龍夜「おうクソ野郎。8ヶ月も感想の返信以外音沙汰なしで何してやがった」
作者「それについては誠に申し訳ありませんでしたァァ!いえ、ケータイ機種変してしばらくログインできなかったりとか、色々あったんです……」
龍夜「それにしたって長えよ。これからは投稿ペース上げるんだろうな?」
作者「………ほら、タグに投稿速度不安定ってありますし……」
龍夜「よし、遺言は?」
作者「修業のシーンなんですが、アバウトな表現とかカットとかそして時は流れみたいな展開とか多用します。誰も龍夜がひたすら子猫な投げ飛ばされたり祐斗に斬られまくったりを延々繰り返すのを見たくはないでしょうし」
龍夜「本心は?」
作者「そんな事細かに表現できる文章力はありません」
龍夜「よし、死刑執行だ。マスタースパーク」
作者「(^o^)」
龍夜「ちなみに、修業の内容を詳しく書いて欲しいという物好きは、感想とかメッセージとかで伝えてくれれば、
〜紫視点〜
《幻想郷》『博麗神社』
天輝主「紫、久しぶりですね」
龍夜が修業に行った数時間後、天輝主が私を訪ねて来た。
紫「久しぶり、天輝主。またお茶会……というわけではなさそうね」
天輝主「ええ。残念ながら、今回は別件です」
お互いに向かい合って座ると、私はスキマからちゃぶ台と陶器の茶碗と緑茶を出す。
それを一口飲んだ後、天輝主が話を切り出した。
天輝主「今日来たのは……神代龍夜の中の"闇"のことで話があったから。紫も気づいていたのでしょう?」
紫「………ええ」
天輝主「気づいていながら、何故あなたはなんとかしようとしないのです?」
厳しい目つきで天輝主が言う。
きっと彼女は、龍夜に対して何か対策をしたのでしょう。
でも……今回は愚策だったわね。
紫「何もしないのが、一番の最善策だからよ」
天輝主「……どういうこと?」
紫「……半端な光は、かえって闇を浮き彫りにする、ということよ」
〜紫視点 終了〜
~客観的視点~
《ハイスクールD×Dの世界》『修業用結界内部』
イッセー「よし、腹もふくれたし、次は俺が籠手の能力を……いや、待てよ?」
修行再開、と龍夜が意気込んでいたら、なにやらイッセーが考え込む。
龍夜「ん?どうした?」
イッセー「…いや、やっぱり籠手の修行は後に
しようぜ(ニヤリ)」
龍夜「………?」
ヴァーリ「(ああ、また変なこと考えてるな
お前…)」
イッセー「それまで、戦闘の修行でもしよう。俺、みんなを呼んでくる!」
少年
リアス・朱乃・アーシア「私達が、『魔力操作』を教えます(!)」
イリナ・ロスヴァイセ「じゃあ、私達は『神力
操作』を」
子猫「では…私が『体術』を」
祐斗・ゼノヴィア「じゃあ、僕(私)達が『剣術』だ(な)」
龍夜「お、おう…よろしくお願いします」
イッセー「頑張れよ、龍夜!」
こうして、時間潰s…戦闘の修行が始まった……
のだが……
『魔力操作』
リアス「まずは、魔力を固めて形にしてみましょう」
龍夜「弾幕で慣れてるから余裕だ(龍とか翼の形を指先で作りながら)」
リアス「………そ、そう……」
朱乃「あらあら、うふふ♪」
アーシア「す、凄いです!」
『神力操作』
作者「魔力操作とほぼ同じだったので割愛」
イリナ「ちょっと、私達の扱いひどくない!?」
ロスヴァイセ「……どうせ私なんて……」
『体術』
子猫「せいっ…!やぁっ…!」
龍夜「
子猫「……ムカッ」
『剣術』
祐斗「ハアァッ!」
ゼノヴィア「セイッ!」
龍夜「…祐斗は素早いが直線的、ゼノヴィアは攻撃が大振りだッ!」
祐斗・ゼノヴィア「「逆に指南!?」」
ゼノヴィア「お前……修業に来たにしては、戦闘技術が高過ぎないか?」
龍夜「アホみたいに強い師匠が二人いたもんでな……(遠い目)」
結論を言えば……修業にはならなかった。
霊夢や魔理沙といった滅茶苦茶な師匠に鍛えられ、異変解決も経験した龍夜なので、戦いの基礎は充分過ぎるほど身についていたのである。
祐斗「ところで、君は自分の剣は持っているのかい?」
龍夜「ああ。《Blade!》ほら」
そう言うと龍夜は、何故か籠手に空いていた穴----正確には、元々はイッセーのアスカロンが収納されていた穴----から、神刀・天照を取り出す。
すると、祐斗の表情が何故か、腑に落ちない、というように曇る。
龍夜「…どうした?」
祐斗「……いや、見たところその剣は、どちらかというと戦闘用じゃないんだ」
龍夜「戦闘用じゃない……?」
祐斗「うん。剣というよりは祭具に近い感じ。……でも、それにしては力が強い…まるで、何かを無理矢理剣にしたような……?」
龍夜「無理矢理……」
ゼノヴィア「まあ、いいじゃないか、そんなことは」
祐斗と龍夜が難しい顔で疑念を抱いているのを見て、ゼノヴィアがそう言った。
ゼノヴィア「別に、戦いに使えないってわけじゃないんだろう?」
祐斗「え、うん……」
ゼノヴィア「じゃあ問題ないだろう」
リアス「ねえ、ちょっといいかしら?」
突然、リアスが皆の注目を集める。
リアス「見ての通り、龍夜はかなりの実力を持っているわ。だから、基礎の修業じゃなくて、本気の勝負をしてみようと思うの。どう?」
ゼノヴィア「いいな…!お互いに勉強になる!」
子猫「私も…賛成。私を遅いと言ったこと…後悔させてあげます(黒笑)」
祐斗「顔が怖いよ、子猫ちゃん……」
朱乃「いいんじゃないかしら、ふふふ」
どうやら、実戦で決まりそうである。
龍夜「……お、お手柔らかに………」
龍夜は苦笑とともに、実戦の準備を始める。
龍夜(……しかし、戦闘用じゃないなら………何故、天輝主はこの刀を俺に渡したんだ……?)
その時、神刀・天照が反射した僅かな光に照らされた龍夜の影が、一瞬だけ、闇のように深くなり、龍のように蠢いたことに、気づいた者はいなかった。
〜夜までカット〜
龍夜「疲れた……」
龍夜が結界から出てはじめに出た一言はそれだった。
なにせ、夜までぶっ通しで戦闘だったのだから、当然である。
もちろん、これは龍夜にかなりの影響を与えた。
そのため、強くなったのは間違いないのだが、子猫に軽々と投げ飛ばされたり、朱乃の雷光で焦げてアフロになったり(もちろんアーシアが治してくれた)、祐斗に見えないほどのスピードで斬られたりしたため、龍夜には強くなった自覚がないようである。
龍夜「とりあえず、風呂で汗を流してご飯食べよう……」
そう言って龍夜はふと、結局籠手の修業はしなかったな、と思い出す。
まあいいか、と風呂に入ろうとするが、
イッセー「待ってたぜ、龍夜!」
風呂場の前で、タオルを腰に巻いたイッセーが仁王立ちしていた。
龍夜「……とりあえず、風呂入っていいか?今日はもう体がガタガタなんだが」
イッセー「おう、というかそれが修業の一環なんだ」
龍夜「………?」
少年入浴中…
龍夜「……いやどこが修業なんだよ」
湯船にどっぷりと浸かりながら、龍夜はイッセーにツッコむ。
イッセー「これからが、修業なんだよ」
龍夜「………?」
イッセーは不気味に笑うと、先に湯船から上がって風呂から出る。
そして、外から風呂のドアの鍵を閉めた。
ちなみにこの風呂は中から鍵を開けられないタイプのやつである。
龍夜「………は?」
イッセー「籠手のもう一つの能力はな、『透過』……いろんな物をすり抜けたり出来る力だ。というわけで、龍夜にはこの密室風呂から透過で脱出してもらう。ちなみにあと一時間でリアスたちが風呂に入りに来るから、それまでに出ないと生きれる保証はないぞ(黒笑)」
龍夜「……なんだとォォォ!?」
とんでもない爆弾発言がイッセーから飛び出した。
さっきまでリアスたちの恐ろしさを味わっていたのだから、龍夜の恐怖は相当であろう。
イッセー「じゃ、頑張れよー」
龍夜「ふざっけんなァァ!あいつ後で絶対仕返ししてやらァァ!」
こうして、割とマジで命がけの、透過の修業が幕を開けた。
10分後
龍夜「……コツすら掴めない……」
30分後
龍夜「ヤバイヤバイ、時間がない……!反射の時みたいに、イメージが大切なのか…? ………ああくそ、透明人間のイメージは違うか……!」
ドライグ《すまん……俺の元相棒が本当にすまん……》
50分後
龍夜「………オワタ………せめて風呂の湯気で隠れて見つからないみたいな奇跡を祈って、影を薄くして端っこにいよう」
59分後
龍夜「消えろ、俺の気配……薄くなれ、俺の影……《Penetrate!》……あ、出来た、のか……?」
残り一分の土壇場で、影を極端に薄くするイメージで透過を成功させた龍夜だが、それを自覚して喜ぶ元気はもう残っていなかったので、さっさと壁をすり抜けて脱出した。
まあ、これほど生きた心地がしなかったであろう風呂もそうそうないだろう。ドライグ曰く《
1時間30分後
イッセー「……ヴァーリに聞いた感じだと、龍夜は追い込むほど強くなるタイプだ。だからあんな手段に出たわけだけど……マジで大丈夫かな、龍夜……?」
龍夜「ああ、地べたを這い、泥水啜った気分で戻って来てやったぞイッセー……」
イッセー「龍夜!?……大丈夫か……?」
龍夜「大丈夫じゃねえよ……だから仕返しに来た……受けろ対イッセー必殺ッ」
イッセー「ちょっと待て、そこまで怒らなくてm」
龍夜(女)「擬似お色気の術〜♡」
イッセー「グファ(鼻血)」
龍夜(女)「勝った……!計画通り……」
擬似お色気の術…『龍夜女体化大騒動』にて手に入れた《自由自在に性転換できる程度の能力》を用いて、NARUTOで有名なお色気の術を再現する対ドスケベ技。
次回もお楽しみに!