因みにガチャを1かい回したら途中で落ちてしまって再起動して確認したらパッションリップが当たってまいて驚きました。
では本編へ
※オリカの効果を一部修正しました。
ーユートー
俺は自分の身に何が起こったのかよく分かずにいた。
謎の声が聞こえて、気が付くと体中を青黒い炎に包まれていた。
だが熱さは特に完実、むしろさっきまでの痛みがなくなり、むしろ力がみなぎる感覚だ。
俺は立ち上がると、そんな俺を見て遊矢達は驚いていた。
まあ驚くのは無理がない。普通炎に燃える人が何かお変えずに立ち上がったのだから。
だが今は周りを気にしていられそうにない。
この感覚がなくなる前に決着をつける。
そう思うと俺はデュエルディスクを構え、
「俺の・・・ターーーーーーーーン！！」
デッキからカードを引いた。
「行くぞ遊矢！これがラストターンだ！」
「っ！」
「俺は儀式魔法＜再炎幻影騎士団リライト＞を発動！！」
俺がドローしたカードを発動するとフィールド上に祭壇とそれを囲むように黒く燃える松明が4つ現れた。
「このカードは手札、フィールドからレベル、ランクの合計が10以上になるように闇属性または炎属性モンスターをリリースして手札・デッキから儀式召喚を行う！」
「デッキから儀式召喚だと！？」
「さらに自分の墓地のダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンを除外する事で儀式召喚の素材にできる！俺は手札の”ヘルレイカー”を生贄に墓地の”ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン”を除外！」
再炎幻影騎士団リライト 儀式魔法
「覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン」の降臨に必要。
①：手札・フィールドからレベル・ランクの合計が10以上になるように炎属性・闇属性モンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分の墓地から「リベリオン」Xモンスターまたは「ブルーブレイズ」儀式モンスターを除外し、手札・デッキから「覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン」を儀式召喚する。エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、自分の墓地・除外ゾーンからも儀式召喚する事ができる。
②：墓地のこのカードを除外して発動できる。除外されている「幻影騎士団」モンスターまたは炎属性儀式モンスター1体を特殊召喚する。
祭壇の上にダーク・リベリオンが現れると周りの蒼く燃える松明の炎がダーク・リベリオンの元に向かうとダーク・リベリオンを包みだし、一つの黒い炎の塊とかした。
「究極龍から離れし反逆の竜よ！蒼き炎の力で新たな命と姿へと書き換えろ！」
ダーク・リベリオンを覆っていた蒼い炎が次第に黒くなり、蒼黒い色へと変化した。
「儀式召喚！！降臨せよ！＜覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン A3500＞」
ユートがカードをデュエルディスクにセットすると同時に、フィールドのに存在した黒い炎の塊が弾け、その中身が姿を現した。
まず初めに姿を現した翼はダーク・リベリオンの羽とその翼よりも大きな翼、合わせて4枚の翼で構成され、両手には細長い剣が腕から伸びており、顔の牙も、下顎に加え、左右からも大きな牙が飛び出していた黒いドラゴンがそこにいた。
「このドラゴンは・・・」
「”ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン”の効果発動！このカードの儀式召喚に成功した時、相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの攻撃力を全て半分にする！」
ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンの両手から伸びた剣から蒼黒い炎が燃えだすと、まるで鞭のごとく振り回し、遊矢のモンスター達を拘束した。
「さらにダーク・リベリオンを儀式召喚の素材にしている場合、その数値の合計分をブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンに加える！リライト・オーバードライブ！！」
更に拘束したモンスターから炎を伝ってブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンにパワーを吸い上げてきた。
覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン A3000→1500
竜魔人クイーンドラグーン A2200→1100
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン A2500→1250
覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン
A3500＋1500＋1100＋1250
＝7350
覇皇黒炎龍ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴン レベル10 炎
ドラゴン族/儀式/効果 A3500/D3000
「再炎幻影騎士団リライト」の効果で降臨
自分のエクストラデッキに裏側表示のカードが存在する場合、このカードの属性はルール上闇属性として扱う。
①：自分フィールドに炎属性儀式モンスターまたは闇属性Xモンスターが存在する時に手札のこのカードを捨てて発動できる。相手フィールドのモンスター全ての攻撃力を半分にする。この効果は相手ターンにも発動できる。
②：このカードの儀式召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスター全ての攻撃力を半分にする。その後、このカードの儀式召喚に使用したモンスターに応じて以下の効果を得る。
●「ブルーブレイズ」儀式モンスター：この効果で変化した数値の合計分のダメージを相手に与える。
●「リベリオン」Xモンスター：ターン終了時までこの効果で変化した数値の合計分をこのカードの攻撃力に加える。
③：このカードは相手のXモンスターの効果の対象にならず効果を受けない。
④：このカードは相手フィールドの元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスター全てに攻撃ができる。
「攻撃力7350！？」
「バトル！！ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンでオッドアイズ・リベリオン・ドラゴンに攻撃！！」
ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンは翼から突如と青黒い炎がまるで鳥の羽のように燃えだし、天高く上空へと飛び出した。さらに顔の牙と両手の剣からも蒼黒い炎も燃えだした。
「終焉のブレイジング・ディスオベイ！！」
天空にいたブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンはそこから急降下し遊矢のモンスター達に向かって突撃し行った。
遊矢たちのモンスターも反撃しようとしたがブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンの炎の拘束により身動きが取れず、ブルーブレイズ・リベリオン・ドラゴンの攻撃を直撃した。
「またしても…俺の邪魔をするのか！！」
LP600→0
「ぐああああああああああああ！！！！」
遊矢のライフが0になると同時にモンスターの破壊による大爆発が発生し、近くにいた遊矢は後方へと飛ばされた。
そして地面に叩きつけられた。
「遊矢！！」
俺は遊矢に近づいた。
「・・・」
そこにはさっきまでの禍々しいオーラは無く、疲れ切った顔で眠っていた。
「遊矢…ぐぅ！」
後ろから声が聞こえ振り向くと、そこにはさっきいた少女と体を引きずりながら歩く難いのでかい男が遊矢の元へと歩いてきた。
「…大丈夫、気絶しているだけか。」
「そうか…」
男の方は遊矢の無事に安心したのか少し笑顔な顔をした。
「とにかくここより安全な場所へ移動しよう。2人は動けるか？」
「私は大した怪我はないけど…」
そう言うと少女は男の方を向いた
「大丈夫だ。この男権現坂この程度の痛みなどどうって事は無い。」
「そうかなら行くぞ。」
そう言って俺は遊矢を担いで遺跡エリアを移動するのだった。
ーユーキー
「…さっきのは一体何だったんだ…」
俺はさっきまで光っていたブルーブレイズのカードを見てそう呟いた。
あの後、一瞬だがまた頭痛が起こしたがすぐにそれも収まった。
結局俺はまだこいつの事を全然知らなかったんだな。
それに以前俺が頭痛した時もブルーブレイズが大きく反応をしていた。
この事から俺の頭痛とブルーブレイズには何か繋がりがあるのかもしれない。
だが今その事を考えても仕方がないな。
「とにかく今は柊柚子を追いかけなくちゃ！」
俺は思う事を置いていて、氷山エリアへと向かった。
結論から言うと柊柚子は見つかった。
ただしアカデミアに囲まれていた。
しかも服装が何故か変わっていた。
「ハァ…仕方がないな・・・そのデュエル待った！」
俺はそう叫ぶと柊柚子の近くへ飛び出した。
「またあなたなの！」
俺の姿を現すと柊柚子がそう叫んだ。
「またって随分と失礼だな。せっかく助けてあげようとしているのに。」
「え？」
「こっちにも色々あるんだよ。とにかくここは俺に任せて置け。」
そう言って俺は仮面集団の３人に向かってデュエルディスクを構えた。
「おいおいまさか俺達３人相手にたった1人で戦う気か？」
「その通りだが？」
「舐めあがって！」
「さっさとカード化してやる！」
仮面集団達も俺の挑発に乗ってかデュエルディスクを構えだした。
「「「「デュエル！！」」」」
今回登場させたオリカですが、最初は儀式とエクシーズの2つを合わせたものにして、デュエル開始時にエクストラデッキならエクシーズ、メインデッキなら儀式扱いにしようと思ったけど、ものすごくややこしい事になりそうなので没にしました。
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