今回の話は…正直あんまり自信がないです。
それでは、本編どうぞ。
《博麗神社》
霊夢「さて、異変調査に行きましょうか…」
龍夜「めっちゃ嫌そうだな」
霊夢「そりゃ嫌よ、面倒くさい」
龍夜「お前、異変解決者じゃないのかよ…」
あれから、霊夢はお札やら封魔針やら持てるだけ
持って、フル装備で異変解決に挑むみたいだが…
龍夜(俺的には、早く日向ぼっこしたいから、
とっとと解決してほしいんだけどな…やる気
なさそう)
龍夜「そうだ、俺も行くよ。能力持ちだし」
霊夢「っ…いいわよ、止めても聞かないだろうし。でも…死なないでよ」
龍夜「?ああ、分かった」
何だ?…一瞬、霊夢の表情が暗くなったような……
霊夢「じゃあ、行きましょうか」
……気のせいか。
龍夜「心当たりはあるのか?」
霊夢「ないわよそんなの。勘よ、勘」
龍夜「不安しかねぇ…」
少年少女飛行中…
《霧の湖》
魔理沙「霊夢~!龍夜~!」
霊夢の勘にしたがって、あてもなくさまよって
いると、魔理沙が手を振りながら飛んで来た。
龍夜「魔理沙か。そういえば、魔理沙も異変
解決者だったな」
魔理沙「ああ、今から博麗神社に向かうところ
だったんだ」
龍夜「じゃあここで会って良かったな。また
突っ込んで来たら、今度はO☆HA☆NA☆SHIレベル
では済まなかったからなあ(黒笑)」
魔理沙「ここに悪魔がいる…」
龍夜・霊夢「「いやあれはお前が悪い」」
魔理沙「なんでこういう時だけハモるんだ!?」
龍夜「悪い悪い。でもそんなことより、もっと
おかしい事がある」
魔理沙「なんだ?」
龍夜「それはな………今夏なのに湖がカッチコチ
に凍ってることだ!」
そう、赤い霧で太陽が隠れ、少し涼しくなった
とはいえ、今は真夏だ。なのに…
あり得ないっつーの!
霊夢「なるほど、言われて見れば確かに変ね」
龍夜「逆になぜ言われるまで気づかなかった!?」
霊夢「いや、だってここ幻想郷だし」
納得してしまう自分が嫌になる……
魔理沙「いやいや、幻想郷でもそんな非常識な
こと、自然には起こらないって!」
龍夜「そのくらいの常識があって助かった。でも、
それじゃあ原因はいったい何d「こら~!」!?」
声のする方を見ると、水色のちっちゃい…妖精?
が飛んで来た。
?「ここはアタイの縄張りだ!帰れ!」
龍夜「お前、誰?」
?「アタイはサイキョーの妖精、チルノだ!」
龍夜「真夏の湖をカッチコチに凍らせるぐらい
には最強みたいだ」
チルノ「ふっふ~ん、すごいだろ(ドヤ顔)!
アタイが本気出せば、あんたたちなんてすぐに
凍らせられるけど、見逃してやるから早く帰れ!」
……こいつ、チョロいタイプだな。
龍夜「そうもいかないからなあ。この霧の
原因を調べなきゃいけなくてな。最強の妖精様
は、何か知らないか?」
チルノ「ああ、それならそこにある紅い建物から
出てるみたいだぞ(照れ)」
龍夜「なるほど…そこまで行きたいから、
ちょっとだけここ通ってもいいか?」
チルノ「特別に許可してやるぞ!気をつけてな!」
龍夜「ああ、ありがとうな」
少年少女飛行中…
やっぱりチョロかった。
魔理沙「お前、丸め込むの上手いな」
龍夜「単純にあいつがチョロいだけだ」
魔理沙「まあ、確かに(笑)」
霊夢「私達からしたら、めんどくさいだけなのよね」
龍夜「そうか。それよりも、見えてきたぞ」
さあ、異変解決開始だ!
この小説のチルノは、おだてると弱いタイプです。
それでは、次回もお楽しみに!