遊戯王ARCーV 生き残った儀式使い   作:AMs

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メリークルシメマス!

皆さんクルシメマスは楽しんでいますか?

因みに自分は家でFGOイベント周回しています。

まあそんな事はどうでもいいのですがでは本編をどうぞ。

※カード効果を修正しました。


43話 協力者

「私のターン!そろそろこのデュエルを終わらせるとするか。」

 

このターンで決めるだと!?

 

「私は”ハングリーコック”効果発動!1ターンに1度、デッキからバーガーのレシピを1枚手札に加える!」

 

 

ハングリーコック レベル4 闇

悪魔族/効果 A1800/D500

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分のメインフェイズに発動できる。デッキから「バーガーのレシピ」カード1枚を選択し手札に加える。

②:このカードを使用して儀式召喚した「ハングリーバーガー」は効果では破壊されず、攻撃力・守備力は400アップし以下の効果を得る。

●このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時までカードの効果を発動できない。

 

 

「またハングリーバーガーか!」

 

「いつ私がハングリーバーガーを出すと言った?」

 

「何っ!?」

 

「私は”チーズバーガーのレシピ”を手札に加える!」

 

「チーズバーガー・・・まさか!?」

 

「私は<ハングリーチーズ A1200>を召喚!召喚時効果でデッキから”ハングリーチーズバーガー”を手札に加える。」

 

「やはり新しいハングリーバーガーか!」

 

「私は儀式魔法<チーズバーガーのレシピ>を発動!私はフィールドのレベル3のハングリーチーズとレベル4のハングリーコックを生贄に捧げる!儀式召喚!レベル7!<ハングリーチーズバーガー A2500>!」

 

シャルの場に新たに表れたモンスターは、見た目はハングリーバーガーだが中にチーズが加わっており牙からチーズがタレ落ちていてより不気味な姿をしていた。

 

 

チーズバーガーのレシピ 儀式魔法

「ハングリーチーズバーガー」または「ハングリーバーガー」の降臨に必要。

①:フィールドか手札から、儀式召喚するモンスターと同じレベルになるようにモンスターをまたは「ハングリーバーガー」を1体をリリースしなければならない

②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「ハングリー」モンスター1体を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。この効果はこのカードが墓地に送られたターンに発動できない。

 

 

「”儀式の生命保険”の効果でカードを2枚ドロー!さらに”ハングリーチーズ”の効果!このカードがハングリー儀式モンスターの素材になった場合、相手モンスターすべの攻撃力を500ダウンさせる!」

 

ハングリーチーズバーガーは口を大きく広げるとチーズを唾を吐く様にユートのモンススターに向かって飛ばした。チーズを体中につけられたユートのモンスター達はすごく嫌そうな表情を見せていた。

 

覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン A3500→3000

 

 

ハングリーチーズ レベル3 水

水族/効果 A1200/D1000

①:このカードの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ハングリー」モンスター1枚を選択し手札に加える。

②:このカードが「ハングリー」儀式モンスターの儀式召喚のためにリリースされた場合、相手モンスター全ての攻撃力を500下げる。

③:このカードを使用して儀式召喚した「ハングリーバーガー」の攻撃力・守備力は300アップし以下の効果を得る。

●1ターンに1度、相手がエクストラデッキからモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。その特殊召喚を無効にしデッキに戻す。

 

 

「”ハングリーチーズバーガー”の効果!1ターンに1度相手モンスター1体の攻撃力を1000ポイントダウンさせる!さらにこのカードがハングリーチーズを儀式召喚の素材にしているならターン終了時までさらに1000ポイントダウンする!」

 

再びハングリーチーズバーガーは口からチーズを吐き出した。しかし今度はチーズの量は多くブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンの体はチーズまみれとなりなった。

 

覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン A3000→1000

 

「バトル!ハングリーチーズバーガーで覇王黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンに攻撃!」

 

「させるか!トラップ発動!<バージェストマ・ディノミスクス>!ハングリーチーズバーガーを対象に発動!手札1枚を捨てて対象モンスターを除外する!俺はハングリーチーズバーガーを選択!!」

 

バージェストマ・ディノミスクスが自身の触手を伸ばし攻撃中のハングリーチーズバーガーに絡みつこうとした。

 

「さらに墓地の”バージェストマ・マレーラ”の効果でこのカードを墓地から守備表示で特殊召喚!これでお前のモンスターはいなくなった!」

 

「それはどうかな?」

 

「何っ!?」

 

「”ハングリーチーズバーガー”の効果!儀式召喚されたこのカードが相手のカード効果でフィールドを離れた場合、手札、墓地からハングリーバーガーを特殊召喚できる!甦れ!<ハングリーバーガー A2000>!!」

 

バージェストマ・ディノミスクスの触手により拘束されそうになったハングリーチーズバーガーは自身のチーズを吐き出し身代わりとする事でバージェストマ・ディノミスクスの触手から何とか逃れる事に成功していた。

 

「さらにこの効果で特殊召喚されたハングリーバーガーの攻撃力は700ポイントアップする!」

 

ハングリーバーガー A2000→2700

 

「バトル続行!ハングリーバーガーでブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンに攻撃!」

 

「まだだ!トラップ発動!<幻影翼>!!ブレイズ・リベリオン・ドラゴンの攻撃力を500アップ!」

 

覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン A1000→1500

 

「これでライフが残る!」

 

「残念だが1手足りなかったようだな。”ハングリーバーガー”の効果発動!」

 

「馬鹿な!?ハングリーバーガーに効果は・・・まさか!?」

 

「”ハングリーチーズバーガー”には他のハングリーモンスター同様自身の効果かこのカードを素材に特殊召喚されたハングリーバーガーは追加効果を与える。その効果は1ターンに1度、相手モンスター1体の攻撃力を700ポイントダウンさせる!」

 

覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン A1500→800

 

 

ハングリーチーズバーガー レベル7 水 修正版

戦士族/儀式 A2500/D2350

「チーズバーガーのレシピ」により降臨。

フィールドか手札から、レベル7以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。

①:1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象に発動できる。対象モンスターの攻撃力を1000ダウンする。このカードが「ハングリーバーガー」または「ハングリーチーズ」を素材に儀式召喚している場合、その後、そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで1000ダウンする。

②:儀式召喚されたこのカードが戦闘または相手のカード効果でフィールドから離れた場合に発動する。自分の手札、墓地から「ハングリーバーガー」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

③:このカードの効果で特殊召喚または、このカードを使用して儀式召喚した「ハングリーバーガー」の攻撃力は700アップし以下の効果を得る。

●1ターンに1度、相手モンスター1体を対象に発動できる。そのモンスター攻撃力を700ダウンする。この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

「ここまでか・・・」

 

「食らいつけ!ハングリーイート!」

 

ユート:LP1300→0

 

 

 

 

ーユーキー

 

「私の勝ちだ。約束通りここで大人しくしてもらおうか。」

 

「ぐっ・・・」

 

デュエルに負けたユートは膝をつきその場で座り込んでいた。シャルは一言話すと俺の元へと向かってきた。

 

「迷惑を掛けたな。」

 

「構わん。仲間を大切に思うこと自体決して悪いわけではない。ただ彼の場合少し冷静さが欠けているのが問題だけどな。」

 

「あいつは自分の故郷をアカデミアに襲われてカードにされたり、仲間を連れさられたりしたからその辺はかなり敏感なんだ。」

 

「私達の世界なら日常だったが、あの様子だと彼のいた世界は平和だったのだろうな。」

 

俺はユートのいるエクシーズ次元には行った事は無いが、おそらくスタンダード同様に平和だったことは間違いないだろう。

 

「そろそろ夕食の時間だな。君達も食べていくといい。」

 

「何から何まですまないな。」

 

「構わん。私との中ではないか。」

 

シャルはそう言うと家に戻って言った。

 

俺は未だに座り込んでいるユートの元に向かった。

 

「ユートお前の気持ちは分かるが少し感情的になりすぎだ。」

 

正直ここで何か言うべきだと思うが俺には慰めの言葉が思いつかない。だから今俺が思っていることをしゃべる事にした。

 

「だがこれだけは覚えておくがいい。感情は時に強大な力になるが使い方を誤れば自らの破滅へと導く事になる。」

 

「・・・・」

 

「逆に言えば感情を制御できればお前はもっと強くなるはずだ。」

 

俺はそう言うとユートに背を向けて家の中に入って言った。

 

「ちょちょっとユーキ!もう少しましな言い方なかったの!?」

 

「ここで慰めの言葉を言ったとしてもあいつのためにはならい。」

 

「でも・・・」

 

「大丈夫だ。ここで立ち止まるような奴なら態々次元を越えたりしないさ。」

 

「はぁ・・・ほんとあんたは厳しいわね。」

 

「悪いが俺はアメとムチの使い方は苦手でな。」

 

その後、俺とミエルはシャルが提供してくれた食事をとる事にした。

 

食事をしてしばらくした時、ユートが部屋に入って来た。

 

「少しは冷静になったか?」

 

「また迷惑を掛けたな。」

 

「構わない。問題はそこからどう動くかだ。それよりもお前も食っておけ。」

 

「ああ。」

 

ーーーーー

 

「さて、食事もした事だし、今後について話し合おうか。」

 

食事を済ませた俺達は今後どうするかを話す事にした。

 

「やはり遊矢達をどう助けなきゃ。」

 

「でもシャルさんの話だと助けるのは難しいんじゃないの?」

 

「その事なんだが実は君たちに2つほど言うべきことがあるのだが。」

 

「どうしたシャル?」

 

「まず1つ目だが、あの後分かった事なのだが、先ほどの3人の他に地下デュエル場でこの3人も捕まっていることが分かったんだ。」

 

そう言ってシャルは俺が見せていた写真の中から権現坂、デニス、黒咲の3人の写真をだした。

 

「つまり、今刑務所には榊遊矢、沢渡、セレナ、権現坂、デニス、黒咲の6人が捕まっていることになるな。」

 

「って!それってほとんど捕まっている事じゃない!?」

 

ミエルの言うとおり、俺達より先に行ったランサーズは先ほどの6人の他に赤馬零児、赤馬零羅、月影の3人しかいない。

 

「はぁ・・・何やってんだこいつらは・・・」

 

「まあそう言うな。ここではちょっとした事で捕まえるような所だ。しかもセキュリティは犯罪者を地の底にまで追い込むような集団だ。」

 

「はぁ・・・そうなると彼らの救出するのがさらに困難になった事になるな。」

 

ただでさえシャルの話から難攻不落と言われているのに助ける数が倍になるとは・・・もういっそ見捨てるか。

 

「そして2つ目だが、もしかしたら向こうから脱獄するかもしれないんだ。」

 

「どういう事だ?」

 

「君たちの仲間と一緒に捕まったシンジなんだが、実はそのシンジの仲間が刑務所近くの港付をうろちょろしていると報告があったんだ。」

 

「それって仲間が捕まったからじゃないの?」

 

「もちろんそれも理由の一つだが、恐らく脱獄を企んでいると俺は睨んでいる。」

 

「脱走だと!?」

 

「ああ、そしてそうなれば彼らとつながりがある君たちの仲間も脱獄に加担する可能性がある。」

 

「なるほど・・・ならその脱走に合わせて・・・」

 

「私達で助ければいいのね!」

 

確かにそれが彼らを救出するにはそれが最適だろうだとすればもう少し情報が必要だ。

 

「シャル、お前の予想からして脱走すると思われるタイミングのタイミングは?」

 

「早くて1週間・・・時間を掛けるなら1年以上って事もあるが、彼なら一刻も早く脱獄を試みると思われるからおそらく前者だろう。」

 

「なら1週間後に一度刑務所に向かおう。もし脱獄の兆しが見えない場合は、先に赤馬零児と合流する。それでいいか?」

 

「俺はそれで構わない。」

 

「私もよ。」

 

「そう言う事だ。すまないがもうしばらく世話になる。」

 

「気にするな。君たちの話から無視できる事でもないからな。こちらとしても君たちに協力しよう。」

 

こうして俺達はシンクロ次元での協力者を手に入れ行動をするのであった。

 




という訳でシャルさんが仲間になりました。
そこで次はオリキャラの紹介を乗せようと思います。

今年ももう少しですが皆さんは今年はどうでしたか?

ではまた次回で

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