では本編へ
一部修正をしました。
「俺のターン！手札のブルー・ブレイズ・リチュアル・ドラゴンを捨てる事で＜再炎星龍ブレイズ・ガイ・アスラ A2200＞を特殊召喚できる！」
現れたのは上半身が人型、下半身が竜の尻尾が生えたモンスターだった。
「さらにカードを２枚伏せてターンエンド！」
ユーキ LP4000 手札1
場
再炎星龍ブレイズ・ガイ・アスラ A2200
伏せ 2
VS
榊游矢 LP4000 手札5
場 0
伏せ 0
「俺のターン！俺はスケール8の”竜穴の魔術師”とスケール4の”EMトランプ・ウッチ”でペンデュラムスケールをセッティング！」
これでレベル5から7のモンスターが同時に召喚可能になった。呼べるのは上級モンスターだけ、だがトランプ・ウィッチのペンデュラム効果にはフィールドのモンスターを素材に融合召喚を行える効果がある。狙いは融合召喚か
「あんたが何者かは知らないが赤馬零児に懺悔できるならお前を倒す！揺れろ！魂のペンデュラム！天空へ描く光のアーク！ペンデュラム召喚！！＜オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン A2500＞！！」
『ギャアアアアアアアアアア！！』
榊游矢の場にオッドアイズが出た瞬間、俺の墓地にいるブルーブレイズが何かに共鳴するかに反応を見せてきた。
思えば俺がこの街に来たのは俺のブルー・ブレイズがこいつのオッドアイズに共鳴した事が理由だったな。今にして思えばあの時に運命が動き出したのかもしれないな。ブルー・ブレイズに導かれこの街に来て、ユート、ユーゴ、そしてユーリ、この３人の持つドラゴンとも共鳴した。そしてそのたびに彼らの様子はおかしかった。
この現象に何の意味があるのかはまだ分からない。だがこの先の戦いの中に答えがあるような気がする。
だが今このデュエルでそれを起こすわけにはいかない。
「悪いが今回は眠ってもらうぞ！カウンタートラップ＜再炎の封印術＞！
墓地のブルーブレイズをデッキの一番下に戻し発動！相手モンスターの特殊召喚を無効にし、デッキの一番下に戻す！」
フィールドに現れたオッドアイの地面から炎でできた魔法陣が突如と出現すると炎がオッドアイズを包み込みフィールドから姿を消した。
「オッドアイズ！？」
「更に互いにこの効果でデッキに戻したモンスターはこのデュエル中、フィールドに出す事も出来ず、効果も無効になり発動できない！」
「何だと！？」
再炎の封印術 カウンター罠
①：相手モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚する際に手札・フィールド・墓地の炎属性儀式モンスター１枚をデッキの一番下に戻して発動できる。その召喚を無効にしデッキの一番下に戻す。お互いにこのデュエル中、このコスト・効果でデッキに戻したモンスターを召喚・特殊召喚できず、モンスター効果の発動と効果は無効になる。
「これでお前のエースのオッドアイズは封じた。」
「くっ！だがお前も使えなくなった。条件は・・・」
「それがどうした。まさか俺のエースが使えないから互角なんて考えてないだろうな？だとしたらとんだ見当違いだ！例えエースを封じられたから戦えないようならこの先のアカデミアとの戦いにも生き残るなんて不可能だ！それとも怖気づいてデュエルを放棄するか？」
「バカにするな！例えオッドアイズが使えなくてもお前なんかに負けはしない！特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在し、相手フィールドのモンスターが自分フィールドのモンスター数以上の場合、手札から＜EMラディッシュ・ホース D2000＞を特殊召喚できる！さらにEMの特殊召喚に成功した事で＜EMヘルプリンセス D1200＞を特殊召喚できる！」
ここでレベル4のモンスターを2体となれば
「俺はレベル4のラディッシュ・ホースとヘルプリンセスでオーバーレイ！漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙！今、降臨せよ！エクシーズ召喚！ランク4！＜ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン A2500＞！」
やはり来たかダーク・リベリオン
それにこの気迫、初めてユートとデュエルした時に感じた感覚に似ている。
「俺はダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの効果発動！オーバーレイユニットを1つ使い相手の場のレベル5以上のモンスターの攻撃力を半分にしその数値分ダーク・リベリオンの攻撃力に加える！トリーズン・ディスチャージ！」
ダーク・リベリオンの翼から放たれた電撃がガイ・アスラを縛りつけようとした。
しかしガイ・アスラは電撃を力づくで払い除けた。
「無駄だ。ブレイズ・ガイ・アスラの特殊能力により自身の攻撃力を下がる事は無い。攻撃力が下がらない以上ダーク・リベリオンの攻撃力も上がらない。」
「だが攻撃力はダーク・リベリオンの方が上だ。バトル！ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンでブレイズ・ガイ・アスラに攻撃！反逆のライトニング・ディスオベイ！」
LP4000→3700
ダーク・リベリオンの牙がブレイズ・ガイ・アスラを貫き履かされると、ユーキはその爆風に巻き込まれ後方へと下がり爆風を免れた。
「トラップ発動！＜再炎の飛び火＞！自分フィールドの再炎モンスターが破壊された場合に発動！デッキから”再炎花ブレイズ・フラワー”を墓地へ送り、デッキから＜再炎雷ブレイズ・サンダー A1500＞を特殊召喚する！さらにカードを１枚ドロー！」
「墓地肥やしにリクルーターにさらにドローだと！？」
「もちろんリスクはある。発動後俺は1000ポイントのダメージを受ける。」
LP3700→2700
再炎の飛び火 罠
「再炎の飛び火」は１ターンに１度しか使用できない。
①：自分のエクストラデッキにカードが存在せず、自分フィールドの「再炎」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「再炎」カード1枚を墓地に送り、デッキからレベル4以下の「再炎」モンスター１体を特殊召喚し、デッキから1枚ドローする。その後自分は1000のダメージを受ける。
②：このカードが墓地に存在し、自分フィールドの「再炎」儀式モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードをデッキの一番下に戻し、デッキから１枚ドローする。
「くっ！俺はカードを1枚伏せてターンエンド。」
ユーキ LP2700 手札2
場
再炎雷ブレイズ・サンダー A1500
伏せ 0
VS
榊游矢 LP4000 手札0
場
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン A2500 ORU×1
伏せ 1
P：竜穴の魔術師 8 4 EMトランプ・ウッチ
「俺のターン！マジックカード＜再炎の布石＞！デッキから”再炎爆竜ブレイズ・レックス”と”祝福の再炎”を墓地へ送り、500のダメージを受ける。さらにエクストラデッキにカードがないため”再炎死霊魔術師ブレイズ・ネクロマンサー”を墓地へ送る。」
LP2700→2200
「さらに手札から速攻魔法＜再炎クイックドロー＞！自分フィールドに再炎モンスターが存在し、このターンに効果ダメージを受けている場合、デッキから２枚ドローする！」
「墓地の”ブレイズ・フラワー”の効果！自分のライフが相手より少ない場合、このカードをデッキに戻し、2000ポイントライフを回復する。」
LP2200→4200
「減っていたライフが回復した！？」
「＜再炎獣ブレイズ・ビースト A1800＞を召喚。そして”ブレイズ・サンダー”の効果発動！1ターンに1度、相手モンスター１体の攻撃力を500ポイントダウンさせる！そのカードがエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターならさらに1000ポイントダウンする！その後俺は500ポイントのダメージを受ける。」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン A2500→2000→1000
LP4200→3700
「これで攻撃力は上回った。バトル！ブレイズ・ビーストでダーク・リベリオンに攻撃！」
「そうはいかない！」
そう言うと游矢はフィールド内を走り回り、近くに落ちていたアクションカードを拾い上げた。
「アクションマジック＜回避＞！攻撃を無効にする！」
「かわしたか。だがブレイズ・ビーストは効果ダメージを受けたターンの間、モンスターに2回攻撃ができる。再びダーク・リベリオンに攻撃！」
「まだだ！アクションマジック＜奇跡＞！バトルでの破壊されず戦闘ダメージは半分となる！」
LP4000→3600
奇跡によりダメージを半減して攻撃を凌がれた。
だがここで游矢にとって予期せぬことが起きた。
戦闘で起きた爆風が強く、アクションカードを取るために体制が不安定もあってバラウンスを崩し転んでしまった。
「ブレイズ・サンダーでダーク・リベリオンに攻撃！」
ユーキは游矢の状態など気にもせず、ブレイズ・サンダーに攻撃宣言をした。
LP3600→3100
遊矢は体制を立て直そうとしたがダーク・リベリオンの破壊によって生じた爆発は凄まじく、再び体制を崩し地面を転がり落ちた。
「ぐっ・・・何て衝撃だ！だがこれであいつの場のモンスターは攻撃が終了し・・・っ！？」
そう言おうとした遊矢の場には前のターンに破壊セれたブレイズ・ガイ・アスラの姿があった。
「”ブレイズ・ガイ・アスラ”の効果。このカードが墓地に存在し、再炎モンスターが相手モンスターを破壊した場合、墓地のこのカードを特殊召喚できる。最もこの効果で特殊召喚したターン、このモンスターは戦闘ダメージは半分になるがな。」
再炎星龍ブレイズ・ガイ・アスラ レベル6 炎
幻竜族/効果 A2200/D200
①：このカードは手札の炎属性儀式モンスター1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
②：このカードの攻撃力は下がらない。
③：このカードが戦闘を行うまたは破壊したモンスターの効果は無効になる。
④：このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「再炎」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したターン、相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
「だが攻撃は可能だ！ブレイズ・ガイ・アスラでダイレクトアタック！」
LP3100→2000
「うわああああ！！」
「カードを1枚伏せてターンエンド。」
「・・・エンドフェズに永続トラップ＜連成する振動＞を発動！1ターンに1度、自分のペンデュラムゾーンのカードを１枚破壊する事でカードを１枚ドローする。俺はトラップ・ウィッチを破壊し１枚ドロー！」
ユーキ LP3700 手札1
場
再炎星龍ブレイズ・ガイ・アスラ A2200
再炎獣ブレイズ・ビースト A1800
再炎雷ブレイズ・サンダー A1500
伏せ 1
VS
榊游矢 LP2000 手札1
場 0
伏せ 0
連成する振動
P：竜穴の魔術師 8
EXデッキ：EMトランプ・ウッチ
このデュエルは後2話かかるつもりです。
それと前から予告していましたコラボですが正式に募集を開始したいと思います。詳しくは活動報告を確認してください。
ではまた次回へ