬間、彼を見るその者たちの印象ががらりと変わった。

その能力を危険視する者。興味を抱く者。これからの彼の活躍に大いにワクワクする者などそれぞれであったが、皆一様に彼に対して無関心ではなくなっており、むしろ特殊だが、ある意味で自分たちと同じ『人外のモノ』である事を認識した瞬間でもあった――。

中には早々に彼にちょっかいを出そうと考えた者たちもいたが、四ツ谷が壇上から消え、再び舞台に現れた八雲紫の言葉によってそれは中止される事となる。

 

「えー皆様。今四ツ谷さんがおっしゃったように、今宵はここで宴会をお開きとさせていただきます。皆様は新参である彼に対してそれぞれ思うところはございましょうが……私からこれだけは言わせていただきます。彼はもはやこの幻想郷を支える支柱の一柱となっており、この世界に必要不可欠な存在となっているのです。それ故、彼にもし害為す事を考えている者がこの場にいるのであれば、それはすなわち、この幻想郷を……ひいてはこの私、八雲紫やその式、またその他の賢者たちに牙を向ける事と同等であると考えてもらわなくてはなりません。……もしそうなった場合、本気(ガチ)で潰させて頂きますので、そのおつもりで……」

 

静かながらも、凄みを利かせた紫のその言葉に、その場にいた者たちは何も言い返すことができなかった――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜が明け、太陽が山の間から僅かに顔を出し始めた頃、四ツ谷会館の前に館長である四ツ谷、小傘、薊の姿があった――。

宴会に来ていた客を全て帰し、三人は朝の空気を吸いながらその朝日に目を細める。

 

「……ようやく終わりましたね~師匠?」

「ああ、正直疲れた」

 

小傘の言葉に、肩に先ほどまで袖を通していた羽織をマントのようにかけた四ツ谷はそう答え、背伸びをする。その途端、四ツ谷の背中からボキボキと骨の音がなった。

力を抜いた四ツ谷は次に薊に声をかける。

 

「お前も疲れたろ?もう朝だが、早く寝な。今日は休館にすっから」

「あ、はい。では一度瑞穂と一緒にお母さんたちの所に戻ってから――」

 

薊がそこまで言った瞬間、向かいにある民家から甲高い悲鳴が響いてきた。

 

「わ、わあぁぁっ!?ね、義理姉(ねえ)さん、勘弁!!」

「修平ィィィ!!私ちゃんと釘刺したわよねえぇぇぇ!?」

「ね、姉さん落ち着いて!?……私は平気だから……!!」

 

その叫び声の主たちと、内容を察した薊は二の句が告げなくなり、真っ赤になって俯いた。

その場に気まずい空気が流れる。四ツ谷はバツが悪そうに頬を指でかくと、薊に声をかける。

 

「あ~、向こうは()()()()()()みたいだから、もう少し瑞穂と一緒に会館(こっち)にいるか……?」

「……はい」

 

四ツ谷の提案に薊は素直に応じる。

その直後、小傘は場の空気を変えるためか、ポンと両手を叩いた。

 

「あ、そうだ師匠。わちきたちから館長就任祝いの贈り物があるんですよ?」

「ん、ほぅ?どんなだ?」

 

四ツ谷がそう問いかけ、小傘は「ちょっと待っててください」と言って会館に入り、直ぐに両手に一つの箱を抱えて戻って来る。

 

「これです」

「開けていいか?」

「はい♪どうぞ!」

 

そう言って差し出された箱を受け取った四ツ谷は箱の蓋を開けた。

するとそこには黒い中折れ帽が入っていた――。

わずかに目を丸くする四ツ谷に小傘は声をかける。

 

「師匠は今日からこの会館の館長ですから、少しでも威厳を高める意味合いもかねて、わちきたちからの贈り物です♪」

「……ほぅ、じゃあ何か?いつもの俺は威厳ゼロか?」

「えっ!?いや、あの……」

「……ヒヒッ、冗談だ。ありがたく受け取っておく」

 

慌てふためく小傘に四ツ谷は軽く笑ってそう言い、中折れ帽を箱から取り出すと、ポンと自分の頭に乗せてみた。

 

「どうだ?」

「似合ってます四ツ谷さん……いえ、館長」

「改めまして師匠。館長就任、おめでとうございます!」

 

薊と小傘に賞賛され、四ツ谷は帽子を片手で抑えながら、いつものように「ヒヒッ」と不気味に笑って見せた――。

 

こうして、人里に新たに建設された『四ツ谷会館』、その館長として就任した四ツ谷文太郎の新たな生活が幕を開けたのであった――。




幕間・弐、終了です。
次回はショートストーリー詰め合わせです。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。