インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第5話

束さんにIS委員会の正体を話してから2時間後、イチカとセシルは社長室の奥にある部屋にいた

 

「この度は集まっていただきありがとうございます。」

 

「緊急召集をかけると言う事は何かあったのかF.I?」

 

「はい、先程フランスがIS委員会に落ちました。」

 

「それは本当かP.I?」

 

「本当です、P.T。わが社にP.Dから小包が届き、中にはラファールの設計データと救援要請があり、P.Dとその元妻そしてその娘の救助をフランス周辺にいるR.Pに依頼しました。」

 

「やはりP.Dの現妻はIS委員会の回し者だったか。」

 

俺が各国のファントムと話しているとセシルのスマホが鳴り、セシルが出て内容聞いた後セシルは俺に内容を話してくれてその内容を各国のファントムに話した

 

「皆さんR.Fからの報告です、P.Dの救助は成功直ぐにイギリス行きの飛行機に乗せるそうです。」

 

「それは良かった、P.Iもし何かあったら私に話なさい。」

 

「ありがとうございますP.B、ではまた何かありましたら連絡させて頂きます。」

 

 

 

俺はチャンネルを切り部屋を出た後エミリアを呼び直ぐにセシルと一緒に空港に向かった。

 

 

俺は車の中でデュノア夫妻達に住んでもらう家の手配と必要最低限の生活必需品の手配をしながら

 

「セシル、年が明けたら一度日本に行ってみないか?」

 

「そうですね、一度行ってみたいですわお兄様の産まれた日本に。」

 

俺とセシルは年が明けたら日本に行くことを決め、車の中で年相応の話をし30分後車は空港に着いた。

 

 

「セシル、夫妻を乗せた飛行機は後どの位でつく?」

 

「そうですね、予定では後一時間位だと思いますわ。」

 

「だったらそこのカフェでお茶をしながら待つことにしないか?今日の仕事はもう無いのだから!」

 

「良いですわねお兄様!」

 

 

俺とセシルはデュノア夫妻達が着くのをカフェで待つことにして、数十分後に俺のスマホが鳴り出ると相手は日本のIS開発をしている倉持研究所で、BT兵器の適合者がいるからBT兵器搭載型ISを一緒に作らないかと言う事で、先方に「年明けに日本に行く予定があるのでその時に話しましょう」と伝えると直ぐにOKを出してくれて、俺は適合者の名前を聞くと驚いた、何故なら適合者の名前は織斑マドカだったからだ。

 

俺は彼女の希望を教えてもらい、俺は倉持に共同開発の提供をすると伝えると、来月初めに技術者と開発者を派遣をすると言ってきたので、俺は直ぐにOKを出して追加で本人も来れないか倉持に聞くと、本人に聞いてから後日また電話すると言って電話を切った。

 


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