東方紅白龍   作:化道 龍牙

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どうも、死にたがりの道化(ピエロ)です。
時間に余裕があったので、早めに投稿しました。
それでは、本編どうぞ。


vs.魔理沙

龍夜「そういえば、スペカと被弾回数何回だ!?」

 

霊力弾を撃ちながら、魔理沙に尋ねる。

まだ慣れてないから、あまり喋る余裕はないがな!

 

魔理沙「被弾3回、スペカ無制限だ!お前の今の全力を見せてもらうぜ!」

龍夜「そうかよ!」

 

魔理沙は星形の弾幕を撃ってくる。

霊力弾を打ち破ったところを見ると、パワー重視か…って考えてる場合じゃねぇ!

紙一重で躱すが、一発脇腹に被弾する。

 

龍夜「…っ!」

 

霊夢いわく、通常の弾幕ごっこは殺傷性はないみたいだが、めっちゃ痛ぇ…!やっぱパワー重視だなこの弾!

 

魔理沙「どうだ!弾幕はパワーだぜ!」

龍夜「なめるなっ!」

 

どうする、弾幕勝負じゃ多分魔理沙には

敵わない。なら…物理で勝負だ!

 

龍夜「これならどうだ!氷符『ソードフリーザー』!」

 

俺がスペカを宣言すると、氷の弾幕が少し飛び散り、氷の剣が2本、俺の手に握られた。

 

龍夜「どりゃあああ!」

 

俺は空中にいる魔理沙に斬りかかり、隙のない

連撃を仕掛ける。

 

 

霊夢「すごい…初めてで、魔理沙とあそこまで戦えるなんて」

魔理沙「なっ!?なんでお前、外来人なのに

飛べるんだぜ!?」

龍夜「飛んでる訳じゃねえよ!種明かしだ、お前の周りをよく見な!」

魔理沙「!?」

 

魔理沙の周りには、よく見ると、半透明の板が

浮かんでいる。

 

龍夜「それが種さ!霊力で作った板を連続で蹴り続けただけだ!」

魔理沙「なんて攻撃だ!普通思いつかないぞ、そんなの!」

龍夜「こうでもしなきゃ、お前に勝てない

だろうが!」

 

そう言いつつ、連撃を続け、一発被弾させた。

 

魔理沙「っ!お前すごいな龍夜!お礼に私の

とっておきを見せてやるぜ!」

 

そう言うと魔理沙は、中心に陰陽玉がある八角形の道具を取り出した。

 

 

霊夢「!あんたまさか…」

魔理沙「いくぜ!恋符『マスタースパーク』!」

 

魔理沙がスペカを宣言すると、その道具から虹色の極太レーザーが放たれた。

 

龍夜「嘘だろぉぉ!?ギャァァ!」

 

ガードの形をとったが、意味を成さず、俺はレーザーに飲み込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍夜「………ん?」

 

 

気がつくと、紅と白銀が混じりあった、不思議な空間に俺はいた。

 

?『来たか、今代の赤龍帝よ』

?『来たか、今代の白龍皇よ』

龍夜「!?」

 

声のする方を見ると、赤と白の巨大な2匹の龍がいた。それを見ると突然、脳裏に二つの名前が

浮かぶ。

 

龍夜「……お前たちは、赤き龍の帝王(ウェルシュ・ドラゴン)白き龍の皇帝(バニシング・ドラゴン)……か?

 

?『その通り。俺は赤き龍の帝王

(ウェルシュ・ドラゴン)《ドライグ》』

?『我は白き龍の皇帝

(バニシング・ドラゴン)《アルビオン》』

 

やはりか。ということは、こいつらが神器に宿る龍…

 

ドライグ『我らの主よ。我らの力を使いたくば』

アルビオン『その覚悟を我らに示せ』

龍夜「覚悟?」

ドライグ『強い力を持つ者は、力に溺れぬ強い心が必要だ』

アルビオン『我らの力に耐えられる、強い心を

我らに示せ』

ドライグ・アルビオン『『汝が真に我らの力を

求め、その覚悟を示した時、我らは汝を主と

認め、汝の覇道を共に歩まん』』

 

 

彼らがそう言い終わった瞬間、視界が真っ白に

なった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍夜「………ん」

 

再び目を覚ますと、そこは神社の和室だった。

 

霊夢「よかった、目が覚めたのね」

龍夜「ああ」

魔理沙「さっきは悪かったんだぜ」

霊夢「ほんとよ!初めて弾幕ごっこをする人に、マスパ撃っちゃうなんて、何考えてるの!?」

魔理沙「いやー、思ってたより強かったから、

つい…」

霊夢「ついじゃない!」

 

この二人の喧嘩を見ながら俺は、これからの生活を思い浮かべ……

 

龍夜「……ははっ、苦労が重なる未来しか見えねぇな」

 

でも……にぎやかで楽しそうだな、と思い、俺は

静かに微笑むのだった。




スペカ説明

氷符「ソードフリーザー」
オリスペカ。
レイピアのような細身の氷の剣が両手に出現
する。その際、牽制程度の氷弾幕が飛ぶ。
使用者は龍夜。

はい、少し伏線を張りました。
回収は、わりと早いかも(*・∀・*)ノ
あ、ドライグとアルビオンは、ハイスクールDxDの
時系列の後という設定ですので、和解してます。
もしよければ、感想、評価、スペカのアイデアを、
よろしくお願いします。
それでは、次回もお楽しみに!

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