遊戯王ARCーV 生き残った儀式使い   作:AMs

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投稿遅れてしまって申し訳ございません。

そう言えば皆さんはマキシマムクライシスは買いましたか?

自分は長年まった憑依装着ライナがOSG化して喜びノーレアだと知って少し落ち込みました。
そして試しに4パック買ったら、カースドジャベリンとカグヤ(ノーレア)が当たりました。
ノーレアの中では1番の辺りなのですが、ライナが欲しかった俺からしたら…どうも俺はパック買いすると高確率で欲しいカードじゃないレアカードが当たる事が多いみたいです。

では本編へどうぞ


18話 仮面の奇術師

赤馬零児の話から2日後、予定通り舞網市チャンピオンシップ3回戦は街全体を使ったバトルロアイヤルとなった。

 

大会出場者は会場に集まりそこで実況者から今回のルールを説明された。

簡単にまとめると火山・氷山・遺跡・密林の4エリアに分かれていて、その中でばら撒かれたペンデュラムカードの奪い合いだ。

 

周りの選手を見まわすとその中で榊遊矢と柊柚子が俺を見ていた。恐らくあの晩に起きる出来事について聞きたいんだろうな。だが俺自身もあれが何だったのか解らないから話しようがないがな。

 

このバトルロイヤル開始と共に俺と黒咲はそれぞれ別々に行動をする事にした。

このバトルロイヤルはアカデミアの襲撃に備えるのと同時にランサーズにふさわしい人材を探すのが目的だ。

 

 

ーーーーー

 

大会が開始して約1時間が経過した。

その間にも様々な人とデュエルをしペンデュラムカードをかなりの数を入手した。

そして今俺は火山エリアにいる。

 

「ここが火山エリアか。しかし暑さまで再現されるとはな。」

 

そんな事を思いながら火山エリアを歩いているとオレンジ色の髪をした1人の男を発見した。

 

「次はあいつにするか…」

 

俺が男に近づくと相手も気づいたのか俺の方を振り向いた。

 

「おや?誰かと思ったら遊矢じゃない。まだこのエリアにいたんだね?」

 

どうやらこいつは榊遊矢の知り合いのようだな。全くこのネタはもういいだろ

 

「悪いが俺は榊遊矢じゃない。」

 

「あれ?そうだったの?いや悪いね。似ていたものだからつい。僕はデニスよろしくね。」

 

「ユーキだ。挨拶そうそう悪いが始めるぞ。」

 

そう言うとお互いにデュエルディスクを構えた

 

「「デュエル!!」」

 

 

「僕の先攻!まずはこの子から僕は<Emトリック・クラウン A1600>を召喚!さらに僕は永続魔法<バリア・バブル>を発動!このカードがフィールド上に存在する限り、僕のEmは1ターンに1度、戦闘では破壊されず、Emとの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする!」

 

厄介なカードだな。恐らく奴のデッキはEmと言うカードを中心だろう。そうなると相手のダメージを与えるにはバーン効果かダイレクトアタックしかない。

 

「僕はこれでターンエンド。」

 

 

ユーキ LP4000 手札5

場 0

伏せ 0

VS

デニス LP4000 手札3

場 

Emトリック・クラウン A1600

伏せ 0

バリア・バブル

 

 

「俺のターン!」

 

まずはあのピエロを倒すか

 

「俺は永続魔法<再炎コール>を発動!」

 

さて運試しと行きますか。

 

俺は近くに落ちていたアクションカードを拾った。

 

さて何を引いたかな?おっこれは

 

「アクショントラップ<ブービー・フレイム>!自分に200ポイントのダメージを与える!」

 

俺がアクションカードを拾った瞬間、地面が突如と小さく爆発した。

 

LP4000→3800

 

ブービー・フレイム アクション罠

①:このカードを手札に加えたプレイヤーに200のダメージを与える。

 

 

「いきなりアクショントラップなんて、これって出落ちってやつ?きみ随分運が悪いね。」

 

「いや、むしろ運がいい方だ。」

 

「何?」

 

「自分が効果ダメージを受けた時、手札から<再炎鳥ブレイズ・バード A1000>を特殊召喚し、受けたダメージ分ライフを回復する!」

 

LP3800→4000

 

「続いて”再炎コール”の効果発動!自分が効果ダメージを受けた事でデッキから再炎モンスター”再炎獣ブレイズ・ビースト”を手札に加える。」

 

「さらに!ブレイズ・バードが特殊召喚に成功した事で、デッキから再炎の儀式を手札に加える。」

 

「ダメージを帳消しにするだけでなく、新たにモンスターを出してさらにカードを手札に加える。本来デメリットのアクショントラップをこんな形で使うなんて…」

 

相手は俺のプレイを見て驚いた様子を見せていた。

 

「今手札に加えた<再炎獣ブレイズ・ビースト A1800>を召喚してバトル!ブレイズ・ビーストでトリック・クラウンに攻撃!」

 

「だがバリア・バブルの効果でトリック・クラウンは1ターンに1度、戦闘では破壊されず、僕へのダメージも0になる!」

 

ブレイズ・ビーストがトリック・クラウンに向かって噛みつこうとしたが、トリック・クラウンの周りを包むようにシャボン玉が覆い、ブレイズ・ビーストの攻撃を防いだ。

 

「だがブレイズ・ビーストは自分が効果ダメージを受けたターン、このカードは相手モンスターに2回攻撃できる。」

 

「何!?まさかここまで考えてアクショントラップを…」

 

「バリア・バブルで防げるのは1度だけ、やれブレイズ・ビースト!」

 

ブレイズ・ビーストが再びトリック・クラウンに向かって噛みついてきた。さっきみたいにシャボン玉のバリアもなくそのままかみ砕かれた。

 

「へえやるね。でも”トリック・クラウン”の効果発動!このカードが墓地に送られた場合、墓地からEm1体を攻撃力守備力を0にして特殊召喚する。僕はトリック・クラウンを復活させる。その後、1000ポイントのダメージを受ける。」

 

Emトリック・クラウン D0

 

LP4000→3000

 

「蘇生効果持ちか。しかも1度場を離れたからバブル・バリアの効果が再び適応されまた2回攻撃しない破壊できなくなったか。だがこっちも”ブレイズ・ビースト”の効果を発動!このカードが相手モンスターを戦闘で破壊した時、デッキからレベル4以下の再炎モンスターを特殊召喚する。来い!<再炎雷ブレイズ・サンダー A1500>!」

 

「これで彼の場にまだ攻撃ができるモンスターが2体…」

 

「ブレイズ・バードでトリック・クラウンに攻撃!」

 

「バリア・バブルの効果で1度だけ戦闘では破壊されない!」

 

「ブレイズ・サンダーで攻撃!」

 

「くっ!トリック・クラウンの効果は1ターンに1度だけしか使用できない。」

 

まさかたった1体のモンスターを倒すのにこんなに苦戦するとは。それにしても奴のデッキもしかしたら…なら

 

「メイン2!俺は儀式魔法<再炎の儀式>を発動!フィールドのブレイズ・バードと手札の再炎スネークを

生贄に捧げる!再生繰り返せし炎の射出機よ、炎の魂を弾丸に変え敵を貫け!降臨せよ!レベル5<再炎射出機ブレイズ・カタパルト D3000>!儀式召喚の素材になった再炎スネークは墓地から手札に戻る。俺はカードを1枚伏せてターンエンド。」

 

 

ユーキ LP4000 手札3(再炎スネーク)

場 

再炎獣ブレイズ・ビースト A1800

再炎雷ブレイズ・サンダー A1500

再炎射出機ブレイズ・カタパルト D3000

伏せ 1

再炎コール

VS

デニス LP3000 手札3

場 0

伏せ 0

バリア・バブル

 

 

「やってくれたね。それじゃあ今度は僕の番だ。僕のターンドロー!フィールドに2体以上モンスターが存在する時、手札の<Emハットトリッカー A1100>を特殊召喚できる!そして…」

 

そう言うとデニスは岩の上に置かれていたアクションカードを取った。

 

「おやこれは…僕は拾ったのもアクショントラップ<ブービー・フレイム>!その効果で僕は200のダメージを受ける。」

 

アイツも俺と同じアクショントラップを引いたか。普通ならデメリットでしかないカードだが恐らく奴はわざとあのカードを拾ったはず。となると次に来るのは…

 

「この瞬間、”ハットトリッカー”の効果を発動!僕が効果ダメージを受ける時、このカードにEmカウンターを1つ置き、ダメージを0にする。」

 

Emハットトリッカー Emカウンター 0→1

 

やはりダメージ無効効果を持っていたか。

 

「無駄だ!ブレイズ・カタパルトがフィールドに存在する限り、効果ダメージは無効にならず、ダメージを減らす事もできない!」

 

LP3000→2800

 

やつのデッキは恐らく俺と同じ自分への効果ダメージを駆使して戦うデッキ。なら当然ダメージを無効にする効果も持つカードもあるはずと呼んだがどうやら読みは当たりのようだな。

 

「ぐっ!やるねぇ。まさか僕がダメージを無効にする事を読んでたなんて…少し予定が狂ってしまったけどやる事に変わりはない。僕は<Emフレイム・イーター A1200>を召喚!このカードの召喚に成功した時、互いのプレイヤーに500ポイントのダメージを与える!そして僕は再び”ハットトリッカー”の効果を発動!」

 

「何度やっても無駄だ!ブレイズ・カタパルトが存在する限り、効果ダメージを減らせない!」

 

「でもハットトリッカーにEmカウンターは1つ乗せる事は出来る。」

 

Emハットトリッカー Emカウンター 1→2

 

LP4000→3500

 

LP2800→2300

 

ダメージを無効にできないってわかっていながらも効果を使ってくるだと?となると奴の狙いはあのモンスターにカウンターを乗せる事か?

 

「だが俺が効果ダメージを受けた事で”再炎コール”の効果発動!デッキから”再炎の妖精”を手札に加える!」

 

「僕はマジックカード<エンタメイジ・リボーン>を発動!このカードは墓地からEmを特殊召喚する!ただし発動後、僕は500のダメージを受ける。そしてハットトリッカーの効果を発動するけど君のブレイズ・カタパルトの効果でダメージを0にできない。だけどEmカウンターを乗せる。」

 

Emハットトリッカー Emカウンター 2→3

 

「そしてエンタメイジ・リボーンの効果で甦れ!トリック・クラウン!」

 

LP2300→1800

 

 

エンタメイジ・リボーン 通常魔法(オリカ)

「エンタメイジ・リボーン」は1ターンに1度しか発動できない。

①:自分の墓地の「Em」モンスター1体を対象に発動する。そのモンスターを墓地から特殊召喚する。その後、自分は500ダメージを受ける。この効果を発動したターン自分は魔法使い族以外のモンスターを召喚・特殊召喚できない。

 

 

Emハットトリッカー A1100→3300

 

「ハットトリッカーの攻撃力が上がっただと!?」

 

「ハットトリッカーは自分にEmカウンターが3つ乗っている時、このカードの攻撃力を3300にする効果があるんだよ。」

 

「チッ!そのためにダメージを受けると分かっていながらカウンターを溜めていたのか!」

 

まさか下級モンスターを上級モンスタークラスの攻撃力にするとは。確かにこれなら多少のリスクを背負ってもカウンターを溜めた事に納得がいく。

 

「さて、そろそろ主役を登場と行きますか。僕はレレベル4のトリック・クラウンとフレイム・イーターでオーバーレイ!」

 

あいつユート達と同じエクシーズ使いだったのか!?

 

「show must go on!天空の奇術師よ 華やかに舞台を駆け巡れ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク4!<Emトラピーズ・マジシャン A2500>!」

 

「それがお前のエースか!」

 

「その通り。さあショーの始まりだ!僕は”トラピーズ・マジシャン”の効果発動!1ターンに1度オーバーレイユニットを1つ使い、このターンハットトリッカーは2回攻撃を可能にする!」

 

連続攻撃を可能にする効果か。確かに攻撃力3300の2回攻撃は脅威だな

 

「バトル!僕はハットトリッカーでブレイズ・カタパルトに攻撃!」

 

「させるか!”ブレイズ・サンダー”の効果発動!1ターンに1度、相手モンスターの攻撃力を500ポイントダウンさせる!ただし、発動後自分は500ポイントのダメージを受ける。俺はハットトリッカーを選択!」

 

ブレイズ・サンダーの手から電撃が放たれハットトリッカーを襲った

 

「そうはいけないよ!」

 

デニスはすぐに走り出すと近くに落ちていたアクションカードを拾った。

 

「アクションマジック”ノータッチ”!カード効果の対象になる時、その効果を無効にする!」

 

ブレイズ・サンダーが放った電撃はハットトリッカーに当たる直前で触れる事が出来ず不発に終わった。

そしてハットとリッカハーはその大きな手でブレイズ・カタパルトを掴むとそのまま遠くに投げ込んだ。

 

 

再炎雷ブレイズ・サンダー レベル3 炎

雷族/効果 A1500/D200

①:1ターンに1度、自分のエクストラデッキに裏側表示のカードが存在しない場合、相手フィールドのモンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターの攻撃力を500ダウンし、自分は500のダメージを受ける。さらにそのモンスターがエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターだった場合、そのモンスターの攻撃力をエンドフィエイズまで1000ダウンする。この効果は相手ターンでも発動できる。

②:このカードが効果で破壊またはリリースされた場合に発動できる。デッキ・墓地から「再炎雷ブレイズ・サンダー」以外の「再炎」モンスター1枚を手札に加える。

 

 

ノータッチ アクション魔法 

①:自分フィールドのカードを対象にする魔法・罠・モンスター効果が発動した時に発動できる。その効果を無効にする。

 

 

「続いて、ブレイズ・ビーストに攻撃!」

 

先ほどと同様にブレイズ・ビーストを掴むとそのまま遠くへと投げ込んだ。

 

LP3500→2000

 

「さらにトラピーズ・マジシャンでブレイズ・サンダーに攻撃!」

 

トラピーズ・マジシャンは手に持つステッキの端から光の紐を伸ばすとまるで空中ブランコ上にすると、そのまま落ちる勢いを使って、ブレイズ・サンダーを蹴りこんだ。

 

LP2000→1000

 

「ぐあああ!!」

 

「バトルフェイズ終了時、トラピーズ・マジシャンの効果を受けたモンスターは破壊されるけど、バリア・バブルの効果で破壊されない。」

 

「デメリットの対策も万全ってわけか。」

 

「僕はこれでターンエンド。ちなみにトラピーズ・マジシャンがフィールドに存在する限り、このカードの攻撃力以下の効果ダメージは受けないから注意してね。」

 

 

ユーキ LP1000 手札4(再炎スネーク、再炎の妖精)

場 0

伏せ 1

再炎コール

VS

デニス LP1800 手札1

場 

Emトラピーズ・マジシャン A2500 ORU×1

Emハットトリッカー A3300 Emカウンター×3

伏せ 0

バリア・バブル

 

 

「俺のターン!」

 

まさかあの状況を突破するとは。だがそのためにやつは大幅にライフを削った。

このターンで決める!

 

「儀式魔法<破壊と再生の降臨>!手札の再炎の妖精を生贄に捧げる!破壊と再生を繰り返す不死の竜よ、その蒼き炎ですべての敵を焼き尽くせ!儀式召喚!降臨せよ!レベル8!<ブルーブレイズ・リチュアル・ドラゴン A2800>!!」

 

『グアアアアアアアアア!!』

 

「”ブルーブレイズ”の効果発動!このカードの特殊召喚に成功した時、このカード以外のモンスター1体を破壊する!トラピーズマジシャンを破壊!」

 

「バリア・バブルの効果で破壊を無効にする!」

 

「だが守れるのは1度だけ!さらに装備魔法<ダブル・アームズ>をブルーブレイズに装備!バトル!ブルーブレイズ・リチュアル・ドラゴンでトラピーズ・マジシャンに攻撃!煉獄のブレイズドライブ!!」

 

全身を炎に纏ったブルーブレイズはトラピーズ・マジシャンに突撃しトラピーズ・マジシャンは破壊された。

 

「だがバリア・バブルの効果で僕への戦闘ダメージは0になる。そしてトラピーズ・マジシャンが破壊された時、デッキからEmを1体特殊召喚する!」

 

「お前に次のターンはない!”ブルーブレイズ”の効果発動!戦闘でモンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力か守備力、どちらか高い方の数値の半分のダメージを与える!」

 

「だがそれでも僕が受けるのは1250。まだ僕のライフはまだ残る!」

 

「装備魔法”ダブル・アームズ”の効果により、装備モンスターがプレーヤーに与える効果ダメージは2倍となる。」

 

「なっ!?とう言う事は実質トラピーズ・マジシャンの攻撃力分のダメージを受けるわけか…そうはさせない!僕は手札から”Emダメージ・ジャグラー”の効果を発動!手札のこのカードを捨てて、効果ダメージを与える効果の発動を無効にしそのカードを破壊する!」

 

「無駄だ!カウンタートラップ!<ダメージ・ブースト>!効果ダメージを無効にする効果を無効にする!さらに相手に与えるダメージを倍になる!ダブル・アームズの効果も合わせて合計5000のダメージを喰らいな!」

 

 

ダブル・アームズ 装備魔法 アニメオリカ

①:装備モンスターが効果でプレイヤーに与えるダメージは2倍になる。

 

 

ダメージ・ブースト カウンター罠 アニメオリカ

①:自分のダメージ効果を無効にするカード効果を無効にして破壊する。ダメージ効果の数値は2倍になる。

 

 

LP1800→0

 

「ぐああああああああああああ!!!」

 

 

ーーー

 

「いやあまさか効果ダメージで負けるなんて、君なかなかやるね。」

 

「…まあな。それよりペンデュラムカードを…」

 

デュエルが終わり、デニスが俺に話しかけてきた。それを俺はそっけなく答えた。

 

「おっと忘れるところだった。はい。」

 

俺はデニスからペンデュラムカードを取りだすと俺に渡した。

 

「確かにいただいた。じゃあな。」

 

俺はデニスからペンデュラムカードを受け取りこの場を去ろうとした。

 

「ちょっといくらなんでもそっけなさすぎないかい?」

 

たしかにこいつの言う通りいかもな。だが何故だろうか長年の経験からこいつはどうも胡散臭いんだよな。と言っても何も証拠がないから何とも言えないがな。

 

「別にお前と話す事なんてないからな。じゃあ今度こそあばよ。」

 

そう言って俺は次の相手を探しに向かうのだった。

 

ーーーーーー

 

場所は変わり遺跡エリア。そこに方中ミエルが手に水晶を持ちながら歩いていた。

 

「これで3人目。かなりペンデュラムカードが集まったわ。」

 

彼女はバトルロアイヤルが開始してからすでに3回デュエルをしてそのすべてに勝利していた。

 

「それにしてもユーキとは中々会えないな…でも逆にそれでいいのかも。やっぱりこういうのは決勝で会おうってのがお約束みたいなものだし。でもそれじゃあ戦えないフラグになってしまう…」

 

ミエルがそんな事を考えていたら前方から下駄を履いて頭に鉢巻をまいたあ大男が歩いていた。

 

「まっユーキなら絶対に勝ちあがってくるはず。ならまずはこの戦いに生き残る事を考えなくちゃ…ねえそこの君私とデュエルしなさい!」

 

「よかろう。この男権現坂、挑まれたデュエルには全力で答えるまでだ!」

 

そう言ってミエルと権現坂はデュエルディスクを構えるのだった。

 

「「デュエル!!」」




今回禁止カードが出てきましたがEm単体デッキなので大目に見てください。と言っても次にデニスのデュエルがあるか不明ですが。
因みに基本的に禁止制限は守るつもりです。

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