魔法科高校の愛溺事録   作:薔薇大書館の管理人

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料金は高かったけど、第二弾特典ゲットのため、二回目見に行ってきた!
相変わらずの達也様のカッコよさでわなわな震えたぜ!


道すがらの町巡り

 

 

 

 

 

 

 

 

 無事に仲直りできた幹比古とミツは、二人の様子が心配になって訪ねてきたレオと一緒に町の賑わいが見える場所にいた。なぜ三人がここにいるのかというと、話は少し遡る事になる。

 

 

 

 

 

 ★★★

 

 

 

 

 「いや~、別に誤解はしていないからな?ただ二人ともようやく仲直りできたみたいだからしばらくそっとしておいた方がいいと思っただけだからな?」

 

 

 「もういいよ、レオ。気持ちだけもらっておくから。ところで、何か用事があったんじゃない?わざわざ僕たちの様子を見に来たわけじゃないんだろ?」

 

 

 「え?そうだったのですか?」

 

 

 「………ダチを心配してきては駄目なのかよ。…まぁいいや、半分はそうだしな。」

 

 

 見事に脱力して、リアクションしてみせるレオだったが、二人ともこれにはスルーする。ミツはレオがわざわざ様子を見に来てくれる友達思いの人なんだと思っていたため、驚いてはいたが。

 

 

 「それで何?」

 

 

 「それがよ、幹比古。これからちょっと付いて来てほしい所があんだけど、一緒に来てくれねぇ~か?」

 

 

 「今から? どこに?」

 

 

 「行ってみればわかるって。歩きながらでも話すからよ! …あ、でも俺もまだよく分かんなかったっけか?…そうだ、美……じゃなかった、ミツって呼んでいいか?」

 

 

 「え?あ、はい、どうぞ。」

 

 

 幹比古と話していたレオに唐突に話しかけられ、呼び捨てでもいいかと尋ねられたミツは驚愕するが、すぐに笑顔を浮かべて了承する。

 

 

 (僕だってまだミツさんを呼び捨てになんてできないのに、レオはあっさりと呼ぶなんてずるいよ…。)

 

 

 その傍らで幹比古がレオに対して嫉妬の感情を向けていた事は二人とも鈍感なので気づかなかった。ただなぜミツに嫉妬を向けているのか、まだ幹比古も気づいていなかった。

 

 

 そんな心境を抱かれている事は知らずに、レオの話は続く。

 

 

 「悪いけどよ、道案内してもらってもいいか?俺、この辺りに来てまだ日が浅くてよ~。街並みも似たような場所がありすぎて覚えきれていないんだ。

  よかったら、目的地に着くまで、街の中を歩きながら教えてくれねぇ~か?」

 

 

 「そうなのですか?私は構いませんよ。困っている人を助けるのは当たり前ですから。」

 

 

 二つ返事で町案内役を了承してくれたミツにお礼を言うレオは、雄叫びを上げて喜んだ。

 

 この後、女将にも事情をざっと話し、二人を連れていく事を認めてもらったうえで、三人で町へと歩き、目的地に着くまでだが、町巡りをする事になったのであった。

 

 

 

 

 早速お腹を空かせたレオが真っ先に団子屋へ足を運んで美味しそうに頬張る姿を見て、幹比古とミツは楽しそうに笑う面々が町巡りの初めの一時を盛り上げていくのだった…。

 

 

 




眠いが、頑張るぞ~!!
次回はレオに連れられて幹比古達はどこに行くのか~~!!

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