インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第20話

イチカ達が外に出ると奴等は援軍を呼んだみたいでISの数はざっと10機いた、千冬姉さんは更識本社から借りた量産型ISを纏いマドカは黒蝶、刀奈さんはミステリアス・レイディを、そしてセシルは今朝渡したティア改Ⅱを展開したが、セシルは敵の中に知っている顔を見つけて

 

「貴女はフランスの前代表フローラ!まさかIS委員会に入るとは驚いたわ!」

 

「久しぶりねセシリア・オルコット、まさかティターニアが私達の敵に回るなんてお笑いだわ。」

 

「どう言う事かしらフローラ?」

 

「だってそうでしょ?男は女の奴隷なのに貴女はそんな素晴らしい世界を否定してる男共の味方をしている。つまり貴女は売女になったのでしょ?」

 

「可笑しくて笑いそうだわフローラ、じゃああちらで貴女の味方と戦っているブリュンヒルデ織斑千冬さんもそうなるのかしら?」

 

「何?」

 

フローラはセシリアに言われた方に顔を向けると、セシリアが言ったとおりブリュンヒルデが敵に回っておりフローラは驚くが二度セシリアに顔を向け

 

「この売女共が!」

 

フローラはラファールのスラスターを吹かし、セシリアに迫るがその加速は通常のラファールよりも早く、セシリアは

 

「チッ、軍用改造を施したラファールですわね!」

 

「そうよ、貴女の専用機はこの前破壊されたと監視者から聞いたからね、さぁ覚悟しなさいこの売女が!」

 

 

イチカがブルーティアーズから使えるパーツと武器をティアに移植してできる限り、ブルーティアーズに性能を近づけたがスラスターの数や初めて乗った機体と言う事もあり、セシリアは苦戦していた。

 

 

セシルはブルーティアーズに装備されていたインセプターを展開してフローラに向けてイグニッションブーストで加速した刺突をするが、セシルはまだティアの感覚かつかめておらずフローラのカウンターでインセプターを手放してしまい、すぐさま得意のスターライトとブルーティアーズの波状攻撃に切り換えフローラを攻めるが、汎用機のティアでは専用機のブルーティアーズほど射撃が安定せず、BT兵器も前にイチカがティアでも使えるように改造しただけのティアではうまくコントロール出来ずにフローラに落とされていき、フローラがセシリアの隙をついてパイルバンカーを展開して迫った瞬間、セシリアは死を覚悟した。

 

 

 

 

 

俺はセシルが心配で外に出てくると、セシルは前モンドグロッソ3位のフランス前代表フローラと戦っていたが、セシルは慣れない機体と言う事もあり苦戦していて、フローラが突然パイルバンカーを展開したため俺はセシルのエネルギーを見ると残り100で、今のエネルギー残量であれをセシルが受けたら絶対防御を貫通してセシルは致命傷を受けてしまう。

 

イチカがそう思った瞬間、イチカの中で何かが弾け頭の中がクリアになり瞳のハイライトは消え、イチカは近くにあったインセプターを持ちフローラに向けて走り出した。

イチカは他のラファールから飛んでくる弾丸のうち致命傷になる弾丸だけをインセプターで弾きながら、フローラに迫った瞬間動けないラファールを足場に高くジャンプしてフローラの右肩を絶対防御ごと貫くと、激痛にフローラは顔を歪めるがすぐに使える左手でイチカをビルに向けて吹き飛ばした。




次回スターライトのまだ使っていなかったバスターモードがでるよ!

すみませんヒロインを一人増やそうとしています、相手は幼馴染のステラ王女でコアナンバー0004赤のコアです。

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