インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon 作:焔鬼
イチカ達がマドカと会った後四人で買い物に戻り、その後俺とセシルはホテルに戻ると楯無さんから電話があり
『イチカ君久しぶりだね。』
「どうかされましたか?」
『君に吉報を伝えようと思ってな。』
「吉報とはどう言う内容ですか?」
『更識の情報部が君の母、春風の生存を知り確認したところ、どうやら亡国フランス支部旧デュノア社に囚われている事がわかった』
「それは本当ですか?」
『デュノア社に潜入している人から送られた髪や唾液からDNA検査したところ、本人だと確認できた。』
「その事は千冬姉さんとマドカは知っているのですか?」
『今度の作戦、フランス奪還作戦に支障があるといけないから話していない。』
「わかりました、今度の作戦はP.Dの娘がIS学園に来てからになりますが、母の救出はP.Bの部隊に頼みたいと思います。」
『わかった、今回の作戦は全て君に任せる。一応更識のコネで音速ジェット機を何時でも使えるようにしておくから、何かあったら連絡してくれ。』
「ありがとうございます楯無さん。」
俺と楯無との電話が終わりしばらくすると、セシルがシャワーから出て来て椅子に座っている俺の上にまたがり
軽いキスをしてきて
「イチカさん久しぶりにどうですか?」
と言って来たので、今度は俺からセシルにキスをして
俺の上から退いたセシルをお姫さま抱っこでベットに運び、そのままセシルと愛し合った。
次の日の朝、俺のスマホにマドカから電話があり
『イチカ兄さん、今からセシリアさんとあの女の家に行けない?柳韻さんが謝罪したいらしいから』
「わかった、今すぐ着替えてマドカの所に行くよ」
『待ってるね兄さん。』
マドカはそう言って電話を切り、俺はまだ寝てるセシルにキスをして起こすと
「イチカさんどうされました?ふあぁ~・・・」
「マドカから電話があって、柳韻さんが俺達に謝罪したいらしい。」
「わかりましたまわ・・・すこし待っててください。」
セシルはそう言って眠気を落とす為、ふらふらとシャワーを浴びに行くと部屋のドアが鳴り
「イチカ君、僕だけどセシリアと朝食食べに行かない?」
俺はドアを開けてシャルを中にいれた
「あれ、セシリアは?」
「セシルなら今シャワー浴びてるよ。」
「そうなんだ、本当にイチカ君とセシリアは仲が良いよね~。」
「そうか?俺達はいつも通りたぞ。」
「やっぱりイチカ達は知らないんだね」
「何をだ?」
「これだよ、これ!」
シャルが出したのは一冊の雑誌だった。シャルは雑誌のあるページを開けイチカに見せると、世界有名セレブカップル集と書かれており、シャルはその中でもセレブカップルベスト10を見せてくると
「イチカ君とセシリアはベストカップルのトップ3にいつも入って来る世界有名カップルなんだよ!」
それをシャルから聞いて俺は世界のマスコミに呆れたが、そこにシャワーを浴び終わったセシルが出て来るとシャルは顔を真っ赤にして
「セシリア、イチカの前なのに何て格好してるんだよ!」
「あら、シャルさんいらしていたのですか。」
「とりあえず、イチカ君の前だから服を着てください!」
「それは大丈夫ですわ」
「へ?」
「だってイチカさんには、私の全てを差し上げましたので。」
「セシリア、それって・・・」
「えぇ、私の初めてもイチカさんに差し上げましたよ。」
それを聞いてシャルは完全にセシリアからイチカを奪いとる事をあきらめた。