インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

84 / 195
第84話

サードシフトを果たした福音の攻撃は激しく、ステラもエミリアを守りながら戦う事ができなくなってしまい

 

「お姉ちゃん避けて!」

 

近接戦闘をするエミリアに大量のエネルギー弾が当たろうとした瞬間、エミリアの前にステラのビームシールドの様な四角い膜がエミリアを守り

 

「エミリア、ステラ、遅くなってすまない。」

 

エミリアとステラの耳に愛する人の声が聞こえ振り向くとイチカとセシルがいて

 

「エミリアさん、ステラ、心配かけてごめんなさい!」

 

「イチカさん、セシル、無事でよかったわ。」

 

「イチカさん、セシル、生きててよかった!」

 

エミリアとステラは半泣きして無事を祝うが、イチカはエミリアとステラの前に浮くと

 

「さぁ福音、ここからは俺との戦いだ!」

 

「いいえイチカさん」

 

「「「私達の戦いです!」」」

 

セシル達はイチカを囲む様に浮くと

 

「そうだな・・・、セシルは援護を、ステラは福音からの攻撃から俺達を守りながら攻撃を、エミリアは俺と一緒に福音の攻撃を頼む!」

 

「「「はい!」」」

 

イチカはビームライフルとバスターブレードが合わさった片刃のビームガンスラッシュを両手に展開。エミリアはビームで刃ができたサイズを展開して、セシルは二挺に別れたスターゲイザーを両手に持ち、ステラは七連砲身が上下に搭載されたビームガトリングと両肩にレールガンを展開して福音に攻撃を始めた。

イチカとエミリアは三枚一対になったウイングスラスターを使ったリボルバーで福音を攪乱しながら福音を切りつけ、セシルがその隙間に二挺のビームスナイパーライフルで攻撃をして、ステラは福音のエネルギー弾を打ち落としながら福音からの攻撃からイチカ達を守っていく。

 

その頃、離れた場所からイチカ達の戦いを見ている千冬姉さんと専用機持ちはその連携に息を飲みながら見ているが

 

「機体の性能も、イチカさん達の連携も次元が違いすぎる。あの中に入れと言われても無理だわ・・・」

 

「イチカさん達すごい・・・」

 

マドカと簪はイチカ達の音速戦闘での連携にただ見ているだけしかなく

 

「これからはセシル達を怒らせるのは止めよ・・・」

 

「姉さん当たって砕ければ良いわ。」

 

「シャルルは僕に死ねと言うのかな?」

 

シャル姉妹は漫才をやっており

 

「イチカさん達すごいです!」

 

「若や姉御達のいる世界に私もたどり着けるだろうか。」

 

『ラウラさん、聞こえてましてよ!』

 

クロエはイチカ達の戦いに感服し、ラウラ余計な事を言って処刑が確定し・・・

 

「あれがセカンドシフトを果たしたイチカ達の機体の真の性能・・・」

 

「単機でも化け物なのに、あの4人を敵に回したら簡単に国が落ちるわね・・・」

 

千冬姉さんはセカンドシフトを果たしたフェアリーの真の性能に何も言えず、鈴はイチカ達を敵に回した国の末路が見えた。




題名を変更させていただきました。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。