インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

91 / 195
異世界編
第91話


イチカ達は軽い昼食を取った後、セシル達と浜辺を歩いていたら

 

『お久しぶりですイチカさん。』

 

「その声、白騎士か?」

 

『はい、イチカさん達はサードシフトを果たす前にフォースシフトの条件をクリアしてしまったため、私達はイチカさん達と会話する事ができる様になりました。』

 

「私達は・・・」

 

「サードシフトをする前に・・・」

 

「フォースシフトの条件を満たしている・・・」

 

流石のセシル達も驚いたが、頭の良いイチカは

 

「白騎士・・・、フォースシフトの条件はもしかして・・・」

 

『私達の世界に貴方達、操縦者が来ることですよ!ですがイチカさん達がサードシフトの条件を満たすのはハッキリ言ってこの世界では難しいですね。むしろ不可能に近いかと・・・』

 

「白騎士さんそれはどういう事ですか?」

 

白騎士にセシルが質問すると今度は

 

『フォースシフトの条件を果たしたイチカさん達ですのでサービスで教えます。』

 

『サードシフトの条件は自分よりも強い、強者と本気で戦い続ける事です。』

 

「でしたら私達が戦えば良いのでは?」

 

『貴女達はイチカさんやセシリアさん、そしてステラさんと死闘ができますか?』

 

「それは・・・」

 

『できませんよね?』

 

セシル達は自分達のISに突っ込まれ

 

『ですので私達は貴方達を別の世界、つまり平行世界に招待する事にしました。』

 

『ただその世界でサードシフトをの条件を満たせるかは私達でもわかりません』

 

『ですが何事も経験です!』

 

『だから楽しみにしてくださいね!』

 

「「「楽しみにできませんわ!」」」

 

と軽い自分達のISにセシル達が突っ込んだが

 

『ではご案内しますね!』

 

「おい白騎士、俺達はまだ行くと言ってないぞ!」

 

『イチカさん、これはもう一人の姉としての計らいです、覚悟を決めてください!』

 

「・・・ わかったよ、セシル達はどうする?」

 

「「「もちろんイチカさんについて行きますわ!」」」

 

こうしてイチカ達は白騎士達に導かれる様に自分達のISが光輝いた。

 

 

その頃、束さんは

 

「え?イチカ君達のISの反応が消えた?」

 

「おい束、そんなに慌ててどうしたんだ?」

 

「ちーちゃん大変、イチカ君達のISの反応が消えちゃった!」

 

「束、それはどう言う事だ!」

 

「私でもわからないよ!」

 

束さんと千冬姉さんは消えたイチカ達を探す為、作戦ルームをフル稼働させていた。

 

 

その頃、平行世界に渡ったイチカ達は

 

「ここが平行世界・・・」

 

「私達の世界と変わりませんわね?」

 

イチカセシルは本当に平行世界に来たのか疑問を持つと

 

「おいお前達、ここは関係以外立ち入り禁、し?」

 

イチカ達が声がした方を振り向くと、千冬姉さんがいた。

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。