インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

59 / 195
第59話

イチカ達は春風と千冬姉さんそしてマドカでご飯を食べていると、そこに刀奈と簪が来て一緒にご飯を食べることになったが、春風は刀奈と簪を見ると

 

「あなた達のお母さんはもしかして、夏色(なつき)って名前であってる??」

 

「何で母の名前を知っているのですか?」

 

春風は刀奈と簪の母の名前を言った瞬間、刀奈は驚いて春風に聞いたら春風は

 

「やっぱり私の名前は更識から抹消されてるのね・・・、でもしょうがないか、駆け落ち同然で家出をしたのだから。私の旧姓は更識春風、あなた達の母夏色の姉よ!」

 

春風が刀奈と簪に言った瞬間、千冬姉さんとマドカそして刀奈と簪と刀奈に付いてきた虚は目を丸くして固まった。だが春風はさらに

 

「まさか夏色の子供に会えるなんて人生捨てたものじゃないわね。」

 

と春風は一人楽しんでいたが、さきに我に戻った千冬は春風に

 

「母さん、それは本当なのですか?」

 

「えぇ本当よ千冬、彼女達の髪の色と瞳の色は私と夏色の母と同じ色よ、だけど私の髪の色と瞳の色は父譲りだけどね。でも千冬とマドカそしてイチカの細胞レベルでのオーバースペックは私譲りだけどね♪」

 

どうやら織斑家の人外は母親譲りたったらしいが春風はさらに

 

「でもこのオーバースペックは更識家の長女にしか遺伝しないはずなのに、まさかマドカとイチカにも遺伝してたなんて私も驚いたわ。」

 

とニコニコとぶっ飛んだ話をしている春風に我に帰った刀奈は

 

「それでようやくわかったわ、捜索を祖母達に打ち切られても母が貴女を探していた理由が・・・。とすると、織斑先生とマドカちゃんそしてイチカ君は私と簪ちゃんの従姉妹て事よね?」

 

「そうよ刀奈ちゃん、私の娘達は貴女達の従姉妹になるわよ。」

 

春風と刀奈が喋っていると千冬姉さんが

 

「そうか、じゃあ今後刀奈が悪さしたら教師としてではなく、身内として躾る事ができるな。」

 

千冬姉さんがそう言った瞬間、刀奈は顔を青ざめながら助けを求めるため簪を見たが

 

「自業自得よお姉ちゃん・・・。」

 

と言われ、刀奈は最愛の妹に見捨てられた事にショックを受けて真っ白になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イチカとセシルは昼食を取り終わり、アリーナのピットにいたがそこにイギリスにいるはずの束さんが現れ

 

「イチカ君、頼まれてたホワイトフェアリーの装備完成したから、持ってきたよ!基本設計はイチカ君が設計した通りだけど、束さんが少し改良してEコアを搭載させたから火力面も上がったから、後でカタログ見といてね!」

 

と束さんに言われ、イチカは束さんがインストールしてる間にスペックを見た。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。