遊戯王ARCーV 生き残った儀式使い   作:AMs

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遅れてしまって申し訳ありません。パソコンの調子が悪かったり、学校の用事が忙しかったりして、デュエルリンクスに熱中したりなどがあり遅れてしましました。

皆さんは新ルールはどう思ってますか?活動報告にそれについて書いてますからよかったらそちらもどうぞ。


19話 不動VSリバース

さてまずは様子見よ。

 

「私の先攻!モンスターを裏守備表示で召喚!カードを1枚伏せてターンエンドよ。」

 

 

ミエル LP4000 手札3

場 

裏守備モンスター×1

伏せ 1

VS

権現坂 LP4000 手札5

場 0

伏せ 0

 

 

「俺のターン!俺は<超重武者カゲボウ-C A500>!このカードをリリースする事で、手札から超重武者1体を特殊召喚する!いざ出陣!<超重武者ビッグベン-K D3500>!!」

 

「威勢よく上級モンスターを出しているけど守備表示じゃ私のモンスターを倒せないよ。」

 

「ビッグベンーKは守備表示のまま攻撃ができる!」

 

「ウソ!?」

 

「バトル!ビッグベンーKで裏守備モンスターに攻撃!」

 

裏守備モンスター→占術姫コインノーマ D1400

 

「”コインノーマ”のリバース効果発動!デッキからレベル3以上のリバースモンスターを裏守備表示で特殊召喚する!私は<禁忌の壺 D3000>を裏守備表示で特殊召喚!」

 

「俺はこれでターンエンドだ。」

 

 

ミエル LP4000 手札3

場 

裏守備モンスター(禁忌の壺 D3000)

伏せ 1

VS

権現坂 LP4000 手札4

場 

超重武者ビッグベン-K D3500

伏せ 0

 

 

「私のターン!私は禁忌の壺を反転召喚!そしてリバース効果発動!禁忌の壺はリバースした時に4つの効果の内1つを選択する。その効果で相手フィールドのもスターをすべて破壊する!」

 

「させん!俺は手札から”超重武者装留ファイヤー・アーマー”を捨てて効果発動!ビッグベンーKの守備力を800ダウンさせる事で、このターンビッグベンーKは戦闘・効果では破壊されない!」

 

禁忌の壺がビッグベンーKを吸い込もうとしたがファイヤー・アーマーの妨害に合い、禁忌の壺の効果は不発に終わった。

 

超重武者ビッグベン-K D3500→2700

 

「やるね。だったらこれならどうよ!マジックカード<儀式の下準備>!デッキから”聖占術の儀式”と”聖占術姫タロットレイ”を手札に加える。」

 

「儀式魔法と儀式モンスターを同時に手札に加えるだと!?」

 

「私は儀式魔法<聖占術の儀式>を発動!フィールドの禁忌の壺をリリース!全てを見通す太古の巫女よ。古の秘術によりて今よみがえれ!儀式召喚!レベル9!<聖占術姫タロットレイ A2700>!」

 

今相手のモンスターは破壊する事は出来ない。だったら

 

「モンスターを裏守備表示でセット。そして”タロットレイ”の効果発動!1ターンに1度、フィールド上の裏守備モンスターを表側攻撃表示にする!フルリバース!」

 

セットモンスター→シャドール・ドラゴン A1900

 

ミエルがリバースさせたモンスターは全身が黒く、所々に糸が取り付けられたドラゴンだった。

 

「”シャドール・ドラゴン”のリバース効果発動!このカードがリバースした時、相手フィールドのカード1枚を手札に戻す!いくら破壊耐性があっても、直接手札に戻しちゃえば関係ない!」

 

「それも通さん!俺は墓地の”カゲボウ-C”の効果発動!自分フィールドの超重武者を対象とした効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して、その効果を無効にして破壊する!」

 

「これも通らないの!?…私はこれでターンエンド。エンドフェイズに”タロットレイ”の効果で墓地から<禁忌の壺 D3000>を裏守備表示で特殊召喚する。」

 

「エンドフェイズにビッグベンーKの守備力も元に戻る。」

 

超重武者ビッグベン-K D2700→3500

 

ミエル LP4000 手札2

場 

聖占術姫タロットレイ A2700

裏守備モンスター(禁忌の壺 D3000)

伏せ 1

VS

権現坂 LP4000 手札3

場 

超重武者ビッグベン-K D3500

伏せ 0

 

 

「俺のターン!俺の墓地にマジック・トラップが存在しない時、チューナーモンスター<超重武者ホラガ-E D600>を特殊召喚できる!」

 

チューナーモンスターって事は狙いはシンクロね。

 

「そうはさせないわ!”タロットレイ”の効果発動!私は裏守備表示の禁忌の壺を表側攻撃表示にしてリバース効果発動!再びあんたのモンスターをすべて破壊する!」

 

禁忌の壺はさっきと同じ様に権現坂のモンスターを壺の中に吸い込もうとした。さっきと違い妨害は無く、モンスター達は壺の中へと消えて行った。

 

「すまぬベンーK…だがこれで禁忌の壺の効果は使えん。相手フィールドにモンスターが2体以上存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない時<超重武者テンB-N D1800>を特殊召喚できる!このカードの特殊召喚に成功した時、墓地からレベル4以下の超重武者1体を守備表示で特殊召喚する!俺は<超重武者ホラガ-E D600>を墓地から特殊召喚する!」

 

「それも通さないわ!リバースカードオープン!速攻魔法<月の書>!ホラガーEを裏守備にする!」

 

「またしても…ならば!俺はてんBーNとホラガーEをリリースし<超重武神フドウミョウ-O A1000>をアドバンス召喚!この瞬間”ホラガーE”の効果発動!このカードが超重武者のアドバンス召喚のためにリリースされた場合、墓地から特殊召喚できる!フドウミョウーOは超重武者としても扱う。三度甦れ<超重武者ホラガ-E D600>!」

 

 

超重武神フドウミョウ-O 星8 地 (アニメオリカ)

機械族/効果 A1000/D3000

このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。

①:自分・相手のバトルフェイズに、自分フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。自分フィールドの「超重武者」モンスター1体をリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後バトルフェイズを終了する。このターン、対象のモンスターとこのカードは効果では破壊されない。

②:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。

③:1ターンに1度、フィールドのモンスターを2体まで対象として発動できる。このカードがモンスターゾーンに存在する限り、ターン終了時まで、対象のモンスターは戦闘・効果では破壊されない。この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

くっさすがにこれ以上防ぐ手はない

 

「どうやら万策尽きたようだな。なら今度こそ行くぞ!俺はレベル8のフドウミョウーOにレベル2のホラガーEをチューニング!荒ぶる神よ、千の刃の咆哮と共に砂塵渦巻く戦場いくさばに現れよ!シンクロ召喚!いざ出陣!レベル10!<超重荒神スサノ-O D3800>!」。」

 

ついにシンクロ召喚を成功させられてしまったか。はぁ…せっかくユーキが『お前のデッキはモンスターを裏守備にしたり禁忌の壺で妨害できるかシンクロやエクシーズといった召喚法に対しては出される前に妨害した方がいい』ってアドバイスしてくれたのに…

 

「さらに手札から”超重武者装留ダブル・ホーン”の効果発動!このカードをスサノーOに装備する!そして

装備モンスターは2回攻撃を可能にする!」

 

「スサノーOが守備表示って事は…」

 

「そう、スサノーOも守備表示のまま攻撃ができる!スサノーOでタトットレイに攻撃!クサナギソード・斬!」

 

LP4000→2900

 

「続けて禁忌の壺に攻撃!」

 

LP2900→1100

 

「きゃああ!!」

 

「メインフェイズ2、俺は”スサノーO”の効果発動!自分の墓地にマジック、トラップが存在しない時、相手の墓地のマジック、トラップを1枚俺の場にセットできる!俺はお前の墓地から月の書をセットする!」

 

「私のカードが!」

 

「俺はこれでターンエンドだ。」

 

 

ミエル LP1100 手札2

場 0

伏せ 0

VS

権現坂 LP4000 手札0

場 

超重荒神スサノ-O D3800

伏せ 1(月の書)

超重武者装留ダブル・ホーン(スサノーOに装備)

 

 

「私のターン!墓地の”聖占術の儀式”の効果発動!このカードを除外して、デッキから2枚目の”コインノーマ”を手札に加える。」

 

これであのモンスターに奪われる心配は無くなった。次は…

 

「私はライフを800払って装備魔法<契約の履行>を発動!」

 

LP1100→300

 

「墓地から<聖占術姫タロットレイ A2700>を特殊召喚する!」

 

「私は”タロットレイ”の効果発動!スサノーOを裏守備表示にする!フルスリープ!」

 

「ならば速攻魔法<月の書>!お前のタトットレイを裏守備にする!」

 

やはり使ってきたか。まあ、また禁忌の壺を使われたら一溜まりもないからね。でもこれでスサノーOの守備攻撃をするためには一度リバースしなければならなかったから少しは抑止力になったはず。

 

「スサノーOによりセットされたカードは墓地にいかずゲームから除外される。」

 

どうやら再利用はできないみたいね。先に聖占術の儀式を使っていて正解だったわ。今の手札では

 

「私はモンスターを裏守備表示でセット。カードを1枚伏せてターンエンドよ。」

 

 

ミエル LP300 手札1

場 

裏守備(聖占術姫タロットレイ D1200)

裏守備

伏せ 1

VS

権現坂 LP4000 手札0

裏守備(超重荒神スサノ-O D3800)

伏せ 0

 

「俺のターン!スサノーOを反転召喚!」

 

超重荒神スサノ-O A2400

 

やっぱり攻撃表示にしてきたか。

 

「バトル!スサノーOで裏守備表示のタロットレイに攻撃!」

 

「リバースカードオープン!トラップカード<堕ち影の蠢き>!このカードはデッキからシャドール・ビーストを墓地に送る。その後、セットされていた<シャドール・リザード D1000>を表側守備表示にする!」

 

「コインノーマじゃないだと!?」

 

どうやら相手は私がセットしたモンスターが前のターンに手札に加えたコインノーマだと思っていたようだ。まあ特に深い意味は似ないのだけどね。

 

「この瞬間墓地にいった”シャドール・ビースト”と”シャドール・リザード”のリバース効果を発動!シャドール・ビーストの効果でデッキから1枚ドローする。さらにシャドール・リザードの効果でフィールドのモンスター1体を破壊する!今度こそスサノーOを破壊よ!」

 

「スサノーO!!(今手札には超重武者装留マカルガエシがある。このカードは守備表示で破壊された超重武者を墓地から特殊召喚するカード。だが攻撃表示で破壊されたら蘇生は出来ない。どうやらここまでのようだな)…俺はこれでターンエンドだ。」

 

 

 

ミエル LP300 手札2(占術姫コインノーマ)

場 

裏守備(聖占術姫タロットレイ D1200)

シャドール・リザード D1000

伏せ 1

VS

権現坂 LP4000 手札1

場 0

伏せ 0

 

 

相手の場にモンスターはいない。このまま決めるよ!

 

「私のターン!タロットレイとシャドール・リザードを攻撃表示に変更してバトル!2体のモンスターでダイレクトアタック!」

 

LP4000→0

 

 

ーーーー

 

「ふぅ何とか勝てた。」

 

さすが守備表示で攻撃するだけあって守備力が高かったわ。おかげで裏守備にしても倒すのが困難だった。

 

そんな事を考えていると対戦相手の権現坂が私の方に来た。

 

「いいデュエルだった。これが賭けのペンデュラムカードだ。」

 

私は権現坂からペンデュラムカードを受け取った。

 

「貴方もいいデュエルだったわ。」

 

さて次はどこに向かおうかな

 

そんな事を考えてたら

 

何か不穏な気配を感じた。

 

「っ!何この感じは…」

 

「ん?どうかしたか?」

 

権現坂は私の表情の変化に疑問を持ち問い掛けてきた。

 

その時、近くから爆発音がした。それは私が不穏な気配がした方と同じ方向だった。

 

普通なら近くで誰かがデュエルをしているだけだと思う。だけど私はどうしてもそうは思えなかった。

 

私は危険は承知で不穏な気配がする方に向かって走った。

 

「おいどうした!」

 

いきなり走り出したに権現坂が呼び止めるが私はそんなのを無視して走った。

 

ーーー

 

「なに…これ…」

 

不穏な気配を追って向かってたどり着くとそこにいたのは変な仮面をつけた3人組と一人のデュエリストだった。私は一瞬そのデュエリストがユーキかと思ったが

 

「いきなり走り出してどうしたんだ…あれは遊矢か?」

 

私を追ってきた権現坂の一言で違うと分かった。確か前にユーキが榊游矢と間違えられたことがあるって言っていたな。

 

「しかしあの禍々しさだ…」

 

権現坂も言う通り、榊游矢は明らかに普通ではなかった。なんと言えばいいのか彼からは禍々しいオーラが出ていた。恐らくさっき感じたのはこれだろう。

そして彼の場にいる黒いドラゴンからも同じように禍々しいオーラが放たれていた。

 

「バトル!オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンでダイレクトアタック!反旗の逆鱗 ストライク・ディスオベイ!」

 

彼の攻撃命令と共に黒いドラゴンは翼の部分が開き、そこからエネルギーの翼が広がり、そのまま仮面集団に向かって突進していった。その際、突き出た顎が地面を抉り、仮面集団の近くにたどり着くと顎を上げ仮面集団を襲った。

 

「「「ぐぁあああああああああああああ!!!」」」

 

仮面集団はその攻撃で後方に突き飛ばされ気絶した。

 

「何て攻撃だ…あれが本当にあの遊矢なのか?」

 

権現坂は今の光景に驚きを隠せずにいた。

 

「…」

 

そんな私達に榊游矢が気が付いたようでこっちを向いた。その顔はおぞましく怒りに満ちていた。

 

「…次はお前たちが相手か。」

 

そう言うと榊游矢はデュエルディスクを私達に向かった構えた。

 

「遊矢!いったいどうしたんだ!」

 

「…」

 

「ダメか…こうなったらデュエルで止めるしかあるまい!」

 

そう言うと権現坂はデュエルディスクを構えた。

 

私も権現坂の横に立ちデュエルディスクを構えた。

 

「私も手伝うわ。」

 

「助かる。行くぞ!」

 

「「「デュエル!!」」」

 




最後らへんはグダグダすみません。どうしてもうまく書けなくて無理やり感があります。

次回は逆鱗遊矢VSミエル&権現坂になると思いますが、もしかしたらユーキサイドの話になるかもしれません。

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