――早く帰りますよ先輩!
――はいはい・・・・なんでそんなに元気なんだよ・・・。
――先輩より体力があるから?
――ぶっ飛ばすぞこの野郎・・・・・・。
――できるもんならしてみろですよーだ!べー!
――このガキ・・・・・・そんないはしゃいでたら危ないぞ。
――ここ歩道ですよ?そんな危ない事なんか・・・・・・。
キキーッ!
――・・・・・・え?
――あぶねぇっ!!
ドガシャーンッ!
***
「・・・・・・・・はっ!」
目が覚めた瞬間、無我夢中で辺りを見渡した。俺が今いるのは実家のある兵庫県に向かって走っている新幹線の中。そして俺の顔からは大量の冷や汗が流れていた。
(なんだ・・・夢か・・・・・・けどなんであの時を今思い出すんだよ・・)
「・・・うや・・・・ゅうや」
「えっ?」
「ちょっと大丈夫?汗酷いけど・・・」
「・・・絵里」
耳につけていたイヤホンを外した絵里が俺の顔から出ている冷や汗をハンドタオルで
拭いてくれている。
「凄い魘されてたけど何かあったの?」
「いや・・・・・・少し・・・な?」
「私に言えないこと?」
「いや、ちょっと昔を思い出しただけだから心配しなくて大丈夫だぞ」
「本当?辛かったら言いなさいよ?」
「あぁ・・・じゃさっそくお願いがあるんだが・・・」
「何?」
「膝枕してくれ」
「時と場合を考えなさい」
「はい・・・・・・」
「隆也の実家に帰ったらしてあげるから」
「マジか!約束だからな!」
「はいはい。そろそろ兵庫県に入るらしいから準備しなさいよ」
「え?俺どれくらい寝てた?」
「軽く2時間以上は・・・・・・」
「・・・・・・富士山見れなかった・・・不幸だ・・・」
『次は~西明石~西明石に止まります』
***
新幹線から降りた俺と絵里はキャリーバックを転がしながら駅の外に出た。今日の天気は絶好の晴れ日和。しかも少し風も吹いている。いい実家帰りの日である。
「ねえ隆也。隆也の実家ってどこにあるの?」
「あぁ、○○って処なんだ。凄いド田舎だけど」
「え?ここからじゃ少し距離があるんじゃ・・・・・・」
「勿論向かえは来るよ。ていうか来てる」
「へ?」
「あそこ」
「?」
俺が指を差した方向にはバスのロータリーの端っこで車に背を預けている身長190を軽く超えているガタイの良い男の人が立っていた。
「ね、ねえ隆也・・・・人違いじゃない?あんた大きな人なわけ・・・」
「ビビりすぎだ・・・・」
高身長の男が俺たちに気付きゆっくりこっちに歩み寄ってくる。
「っ!」
「おい絵里。後ろに隠れるなよ」
「だって・・・少し怖いから」
「注射を嫌がる子供か」
「注射は怖くないわよ!」
「そこは否定するんだ・・・・・・」
絵里と茶番を繰り広げていると俺の目の前に高身長の男がすでに立っていた。
「よう。元気にしてたかハゲ」
「ハゲてねえよ。そっちも元気そうやな」
「仕事で毎日大変やけどな・・・。ハゲみたいな顔しやがって」
「ハゲみたいな顔ってなんやねん・・・・・」
「え・・・隆也?この人は・・・・・?」
「あぁ、紹介するよ。こいつは俺の高校時代の友達で社会人の
「よろしく。絢瀬絵里さん・・・でいいのかな?」
「あ、どうも!私の名前知ってるんですね・・・」
「こいつから聞いたからな。彼女できたって俺に報告してきた時はどんだけ殺してやろうかと思ったか・・・・・・」
「ご・・・ごめん・・・」
「隆也そうだったんだ・・・・・・」
「ちょっと!?少し引かないで!?」
「おい、イチャイチャしなくてから早く行くぞ」
「「イチャイチャなんかしてない!」」
(相性ピッタリやんけ・・・・・・)
***
俺と絵里の荷物を車に乗せ、俺は助手席、絵里は後ろに座り移動を開始した。
「どうだ隆也、大学は」
「勉強に追いつけなくて死にそう・・・」
「やっぱり大学でもアホやったか・・・」
「え?やっぱりってどういうことですか?」
「こいつは高校では頭悪かってんよ。中々酷い点数を・・・」
「おいコラ!絵里にバラすんじゃねえよ!」
「別に良いやんけ。減るもんでもなし」
「絵里の俺へに対する信頼度が減る!」
「元から無いやろ」
「シャラップ!」
「あはは・・・2人とも仲が良いのね」
「もう4年間ぐらいの仲やからなぁ。高校時代は色々と迷惑かけちまったけど」
「迷惑しか思い出に無いかな」
「本当に頼むからその口閉じとけ!」
「冗談やって・・・・・・・・・・・・・・・・・・多分」
「多分!?」
「というか少しうるさいから黙れ隆也」
「誰のせいだ誰の!」
(本当に仲がいいのねこの2人。まるで穂乃課と海未みたい)
「ねえ隆也。芝多さんのことについて教えてよ」
「芝多の?んー・・・優しいが1番の魅力だな。俺ら高校では休み時間はずっと一緒にいたし、よく一緒に遊んだし。あと強くて義理堅い。よく人のために動いてくれるし守ってくれる」
「強くて逞しい人なのね。芝多さん」
「やめろ・・・恥ずかしいから・・・・・・」
「後は・・・・・アニメが好きで、よく色んなライブにいったり、他に・・・ぎゃふんっ!」
芝多におもいっきり拳骨された。
「家着くまで口を開くな。オーケー?」
「No!!」
「後で覚えとけ・・・・・・」
「ふふっ・・・。ようするに良い人なのね」
「その通り」
「もう好きにしろ・・・」
・
・
・
「ところで隆也」
「ん?」
「足はどうだ?痛みとかは」
(足?)
「あー・・・まあまあって処かな。この頃痛みは無いから」
「そうか、けどもう無理はすんなよ?翔輝から聞いたぞ。技使ったんだろ?」
「あの時は流石に痛かったかな。無理はしないようにするよ」
絵里は首を傾げた。足がどうしたのかさっぱり分かっていない。技と聞いた時は以前私を助けてくれた時に使った技のことなのだろうかと思い返す。けど、『痛み』というのがよく分からない。隆也から足が悪いとは聞いた事が無い。
(どういうこと・・・?)
「隆也、そろそろ着くぞ。準備しろ」
「おう。絵里、降りる準備して」
「え!?あ、うん・・・」
都会感が出ていた街並みから一変して完全な田舎道を車は進んでいた。狭い道を進んで行き到着した場所は海未の家に比べると少し小さいがかなり立派な屋敷が立っていた。
「ここが・・・隆也の実家?」
「あぁ、この家は俺のおじいちゃんが建てたんだ。大工さん兼土地の不動産をやっててな。試作として作ったのがこの家なんだ」
「へぇ、綺麗な家ね」
「この家から出て1人暮らしするのは色々と複雑な気分になったけどな」
「東京の大学なんだから仕方ないだろ」
「まあそうなんだけどな・・・・・・」
「・・・・・・・・」
隆也の顔がこの時少し暗くなったのを絵里は見逃さなかった。
・
・
・
車から荷物を降ろした隆也と絵里は車から顔を出している芝多に手を振った。
「芝多ありがとな」
「本当にありがとうございます!」
「あぁ、気にすんな。また来るからその時連絡する」
「おう、事故するなよ」
「お前には言われたくないわ」
芝多はそのまま細い道を通って行き自分の家へと戻っていった。
「さてと、家に入るか」
「なんだか緊張するわね・・・・・・」
「緊張なんかするなよ。今家に居るの俺のお母さんだけだから」
「そ、そうなの?大丈夫・・・緊張なんかしてないんだから・・・」
(嘘丸見えだ・・・・)
だってさっきから目が泳いでるしそわそわしてるし。
「まぁ、まずは家に入るか」
「えぇ」
駐車場には一台の車とバイクカバーを被さっているバイクが3台置いてあった。
「あ、もうこれ帰ってきてたんだ」
「え?隆也バイク2台もちなの?」
「東京にあるホーネットとここにあるのが俺のバイク。残りの二つは父さんのだ」
「バイク親子ね」
「間違いない」
石畳で出来た客路を進み玄関に到着。玄関の上には少し大きめな字で『横山』と書かれてある。
「大きな玄関ね」
「毎回思う・・・凄い恥ずかしい・・・」
玄関は家の顔だとか何とか言ってたな。だからこんな玄関にしたのかおじいちゃん。
そして玄関の取っ手に手を掛けて扉を開いた。
「ただいまー」
「お、おじゃまします・・・・・・」
その時、扉の奥からこちらに向かって走ってくる音が聞こえてくる。
「おかえりなさい!」
そこに立っていたのは俺の母親こと、
***
「絵里ちゃんの話は隆也からよく聞いてたけど生はこんなに可愛い子なんて~!」
「あ、あの~・・・そろそろ離してもらえないでしょうか?」
「やっぱりこうなったか・・・・・・」
現在、荷物を下ろして実家の居間にいるのだが、見事に絵里が俺の母さんに捕まった。付き合い始めたといった連絡や顔写真は母さんにメールで送ってはあった。送るたびに『可愛い!』と返信してきている。しかもだ。俺の母さんは可愛い女の子が大好きなのである。流石に道ですれ違った女の子に抱きつくなどはしないが俺の後輩の女の子や信也が連れてくる女の子、または俺の『姉』が連れてくる友達など。連れて来た可愛い子に対して躊躇無く抱きしめている。母さんにとってはただただ普通のスキンシップだと思っているのだろうが抱きつかれてる本人達からしたら勿論びっくりする。現に絵里がその状態になっちゃっている。
「母さん。もうそれぐらいにしてくれませんかね?絵里が困ってるから」
「後少しだけダメ?」
「ダメです」
「もう、ケチなんだから」
やっと介抱された絵里は母さんにビクビクしながら俺の後ろに隠れてしまう。
「けど隆也も隅に置けないわね。こんな可愛い子を彼女にしちゃうなんて」
「まるで俺がおかしいみたいな言い方だな・・・」
「間違ってる?」
「息子に対してなんて言い方だ・・・・・・」
これが通常なのでノープログレム。
「さて絢瀬絵里ちゃん」
「は、はい」
「私は隆也の母親の利子よ。ここを自分の家だと思ってのんびりしていってね」
「あ、はい!ありがとうございます!」
「それで隆也。すぐにお墓に行くの?」
「行くよ。今回帰ってきたのもそれが目的だから」
「わかった。『奈央』と私とおじいちゃんはもうお墓参りしたからあとは隆也だけだからね。お花とかは用意するから少しだけ待ってて」
「あいよ」
母さんはそのまま居間を後にした。
「凄いお母さんね」
「ここに来た奴は全員それを言うぞ」
「後凄く若いわね」
そう、俺の母さんは年齢とは裏腹に凄く若いのだ。肌にはハリがあり皺が一切無いのだ。しかも動きが20代の女性とほぼ遜色ない。
「ちなみに歳は48な」
「・・・・・・・・・・・・若返りの秘訣を教えてもらわないと」
「そこ気にする歳じゃないだろ!」
「乙女には必要なことなのよ・・・」
「まずは落ち着くことからはじめましょう!」
その後母さんからお参り用のお花と線香を貰い家を出た。
***
田舎感満載の風景を眺めながら移動する。お墓は歩いていける距離なのでバイクにも乗る必要もない。懐かしい風景を眺め名がた移動する俺と絵里。
「東京と比べたらのどかなところね」
「車とかの音がなくて五月蝿くないからな。しかも空気が綺麗だ」
「東京は少し排気ガスが酷いわよね」
「喘息持ちに同情するよ」
「それと、こういう処でお昼寝したらぐっすり眠れそうね」
「寝るには最適だが財布を取られたり友達からのドッキリにはご注意を」
「隆也のそれは経験談?」
「・・・・・・・・・ご想像にお任せします」
(あったのね・・・・・)
喋りながら移動していると気がついたら墓地に到着。手桶に水を入れ横山家の墓の場所に移動する。
そして、『横山家ノ墓』と書かれた墓石の目の前に着いた。
「・・・・・・隆也のお婆様って、どんな方だったの?」
「凄く優しい人だったよ。よく褒めてくれたしよく叱ってくれたし、教育者としたらお婆ちゃんの右に出るのは居ないんじゃないかな・・・」
「そう・・・良い人だったのね」
「バカしすぎて良く怒られたのが良い思い出だよ」
「あ・・・・・・隆也・・・」
毎回のことだ。墓参りに来ると少しだけ涙が出てしまう。亡くなったときは一生分泣いたからもう涙は枯れたんじゃないかって思ってたんだけどな。やっぱり心残りがあるのかもな。
「ご、ごめんなさい隆也。私、無神経だったわよね・・・」
「いや、気にするな。いつものことだから」
「ごめんなさい・・・」
「別に怒ってないんだから大丈夫だよ。んじゃ軽く草刈して線香焚くか」
「えぇ」
墓回りに生えている雑草を草刈鎌で刈っていく。母さんたちが先に墓参りしたから雑草など色々綺麗にされていると思う奴もいるかもしれないがそれは違う。ここを掃除するのは俺の役目だ。お婆ちゃんが生きていた時に返せなかった沢山の恩をせめてこういう処でも返せればと思ってお墓を掃除している。
絵里にはお墓を綺麗に拭いてもらっている。本当だったら他者の人にしてもらう事じゃないんだけど絵里が。
『私にも何かやらせて』
と聞かないものだから、綺麗に拭いてもらっている。
大体の雑草を刈り終わり、墓も拭き終わったところで、手桶で墓に水を掛ける。それを終えたらポケットに入れていたライターで線香に火をつけ墓にお供えする。母さんに準備してもらった花も添える。
俺と絵里に墓の前でしゃがみこみ手をそろえる。数十秒の黙祷をし終え目を開けた。
「お婆ちゃん。俺いまでも元気やで。ちゃんと朝昼晩飯食ってるしよく寝てるし風呂もしっかり入ってるよ。タバコもギャンブルもしてないし、人に迷惑掛けたりは・・・少ししてるかもな。いや少し以上やな。けど人として恥ずかしくないように生きてるよ。それにさ、俺には絢瀬絵里って彼女もできたからさ。より一層お婆ちゃんに認められるような男にならないとって自覚してるよ」
(隆也・・・・・・)
「またここには来るよ。俺の一年の恒例行事みたいなモンだからさ」
墓の前で立ち上がる。
「じゃ、今日はもう行くわ。こんどはお婆ちゃんの好きだった柏餅でも持ってくるよ」
掃除道具などを仕舞い、一度墓にお辞儀する。
「俺のことをここまで育ててくれてありがとうございます。これからもがんばっていきます」
体を起こし墓に背を向ける歩き出す。絵里もその俺の後ろを着いてくる。
『絢瀬絵里さん』
「!?」
後ろを振り向いたら墓の近くで隆也のお婆様らしき人が立って笑っていた。
『隆也の事よろしくお願いしますね』
笑顔で軽く頭を下げてお辞儀をしてきたので、私も笑顔で答えた。
『はい。任せてください!』
***
隆也の家に帰ると利子さんが隆也に『ちょっとお使いに行って来てくれないかしらというか行って来なさいていうか行け行かないと今日は物置で寝てもらうわよ』と見事に噛まずに言われた命令に反論をすることも許されぬまま買い物に行った。
その間私は隆也が東京に行く前に使っていた部屋でのんびりしててと言われたので部屋に向かった。中に入るとまさに男の部屋という感じである。特に家具が置かれてるというわけでもなく散らかってるわけでもなく綺麗に整理整頓されている。
そして本棚にはラノベが沢山ありその横には大量の写真立てがあった。写真には隆也の小学生の頃から今に至るまでの写真が飾られてあった。
「意外と隆也の小さな頃って可愛いわね・・・・・・・・弟に欲しいかも」
幼稚園の頃の写真を見終わり次は小学生の頃の写真。これは面に運動会や文化祭、後はバスケットボールをしている時の写真。
「やっぱりあの運動神経はバスケから来ているのね。かっこいい」
中学生の頃の話はあの時隆也のお父さんから聞いている。辛い思い出しかないから中学時代の写真は少ししか無かった。
そして次は高校時代の写真。いままでの写真より一層量が多かった。一年生、二年生、三年生の頃の写真が種類別にしっかりと分けられている。さらに写真立ての横には少し分厚いアルバムも。高校時代の写真には体育祭、文化祭、そして部活動での写真。そして柔道での試合の写真もある。
「隆也ってこの頃に成長期を迎えたのね。小学生の頃、中学生の頃はそこまで身長は変わらなかったのに高校になって一気に背が大きくなってる・・・・・・」
高校時代の写真の隆也は凄くイキイキしてるように見える。友達との集合写真やツーショットなどなど。
「隆也、よかったわね」
大体の写真を見終える1つだけ伏せてあった写真たてがあった。好奇心でその伏せてる写真を眺める。そこには部活動での集合写真があった。全員部活のユニフォームを着てカメラに向かって満面の笑みを浮かべている。勿論そこには隆也も翔輝もいた。けどなぜか、隆也だけ姿が違っていた。
「これは・・・・・・」
隆也だけユニフォームを着ておらず、そして手には二つの松葉杖と右足には膝から足全てが隠れるほどの大きなギブスと包帯が付けられていた。
「あ、見ちゃったか」
「・・・利子さん」
「やっぱり、気になっちゃうよね。隆也のそれは」
「はい、この家に来る前にも芝多さんと意味深な話をしていました。足がどうとかって・・・・・・」
「まったく隆也ったら、絵里ちゃんに話してなかったのね・・・」
「利子さん。隆也のこれは一体・・・・・・」
「そうね。絵里ちゃんにも話ましょうか。隆也が帰ってくるまで時間あるから」
隆也の部屋にある机を挟んで私達は向き合った。そして利子さんは『少し長話になるからこれも』といって二つ紅茶を用意してくれた。
「絵里ちゃん。隆也は多分好きでこの話を隠してたわけじゃないと思うの。それだけは分かってあげてね」
「はい・・・分かってます」
「じゃ、今から教えるわね」
利子さんは紅茶を一口飲み私に鋭い視線を向けてきた。
私はある程度の予想はしていた。隆也の事だから何かしらのことがあって足の骨を『折った』のだろうと。けど、そんな考えは一瞬で消された。利子さんの口から出た言葉はそんな予想を簡単に崩すほどの言葉だった。
「隆也はもう・・・・・・バスケも柔道もできないのよ」
一ヶ月経ちやっと執筆する事ができました。お待ちしていた皆様大変申し訳ありませんでした。そして待っていただきありがとうございます。
こちらの諸事情により投稿が大変おそくなってしまいました。これからもまた遅くなると思いますがこの話を完結できるようにがんばろうと思います。
では今回はここまで!
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じゃあ・・・・・・またな!